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  • 古墳、治水から現代の再開発まで/大阪がすごい(歯黒猛夫)

    古墳、治水から現代の再開発まで/大阪がすごい(歯黒猛夫)

    〇歯黒猛夫『大坂がすごい:歩いて集めたなにわの底力』(ちくま新書)筑摩書房2024.4私は東京生まれで箱根の西には暮らしたことがないが、ときどき大阪の本が読みたくなる。著者は大阪南部、岸和田市育ちで、大阪に拠点を置くライター。60年以上、ずっと大阪で暮らしてきたという自己紹介を読んで、ああ、こういう人もいるんだなあ(むしろ、こういう人生が標準的?)と感慨深く思った。はじめに「水の都の高低差」では、7万年前の氷河期から、約7000年前の「縄文海進」を振り返り、生駒山地・大阪平野・上町台地・大阪湾など地形の成り立ちを確認する。上町台地の高低差を実感できる「天王寺七坂」は、今年の正月、生國魂神社そばの真言坂を歩いたことを思い出した。大阪平野を生み出した淀川は、古来、洪水で人々を悩ませてもきた。仁徳紀には「茨田堤...古墳、治水から現代の再開発まで/大阪がすごい(歯黒猛夫)

  • ゆるくて、やさしい中国/古染付と中国工芸(日本民藝館)

    ゆるくて、やさしい中国/古染付と中国工芸(日本民藝館)

    〇日本民藝館『古染付と中国工芸』(2024年3月30日~6月2日)古染付とは、明代末期の中国・景徳鎮民窯で、日本への輸出品として作られたやきものを言う。だが、染付(そめつけ)という柔らかな和語の響きからも、私はこれが中国産であることを忘れてしまいがちだ。今回、玄関に入ると、左手の壁には「大空合掌」の泰山金剛経拓本と鄭道昭の山門題字。右手には殷比干墓、楊淮表記摩崖(なんのことやらメモだけ取ってきて、調べながら書き写している)。見上げると、大階段の2階の壁には『開通褒斜道刻石(かいつうほうやどうこくせき)』の拓本が左右に並ぶ。そうか、古染付って中国の工芸だったな、と気づいて、なんだか嬉しくなる。大階段の踊り場中央には、呉州赤絵(漳州窯)の『人物山水文皿』。赤いチェックのような文様で縁取られた中型の皿で、人物と...ゆるくて、やさしい中国/古染付と中国工芸(日本民藝館)

  • 現地調査から見えるもの/中国農村の現在(田原史起)

    現地調査から見えるもの/中国農村の現在(田原史起)

    〇田原史起『中国農村の現在:「14億分の10億」のリアル』(中公新書)中央公論新社2024.2著者の専門は農村社会学。20年にわたり、中国各地の農村に入り込んでフィールドワークを実践してきた経験をもとに本書は書かれている。中国の農民とは、どういう思考様式を有する人々なのか。はじめに著者は、歴史的経緯を振り返って言う。欧州では13世紀頃まで、日本は150年前まで封建制が存在していた。ところが中国は紀元前3世紀で「封建制」は終焉を迎え、皇帝が直接、民に向き合う「一君万民」的な政治体制が形成さあれた。皇帝の意思を代行するのは官吏である(建前としては実力があれば=科挙に合格すれば、誰でも「官」になれる)。官僚が派遣される最末端単位は「県城」で、周辺の農村を統括した。農民は県より上の政府に直に接する必要はない。ここ...現地調査から見えるもの/中国農村の現在(田原史起)

  • 虚構の遊楽世界/大吉原展(藝大美術館)

    虚構の遊楽世界/大吉原展(藝大美術館)

    〇東京藝術大学大学美術館『大吉原展』(2024年3月26日~5月19日)「江戸吉原」の約250年にわたる文化・芸術を、海外からの里帰りを含む美術作品を通して検証し、仕掛けられた虚構の世界を紹介する展覧会。備忘のために書いておく。私がこの展覧会の開催を知ったのは年末年始くらいだったかと思う。いまネットで検索すると、同館が2023年11月30日に公開したプレスリリースが残っている。おもしろそうだなと思う反面、ショッキングピンクのポスターとウェブサイト、「江戸アメイヂング」という軽いノリの副題には、やや不安を感じた。さらに2月1日付けのプレスリリースでは、花魁道中を見物できる「お大尽ナイト」というVIPチケットの発売が取り上げられている。これを知ったときは、かなり嫌な感じがした。遊郭文化の記憶が今も一種の観光資...虚構の遊楽世界/大吉原展(藝大美術館)

  • 地獄極楽図の隠れた名品/ほとけの国の美術(府中市美術館)後期

    地獄極楽図の隠れた名品/ほとけの国の美術(府中市美術館)後期

    〇府中市美術館企画展・春の江戸絵画まつり『ほとけの国の美術』(2024年3月9日~5月6日)3月に前期を見た展覧会、2回目は半額割引の制度を利用して、後期を見て来た。冒頭の京都・二尊院『二十五菩薩来迎図』が撤収かな、と勝手に思っていたら、ここはそのまま。次の一角、敦賀市・西福寺の『観経変相曼荼羅図(当麻曼荼羅)』など、地方に伝わった仏画の逸品が並んでいたところが、ガラリと展示替えになって、金沢市・照円寺の『地獄極楽図』18幅が、まさに所狭しと並んでいた。噂には聞いていたけれど、色鮮やかで(むしろケバケバしくて)圧が強い。作者も制作年も不明だが、江戸時代終わり頃の作と見られている。18幅の構成は、はじめに源信和尚図。数珠と尺(?)を持って斜め右向きに椅子に座る図は、典拠の図像があるようだ。黒い衣にやたら派手...地獄極楽図の隠れた名品/ほとけの国の美術(府中市美術館)後期

  • ICE STORY 2nd “RE_PRAY” TOURディレイビューイング

    ICE STORY 2nd “RE_PRAY” TOURディレイビューイング

    〇「YuzuruHanyuICESTORY2nd“RE_PRAY”TOUR」宮城公演ディレイビューイング(2023年4月13日16:00~、TOHOシネマズ日本橋)土曜日、羽生結弦くんの単独公演をディレイビューイングで見てきた。見ていた時間だけ、魂が別世界に跳んでいたような気分で、感想がうまく言葉にならないのだが、書いてみる。プロに転向した羽生くんが「プロローグ」「GIFT」という単独公演を成功させてきたことは知っていた。私は、FaOI(ファンタジー・オン・アイス)をはじめ、彼の出演するアイスショーをずっと見てきたけれど、単独公演は、コア中のコアな羽生ファンのためのものだから、私はいいかな、と言う気持ちで遠慮していた。しかし今回、3度目の単独公演となる「RE_PRAY」ツアーは、そのキービジュアル(羽生く...ICESTORY2nd“RE_PRAY”TOURディレイビューイング

  • 同時代の日本画を見る/第79回 春の院展(日本橋三越)

    同時代の日本画を見る/第79回 春の院展(日本橋三越)

    〇日本橋三越本店『第79回春の院展』(2024年3月27日~4月8日)先週末の話になるのだが、日本橋の三越デパート前を通りかかったら「春の院展」という大きなポスターが出ていた。私は小学生の頃、近所の絵画教室に通っていた。大きな画用紙(学校で使うものの倍サイズだった)にクレヨンで絵を描く教室だったが、先生は日本画家だった。私の祖母と、先生のお母さん(和装小物や裁縫道具を商うお店=糸屋を経営していた)の間に近所付き合いがあったこともあって、その後、先生が名古屋に引っ越してしまったあとも、ずっと「院展」の招待券をいただき続けた。日本美術院展覧会(院展)は、公益財団法人日本美術院が主催運営する日本画の公募展覧会である。むかしの院展は上野の東京都美術館で開催されていたのに、今はデパートが会場なのかしら、と思ったら、...同時代の日本画を見る/第79回春の院展(日本橋三越)

  • 「花だけ」と「人と花」/花・flower・華 2024(山種美術館)

    「花だけ」と「人と花」/花・flower・華 2024(山種美術館)

    〇山種美術館特別展『花・flower・華2024-奥村土牛の桜・福田平八郎の牡丹・梅原龍三郎のばら-』(2024年3月9日~5月6日)この時期恒例となっている、花の名品を一堂に集めた展覧会。見慣れた作品が多いので、今年はこの作品がこの位置か、という会場構成の違いが、ひとつの楽しみになっている。今年はぱっと目に飛び込んできたのが小茂田青樹の『春庭』。振り返ると奥村土牛の『木蓮』(深い紫色が上品で美しい)があった。視界の端に土牛の『醍醐』が見えて、おや今年は会場の前半に展示なんだ、めずらしいな、と思った。ゆっくり見ていくうちに、今年は、春→夏→秋→冬という季節のめぐりに従って作品が配置されていることにやっと気づいた。夏のセクションには福田平八郎の『牡丹』(屏風)。大坂中之島美術館で見てきた中にも類似の作品があ...「花だけ」と「人と花」/花・flower・華2024(山種美術館)

  • 金屏風の四季と生きものたち/ライトアップ木島櫻谷(泉屋博古館東京)

    金屏風の四季と生きものたち/ライトアップ木島櫻谷(泉屋博古館東京)

    〇泉屋博古館東京企画展『ライトアップ木島櫻谷-四季連作大屏風と沁みる「生写し」』(2024年3月16日~5月12日)大正中期に大阪天王寺の茶臼山に建築された住友家本邸を飾るために描かれた木島櫻谷の「四季連作屏風」を全点公開するともに、リアルな人間的な感情を溶かし込んだ動物画の名品を紹介する。先週末は日本画が見たい気分だったので、とりあえずこの展覧会に来てみた。最初の展示室に入ると、ほの暗い空間の三方の壁に、金地彩色の六曲一双屏風が5作品。『雪中梅花』『柳桜図』『燕子花図』『菊花図』。ここまでが1917~18年に制作された「四季連作屏風」(冬-春-夏-秋の配置なのだな)で、さらに1923年制作の『竹林白鶴』が並んでいた。ほかに今尾景年の墨画淡彩の軸がひっそり掛かっていたけれど、実に贅沢な空間。木島櫻谷という...金屏風の四季と生きものたち/ライトアップ木島櫻谷(泉屋博古館東京)

  • 静養と密談の空間/戦後政治と温泉(原武史)

    静養と密談の空間/戦後政治と温泉(原武史)

    〇原武史『戦後政治と温泉:箱根、伊豆に出現した濃密な政治空間』中央公論新社2024.1扱われている時代は終戦の1945年から1960年代半ばまで、主な登場人物は、吉田茂、鳩山一郎、石橋湛山、岸信介、池田勇人などで、そんなに古い話ではないのだが、なんだかとても奇妙な物語を読んだ気がした。この時代、首相たちは、箱根や伊豆などの温泉で、重要な政治的決断を下していたというのだ。想像したこともなかった。戦後、吉田茂は、大磯にあった養父・吉田健三の別荘を本邸とするとともに、御殿場の樺山愛輔別邸「瑞雲荘」を第二の本邸とし、マスコミを嫌って東京に戻らず、野党からも批判された。その後、吉田は箱根を気に入り、新町三井家の小涌谷別邸に滞在するようになる。三井別邸での面会を許されたのは、限られた政治家や学者、官僚、親しい女性だけ...静養と密談の空間/戦後政治と温泉(原武史)

  • 2024年3月関西旅行:東大寺~新薬師寺~大和文華館ほか

    2024年3月関西旅行:東大寺~新薬師寺~大和文華館ほか

    ■華厳宗大本山東大寺(奈良市雑司町)関西旅行3日目は奈良スタート。早朝の奈良公園を大仏殿に向かう。廻廊の中門から中を覗くと、左(西)側の桜が、朝陽を受けてピンク色の雲のように輝いていた。大仏殿の北側の、のんびりした裏参道を歩いて二月堂に登る。ご朱印は「南無観」をいただいた。書いてくれた方が、隣りのページを見て「あ、仁和寺に行かれたんですか。僕は京都なんですけど行ったことがないんですよ」と気さくに話しかけてくれた。それから手向山八幡宮、若草山の脇を通り、春日大社の森の中を南下。高畑の住宅街に通じる「上の禰宜道」には、春日の禰宜(神官)たちが高畑の社家町から春日大社へ通った道だという案内板が立っていた。■新薬師寺(奈良市高畑町)久しぶりに来たくなって、寄ってみた。このあたり、一時期はもう少し観光客の姿があった...2024年3月関西旅行:東大寺~新薬師寺~大和文華館ほか

  • 2024年3月関西旅行:大覚寺~仁和寺~東寺ほか

    2024年3月関西旅行:大覚寺~仁和寺~東寺ほか

    ■旧嵯峨御所大本山大覚寺(右京区嵯峨大沢町)新年度が始まったら、連日多忙で記事が書けていないのだが、これは先週末の関西旅行2日目の記録。京都駅から市バス28系統に乗って、大覚寺に向かった。あまり乗ったことのない路線で、四条通りをひたすら西へ進み、松尾大社前で北上して嵐電嵐山駅前を通り、大覚寺まで約1時間。車窓の観光が楽しかった。大覚寺を訪ねるのは久しぶりで、ブログ内検索をかけた結果では、2009年以来らしい。そんなに来ていなかったかな?お堂エリア・大沢池エリア・霊宝館に、それぞれ料金設定がされていたので、お堂と霊宝館をお願いした。霊宝館では春季名宝展『源氏物語と嵯峨野古典文学めぐり~王朝・雅人の世界』(2024年3月22日~4月22日)を開催中。「源氏物語」や「大鏡」などの江戸写本が展示されており、「花鳥...2024年3月関西旅行:大覚寺~仁和寺~東寺ほか

  • 2024年3月関西旅行:醍醐寺から山科散歩

    2024年3月関西旅行:醍醐寺から山科散歩

    ■醍醐寺(伏見区醍醐)3月最後の週末に金曜有休をプラスして、関西へ2泊3日の花見旅行に行ってきた。当初の計画では、東京の開花を見届けてから関西へ赴くはずだったが、今年のサクラは全くの予想外れ。関西方面もあまり期待はできないかなあと思いつつ、京都へ向かった。JR山科駅から醍醐寺へ。拝観料は三宝院(庭園)・霊宝館・伽藍の3点セットで1500円。これは2018年と同じだった。まず露店の並んだ参道(桜馬場)の奥の伽藍に向かう。朱塗りの仁王門の前には、満開ではないが、ほどほどに花の開いた紅枝垂れ桜。よかった!仁王門を潜ると桜園なのだが、ここはまだ咲いていない。五重塔を見上げ、金堂、不動堂などに参拝し、納経所である観音堂に立ち寄る。観音堂の先にある大きな池のまわりには、色味の異なる数種類のサクラが重なり合って咲いてい...2024年3月関西旅行:醍醐寺から山科散歩

  • 練馬区立牧野記念庭園を初訪問

    練馬区立牧野記念庭園を初訪問

    今年度の有給休暇が余っていたので、3月最後の木金を休みにすることにした。今日は大横川のお花見クルーズでも楽しむか!と考えていたのだが、まだ桜が全く咲いていないので予定変更。気になっていた練馬区立牧野記念庭園を訪ねてきた。牧野富太郎博士の名前は、もちろん昔から知っていたが、強い関心を持ったきっかけは、昨年の朝ドラ『らんまん』である。牧野記念庭園は、牧野博士の邸宅跡地につくられたもの。想像していたより狭い印象だったが、少しずつ、たくさんの種類の植物が植えられている。草花だけではなくて、メタセコイヤやホオノキの大木もあって目を見張った。ウメやサクラも風情のある古木だった。ウメはもう花が終わっていて、サクラ「仙台屋」(高知市内にあった仙台屋という店から名づけられた)はまだ咲いていなかった。入口のオオカンヒザクラは...練馬区立牧野記念庭園を初訪問

  • 私にも作れます/あたらしい家中華(酒徒)

    私にも作れます/あたらしい家中華(酒徒)

    〇酒徒『手軽あっさり毎日食べたいあたらしい家中華』マガジンハウス2023.10中華料理愛好家の酒徒(しゅと)さんの名前は、ときどきネットで拝見していた。特に印象深いのは、本書にも掲載されている「肉末粉絲」(豚ひき肉と春雨の炒め煮)の紹介を見つけたとき。醤油味でひき肉と春雨を炒めるだけの料理だが、これは食べたい!今すぐ食べたい!と思って、すぐにひき肉と春雨を買ってきた。できあがった味が「正解」なのかどうかはよく分からないが、美味しかったので満足した。本書には「塩の中華」「醤油の中華」「野菜の中華」「煮る中華」「茹でる中華」の5章に分けて、78種類の料理が紹介されている。どれも本当にシンプルで、食材は1~2種類。特別な調味料は要らない。一時期は毎年出かけていた中国旅行で食べた記憶がよみがえる料理もある。「西紅...私にも作れます/あたらしい家中華(酒徒)

  • 赤と緑の磁州窯(東博・常設展)

    赤と緑の磁州窯(東博・常設展)

    東京国立博物館・東洋館(アジアギャラリー)の常設展から。5室(中国陶磁)を通りかかったら、なんだか可愛い皿や碗が並んでいた。赤や緑の華やかな色彩にゆるい絵。驚いたのは、これらに「中国・磁州窯」という注釈がついていたことだ。え?磁州窯といえば「黒釉刻花」「白地鉄絵」「白地黒掻落」など「黒と白のうつわ」ではなかったの?磁州窯には、北欧食器みたいなモダンなスタイリッシュなデザインがあることは知っていたが、これはまた意外なバリエーションだった。・五彩水禽文碗金~元時代・13世紀・三彩刻花双魚文盤金時代・12~13世紀・三彩刻花小禽文皿金~元時代・13世紀王侯貴族の食卓にあがったとは想像しにくい。ある程度富裕な庶民が使ったのだろうか?こういううつわを見ると、金~元時代って意外と楽しそうだなあと思ってしまう。赤と緑の磁州窯(東博・常設展)

  • 旅の仲間とその終わり/両京十五日(馬伯庸)

    旅の仲間とその終わり/両京十五日(馬伯庸)

    〇馬伯庸;齊藤正高、泊功訳『両京十五日』(HAYAKAWAPOCKETMYSTERYBOOKS)早川書房2023.2-3馬伯庸の名前は、中国ドラマ好きにはすっかりおなじみであるが、彼の長編歴史小説が日本語に翻訳されるのは初めてのことらしい。遅いよ!全く!しかし待たされただけのことはあった。これまでドラマ化されたどの作品と比べても遜色なく、実に面白かった。物語は、大明洪煕元年(1425)5月18日に始まる。ほぼ1年前、洪煕帝(仁宗)が即位し、息子の朱瞻基(のちの宣徳帝)が太子に定められた。洪煕帝は国都を南京に戻そうと考えており、その露払いを命じられた朱瞻基の宝船は、まもなく南京に到着しようとしていた。太子歓迎の警備を指揮する呉不平は、息子の呉定縁を埠頭の向かいの扇骨台に派遣した。ところが埠頭に現れた巨大な宝...旅の仲間とその終わり/両京十五日(馬伯庸)

  • 2024桜はまだ咲かない

    2024桜はまだ咲かない

    門前仲町で暮らし始めて、もうすぐ丸7年になる。窓から大横川の桜並木を眺めることができるので、この時期は、朝起きて、カーテンを開けるたびにドキドキする。しかし今年の桜は遅い。いや、近年が早すぎたのかな。昨年は3月17日に開花を見つけたが、今年はまだ気配がない。ただ、門前仲町の交差点近くに、毎年、抜群に早く花をつける桜の木があって、今週のはじめには、こんな感じだった。今日の大横川の夜景。コロナ明けの気合いなのか、早くから照明が用意され、観光船の運航スケジュールもびっしり入っていたのだが、肝心の花が咲かないので、なんだか拍子抜け状態になっている。考えてみれば、もともと桜は四月の入学式につきものだった。今年は昭和の気分に戻って、ゆっくり楽しもう。2024桜はまだ咲かない

  • 生けるものの愛おしさ/ほとけの国の美術(府中市美術館)

    生けるものの愛おしさ/ほとけの国の美術(府中市美術館)

    〇府中市美術館企画展・春の江戸絵画まつり『ほとけの国の美術』(2024年3月9日~5月6日)恒例・春の江戸絵画まつり。まだ桜は咲いていないが、さっそく見てきた。怖い絵、変な絵、かわいい絵(=図録のオビの宣伝文句)、来迎図から若冲まで「ほとけの国」で生まれた、美しくアイディアに溢れた作品を展示する。入口にはクリーム色の壁にキラキラ輝く金色の「ほとけの国の美術」の文字。そして、無地の壁に挟まれた細長い通路を進んでいくと、金身の菩薩たちが舞い踊る『二十五菩薩来迎図』17幅を掛け並べた空間が出現する。京都・二尊院に伝わる、土佐行広(室町時代)の作だという。二尊院には何度か行っているが、こんな作品を所蔵しているとは聞いたことがない。それもそのはず、あとで会場ロビーで関連ビデオを見たら、経変劣化のため、長らく展示がで...生けるものの愛おしさ/ほとけの国の美術(府中市美術館)

  • 8K映像で訪ねる/中尊寺金色堂(東京国立博物館)

    8K映像で訪ねる/中尊寺金色堂(東京国立博物館)

    〇東京国立博物館・本館特別5室建立900年・特別展『中尊寺金色堂』(2024年1月23日~4月14日)上棟の天治元年(1124)を建立年ととらえ、中尊寺金色堂の建立900年を記念して開催する特別展。先月から参観の機会をうかがっていたのだが、来場者の波は減る様子がなく、先週末、建物の外に30分くらい並んで入場することができた。会場に入ると、展示物に進む前に大きなスクリーンで区切られた空間があって、金色堂の映像が映し出される。私は展覧会のイメージ映像や説明動画はスキップしてしまうことが多いのだが、これはちょっと様子が違うと思って立ち止まった。ゆっくり金色堂の扉が開くと、カメラは3つの須弥壇の全景を映し、さらにそれぞれの須弥壇に寄っていく。恐れ多くも須弥壇の上に乗って、中尊の阿弥陀仏と間近に正対するような視点で...8K映像で訪ねる/中尊寺金色堂(東京国立博物館)

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