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2014/12/12

  • マツキヨココカラ✖️CAMPFIREが始動【2023/4/24~4/28のニュース】

    今日からいよいよゴールデンウィークですね。 喉が痛い、風邪っぽい、検査キット購入したい。そんなお客様がここ数週間で増えた気がします。新型コロナかどうかはともかく、体調不良が流行しているような。ご注意ください。体調管理で楽しい連休を。 毎週のようにあった市販薬メーカーによる新商品の発表も、連休前のせいか、一旦ストップ。 今週は久しぶりにドラッグストアのニュースを紹介します。 マツキヨココカラがクラファンのキャンプファイヤと組んで、クラファン製品を旗艦店で販売するそうです。面白いですね。ここにしかない商品が並ぶことになります。 diamond-rm.net ウエルシアがタバコの販売を今後やめていく…

  • ロート製薬防風通聖散のキーワード『余分な糖を出す』の意味【2023/4/17~4/21のニュース】

    今週の市販薬ニュースは2つお届けします。 ロート製薬の防風通聖散が16日からリニューアル発売しました。どうせパッケージが変わっただけでしょと思ってましたが、満量処方(5000mg)のまま服用回数が1日3回から2回になりました。これはいいですね。ただし1日服用錠数は12錠のまま。ということは?1回4錠から6錠に増えました。ん? https://www.rohto.co.jp/news/release/2023/0414_01/ ちなみに、1日3回と1日2回の違いについては、医療用医薬品を使ったこんな研究があります。 https://www.kampoyubi.jp/effort/pdf/bunk…

  • 解熱鎮痛剤「カロナール」が市販薬についに登場する【2023/4/10~4/14のニュース】

    大きなニュースです。解熱鎮痛薬の「カロナール」が市販薬になります。カロナールといえば、コロナ対策で一躍有名になった薬の1つ。元々病院でよく処方される薬です。ドラッグストアの棚に、また1つ、「病院と同じ名前の薬」が増えることになります。 第一三共ヘルスケアは4月12日、医療用医薬品「カロナール錠」と同一商標を使用して「カロナールA」の製造販売承認を取得したことを発表しました。発売時期は未定です。 OTC医薬品「カロナールA」製造販売承認取得に関するお知らせ|第一三共ヘルスケア株式会社 病院で処方されるカロナールは、あゆみ製薬という会社が製造販売している薬です。このあゆみ製薬のカロナールの商標を、…

  • 社会的価値を加えた市販薬は増えそう【2023/4/3~4/7のニュース】

    今週のニュースです。1月の頃は都内で一日最大2万人を超える新規感染者を出していた新型コロナも、3月に入ってからは3桁台が続いています。ただ、ここ1週間は四桁が続いており、微増。世間ではほとんど話題から消えつつありますが、実は新型コロナの検査キットは継続的に売れています。ピーク時よりはだいぶ減りつつも、ちょこちょことコンスタントに売れており、「まだまだ不安はあるんだな」と感じさせられます。 さて、新商品情報です。 栄養ドリンク「ユンケルDCF」が4/3にリニューアル発売しました。「疲れや睡眠不足からくる疲れに効果を発揮する「γ-オリザノール」を新配合」とのこと。ネットの商品ページがSDGsを非常…

  • 4月1日から市販薬の新販売ルールがスタート!【2023/3/27~3/31のニュース】

    4月1日から市販薬の販売制度が変更されます。このブログでも何度もお伝えしてきました。販売規制が強化され、ほとんどの風邪薬は一人1個のみの購入となります。31日、Twitterの私のタイムラインにも、厚労省のアカウントによるアナウンスが流れてきました。ほとんどのメディアはこの新制度を報じていないと思いますので、多くの利用者にとっては”いきなり”感があるでしょう。でも、去年から年初にかけて決まっていたことなので、世間のドラッグストアは準備していました。「今まで買えたのに」「意味がわからない」「自分は大丈夫」というお気持ちはあると思いますが、国の法令ですので、ご協力をお願いします。 宣伝です。今週発…

  • リビメックス?リドメックス?ややこしやな新商品登場【2023/3/20~3/24のニュース】

    今週の新商品ラッシュでした。 コーワから2製品が20日に発売。1つは「ケラチナミンコーワ クロザラエイド」。尿素20%に抗炎症成分のアルニカチンキ等を配合。ネーミングの通り、ヒジやヒザの黒くてザラザラした部分に使うお薬です。パッケージがヒルマイルドなどの既存の保湿薬に似てます。ヒルマイルドと似てますが、成分は全く異なりますので、ご注意を。 もう1つはステロイド薬の「新リビメックス」。軟膏、クリーム、ローションの3タイプが同時発売です。こちらは市販薬として日本初となる「プレドニゾロン吉草酸エステル酢酸エステル」を、医療用と同濃度の0.3%配合した新製品。そう、実は従来のリビメックスの濃度は0.1…

  • 市販薬選定アプリが登場。市販薬サービスは今後増えそう?【2023/313~3/17のニュース】

    今週の市販薬ニュースです。 「ボーコレンエージ+プラス 猪苓湯合四物湯錠」が3/29に発売すると発表されました。繰り返す(慢性の)膀胱炎向けの薬で、”膀胱粘膜強化作用”があるというのがメーカーの説明です。漢方的解釈では血虚に用いる、というわけで四物湯を加えた猪苓湯となっています。 【新製品】40代からの長引く膀胱などの炎症によるトラブルを改善する漢方薬「ボーコレンエージ+ 猪苓湯合四物湯錠(ちょれいとうごうしもつとうじょう)」 ニュースリリース 小林製薬株式会社 それから、これは2月の話になりますが、「ゼロノナイトG ゴキブリ用 くん煙剤」(第二類医薬品)に新発売されています。すっかり…

  • 新商品が続々発表・発売。厚労省では市販薬の課題の検討会開催【2023/3/6~3/10のニュース】

    今週は新商品の発売・発表が相次ぎました。 サンテの目薬「サンテメディカルプラス」が3月9日発売しました。全3種類あるサンテメディカルシリーズの後継品です。それぞれに成分を充実させたとのこと。価格はいずれも税抜1680円。 https://www.santen.co.jp/ja/news/230309.pdf 「メンソレータムカブレーナ乳液」(第二類医薬品)が20日に発売します。“おりもの”などによる、かぶれ・かゆみに向けた薬。類似薬は他にもありますが、乳液であることが特徴でしょう。主たる成分はウフェナマート。香料ありです。 フェムケア市場に新提案!痛がゆい、デリケート部位の“おりものかぶれ”に…

  • 梅毒流行で都内では無料検査。性病情報ももっとオープンにしては?【2023/2/28~3/3のニュース】

    梅毒が流行しているというニュースが、去年の年末から頻繁に報じられています。性産業に従事されている方々は、さぞかし不安でしょう。都内では、ついに無料の検査が実施されるようになりました。 梅毒の感染者急増 症状は? 東京都が無料検査 1時間で結果判明 NHK 一方で、性風俗と無関係と人にも感染が広がっているようですから、「自分は大丈夫」と油断するなかれ、です。梅毒は症状が現れたり引っ込んだりするところが怖いですね。受診をすれば治りますが、放置すると命に関わります。ご注意を。とにかく、すぐに受診が大事。 東京都は「Webで学ぶ梅毒」というサイトを公開しています。これはなかなかすごいですね。 We…

  • 「医薬品の販売制度に関する検討会」がスタート【2023/2/20~2/25のニュース】

    大きな動きになるのか、はたまた、アリバイ作りか。 厚労省で「医薬品の販売制度に関する検討会」がスタートし、今週22日に最初の検討会が開かれました。第一会のテーマは零売でした。 https://www.mhlw.go.jp/stf/newpage_30972.html ツイッター上では様々な意見が、どちらかというよ、零売を支持する意見が私のタイムラインでは目につきました。しかし、ツイッターという集団の中の話であり、世間の薬剤師の意見となると、また別だろうというのが私の個人的な印象です。零売賛成の中にも、様々な条件付き賛成の形があるでしょう。いわゆる、総論賛成、各論反対。議論が具体的ではない時には…

  • 「出前館」に市販薬が登場。風邪薬も出前可能に【2023/2/13~2/17のニュース】

    今週のニュースです。テレビCMでもおなじみの「出前館」が、市販薬の出前も始めたことを発表しました。風邪薬や解熱剤などが「出前」できるようになります。 『出前館』で、総合かぜ薬や解熱剤など指定第2類医薬品の取り扱いを開始 ニュース 株式会社出前館 今のところ、東京都内の一部のウエルシアでのみのようです。購入者の情報は、どの程度お店側に行くのでしょう。お店側に知られないまま、痛み止めを何度も繰り返し購入することも可能なのでしょうか。私は出前館を利用したことがないので詳細はわかりません。また、決済はどのようになるのでしょうか?色々気になるところです。 そのほか、新商品情報です。のびのびサロン…

  • ロキソニンに新商品「ロキソニンSプレミアムファイン」登場【2023/2/6~2/10のニュース】

    ロキソニンシリーズに新商品登場します。ピンクとゴールドのパッケージ、その名も「ロキソニンSプレミアムファイン」。3/8発売予定。従来のプレミアムは眠気のでる成分が配合されていましたが、プレミアムファインは眠気の出る成分も、カフェインも配合されていません。 プレミアムファインは、通常のロキソニンに、芍薬とヘスペリジンと制酸成分(Mg)の3つを配合した生理痛向け製品です。内臓痛にも効果を発揮する芍薬と、鎮痛効果に関わるとされるヘスペリジンを配合していることから、生理痛向けのお薬という位置付けにしているようです。もちろん、生理痛以外のの痛みに使っても問題はありません。 芍薬は芍薬甘草湯の主たる成分と…

  • 受験シーズンの強い味方。今年の花粉症薬情報【2023/1/30~2/3のニュース】

    今週はニッポン放送ラジオ『辛坊治郎ズーム』に生出演してきました。昨年に続き2度目。色々反省点もありつつ、貴重な機会をくださったことに感謝します。 こちらで聞けます↓(今回は反省ばかりでお恥ずかしいです。でも学びも多かったです) https://radiko.jp/#!/ts/LFR/20230131153000 今日のブログでは、ラジオ当日お話できなかったことを書きます。 ●花粉症薬は何が進化してる? 市販の花粉症薬には、毎年”何か”が起きています。新しい製品が出たり、既存の製品でも購入しやすくなったり。近年で言えば、フルナーゼ、タリオンといった元々病院で処方されてきた薬が市販薬になりましたし…

  • 小林製薬が新型コロナ・インフル同時キットを2月から発売【2023/1/23~1/27のニュース】

    小林製薬が医薬品の新型コロナ・インフルエンザ同時検査キットを2/8に発売すると発表しました。価格は2回用で5200円。すでに日本調剤が販売しているものと同一製品(エスプライン)であり、価格もほぼ同じです。抗原検査キットほどではありませんが、同時キットは私の周りでもちょこちょこ売れています。需要はありますね。インフルエンザシーズンですから。抗原検査キットの需要は年末年始をピークに、現在は一気に縮小しています。繰り返しますが、同時キットにも”研究用”は存在しますのでご注意を。 新型コロナ感染症を5月8日から「5類」とすることを、政府が今週正式に発表しました。季節性インフルエンザと同等になります。マ…

  • 1回で効く腟カンジダ薬がネットでの販売開始【2023/1/16~1/20のニュース】

    1回で効く腟カンジダの薬「メンソレータムフレディCC1」(イソコナゾール硝酸塩600mg)が、1/20に要指導医薬品から第一類医薬品に移行しました。これによって、ネット購入、代理購入が可能になりました。ネット購入といっても1クリックで購入できるわけではなく、問診画面への入力が必要で、画面の向こうでは薬剤師がチェックをしています(なお、移行直後のためか、いまのところアマゾンでは販売されていません)。 メンソレータムフレディは色々な種類があります。腟カンジダの市販薬は、6日連続で使わなければいけない製品がほとんどなのですが、「1」と書かれたこの商品は、1回で済むという特徴で2020年に発売されまし…

  • 風邪薬の購入は4月から1人1点に【2023/1/9~1/13のニュース】

    年初に、特大のニュースがやってきました。昨年から準備が進められてきた、市販薬の乱用対策の販売規制強化が、4月1日から開始されることが決まりました。13日に厚労省が告示したことを業界誌が報じています。 www.dgs-on-line.com これによって、大半の風邪薬は1人1点までの購入となります。規制の対象から外れるのは、パブロン50やストナファミリーなど、ごく一部の製品です。また、風邪薬だけではなく、一部の小児用シロップや、咳止めの飴も対象となります。例えば浅田飴は、通常の浅田飴は対象外ですが、咳止めの浅田飴は規制対象となります。 さて、コロナはやや下火にはなってきましたが、検査キットは継続…

  • 2023年もよろしくお願いします

    あけましておめでとうございます。このブログを9年目に突入しました(2014年12月開設)。ブログを始めたころの世間は、市販薬に存在感は薄く、ニュースに取り上げられる機会もほとんどなかったように記憶しています。それが新型コロナの感染拡大を受けて、いまやテレビで市販薬という言葉を見ることが、すっかり珍しくなくなりました。 市販薬の情報量を増やし、市販薬の議論の総量を増やす。これがブログの目的です。そして市販薬を知ることを通じて、日々の生活が快適になればいいなと思っています。そのために、今年も市販薬を身近に感じていただけるブログをお送りします。 市販薬を含めた医薬品業界の規制改革は年々広がっています…

  • 【2022年版】ドラッグストア利用者は絶対知っておきたい市販薬ニュースTOP10

    今年最後のブログ更新です。本年も誠にお世話になりました。今年は新しいことへの挑戦をたくさんしました。kurieditsとしての活動では、初めてラジオ出演に挑戦したことが一番の挑戦だったと思います。それから、法人向け大手研修企業であるネットパイロティング様の登録販売者向けサイト(法人向け)で毎月記事を書かせていただき、こちらも自分にとっては勉強になりました。本ブログを読んで、もっと知りたいと思った登録販売者のかたはぜひ、ネットパイロティング様のI-so-leaningものぞいてみてください。 前置きはこれくらいにして、今年も行ってみましょう、2022年の市販薬ニューストップ10です!これを読めば…

  • 「ロキソニン販売機」が登場する時代【2022/12/12~12/16のニュース】

    ああ、ついにきたか、というのが、薬事行政を見てきたあらかたの薬剤師たちの感想ではないでしょうか。市販薬のロキソニン販売の、大きな規制緩和を告げるニュースが、年の瀬に入ってきました。今後、日本では「ロキソニン販売機」が登場するかもしれません。 読売新聞は今週、ロキソニンなどの第一類医薬品を、政府がテレビ電話やオンライン会議で薬剤師が面談することで販売を認める方針であることを報じました。 薬剤師の常駐義務を緩和、ロキソニンなどオンライン面談で販売可に…政府方針 : 読売新聞オンライン 「政府が月内に開くデジタル臨時行政調査会で方針を決め、2024年6月までに、薬剤師の常駐を義務づけている厚生労働省…

  • 中国の薬不足が日本にも影響?突然、風邪薬特需のワケ【2022/12/12~12/16のニュース】

    風邪薬の需要が一気に高まってきました。風邪シーズンだから、ではありません。中国系のお客さんが、パブロンなどを買っていくのです。なんだか売れるなあと思っていたら、早速、ビジネス雑誌の記事になっていました。 中国人が「パブロンゴールド」を買い占める…中国のコロナ政策の転換で、日本の風邪薬が売り切れるナゾ(プレジデントオンライン) - Yahoo!ニュース ジャーナリストの高口康太さんは「中国人はコロナ治療薬を自力で確保しなければいけなくなったので、日本の風邪薬に注目が集まっている。とりわけ『パブロンゴールド』が人気で、これから品薄になる恐れがある」という――。 記事によると、中国がコロナ政策を転換…

  • 市販薬に「いつもの薬がない」の波。そういう時こそ相談を。【2022/12/5~12/9のニュース】

    今週は新商品のニュースがありませんでした。もう年末ですね・・・。早いです。 ここ数年、医療用医薬品は「在庫がない」という状態が多々出ていますが、市販薬にもいくつか入荷が途絶えた薬があります。マイナーな薬もあれば、え!あれが?と思うようなメジャーな薬もあります。在庫不足の理由はさまざまです。原材料変更に伴う供給不安定(正露丸糖衣:IR情報より)、行政処分によるもの(廣貫堂)、原料高騰や需要増などもあるでしょう。廣貫堂は大手製薬企業とも取引していました。例えば、ツムラの「中将湯ラムール」「ラムールQ」は製造工程の一部を委託していたため、仕入れのめどが立っていないということを11月に発表しています。…

  • 2大ニュース!「肥満対策薬」と「インフル&コロナ検査キット」が発売決定【2022/11/27~12/2のニュース】

    今週は大ニュースが飛び込んできました。 1つは、新型コロナとインフルエンザの同時検査キットが市販薬になることが決まった、というニュースです。今月中に市場に出回りそうです。第一類医薬品として販売されますので、インターネットで購入可能です。ただし、店頭でもネットでも、薬剤師による確認や説明が必要になります。いままではインフルエンザだと思いながら病院を受診していた人も多いでしょう。今後は自宅で自分で確認できてしまいます。様々な方面に影響が出るでしょう。 もう一つのニュースは、肥満対策の市販薬が発売されることです。その名も「アライ」。なんともヘンテコな製品名ですが、これは昔から海外で以前から発売されて…

  • 新型コロナ治療薬ゾコーバと市販薬の関係は?【2022/11/21~11/25のニュース】

    大きなニュースが2つありました。1つは、ゾコーバという新型コロナの治療に使える飲み薬が登場したことです。効果のほどはさておき、飲みあわせが注意となる薬剤がそこそこあります。ドラッグストアで販売されているような成分も、一応ありました。このブログで言いたいこととしては、とにかく、病院では、市販薬を含めて飲んでいるものはお医者さんにお伝えくださいということです。 禁忌リストの中で、実務レベルで一番関わりが大きいのは、サプリメントのセイヨウオトギリソウかもしれません。セントジョーンズワートという名前で、大手サプリ会社からも発売されています時々、購入されるかたがいます。飲みあわせとしては、治療薬の効果が…

  • 濫用の恐れのある医薬品の販売規制強化がほぼ確実【2022/11/14~11/18のニュース】

    一部のドラッグストアでは、特定の医薬品をレジに通すとアラートが出るようになっています。対象品目は会社によって異なり、アラートがでると資格者が販売を確認します。この安全確認の対象となる医薬品が拡大されるようです。実施時期は未定ですが、来年の春頃までには始める印象です。 【ドラッグストア協会】「濫用のおそれのある医薬品」対象拡大への準備を会員通知/456品目から1275品目に対象品目拡大 特に影響が大きいのは、「3. ジヒドロコデイン (鎮咳去痰薬に限る。)→ ジヒドロコデイン」と「メチルエフェドリン(鎮咳去痰薬のうち、 内容液剤に限る。)→ メチルエフェドリン」の部分でしょう。ほとんどの風邪薬が…

  • 第一類医薬品を登録販売者が売れるように?【2022/11/7~11/11のニュース】

    今週はこれといったニュースがありませんでした。ただ、時事問題では大きな出来事がありました。こちら。 【ドラッグストア協会】OTC第1類医薬品の医薬品登録販売者による販売要望/自民党「予算・税制等に関する政策懇談会」で チェーンドラッグストア協会が自民党に対して政策要望をしたというニュースです。要望の1つに「国民の安心で円滑な医薬品購入アクセス整備の観点から、OTC第1類医薬品の医薬品登録販売者による販売」があったことが報じられました。 これだけではなんとも言えませんが、非常にインパクトがあります。こういう主張が小売企業側から表れたのは、当然と言えば当然ですが、しかし、実際の個々の登録販売者の能…

  • 風邪になったら「頑張る」より「休む」の時代?【2022/10/31~11/4のニュース】

    全薬工業が10月31日、「ジキニン×ゆとりうむ」のページを公開しました。風邪になった時に休めるように、というコンセプトです。風邪薬に期待するものが「もうひと頑張りのために」のほかに、「休むために」という期待が強くなりつつあるように感じます。社会の変化でもあるのかなと思います。 さて、厚労省が季節性インフルエンザと新型コロナウイルスの同時流行に備えるために、抗原検査キットや解熱鎮痛剤などの備蓄を国民に呼びかけるリーフレットを10月28日に作成したとの報道がありました。こちらがサイトになります。 新型コロナウイルス・季節性インフルエンザの同時流行に備えた対応|厚生労働省 抗原検査キットは研究用は避…

  • うがい薬のカバくんが明治から健栄に【2022/10/24~10/28のニュース】

    キャッチアップが遅れましたが、スカルプDでおなじみのアンファーが「スカルプDメディカルミノキ5 プレミアム」を10/20に発売しました。特徴は、3成分を追加配合、クッションラバーヘッドが改良、などです。各社ミノキシジル製剤のリニューアルが、ポツポツと続いている印象です。 新しく生まれ変わった“スカルプD” デザインを“一新“して付け替えシステムを採用 10月20日(木)新発売 それから、うがい薬のカバくんが、明治から健栄に変わりました。ニュースリリースがないので、いつの間にか、です。サイトのデザインは、ほぼそのまま流用されています。 カバくんの健栄うがい薬・きず薬 |健栄製薬

  • 抗原検査キット市場戦線に以上あり。気になるグリシンの胃保護効果は?【2022/10/17~10/21のニュース】

    大正製薬が抗原検査キットを11月中旬より発売すると20日に発表しました。前日19日には小林製薬も製造販売を取得したことを発表。製品数が増えることで価格が下落し、家庭用検査薬として実用的な価格に落ち着きそうです。現状は一回分で千数百円から二千円以上なので、ちょくちょく検査することは難しいでしょう。新型コロナのような検査キットは安価であるほうが、公衆衛生上の実用性が高いといえます。各製品にも、価格、使用方法、使用回数のそれぞれに特徴があることも良い傾向だと思います。例えば、小林製薬の検査キットは唾液と鼻ぬぐいの両方で使え、1箱で2回分です。 もう1つニュース。アセトアミノフェンの鎮痛薬「ナロンm」…

  • いつの間にこんなに増えた!?命の母シリーズ全7種類【2022/10/10~10/14のニュース】

    婦人薬として有名な「命の母」シリーズに、10月12日、新商品「命の母アクティブ」が全国発売しました。一部地域では以前から発売していたような記憶もありますが、今月から全国発売です。 命の母アクティブのキーワードは「更年期後」。更年期を終えたのに、肩こり、腰痛、だるさなどの体の不調が続くかたに向けた薬です。使い分けとしては、更年期前のかた(PMS症状)には「命の母ホワイト」、更年期のかたには「命の母」、そして更年期後には「命の母アクティブ」、という流れをイメージしていただくとわかりやすいかもしれません。 ”更年期後”の不調を生薬由来成分で改善!「命の母 アクティブ」 ニュースリリース 小林…

  • 発毛医薬品「リザレックコーワα5」が発売【2022/10/3~10/7のニュース】

    今週のニュースです。ゼリア新薬の「ハイゼリー 顆粒EX」が今月発売しました。滋養強壮効果があるとされるローヤルゼリーが多く入った薬です。現行品のハイゼリー顆粒にショウキョウとグリシンが追加されて、ジンジャー味だそうです。現行品のほうは飲みやすかったですが、今回はどうでしょうか。 ハイゼリー顆粒はローヤルゼリーが1回300mg含まれています。これは市販薬の中ではかなり多いほうでしょう。ハイゼリーシリーズは他にもありますが、製品によって成分も異なりますのでご注意を。 もう一つニュースです。興和から発毛薬「リザレックコーワα5」が4日に発売しました。リザレックのリニューアル版です。有効成分はミノキシ…

  • 風邪は「早く治そう」→「頑張ろう」から新コンセプト「ベンザブロックYASUMO」発売

    「ベンザブロックYASUMO」が9/28新発売しました。「風邪を引いたら休もう」というメッセージを含んだ、あまりに正論すぎて逆に新しいコンセプトの風邪薬。イブプロフェンとジフェンヒドラミンを配合した日本唯一のかぜ薬で、カフェイン無配合。名前から想像する通り、どちらかというと眠くなる風邪薬です。パッケージかわいいですね。 https://alinamin-pharma.co.jp/news/2022/09/assets/APC_Press_Release_20220922.pdf 風邪薬が持つメッセージは時代とともに変化しています。昔は、「早めに治そう」というパブロンのCMがありました。それから…

  • 調剤の外部委託が市販薬販売に与える影響は?【2022/9/20~9/24のニュース】

    今週は日経新聞で「調剤の外部委託、無条件解禁を協議へ 規制改革推進会議」というニュースがありました。調剤業務の話ではありますが、市販薬販売業界にも影響が出るように感じます。 調剤の外部委託、無条件解禁を協議へ 規制改革推進会議: 日本経済新聞 このニュースは、現在保険薬局で行なっているピッキングや一包化などの「対物業務」を外部に委託し、薬局では患者さんとの「対人業務」に集中するというものです。薬を管理しているところと、患者さんに応対する薬剤師が地理的に離れることになります。このような対物と対人業務の分離が、仮に記事にある通りに無条件解禁されると、市販薬販売にはどんな影響があるのでしょうか。 ま…

  • 新しいストッパ、新しい要指導医薬品、新製品続々登場【2022/9/13~9/17のニュース】

    秋の新製品ラッシュです。 まず、下痢止め薬『ストッパNOM』が9/28発売します。水無しで飲めるチュアブルです。有効成分はロペラミドと、なんとウコン。有効成分にウコンは珍しいですね。飲酒の前後に飲まないように注意書きあり。ウコンが入っているからといって、呑む前に飲むような予防薬ではありません。 https://www.lion.co.jp/ja/news/2022/4015 続いてロート製薬から、鼻の穴の入口やまわりの炎症を鎮める医薬品「メンソレータム メディクイックN軟膏」が9/20発売します。ステロイドのお薬です。「鼻毛のある部分(皮膚)のみに使用し、粘膜には使用しないでください」とのこと…

  • 40代コンタクトレンズ利用者向けの目薬がブーム?【2022/9/6~9/10のニュース】

    40歳以上のコンタクト目薬戦線に異常ありです。ロート製薬からコンタクト装着中に使える「ロートゴールド40コンタクト」が9/13新発売すると発表されました。なんと、時ほぼ同じくして9/14、ライバルのライオンからはスマイル40ゴールドコンタクトが発売します。ロートとスマイルは目薬の大手ブランド。そこから同時に、中高年向けのコンタクト用目薬が登場です。 なんでも、ライオンのニュースリリースによると、40代のコンタクト利用者が増えているそうです。学生の頃からコンタクトを使っていた世代が大人になって、40代を迎えているということではないでしょうか。中高年コンタクトカテゴリーは、今後、ちょっとした市販薬…

  • 厚労省認可の抗原検査キットが今週からアマゾンなどで購入可能に【2022/8/29~9/3のニュース】

    厚労省認可の抗原検査キットが今週からネット解禁されました。私が知る限りニュースリリースでの発表が最も早かったのは日本調剤です。8月31日朝から抗原検査キットのネット販売をスタートさせました。アマゾンが開始したのはその日か、9月1日か2日だと思います。9月1日から販売開始したサイトもありました。製品はいずれもシーメンスヘルスケアの製品で、価格はアマゾンでは5回分で7980円。どこもおおよそこれくらいの価格です。1回あたり1600円程度の計算になります。これまで薬局で購入できた医療用の抗原検査キットが、大手チェーン薬局であれば概ね1600円くらいでしたので(中小規模薬局では価格の高いところもありま…

  • 市販薬、その麗しき味の世界【2022/8/22~8/26のニュース】

    新商品続々の季節になりました。9/1からヘパリン類似物質のヒルマイルドスプレーが登場します。現時点で公式サイトでのニュースリリースはありませんが、健栄製薬のツイッターアカウントが発表しました。こういうパターンもあるんですね。初めてです。容器を逆さにしても使えるスプレーだそうです。そういえば容器デザインが変わりましたね。医療用ヒルドイドに寄せすぎ!とクレームが来て係争中だったのですが、デザイン変更することで今年3月に合意・終結したのでした。 8/25から「ムヒののどスプレー」が発売しました。喉の痛い子供向けに作られた、アンパンマン柄のイチゴ味のどスプレーです。成分はアズレン。イチゴ味のアズレン、…

  • 医療用抗原検査キットが市販薬に【2022/8/15~8/19のニュース】

    今週は色々なニュースがありました。まず一番大事なのが、医療用抗原検査キットが市販薬になることです。ほぼ確定しました。第一類医薬品としての販売のようです。薬剤師がいなければ販売できないという点では現状と同じですが、ネット販売が可能になります。 この検査キットの市場供給が追いつけば、巷にある研究用のキットは徐々に居場所を失っていくでしょう。最近は販売元の東亜産業が希望する自治体に無料配布し、手を挙げた自治体もかなり多くあるようですが、これを受けて19日、厚労省から改めて注意の通知が出されました。 https://www.mhlw.go.jp/content/000977858.pdf 「医療用抗原…

  • 抗原検査キットとヘルスリテラシー問題【2022/8/8~8/12のニュース】

    厚労省が認可しているコロナの抗原検査キットを、インターネットで売れるようにするという報道がありました。どのような制度でネットで売れるようにするのか不明ですが、市販薬にする方向で動いているようです。市販薬の場合は正攻法でいくと、最初の数年は要指導医薬品という扱いでネットでは売れませんので、今年からすぐにネット販売できるわけではなくなります。そこも気になります。来週17日に厚労省で検討会議が開催される予定です。 厚労省が認可している検査キットが広く流通することは、私は好ましいことだと考えます。先日のラジオでもお話しましたが、研究用と厚労省認可の抗原検査キットの違いを理解していない人は、まだまだたく…

  • 胃薬イトプリドの市販薬が9月に発売【2022/8/1~8/5のニュース】

    新たな要指導医薬品が市場に登場します。小林製薬株式会社が胃腸薬「イラクナ」(要指導医薬品)を9月28日に発売することを発表しました。成分はイトプリドで、医療用の名前はガナトンです。コリン作用によって消化管の動きを亢進させます。小林製薬によると、胃腸薬では12年ぶりのスイッチOTCになるそうです。 日本初!医療用成分”イトプリド塩酸塩”配合のスイッチOTC薬 弱った胃の動きを活発にする「イラクナ」(要指導医薬品) ニュースリリース 小林製薬株式会社 1回50mgの1日3回なので医療用と同じです。食前服用ですね。医師側からの意見にあるように、吐き気へのニーズも少し気になるところ。あとは各資…

  • ラジオ出演のこと、コロナのこと、依存成分規制の今後のこと【2022/7/25~7/29のニュース】

    今週はラジオに出演してきました。辛坊治郎さんの「ズーム!そこまで言うか!」というニッポン放送の番組です。今までラジオはお断りしてきたのですが、私はもっと新しいことに挑戦しなければいけないという気持ちで、今回お引き受けしました。こうしたかたちで貴重なご依頼をいただき、ありがたかったです。 録音がユーチューブにアップされていましたのでリンクを貼っておきます。こちら36:00あたりから20分ほどです。 youtu.be なにより、あの辛坊治郎さんの番組です!(ちなみに依頼を受けた時は、自分は辛坊さんと話すことになるとは思っていませんでした)。辛坊さんのことはご存知でしょうか?元読売テレビのキャスター…

  • 新型コロナ抗原検査キットの正しい買い方【2022/7/18~7/22のニュース】

    新型コロナウイルスの第7波が本格化しています。これを書いている週末にも、抗原検査キットはかなり枯渇しているようで、様々なことが流動的な状態ですが、この1週間を振り返ります。 まず、私の店頭では、抗原検査キットの問い合わせが劇的に増えました。この状況で、わざわざ抗原検査キットを探しているくらいですから、情報に敏感なかたが多いのかなという印象だったのですが、話していて驚いたことがあります。それは、ほとんどの人が、「研究用」抗原検査キットと、「医療用」抗原検査キットの区別がついていないということです。 研究用の抗原検査キットは、新型コロナ対策として国が正式に認めていない、精度不明の検査キットのことで…

  • 市販薬販売機に睡眠改善薬が追加【2022/7/11~7/15のニュース】

    大正製薬が新宿駅構内で試験中の市販薬販売機の、運用と扱い品目が変更されました。主な変更点は次の通りです。 ①通勤時間帯も利用できるように、販売時間を朝7時〜午夜9時までに延長 ②新たな品目に、睡眠改善薬や酔い止め薬、涙液型目薬などを追加 ③プライバシーが保たれるようにディスプレイ表示を変更 JR新宿駅改札内で実証中のOTC販売機の販売品目及びシステムを一部変更|大正製薬 個人的には、睡眠改善薬が加わったことが意外でした。

  • 市販薬の不適切使用の規制と、禁酒法時代の酒と薬について【2022/7/4~7/8のニュース】

    ここのところ、市販薬の不正使用に関する報道が続いています。私が見たのは2つの報道で、その2つに共通しているのは、「規制よりもサポートを」というメディアの主張あるいは強調でした。 市販薬の過剰摂取、若者で深刻 「規制より相談体制を」: 日本経済新聞 サポートが重要だということは確かです。でも「サポートが大事」だと言って、それでちょっと問題解決した気になっていませんか?というのが、現場にいる私の気持ちです。そこで、 「私、すごーく不思議なんですけど、市販薬乱用の報道って、いつも「無理やりやめさせるのではなく、周囲の受けとめとサポートが大事」という主張になるんですよね。市販薬の成分や売り方に問題があ…

  • ボルタレン「においゼロ」は本当?【2022/6/27~7/1のニュース】

    薬物乱用について書いていたら、下書きが全部消えていました・・・。というわけで、その話は来週に持ち越します。7月はボルタレンのパッケージが変更されます。「無香料」から「においゼロ」になります。においゼロってすごいですね。本当でしょうか?確認してみたいですね。 ちなみに、サロンシップの「無臭性」は、かなりにおいは抑えられています。においゼロではないですが、首の後ろに貼っても、においは漂ってきません。

  • ポケットティッシュのようなシップ「ポケシップ」第2弾発売【2022/6/20~6/24のニュース】

    ポケットティッシュのようなコンパクト性を備えた「ポケシップ」に、温感タイプのサロンシップが6/23に発売(メーカー出荷)しました。家庭の薬箱に収まる便利サイズ。 このポケットティッシュのようなタイプのシップは2021年8月に発売し、私の店頭でもそこそこお客様から問い合わせがあったと記憶しています。 https://www.hisamitsu.co.jp/company/pdf/news_release_220623.pdf ところで、今週は暑かったですね。今日も暑かった・・・。熱中症対策といえば、経口補水液のOS-1が有名です。7月4日にアップル風味が追加発売されることになりました。味がついて…

  • ヨードの点眼剤が登場する可能性【2022/6/13~6/17のニュース】

    ドラッグストアのセイムスなどを展開する富士薬品が、今年の春からヘルスケア相談を会員制で応じるサービスを始めました。その背景について記事が出てましたのでご紹介します。 【富士薬品】“会員制”相談応需サービス開始の背景 /デジタル化が浮かび上がらせた“人の強み” また、これは今月あたまの話ですが、厚労省の審議会の議事録公開が更新されていましたので、リンクを貼っておきます。 薬事・食品衛生審議会 (要指導・一般用医薬品部会)|厚生労働省 ヨードの点眼剤です。なかなか面白いですね。有用性が紹介されています。 そのほか、今週は医療用医薬品のでキストロメトルファンの添付文書が改訂されました。MAO阻害剤(…

  • 第3のチャネル、薬のセルフ販売機の登場【2022/6/6~6/10のニュース】

    先週のことになりますが、大正製薬による日本初の市販薬販売機が新宿駅構内に設置されました。早速、体験してきました。感想を一言でいうなら、便利、これに尽きます。 販売機ではクラリチン、パブロン、ナロンエース、ゼナなどを購入することができます。機械の操作はいたって簡単です。販売機の前で、商品を選んでボタンを押します。会計は電子マネー。カメラによる顔認証などはありますが、戸惑うことはなく、さっさと購入することができました。意外だったのは、水虫やデリケートゾーンの薬も販売されていたことです。この販売機、モニターが大型テレビくらいの大きさなので、何を買おうとしているのか、周囲から丸見えです。なんでこんなに…

  • 国内初、市販薬の販売機が新宿駅に登場【2022/5/30~6/3のニュース】

    今週1番のニュースはこれでしょう。以前から話のあった、国内初の薬の販売機が、新宿駅構内に設置されました。私も行ってきました。今週は、このことについて書く予定だったのですが、飼いウサギのクロが今朝、息を引き取り、とても書ける気分にはなれませんでした。来週に延期させてください。ニュースだけ紹介します<(_ _)> www.jiji.com

  • ドラッグストアの成長を牽引する調剤業務【2022/5/23~5/27のニュース】

    今週は市販薬の情報はなく・・・代わりに、ドラッグストアのお話です。 ドラッグストア各社が調剤に力を入れているというものです。今年は調剤報酬の規制や報酬制度の数々が変わりました。業界記事によると、薬剤師のやるべき業務、というのがはっきりしたと受け止めた経営者も多いようです。 調剤がドラッグストア業界の成長をけん引! _小売・物流業界 ニュースサイト【ダイヤモンド・チェーンストアオンライン】 ドラッグストアが、「調剤」をキーワードとして成長・変質していくという傾向は、今後も変わらないでしょう。 異業種も、ここに関わってきます。ファミマが処方薬を渡すという「ファミマシー」を都内で本格稼働したというニ…

  • コロナ禍で増えたもの・・・【2022/5/16~5/20のニュース】

    市販薬の過量服薬による救急搬送が、コロナ禍で2.3倍になったとのニュースがありました。首都圏の救急センター3施設の集計の結果だそうです。 OTC薬の過量服薬による救急搬送、コロナ禍で2.3倍に:日経メディカル コロナ禍で増えているといえば、帯状疱疹にもその傾向があるという話題があります。統計的な増加はまだ明らかにはなっていないようですが、一部の医師の間で増加の感触があるそうです。帯状疱疹は、ウイルスが原因の、皮膚に赤みや水疱ができる、強い痛みを伴う皮膚の病気です。病院で飲み薬を飲めば治りますが、帯状疱疹は早期治療をしなければ、帯状疱疹後神経痛という痛みが続く状態に移行することがあります。症状は…

  • 市販薬あるある、名前と数字の錯覚表記【2022/5/9~5/13のニュース】

    アリナミン製薬より「アリナミン メディカルゴールド」が5/9に発売しました。名前も見た目も、まったく新しいですが、実は「アリナミン EX GOLD」と中身は同じです。公式サイトの製品比較一覧からは、すでにEX GOLDが消えています↓ https://alinamin.jp/assets/pdf/component01.pdf 中身は一緒なのに(ちなみに錠剤の大きさも同じ)、名前もパッケージも一新。それなりに合理的な理由があるのでしょうが、今まで使っていた人にとっては、分かりにくいかもしれません。 こういうことが、市販薬では起こります。最近の例を紹介します。 今年の春、体重減らしの薬として有名…

  • クレベリンを販売したドラッグストアのヘルスリテラシーってなに?【2022/5/2~4/6のニュース】

    誇大広告かどうかで騒がれていたクレベリン問題に、ひとまず決着がつきました。医療関係者にとっては、ようやく、といったところでしょう。景表法違反の指摘を受けていた空間除菌のクレベリンの販売元である大幸薬品は、3日、違反であることを認めることを発表しました。 弊社商品の表示に関するお知らせ|プレスルーム|大幸薬品株式会社 www3.nhk.or.jp 製品自体に問題はないため、クレベリンの回収や返品は受け付けないそうです。行き過ぎた広告を用いて、コロナ禍という非常事態の中で、クレベリンはこれまで多くの利益を同社にもたらしてきたわけですが、ブランドの毀損という点を除いて、収益だけに目を向ければ「売った…

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