令和6年4月29日(月) 【旧 三月二一日 大安】・穀雨 霜止出苗(しもやんでなえいずる)昭和また遠しと言はむ散り椿 ~所山花《ところさんか》(1927-2023)Photo:昭和の町並みを再現した西武園ゆうえんちの「夕日の丘商店街」(埼玉県所沢市)~iza 4月29日の今日は「昭
令和6年4月29日(月) 【旧 三月二一日 大安】・穀雨 霜止出苗(しもやんでなえいずる)昭和また遠しと言はむ散り椿 ~所山花《ところさんか》(1927-2023)Photo:昭和の町並みを再現した西武園ゆうえんちの「夕日の丘商店街」(埼玉県所沢市)~iza 4月29日の今日は「昭
令和6年4月28日(日) 【旧 三月二〇日 仏滅】・穀雨 霜止出苗(しもやんでなえいずる)五月には山ぢゆうに藤の花が咲く ああ天のはらひえて咲くとふ ~日高堯子(1945-)『玉虫草子』Photo:ノダフジ ~大阪市福島区役所 大阪市福島区の野田では植物学者の牧野富太郎博
令和6年4月27日(土) 【旧 三月一九日 先負】・穀雨 霜止出苗(しもやんでなえいずる)運命の鉄の鎖につながれて打ちのめされて立つ術もなし ~西田幾多郎(1870-1945)Photo:ソクラテスの死(ルイ・ダヴィッド作)ニューヨーク メトロポリタン美術館蔵 紀元前399年4月27
令和6年4月26日(金) 【旧 三月一八日 友引】・穀雨 霜止出苗(しもやんでなえいずる)芝ざくら好天あますところなし ~石原舟月(1892-1984)Photo:富士本栖湖リゾートの芝桜 ~FUJIYAMA NAVI 北国以外、木の枝に咲く桜はほぼ散ってしまいましたが土に咲く桜は今が見頃
令和6年4月25日(木) 【旧 三月一七日 先勝】・穀雨 霜止出苗(しもやんでなえいずる)春の霜こよひも降らむ磨る墨のにほひ身に染むほどのしづけさ ~吉井勇(1886-1960)Photo:霜の降りた菜の花畑 ~photoAC(ヒロタカ05さん) 今日は七十二候17番目「霜止出苗(しもやみ
令和6年4月24日(水) 【旧 三月一六日 赤口】・穀雨 葭始生(あしはじめてしょうず)時しあらば よにあひおひの ひめ小松 君にひかるる こともありなむ ~三条実美(1837-1891)Photo:湯田温泉 松田屋ホテル(山口市) 先週宿泊した湯田温泉の松田屋ホテルは幕末の志士た
令和6年4月23日(火) 【旧 三月一五日 大安】・穀雨 葭始生(あしはじめてしょうず)八月以外の十一か月の広島にしずかな声の雨は降りくる ~谷村はるか(1971-) 『ドームの骨の隙間の空に』Photo:多くの外国人観光客も祈りを捧げる原爆の子の像 2024年4月16日 呉の大
令和6年4月22日(月) 【旧 三月一四日 仏滅】・穀雨 葭始生(あしはじめてしょうず)春がすみいよよ濃くなる真昼間のなにも見えねば大和と思え ~前川佐美雄(1993-1990)Photo:戦艦「大和」の1/10スケールの模型 (大和ミュージアム・呉海事歴史科学館)2024年4月15
令和6年4月21日(日) 【旧 三月一三日 先負】・穀雨 葭始生(あしはじめてしょうず)ネッシーに逢へる期待や霧に立ち ~泉田秋硯《いずみたしゅうけん》(1926-2014)Photo:Wikipedia 1934年4月21日、英国で最も古いタブロイド紙『デイリー・メール』にこの写真が掲載さ
令和6年4月20日(土) 【旧 三月一二日 友引】・穀雨 葭始生(あしはじめてしょうず)家思ふと寐《い》を寝ず居れば鶴《たづ》が鳴く葦辺も見えず春の霞に ~作者未詳 『万葉集』 巻20-4400故郷の家を思って寝られずに居ると鶴が鳴いている葦辺もみえない。春の霞のために。
令和6年4月19日(金) 【旧 三月一一日 先勝】・穀雨 葭始生(あしはじめてしょうず)雨にぬるる広葉細葉の若葉森あが言ふこゑのやさしくきこゆ ~斎藤茂吉(1882-1953)『赤光』Photo:かがみよかがみ 二十四節気の6番目は「穀雨」。穀物の成長を助ける春の雨が降る頃。『
令和6年4月18日(木) 【旧 三月一〇日 赤口】・清明 虹始見(にじはじめてあらわる)かぜ立ちてまだ春わかきわが庭もいちごは白き花もちてゐる ~片山広子(1878-1957)『野に住みて』Photo:苺の花 ~ガーデンストーリー いちごはバラ科イチゴ属の多年草。春になると葉
令和6年4月17日(水) 【旧 三月九日 大安】・清明 虹始見(にじはじめてあらわる)楽浪《さざなみ》の志賀の辛崎幸くあれど大宮人の舟待ちかねつ ~柿本人麻呂 『万葉集』 巻1-0030 雑歌さざ波寄せる志賀の唐崎は昔と変わらないけれど、大宮人が乗る船はいくら待ってもも
令和6年4月16日(火) 【旧 三月八日 仏滅】・清明 虹始見(にじはじめてあらわる)草萌えてチャップリンめく古靴よ ~細川加賀(1924-1989)『傷痕』Photo:@DIME チャールズ・チャップリンがロンドン郊外のウォルワースで生まれたのは1889年4月16日。135年前の今日です
令和6年4月15日(月) 【旧 三月七日 先負】・清明 虹始見(にじはじめてあらわる)白きリラ咲きの乱れに降る雨に今日冷え冷えと春は移る日 ~近藤芳美(1913-2006)『遠く夏めぐりて』Photo:ライラック ~ガーデニングの図鑑 フランス語ではリラ、英語ではライラックと
令和6年4月14日(日) 【旧 三月六日 友引】・清明 虹始見(にじはじめてあらわる)わが恋は虹にもまして美しきいなづまとこそ似むと願ひぬ ~与謝野晶子(1878-1942)『恋衣』Photo:七十二候だより 今日は七十二候の第15候「虹始見(にじはじめてあらわる)」。二十四節
令和6年4月13日(土) 【旧 三月五日 先勝】・清明 鴻雁北(こうがんかえる)藤原京より寧楽《なら》宮に遷れる時の歌あをによし奈良の家には万代《よろづよ》にわれも通はむ忘ると思ふな ~作者未詳 『万葉集』 巻1-0080 雑歌奈良の家には永遠に私も通いましょう。忘れるな
令和6年4月12日(金) 【旧 三月四日 赤口】・清明 鴻雁北(こうがんかえる)日あたりの若葉ほぐるる楢山にあな珍しやちごちごの花 ~窪田空穂(1877-1967)Photo:オキナグサ ~光と風と薔薇と 今日4月12日は窪田空穂のご命日。この歌は神奈川県秦野市の震生湖《しんせい
令和6年4月11日(木) 【旧 三月三日 大安】・清明 鴻雁北(こうがんかえる)誕生日のあくる朝に写メールに送られてきしアネモネの花 ~花山多佳子(1948-)『鳥影』 歌人花山多佳子さんのお誕生日は3月始め。キンポウゲ科の多年草アネモネはその頃に花を咲かせますが、園
令和6年4月10日(水) 【旧 三月二日 仏滅】・清明 鴻雁北(こうがんかえる)欧州に別れを告げしビッグベン テムズの岸に夕影は落つ ~林龍三 『塔』2016年10月号(改)Photo:テムズ河畔にそびえるビッグベン ~NEWT 1858年4月10日、ロンドンにあるイギリス国会議事堂の
令和5年4月30日(日) 【旧 三月一一日 先勝】・穀雨・牡丹華(ぼたんはなさく)牡丹花は咲き定まりて静かなり花の占めたる位置のたしかさ ~木下利玄(1886-1925)『一路』Photo:ボタン ~おとなの勉強深夜便 七十二候の第18候「牡丹華(ぼたんはなさく)」。牡丹の花が咲く
令和5年4月29日(土) 【旧 三月一〇日 赤口】・穀雨・霜止出苗(しもやみてなえいずる)よく笑う海女の年齢不詳なる ~宇多喜代子(1935-)『象』Photo:Cluture trip ゴールデンウィーク初日は「昭和の日」。昭和の時代には「明治は遠くなりにけり」なんて言葉が流行ったこ
令和5年4月28日(金) 【旧 三月九日 大安】・穀雨・霜止出苗(しもやみてなえいずる)今ぞ知る二見の浦の蛤を貝合とて覆ふなりけり ~西行(1118-1190)『山家集』 巻下-1386今更知ったことだが、二見浦のはまぐりを貝合せにしているのであるな。Photo:貝合せ ~鎌倉 鉢の
令和5年4月27日(木) 【旧 三月八日 仏滅】・穀雨・霜止出苗(しもやみてなえいずる)青鷺が静止画像のごとたてり砂嘴のソクラテスとひそかに名付く ~若松喜子 『砂嘴のソクラテス』Photo:アオサギ ~photoAC 我が家の近くを流れる大和川は雨のない日には砂州がたくさん
令和5年4月26日(水) 【旧 三月七日 先負】・穀雨・霜止出苗(しもやみてなえいずる)山吹の花の盛りにかくのごと君を見まくは千歳にもがも ~大伴家持(718-785)『万葉集』 巻20-4304山吹の花の盛りに、このようにあなたにお会いする機会がいつまでも続いて欲しいものです
令和5年4月25日(火) 【旧 三月六日 友引】・穀雨・霜止出苗(しもやみてなえいずる)あけぼのや麦の葉末の春の霜 ~上島鬼貫《うえじまおにつら》(1661-1738)Photo:金山棚田(岩手県一関市) ~七十二候だより(久栄社) 晩春から初夏にかけての端境期。お天気は不安定
令和5年4月24日(月) 【旧 三月五日 先勝】・穀雨・葭始生(あしはじめてしょうず)マーガレット猫額の庭満たしけり ~中村汀女(1900-1988)Photo:恋占いの白い花「マーガレット」 ~Hana Prime Magazine 我が家の鉢植えでも今たくさんの花を咲かせているマーガレット。
令和5年4月23日(日) 【旧 三月四日 赤口】・穀雨・葭始生(あしはじめてしょうず)若子《みどりご》の這ひたもとほり朝夕に哭《ね》のみそわが泣く君無しにして ~余明軍《よのみょうぐん》『万葉集』 巻3-0458 挽歌幼子が這い回るように私は朝夕声を上げて泣いているばかり
令和5年4月22日(土) 【旧 三月三日 大安】・穀雨・葭始生(あしはじめてしょうず)日なた雨すぎゆく堤おほばこの葉は土よりも早くぬれをり ~高野公彦(1941-)『淡青』Photo:花をつけたオオバコ ~Amebaブログ バイサン60のページ オオバコは道端や空き地などでよく見
令和5年4月21日(金) 【旧 三月二日 仏滅】・穀雨・葭始生(あしはじめてしょうず)芦むらにうすれかかりぬ虹の端 ~石原舟月(1892-1984)Photo:水辺のアシの群生 ~tenki.jp 二十四節気の「穀雨」は昨日一日だけではなく、次の「立夏」の前日までの半月間をいいます。そ
令和5年4月20日(木) 【旧 三月一日 先負】・穀雨・葭始生(あしはじめてしょうず)まっさらなランドセルの子ら駆けてゆくふいの穀雨に声あげながら ~喜夛隆子Photo:堀江鞄製造 今日は二十四節気の第6「穀雨」。『暦便覧』には「春雨降りて百穀を生化すればなり」と記され
令和5年4月19日(水) 【旧 閏二月二九日 赤口】・清明・虹始見(にじはじめてあらわる)春愁のかぎりを躑躅燃えにけり ~水原秋桜子(1892-1981)Photo:ツツジ ~くるまのニュース 葉桜の下にもう赤紫の躑躅《ツツジ》が咲いていました。ツツジという呼称は、よく似た皐月
令和5年4月18日(火) 【旧 閏二月二八日 仏滅】・清明・虹始見(にじはじめてあらわる)春へ咲く藤の末葉《うらは》の心《うら》安にさ寝《ぬ》る夜ぞなき子ろをし思《も》へば ~作者未詳(東歌)『万葉集』巻14-3504 相聞歌春に咲く藤の末葉ではないが、心安らかに眠れる夜
令和5年4月17日(月) 【旧 閏二月二七日 仏滅】・清明・虹始見(にじはじめてあらわる)彼等とのつきあひ方と人のごとく語られてゐる人工知能 ~内田しず江 (平成28年宮内庁歌会始詠進歌)Photo:Artificial Intelligence Investing NEWS 7年前の宮中歌会始のお題は「人」
令和5年4月16日(日) 【旧 閏二月二六日 先負】・清明・虹始見(にじはじめてあらわる)むらさきのいぬのふぐりの花に寄るこころしばらくは保たせたまへ ~谷鼎(1896-1960)Photo:イヌノフグリ ~Adobe Stock イヌノフグリはオオバコ科クワガタソウ属の越年草。朝ドラの
令和5年4月15日(土) 【旧 閏二月二五日 友引】・清明・虹始見(にじはじめてあらわる)日の射してどこかに虹の立ちさうな ~稲畑汀子(1931-2022)Photo:MIKEMAREEN/GETTYIMAGES 今日は七十二候の第15候「虹始見(にじはじめてあらわる)」。二十四節気「清明」の末候に当た
令和5年4月14日(金) 【旧 閏二月二四日 先勝】・清明・鴻雁北(こうがんかえる)御匣殿に初めてつかはしける今日そゑに暮れざらめやはと思へどもたへぬは人の心なりけり ~藤原敦忠(906-943)『後撰和歌集』 巻12-0882 恋歌四あなたと結ばれた今日だからと言って、日が暮れ
令和5年4月13日(木) 【旧 閏二月二三日 赤口】・清明・鴻雁北(こうがんかえる)旅にても喪なく早来と我妹子が結びし紐はなれにけるかも ~作者未詳(遣新羅使)『万葉集』 巻15-3717 旅に出ても、何事もなく早く帰ってねと妻が結んでくれた着物の紐もすっかりしおれてしま
令和5年4月12日(水) 【旧 閏二月二二日 大安】・清明・鴻雁北(こうがんかえる)夜ぐたちに寝覚めて居れば川瀬とめ情《こころ》もしのに鳴く千鳥かも ~大伴家持(718-785)『万葉集』 巻19-4146夜半に寝覚めると、川瀬を探して心も萎れるほどに哀しい千鳥の声が聞こえる。P
令和5年4月11日(火) 【旧 閏二月二一日 仏滅】・清明・鴻雁北(こうがんかえる)夏いよよサンドバッグは歪みけり ~千原ジュニア(1974-)『プレバト!!』 2022年6月23日放送Photo:『プレバト!!』で「ガッツポーズ」の俳句をほめられてガッツポーズをする千原ジュニア。 19