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■23夏5日目 前途多難な貴景勝
今日の一番は貴景勝対翔猿戦である。貴景勝は初日苦手阿炎を変則的な攻めで退けた。もう一人の苦手が翔猿である。もっか3連敗中である。 相撲は突き合いになった。翔猿がまわりこんではたく。そこで右四つになった
2023/05/18 21:39
■23夏4日目 勝ちたい病に取りつかれた霧馬山
今日の一番は大関を目指す霧馬山対錦富士である。場所前こう予想した。意外なことに霧馬山対錦富士戦は1度も実現していない。今年の一月場所錦富士は幕内上位だったが、取組はなかった。霧馬山は確実に勝っておきた
2023/05/17 21:58
■23夏3日目 大関をかける場所は相撲内容が重要
今日の一番は何と言っても若元春対正代戦である。入幕2年目対元大関。まさに力のこもった一番になった。 四つ身を争って若元春おっつけ左四つ。正代ふってもろ差し、一気に出る。向こう正面、窮地の若元春が渾身の
2023/05/16 22:23
■23夏2日目 押せない貴景勝がいた
今日の一番は豊昇龍対翠富士戦である。豊昇龍は翠富士に対して2勝5敗と苦戦している。河津掛けで勝ったことがあった。翠富士は豊昇龍にとって難敵である。 相撲は翠富士が2本入って、豊昇龍が抱え込む。この苦し
2023/05/15 21:41
■23夏初日 注目3力士まずまずの好スタート
雲が立ち込めるなか、大相撲五月場所が始まった。年6場所だとさすがに次の場所が来るのが早く感じる。気負いからか国技館には10時半ごろ着いた。久々の4人マス。相撲仲間で占めて観戦した。 初日早々高安の休場
2023/05/14 21:47
2023年五月場所直前考
2023年五月場所のチケットは完売となった。大阪場所が15日間満員御礼だったのに引き続いてことだから大相撲人気はかなり戻ってきたといえる。コロナで制限されたなかからの脱却とともに迎えた人気回復といえる
2023/05/13 11:35
どこまで成長する!期待のホープ
さる三月場所、金峰山と北青鵬が入幕した。また、落合が幕下1場所で十両入りした。いずれも楽しみで期待が大きいホープといえる。彼らの出世争いが見ものである。 昭和40年代、期待されたホープが角界のプリンス
2023/05/12 13:35
2023年五月場所気になるやつら
五月場所特に注目されているわけではないが、気になる力士がいる。場合によっては思わぬ活躍をする可能性を秘めている。そんな4力士をピックアップしてみた。 ■豊昇龍来たる五月場所で8場所連続関脇・小結在位で
2023/05/11 13:31
躍進!若元春
来たる五月場所若元春は関脇で登場する。三月場所は小結で上位が詰まっているなかで躍進といえる。十両時代は12場所(1場所コロナ部屋ごと休場を含む)におよんでいたから入幕してからの快進撃は予想できなかった
2023/05/10 13:57
霧馬山15番勝負 下
大関昇進なるか。引き続き霧馬山の対戦相手をみていこう。 6(●〇〇●〇×)8貴景勝霧馬山に1不戦勝がある。一月場所優勝した貴景勝にすくい投げで勝っている。実力は縮まってきている。貴景勝が押し切れば問題
2023/05/09 09:31
逸ノ城の幕内人生 下
引き続き逸ノ城の幕内人生をみていこう。 2019年、特筆すべきは三月場所で14勝1敗をあげたことである。逸ノ城は前頭4枚目であった。大関陣の高安・豪栄道・栃ノ心戦はあった。1敗は栃ノ心によるものだった
2023/05/08 09:19
31歳照ノ富士の行方
照ノ富士は30歳で1回優勝している。昨年11月末の31歳からは全休2場所を経て五月場所を迎える。31歳照ノ富士は再び優勝できるのか。そこで照ノ富士の31歳を検証するため、横綱出身の30歳以降の優勝を調
2023/05/07 12:32
霧馬山15番勝負 上
現在大関は貴景勝一人である。大関が喉から手が出るほどほしい状況にある。昨年様々な優勝者が出た。御嶽海は大関に昇進したが短命に終わった。ほかの優勝者は大関につながらなかった。その中で霧馬山が連続2ケタ勝
2023/05/06 12:18
逸ノ城の幕内人生 上
引退した逸ノ城は長い間湊(元湊富士)部屋の看板力士であった。湊部屋は幕下力士がいないから看板力士は当分生まれない。諒兎馬が幕下にいたが、現在は三段目筆頭である。逸ノ城は部屋の看板力士として関取生活は5
2023/05/05 14:49
逸ノ城引退の読み!?
幕内に復帰した逸ノ城が突然引退した。先場所朝乃山戦を制し、14勝1敗で十両優勝しただけに意外な感じがした。理由は腰痛だという。確かに力士は腰との戦いがある。マッサージを受けながら土俵にあがる力士がいる
2023/05/04 12:24
角番貴景勝の期待値
優勝から一転角番となったのが貴景勝である。貴景勝は6度目の角番である。1度は失敗して関脇に降格している。大関在位22場所中7場所負け越している。 <三月場所6日目御嶽海に敗れた翌日から休場> 貴景勝の
2023/05/03 08:22
意外に難しい幕内上位連続2ケタ勝利
以前、大関を目指す増位山にマスコミが今場所の目標を尋ねた。増位山は8勝と答えた。マスコミは、えっと言って意外な表情をした。増位山は「8勝しなければ10勝はできないでしょ」とつけ加えた。 霧馬山が11勝
2023/05/02 12:03
2023年五月場所番付の視点
風薫る5月。五月場所の番付が発表された。 1横綱1大関の番付は3場所目を迎えた。東前頭筆頭以上は頭打ち状態である。若隆景以外の4関脇2小結は全員勝ち越した。東筆頭阿炎も東2枚目で9勝しながら1枚しか上
2023/05/01 11:25
横綱の初日の対戦相手 明治・大正
横綱の初日の対戦相手は少なくても一人は小結が対戦相手というのが慣例になっている。最近は一人横綱照ノ富士が3場所連続全休で、大関貴景勝が初日小結戦を担っている。それでは横綱の初日対戦相手はどのような変遷
2023/04/30 14:18
最後の優勝から横綱引退までの場所数
横綱は力が衰えても地位が降格することはない。残された道は引退しかない。そこで横綱は最後の優勝から横綱引退まで何場所で引退したか調査してみた。 横綱は実質地位化した常陸山以降の東京横綱とした。大阪横綱宮
2023/04/29 14:38
協会先行で誕生した横綱鏡里
大関若乃花(初代)が無類の強さを発揮していたときの話である。明日は鏡里と対戦することになった。ある記者が鏡里に取材した。「明日は若乃花ですがいかかがですか」と訊いた。ぶしつけな質問に周囲は、はっとした
2023/04/28 12:07
人口減少が相撲界に与える影響
さる三月場所は検温や飲食制限がなくなり、通常開催に戻ったように思えた。しかし、戻っていないモノがあった。前相撲である。昨年もなかった。理由は卒業シーズンである。新弟子のなかにいったん学校に戻る者がいて
2023/04/27 11:47
5人の朝潮 下
4代目朝潮新入幕 昭和26年春場所引退 昭和37年一月場所前幕内在位51場所最高位 横綱大関在位11場所横綱在位16場所 今も昔も期待される力士はいる。だが、戦後最大限期待された力士が朝潮である。1
2023/04/26 12:15
土俵が揺れた日
大相撲の土俵は15尺である。出たら負けになるという格闘技はほかにない。ほとんどの格闘技は組むか離れて戦うかのどちらかである。ところが相撲は土俵があるからどちらも兼ねる珍しい特徴をもつ。 15尺土俵に変
2023/04/25 15:03
四股名あれこれ ひらがな変換編
これまで四股名あれこれは漢字が中心だった。一から十まで頭につく四股名1文字漢字四股名色の字がはいった四股名東西南北がはいった四股名~花~の(ノ、乃)山などを扱ってきた。 今回は趣向をかえて四股名をひら
2023/04/24 13:30
5人の朝潮 中
引き続き3人の朝潮(汐)をみていこう。 3代目朝潮(男女ノ川)新入幕 昭和3年春場所引退 昭和17年春場所幕内在位35場所最高位 横綱大関在位4場所横綱在位12場所 <男女ノ川のブロマイド> 昭和3
2023/04/23 11:14
海外巡業思いつくまま
コロナ禍では控えていた巡業も徐々に復活してきている。巡業は協会主催ではなく、勧進元が主催者である。相撲仲間が春巡業の藤沢巡業、靖国巡業にいってきたということを聞いた。 巡業は勧進元次第だが、ずっと実現
2023/04/22 14:28
炎鵬は幕内に復帰できるか
三月場所、炎鵬は十両5枚目で9勝6敗と勝ち越した。五月場所、幕内を狙える位置まで番付を上げてくることが予想される。炎鵬が幕内を落ちてから久しい。すでに2年2場所たった。炎鵬は果たして幕内に復帰できるの
2023/04/21 14:43
5人の朝潮 上
高砂部屋には伝統ある四股名がある。朝潮(朝汐)もそのひとつである。現役に朝志雄がいるが、これはあさしゆうと読む。 初代朝汐新入幕 明治23年夏場所引退 明治41年春場所幕内在位36場所最高位 大関大
2023/04/20 16:21
2023年版出羽海の系統
出羽海の系統で変わった点は2つある。1つが元隆三杉の千賀ノ浦部屋が常盤部屋に変更したこと。千賀ノ浦部屋は元舛田山が春日野(元栃ノ海)部屋から独立しておこした部屋だった。部屋及び出羽一門に後継者がいなく
2023/04/19 14:16
噂の大相撲
これからの話は人から聞かされたものであくまで噂の域を出ないものである。まず、そのことをお断りしておく。 ●松鳳山が協会に残れなかったわけ 表面的には年寄株がなかったからである。あるいは長い間元若嶋津の
2023/04/18 13:54
空中線
空中戦というとプロレスのイメージが大きい。サマーソルトキックのエドワード・カーペンテア。連続ドロップキックの名手、フラインクロスチョップのミル・マスカラス。しかし、多彩な空中技で最も強烈な印象を残した
2023/04/17 13:07
ヤング幕下6人衆
幕下には20歳以下の力士が14人ほどいる。若さは成長につながる。そして幕下を突破するには当然幕下の成績がよくなくてはできない。そこで20歳以下で幕下の成績がいい6人を選んでみた。それが以下である。 向
2023/04/16 09:01
高安優勝はあるのか
きたる五月場所、高安は幕内上位に戻ってくる。三月場所は途中まで全勝だったが、優勝争いには加われなかった。これまで優勝争いをしてもことごとく逃してきた。だから、いまだに高安優勝待望は絶えない。 <高安>
2023/04/15 12:39
2023年五月場所チケット事情
三月場所は思いがけず、15日間満員御礼だった。協会のホームページには完売御礼が表示された。去年当日売りがあったが、今回はなかった。見た目は札止めまでいっていないように映ったが、大相撲人気はコロナ緩和と
2023/04/14 11:01
豊昇龍の壁
豊昇龍は現在7場所連続小結・関脇在位中である。きたる五月場所も関脇だから8場所に記録は伸びることになる。この7場所はすべて勝ち越している。 それでいて大関は見えてこない。ここ1年間の成績は54勝36敗
2023/04/13 10:50
混迷の時代!優勝者の翌場所の成績
現在8場所連続優勝者の顔ぶれが異なる状態が続いている。場所前の優勝予想がまったくできない。誰が優勝するのかやってみないとわからない日々が続く。 優勝の内訳は横綱1、大関1、関脇3、前頭上位2、前頭中位
2023/04/12 16:14
新入幕11勝以上は出世する?
さる三月場所、新入幕金峰山は11勝4敗で敢闘賞を受賞した。そのパワー相撲は幕内でも通用した。上位の阿炎にも勝っている。五月場所は幕内上位までいかないと予想される。だが、上位戦が楽しみな力士ではある。
2023/04/11 11:15
連続写真で見る死闘朝乃山対落合
三月場所、最大の死闘は千秋楽十両最後の一番、朝乃山対落合戦であった。大関復帰を目指す朝乃山、幕下1場所で突破した落合。落合は、髪は伸びたが短髪である。 千秋楽の思いがけない大熱戦に館内は驚き、沸き立っ
2023/04/10 11:09
琴ノ若を琴ノ若父・琴櫻と比較
昨年の七月場所で成長を見せた琴ノ若だが、その後目立った活躍はない。ただ、じわじわと番付をあげ、小結2場所を経験した。きたる五月場所も小結と予想される。ここで改めて琴ノ若と琴ノ若父・祖父琴櫻と比較してみ
2023/04/09 10:21
一人大関の場所数記録保持者貴景勝
現在貴景勝は一人大関である。これは正代の大関降格によって生じたもので、きたる五月場所で3場所目になる。実は貴景勝は以前一人大関の経験がある。豪栄道が引退したときである。このあと朝乃山が新大関となり一人
2023/04/08 14:20
御嶽海は限界なのか(土俵の目撃者とChatGPTのコラボ)
御嶽海は限界なのか 御嶽海(みたけうみ)は、相撲界のトップである横綱の一人であり、非常に強い相撲を取る力士の一人です。しかし、彼が限界に達しているかどうかは、現時点では明確には言えません。 相撲は、体
2023/04/08 08:30
御嶽海は限界なのか
三月場所、御嶽海は前頭3枚目で4勝11敗と大敗した。これで6場所連続負け越しである。昨年の七月場所はコロナ部屋ごと休場だから厳密には負け越しとは言い切れない。2勝4敗1コロナ不戦敗8コロナ休場である。
2023/04/07 12:19
短縮され過ぎた三月場所の大相撲総合放送
三月場所は、大相撲中継にとって鬼門である。高校野球が七日目の18日から始まった。学生さんの野球がプロスポーツをおしのけて放送する。大相撲は16時か16時5分から総合で始まる。大相撲も軽く見られたもので
2023/04/06 13:16
現代最強力士は誰か
テーマは「現代最強力士は誰か」だが、通常なら番付通りなのである。だが、横綱照ノ富士は休場続きだし、ひざを手術した後遺症も心配である。なにより休場後、土俵感覚がすぐには戻らない。さらに、31歳という年齢
2023/04/05 12:37
朝乃山のカムバック街道
三月場所、朝乃山は十両東筆頭で13勝2敗をあげ、幕内復帰を確実にした。本来なら一月場所の優勝で幕内に上がっても不思議はなかった。しかし、空き枠がなく、不運にも十両にとどまった。 朝乃山はケガではなく、
2023/04/04 13:29
休場続く照ノ富士
三月場所、全休した照ノ富士。これで4場所連続休場となった。連続休場は不戦敗をいれて53となった。こんなに休場ができるのも横綱ならではである。横綱の特異性がなせる業である。 <横綱の土俵入り> プロ野球
2023/04/03 11:23
対戦成績つき!翠富士の不可解な取組
三月場所の翠富士は10連勝で漁夫の利優勝かと思わせた。それは場所中は優勝圏内との直接の対戦が組まれなかったためである。同時に大いに疑問をもった。あらためて翠富士の対戦成績から対戦相手を振り返ってみよう
2023/04/02 13:33
霧馬山の幕内街道
三月場所、霧馬山は千秋楽、本割と優勝決定戦で大栄翔に連勝して初優勝した。こうした快挙は珍しい。霧馬山で10例目である。ちなみに過去9例は以下である。 <優勝霧馬山> 霧馬山は、素材はいいといわれながら
2023/04/01 12:15
大相撲優勝・次点力士 続令和初期編
優勝力士は覚えていても次点力士は忘れ去られていく。稀勢の里は優勝2回だが、惜しくも優勝を逃した次点は10回ある。最多次点は白鵬の19回である。 <白鵬> ここでいう次点は優勝に次ぐ成績だが、同点の場合
2023/03/31 11:49
貴景勝の復活はあるのか
三月場所、思いがけず前場所優勝の貴景勝が休場してしまった。大関での休場は22場所中7場所である。毎年1~2回は休場している。今年は早くも休場となり、1年フル出場はならず、またも遠ざかった。 <御嶽海戦
2023/03/30 09:23
大関昇進 その成績 2023年版
一月場所11勝、三月場所12勝優勝をなし遂げた霧馬山の大関昇進は五月場所に持ち込まれた。大関は貴景勝一人である。こういうときは過去において甘い成績でも大関に昇進させたケースがあった。若羽黒、北の富士、
2023/03/29 12:12
2023年三月場所総評
★大相撲は15日間満員御礼だった コロナが薄れたこととともにお客さんが戻ってきたとはいえ、予想外の出来事だった。今場所は検温はなく、飲食の規制もなかった。むろんマスク規制もなかった。協会のホームページ
2023/03/28 13:17
2023年五月場所私製番付
番付編成は基本関脇以下を編成することである。そこで関脇以下の成績を基とした。ただし、大関に勝った星は加えることにした。今は横綱・大関が手薄のときだが、7人いたときは上位で勝ち越すのは容易でなかった。
2023/03/27 04:49
■23春千秋楽 決戦2番勝負を斬る
2敗大栄翔か3敗霧馬山か。千秋楽結びの一番で決着する。霧馬山が3敗目をきっしたのは、7日目である。3敗は正代、阿武咲、琴ノ若によるものである。8日目から驚異の7連勝して千秋楽を迎えた。その精神力は恐る
2023/03/26 21:29
■23春14日目 優勝戦線に変化!大栄翔・霧馬山の争い
若隆景が14日目から突然休場した。前日対戦した琴ノ若戦で右ひざのじん帯の損傷などで、およそ3カ月間の治療が必要と診断された。結構重症である。千秋楽を前にして現在最高位の関脇である。 <休場した若隆景>
2023/03/25 21:00
■23春13日目遅きに失した大栄翔対翠富士がまさかの形で14日目実現
各段の優勝が概ね決まる13日目。幕内優勝戦線にも変化があった。2敗トップタイの大栄翔は明生と対戦した。すでに4勝8敗と負け越している明生は敵ではなかった。大栄翔の突き押しにあっさり突き出された。大栄翔
2023/03/24 21:00
■23春12日目優勝圏内同士の対戦がなぜか少ない翠富士
1敗翠富士は関脇で最も成績が悪い5勝6敗の若隆景と対戦した。どうも翠富士は優勝を争う力士との直接対戦がことごとく避けられている。それでも若隆景対翠富士は激しい動き・攻防のなか、最後は若隆景が上手出し投
2023/03/23 20:41
■23春11日目2敗遠藤は関脇戦、2つも星のいい翠富士が小結戦
全勝翠富士は7勝3敗の小結若元春と対戦であった。2敗の遠藤は関脇で7勝3敗の豊昇龍戦。遠藤より優遇されている翠富士ってどういうこと?と言いたくなる。翠富士は成績とは裏腹にどうも安易な対戦相手になりがち
2023/03/22 20:34
■23春10日目 翠富士優勝か
10日目、全勝翠富士は三役と対戦した。4勝5敗の小結翔猿である。三役のなかでは打倒翠富士の可能性が最も低い力士である。審判部としては貴重な対戦にわざわざ翔猿を選んだ。その結果、上手が取れない翔猿を翠富
2023/03/21 21:00
■23春9日目 本日のメインイベントは琴ノ若対正代
9日目のメインエベントは全勝翠富士対5勝3敗の宇良ではない。1敗大栄翔対1勝の玉鷲でもない。どちらもわくわく感がない。そして予想通り翠富士、大栄翔が順当に勝った。 <正代、琴ノ若を追い込みきれず> 小
2023/03/20 20:36
■23春8日目 全勝翠富士対1敗大栄翔戦の早期実現を望む
横綱・大関休場のなか、優勝争いは激しさを増してきた。残念ながら現時点では関脇陣は蚊帳の外である。むろん、今後の展開次第では 3敗優勝が視野にはいることは十分あり得る。 8日目、1敗の高安がまず登場した
2023/03/19 20:36
■23春7日目 優勝戦線異常あり
貴景勝が7日目から休場した。幕内の土俵入りで姿が見えなかった。突然の休場に驚く観客の声が聞こえた。貴景勝は2回目の優勝後も休場している。横綱・大関という支柱を大相撲は失った。関脇以下だけの場所は記憶に
2023/03/18 21:04
23春6日目 御嶽海戦に出た貴景勝の法則
結びの一番貴景勝対御嶽海戦で「貴景勝の法則」が出た。それは押せないときの貴景勝は危ないという法則である。むろん貴景勝は果敢に押して出るが、御嶽海は後退しない。押し切れない。はたきに出るが効かない。御嶽
2023/03/17 20:22
■23春5日目 暗転の関脇陣
関脇陣がもう一つぱっとしない。4日目まで5勝7敗である。霧馬山は3勝1敗だから特に悪いわけではない。豊昇龍は2連勝で2勝2敗と調子を戻してきている。若隆景は4連敗とこれ以上ないワースト成績である。それ
2023/03/16 20:40
■23春4日目 貴景勝苦手阿炎の戦法に2敗
相撲は阿炎の突き離しを貴景勝が左から押し上げ、最期押し出した。貴景勝は苦手対策ができていた。同じ負け方はせず、貴景勝は大関の面目を保った。これが先場所の貴景勝対阿炎の相撲内容であった。 苦手阿炎との対
2023/03/15 21:15
■23春3日目 貴景勝が弾丸相撲で正代を圧倒
3日目も満員御礼となった。この分だと千秋楽まで続くかもしれない。「横綱休場なのに満員御礼か」という声が聞こえた。外国人客もかなり目立つ。大相撲の人気復活は喜ばしいが、早く新しい英雄が出てきてほしいが本
2023/03/14 20:42
■23春2日目 満員御礼の中で意外な強者出現と微妙な勝負展開
2日目に満員御礼の垂れ幕が下がった。全く予期しない出来事だった。平日・序盤は鬼門だった。それが満員御礼なのだから、コロナの影響が薄れるとともに人気が戻ってきたのだろうか。 見た目だが、9割以上の入りだ
2023/03/13 21:02
■23春初日 貴景勝暗雲のスタート
横綱照ノ富士休場で今場所も結びの一番を取る貴景勝。結びは小結との対戦になるのが慣例。小結は4人いるがよりによって翔猿になるとは。貴景勝はここ2場所12勝している。逆にいうとここ2場所3敗していることに
2023/03/12 21:25
2023年3月 お知らせ 賢明な読者の皆様へ
土俵の目撃者をいつもご愛読いただき誠にありがとうございます。足を使い、この目で見た生の大相撲をお届けするために、三月場所の初日から千秋楽まで大阪府立体育館で観戦します。 <三月場所の案内> 恒例の観戦
2023/03/11 11:15
2023年三月場所直前考
貴景勝の横綱に関してはこれまで記述した通りである。2場所連続優勝は、品格力量抜群ではない。また、こういう史実あることだけは知っていただきたい。玉錦は大関で3連覇しても横綱にあがることはなかった。千代ノ
2023/03/10 12:05
ここ1年 上位の年間勝ち越し力士は誰
今実力ナンバー1は誰か。番付上は横綱照ノ富士だが、休場が多くなって出場数は激減している。大関貴景勝かといえば、そういえる。両力士のここ1年、すなわち2022年三月場所から2023年一月場所までの上位成
2023/03/09 15:17
貴景勝15番勝負 下
引き続き貴景勝15番勝負をみていこう。 <優勝貴景勝> 5(●●●●〇×)4若隆景一月場所は取組編成のまずさから対戦が実現しなかった。貴景勝はここ1年では負け越しているだけに優先すべき取組であった。対
2023/03/08 13:28
続 消えた横綱の部屋 4
人気力士だった大関貴ノ花は引退後しばらくして二子山(元初代若乃花)部屋から独立して藤島部屋をおこした。部屋をつくるにあたって、おかみさんから2つの条件がだされた。いじめと工作相撲の禁止であった。だから
2023/03/07 08:47
武将山の出世街道
武将山は相撲少年だった。相撲は7歳から始めている。水戸の水戸尾曽相撲道場に通っていた。ここは師匠の元武双山の父の相撲場であった。高校は相撲の名門埼玉栄高校へ進学した。 入門は元武双山の藤島部屋であった
2023/03/06 15:23
貴景勝15番勝負 上
三月場最も注目を集める力士が大関貴族景勝である。貴景勝は3回優勝しているが、初優勝後は11勝したが2回目の優勝後は休場している。3回目の優勝後は吉と出るか凶と出るか。対戦相手別にみていこう。 <一月場
2023/03/05 16:05
横綱論!2場所連続優勝に待った
横綱とは何か。ほかのスポーツにはまったく見られない大相撲独特の地位である。ボクシングは世界チャンピオン制で負けるとその座を失う。プロ野球のタイトルは1年限りで翌シーズンはゼロからの出発である。将棋の名
2023/03/04 13:22
北青鵬の出世街道
北青鵬は北海道札幌出身と紹介されるが、国籍はモンゴルである。ただ、5歳から札幌に住んでいた。モンゴル生まれの日本育ちである。7歳で相撲を初めている。白鵬とは札幌巡業と韓国で会っている。白鵬の進言で鳥取
2023/03/03 13:39
続 消えた横綱の部屋 3
2代目若乃花の失敗の始まりは師匠二子山(元初代若乃花)の娘と結婚したことである。当時、それほど乗り気でない様子がうかがえた。事実、1年2カ月でスピード離婚している。のちに2代目若乃花は銀座のママと再婚
2023/03/02 11:22
2023年3月幕内年齢番付
幕内力士の年齢番付を作成した。昨年3月と比較すると 引退が3人、十両以下に落ちた力士が9人だから相当数入れかわったことになる。逆に言うとそれだけ新しい力が入幕したことになる。それがさっそく表れた。以下
2023/03/01 14:45
金峰山の出世街道
金峰山が入幕を果たした。三段目100枚目格付出でスタートして8場所で幕内となった。本人は「できればもう1、2場所早くあがりたかった」とこれくらいでは満足していない。そんな金峰山はどんな出世街道を歩んで
2023/02/28 11:13
2023年三月場所番付を読み解く
三月場所の番付が発表された。先場所小結で11勝4敗をあげた霧馬山が新関脇になった。前頭筆頭で10勝をあげた大栄翔と8勝の翔猿がともに小結に返り咲いた。 <新関脇霧馬山> 西小結で8勝の琴ノ若と西小結2
2023/02/27 10:22
両雄激突!常陸山対太刀山
常陸山と太刀山は横綱が実質地位化した常陸山以降では10大横綱にはいる大横綱である。常陸山は角聖と呼ばれ、2代目梅ヶ谷とともに明治の黄金期を築いた。相手に相撲を取らせてから勝つ横綱相撲のイメージは常陸山
2023/02/26 14:59
消えたけたぐり
重量級大相撲になってうっちゃりとつり出しが消えた、と言われた。それでも幕内ではどうにか見られる。栃ノ心はつり出しをたまに見せることがある。昨年は3番あった。うっちゃりは決まらず、寄り倒されることが多い
2023/02/25 12:50
続 消えた横綱の部屋 2
ニ所ノ関一門の繁栄は分家を奨励し、弟子の育成をはかってきたことにある。この方針は元玉ノ海の二所ノ関のとき、打ち出された。部屋持ちにならないとおべっかを使うことになる光景に嫌気をさし、弟子の光は七光にし
2023/02/24 08:17
現代元横綱年寄事情
2019年一月場所中、横綱稀勢の里が引退した。そのとき元横綱出身の親方は元北勝海の八角、元大乃国の芝田山、元旭富士の伊勢ヶ濱、元武蔵丸の武蔵川だけだった。わずか4人しかいなかった。大鵬が引退したときは
2023/02/23 14:46
若隆景 カモと苦手
若隆景はきたる三月場所で7場所連続関脇在位になる。上位安定度は抜群で、実力者といっていい。かつて御嶽海は関脇以下最強であった。いまや現時点ではそれは若隆景に移ったといっていい。 <若孝景> その若隆景
2023/02/22 13:30
続 消えた横綱の部屋 1
2022年2月から3月において「消えた横綱の部屋」を掲載した。横綱の代でいうと朝潮で終わっている。当時は時代が古く、ピンとこず、必ずしも好評ではなかった。ここからは大鵬以降になるのでいささか身近に思え
2023/02/21 12:54
80歳を迎えた大相撲解説者
大相撲の解説者である北の富士さんは80歳である。3月末には81歳を迎える。元横綱としても最長老である。北の富士さんが大相撲の解説者になったのは53歳のときである。約27年間に及ぶ解説者人生になる。 明
2023/02/20 14:12
鵜呑みにできない大相撲
日本史は絶えず見直されている。関ヶ原から2キロに玉城があったことがわかり、秀頼と毛利輝元が入るためつくられたとみられる。桶狭間の戦いは信長の誘い出しであり、信長軍は弱小ではなかった。しかるに相撲史はど
2023/02/19 09:52
変貌する現代相撲部屋の継承
部屋の継承というと弟子と年寄株というのが通常である。建物は複雑な事情から引き継がれないケースが多い。ところが最近弟子は継承するが、部屋名が変更という場合が出てきた。 新しいところでは入間川(元栃司)部
2023/02/18 13:10
魁皇の幕内対戦成績50回以上 下
引き続き魁皇の幕内対戦成績50回以上をみていこう。前述した千代大海は初戦が平成10年三月場所から平成22年一月場所までだった。今度の相手はそれより期間が短い。それでも9年半に及んだ。その相手は貴ノ浪で
2023/02/17 12:13
東西制から系統別へ 歴史的大もめ
東西制は明治43年夏場所、国技館開設とともに始まった。もっともそれ以前も取組は東対西であった。それを東西の優劣を決める団体戦にしたわけである。勝ったほうが翌場所東にまわる。現代の部屋別総あたり制を見慣
2023/02/16 09:22
3関脇の共通点
タイトルにある3関脇とは三月場所番付で想定される関脇若隆景・豊昇龍・霧馬山を指す。次の大関に期待したことがあり、今後期待される力士もいる。それでは、若隆景、豊昇龍、霧馬山の3力士に共通することは何か。
2023/02/15 12:18
魁皇の幕内対戦成績50回以上 上
幕内対戦50回以上はなかなか達成できない記録である。ともに息が長く、近い地位という条件を満たさなければならない。魁皇は大関在位65場所の最長在位記録の持ち主である。そして幕内対戦50回以上の相手は千代
2023/02/14 13:33
一人大関・5人の元大関というバランスの悪さ
現在貴景勝の一人大関である。番付上何とも寂しい現実である。本来は大関に昇進するチャンスであるはずだが、その気配はまだ感じられない。 これに対し元大関は5人もいる。朝乃山は出場停止による降格である。だか
2023/02/13 12:01
白鵬杯が国技館へ帰ってきた!
2月12日に白鵬杯が国技館へ帰ってきた。2021年はコロナで中止。2022年は4月に大田区総合体育館で開催された。時期も場所も異なったためチェックしていなかった。 <白鵬杯の看板> 久々の国技館開催だ
2023/02/12 18:18
さようなら松鳳山
松鳳山福岡県出身 松ヶ根部屋から二所ノ関部屋(共に元若嶋津)さらに放駒(元玉乃島)部屋へ最高位小結 殊勲賞1回 敢闘賞3回 金星5個永い間元若嶋津の部屋の看板力士であった。体型は大きくないが、元琴錦の
2023/02/11 19:01
相撲界から消えたモノ
■一代年寄始まりは大相撲の継承発展を考える有識者会議の提言だった。一代年寄は横綱一代限りの特例で継承できず、伝統の継承と矛盾する異形の形と表現した。その根拠は公益財団法人になってから、一代年寄の根拠は
2023/02/10 12:32
番付5年間の変化
2023年一月場所番付から5年前の番付は2018年一月場所の番付にあたる。栃ノ心が初優勝し、阿炎、竜電が新入幕した場所である。5年間で番付はどのように変化したのだろうか。それが以下である。 <栃ノ心初
2023/02/09 12:18
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