2024年の鳥見初めは、元旦に東村山マイフィールドの北山公園・八国山で行いました。公園の池では、アオサギが定位置で佇んでいました。アオサギヨシ原では、シジュウカラが盛んに枯れた茎から小さな虫をつまみ出して食べています。シジュウカラ雑木林では、シロハラが深く積もった枯葉を一生懸命ほじくり返して餌を探していました。シロハラメジロはコナラの樹皮に潜む虫を探していました。メジロアオジは地上に落ちている草の種を...
今日 | 05/06 | 05/05 | 05/04 | 05/03 | 05/02 | 05/01 | 全参加数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総合ランキング(IN) | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 1,034,627サイト |
INポイント | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0/週 |
OUTポイント | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0/週 |
PVポイント | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0/週 |
写真ブログ | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 32,678サイト |
野鳥写真 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 610サイト |
今日 | 05/06 | 05/05 | 05/04 | 05/03 | 05/02 | 05/01 | 全参加数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総合ランキング(OUT) | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 1,034,627サイト |
INポイント | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0/週 |
OUTポイント | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0/週 |
PVポイント | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0/週 |
写真ブログ | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 32,678サイト |
野鳥写真 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 610サイト |
今日 | 05/06 | 05/05 | 05/04 | 05/03 | 05/02 | 05/01 | 全参加数 | |
---|---|---|---|---|---|---|---|---|
総合ランキング(PV) | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 1,034,627サイト |
INポイント | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0/週 |
OUTポイント | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0/週 |
PVポイント | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0 | 0/週 |
写真ブログ | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 32,678サイト |
野鳥写真 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 圏外 | 610サイト |
2024年の鳥見初めは、元旦に東村山マイフィールドの北山公園・八国山で行いました。公園の池では、アオサギが定位置で佇んでいました。アオサギヨシ原では、シジュウカラが盛んに枯れた茎から小さな虫をつまみ出して食べています。シジュウカラ雑木林では、シロハラが深く積もった枯葉を一生懸命ほじくり返して餌を探していました。シロハラメジロはコナラの樹皮に潜む虫を探していました。メジロアオジは地上に落ちている草の種を...
9日、東村山MFにセキレイ3種の撮影に出かけました。来年、八国山たいけんの里では、北山公園などの生き物の写真展を行う構想があります。ところが「東村山の鳥=ハクセキレイ」の東村山市内で撮影した写真に手持ちにロクなものがなく、これはヤバイということで、なんとしてもハクセキレイを含むセキレイ3種の絵になる写真撮影というミッションを果たさなければなりません。セキレイ3種は夏を除けば北山公園で見るのは難しいこ...
12月3日、冬だと言うのに暖かく、記録的猛暑の夏から気温の高い日が続いています。東村山MFの昆虫たちも元気にしています。ブルーの小さな蝶が草地のあちこちで見られます。ヤマトシジミです。ヤマトシジミお茶の花ではウラナミシジミが吸蜜しています。名前の由来のナミ模様が翅のウラにあります。ウラナミシジミウラナミシジミベニシジミも初冬まで見られます。ベニシジミこんな時期でも南方系のツマグロヒョウモンの新鮮な個体...
奄美大島と言えば、特別天然記念物アマミノクロウサギです。原始的なウサギで、マングースやノラネコに捕殺され絶滅の危機にありましたが、ようやく回復傾向にあるようです。今回の最大の目的の1つでもあったので、なんとか会いたいと願っていました。出現するのは夜ですが、姿を見るだけであればそれ程難易度は高くなく、今回もそこそこ可愛い姿を見せてくれました。しかし、夜間に黒い体で、すぐに茂みの中に隠れてしまうので、...
奄美大島では、華麗な南方系の蝶として有名なツマベニチョウが見られます。この時期でも所々に姿があります。ツマベニチョウ概ね分布の北限が奄美のウスキシロチョウが1頭舞っていました。ウスキシロチョウクロセセリは分布を北に広げ、現在は本州にも侵入し始めています。クロセセリ翅の裏面の模様に思い当たる種がないシジミチョウが複数飛んでいました。いろいろ探ってみると、沖縄ではごく普通に見られるクロマダラソテツシジ...
奄美大島は、11月の半ばでも多くの蝶が見られました。特にタテハチョウの仲間が多く、みな関東では見られない南方系の種でした。最も目に付いたのはツマムラサキマダラで、あちこちの林縁で吸蜜していました。以前は日本では迷蝶でしたが、現在では奄美以南に定着しています。ツマムラサキマダラ♂ツマムラサキマダラ右♀/左♂リュウキュウアサギマダラもよく見られました。集団越冬することで知られていますが、これも奄美以南に分...
奄美大島には、多くの固有のカエルたちが分布しています。しかし、その生息地にはハブなど猛毒を持つヘビたちが棲んでいるので、見ることは難しいだろうと思っていました。ところが意外にもカエルたちとの楽しい出会いが待っていました。奄美には日本で最も美しいカエルと言われ、希少性が高い鹿児島県天然記念物アマミイシカワガエルが分布します。もしも会えたら超アマミイシカワガエルさらに、鹿児島県天然記念物アマミハナサキ...
奄美大島は、海に囲まれているのでシギ・チドリの生息の場にもなっています。この時期はみんな地味な冬羽になっています。いずれの種も個体数は少なく、見られる種は一般に良く見られる種ばかりのようでした。この地で越冬するのでしょうか。環境省レッドリスト該当種のシロチドリがいました。シロチドリシロチドリの冬羽とそっくりのメダイチドリもいました。メダイチドリ大型のチドリ、ムナグロもいました。ムナグロキョウジョシ...
奄美大島では、鳥類に奄美固有の亜種が結構いて、普通種でもいろいろ照葉樹林で楽しめます。亜種アマミヤマガラは、普段見るヤマガラより額がやや赤っぽく茶色い腹部がくすんだ感じです。アマミヤマガラ亜種アマミシジュウカラは、色の違いなど感じませんでした。アマミシジュウカラ亜種アマミヒヨドリは、全体に色が濃い感じでした。アマミヒヨドリリュウキュウキビタキかと一瞬喜びましたが残念、キビタキでした。キビタキ思いが...
奄美大島では、ぜひとも会いたいハトがいました。ただ、照葉樹林の樹冠にいることが多く、撮影は困難なことが予想されました。森の中を歩いていると、屋久島以南に分布するズアカアオバトのちょっと風変わりな鳴き声が時々聞こえてきます。やはり姿は全然見えませんでしたが、ただ1度頭上に来てくれて、枝の隙間からきれいな緑色の体を見せてくれました。ズアカアオバトさらに森の中からは、主に南方の島嶼に分布する天然記念物カ...
11月15日から、初めて奄美大島に行きました。奄美大島は大変多くの固有種・希少種の生物が分布し、2021年に世界自然遺産にも登録されています。奄美大島を代表する固有種ルリカケスは、今回トップランクで会いたい鳥です。天然記念物で絶滅の危機に瀕していましたが、今はその危機も脱して会うことはそう難しくないと聞いていました。しかし、奄美大島は発達した照葉樹の森で暗くて見通しも悪く、ルリカケスはそのような森に棲むの...
9月14日、西多摩の丘陵地で細い作業道を歩いていると、目の前にまた出ました、ニホンマムシです。30年程マムシには遭遇しなかったのに、今年は西多摩で2回も遭遇しました。東京都のレッドリストではかなりランクが高いので、こうして健在が確認できるのは喜ばしいことです。ニホンマムシ...
8月10日、連日の酷暑の中、ちょっぴりましな多摩西部の山地の渓流には、大きなトンボのコオニヤンマがいました。コオニヤンマ...
大雪山系では氷河期の依存種と言われるエゾナキウサギが生息します。環境省レッソリストに記載される希少種ですが、生息地では足元に姿を見せてくれることもあります。名前のとおりピキッという鳴き声が目立つ小さなウサギです。エゾナキウサギエゾナキウサギエゾナキウサギ...
この時期の大雪山系では、カラフトルリシジミ以外にもいろいろな蝶が観察できます。本州では高山蝶とされる種でも、北海道ではそれ程標高が高くなくても分布するものがいます。コヒオドシはそのうちの1種で、ちょうど発生期で新鮮な個体が比較的よく見られました。コヒオドシそしてもう1種、ベニヒカゲを1個体だけ見ることができました。これから発生期を迎えるようです。ベニヒカゲ北海道特産種は、会えたのは3種と物足りない...
北海道2日目の19日は曇り空で、山の上の方は雲に隠れ気味でした。しかし、翌日の天気予報も芳しくないので、山の上では晴れ間が覗くことを期待して、最大の目標の天然記念物カラフトルリシジミに会いに行くことにしました。大雪山系の生息域に到達しても曇ったままでこれでは蝶は出てきません。他の生き物を楽しみながら陽射しが出るのを待つことにしました。しばらくすると雲に裂け目ができ、待望の待望の陽射しが出てきました。...
7月18日、今年初めての遠征です。北海道ならではの原生花園で鳥を撮影したく、帯広から太平洋沿岸に向かいました。しかし、この時期によくあるように、海岸付近は濃い霧が立ち込めていました。花々をバックにきれいな写真が撮れたらと思っていましたが、囀りがしても姿が見えません。確実に撮りたいと思っていた北海道の初夏を代表するノゴマも、霞んでしまってこれが精いっぱいでした。ノゴマ日本では北海道のみで繁殖するシマセ...
6月20日、西多摩の渓流沿いを探索していると、美しく輝く宝石のような甲虫がいました。アカガネサルハムシです。体長1cmにも満たない小さな虫で目立たないせいか、一般には知られていませんがタマムシに負けない美しさです。アカガネサルハムシ小さなきれいなカミキリもいました。ラミーカミキリです。小学生の時に友人と裏山(大阪)にこのカミキリを探しに行ったことがありました。残念ながら外来種と言われていますが、当時...
5月29日、西多摩の山地の渓流ではミヤマカワトンボがよく見られました。日本特産種でカワトンボとしては世界でも最大級の大きさです。ミヤマカワトンボ(右がオス)...
5月27日、東村山MF北山公園で春のトンボはどうかなと探してみました。最初に池の水際を見てみると産卵中の複数のイトトンボペアが。あー、最近増えているアオモンイトトンボがちょうど産卵かと思いました。でもなんか違和感があります。もう一度よく見ると、今まで見たことがなかったホソミイトトンボでした。もともと東京地方ではほとんど見られない南西日本の種ですが、私が仙台にいたこの10年くらいの間に、東京への進出がかな...
「ブログリーダー」を活用して、ビーTNさんをフォローしませんか?
2024年の鳥見初めは、元旦に東村山マイフィールドの北山公園・八国山で行いました。公園の池では、アオサギが定位置で佇んでいました。アオサギヨシ原では、シジュウカラが盛んに枯れた茎から小さな虫をつまみ出して食べています。シジュウカラ雑木林では、シロハラが深く積もった枯葉を一生懸命ほじくり返して餌を探していました。シロハラメジロはコナラの樹皮に潜む虫を探していました。メジロアオジは地上に落ちている草の種を...
9日、東村山MFにセキレイ3種の撮影に出かけました。来年、八国山たいけんの里では、北山公園などの生き物の写真展を行う構想があります。ところが「東村山の鳥=ハクセキレイ」の東村山市内で撮影した写真に手持ちにロクなものがなく、これはヤバイということで、なんとしてもハクセキレイを含むセキレイ3種の絵になる写真撮影というミッションを果たさなければなりません。セキレイ3種は夏を除けば北山公園で見るのは難しいこ...
12月3日、冬だと言うのに暖かく、記録的猛暑の夏から気温の高い日が続いています。東村山MFの昆虫たちも元気にしています。ブルーの小さな蝶が草地のあちこちで見られます。ヤマトシジミです。ヤマトシジミお茶の花ではウラナミシジミが吸蜜しています。名前の由来のナミ模様が翅のウラにあります。ウラナミシジミウラナミシジミベニシジミも初冬まで見られます。ベニシジミこんな時期でも南方系のツマグロヒョウモンの新鮮な個体...
奄美大島と言えば、特別天然記念物アマミノクロウサギです。原始的なウサギで、マングースやノラネコに捕殺され絶滅の危機にありましたが、ようやく回復傾向にあるようです。今回の最大の目的の1つでもあったので、なんとか会いたいと願っていました。出現するのは夜ですが、姿を見るだけであればそれ程難易度は高くなく、今回もそこそこ可愛い姿を見せてくれました。しかし、夜間に黒い体で、すぐに茂みの中に隠れてしまうので、...
奄美大島では、華麗な南方系の蝶として有名なツマベニチョウが見られます。この時期でも所々に姿があります。ツマベニチョウ概ね分布の北限が奄美のウスキシロチョウが1頭舞っていました。ウスキシロチョウクロセセリは分布を北に広げ、現在は本州にも侵入し始めています。クロセセリ翅の裏面の模様に思い当たる種がないシジミチョウが複数飛んでいました。いろいろ探ってみると、沖縄ではごく普通に見られるクロマダラソテツシジ...
奄美大島は、11月の半ばでも多くの蝶が見られました。特にタテハチョウの仲間が多く、みな関東では見られない南方系の種でした。最も目に付いたのはツマムラサキマダラで、あちこちの林縁で吸蜜していました。以前は日本では迷蝶でしたが、現在では奄美以南に定着しています。ツマムラサキマダラ♂ツマムラサキマダラ右♀/左♂リュウキュウアサギマダラもよく見られました。集団越冬することで知られていますが、これも奄美以南に分...
奄美大島には、多くの固有のカエルたちが分布しています。しかし、その生息地にはハブなど猛毒を持つヘビたちが棲んでいるので、見ることは難しいだろうと思っていました。ところが意外にもカエルたちとの楽しい出会いが待っていました。奄美には日本で最も美しいカエルと言われ、希少性が高い鹿児島県天然記念物アマミイシカワガエルが分布します。もしも会えたら超アマミイシカワガエルさらに、鹿児島県天然記念物アマミハナサキ...
奄美大島は、海に囲まれているのでシギ・チドリの生息の場にもなっています。この時期はみんな地味な冬羽になっています。いずれの種も個体数は少なく、見られる種は一般に良く見られる種ばかりのようでした。この地で越冬するのでしょうか。環境省レッドリスト該当種のシロチドリがいました。シロチドリシロチドリの冬羽とそっくりのメダイチドリもいました。メダイチドリ大型のチドリ、ムナグロもいました。ムナグロキョウジョシ...
奄美大島では、鳥類に奄美固有の亜種が結構いて、普通種でもいろいろ照葉樹林で楽しめます。亜種アマミヤマガラは、普段見るヤマガラより額がやや赤っぽく茶色い腹部がくすんだ感じです。アマミヤマガラ亜種アマミシジュウカラは、色の違いなど感じませんでした。アマミシジュウカラ亜種アマミヒヨドリは、全体に色が濃い感じでした。アマミヒヨドリリュウキュウキビタキかと一瞬喜びましたが残念、キビタキでした。キビタキ思いが...
奄美大島では、ぜひとも会いたいハトがいました。ただ、照葉樹林の樹冠にいることが多く、撮影は困難なことが予想されました。森の中を歩いていると、屋久島以南に分布するズアカアオバトのちょっと風変わりな鳴き声が時々聞こえてきます。やはり姿は全然見えませんでしたが、ただ1度頭上に来てくれて、枝の隙間からきれいな緑色の体を見せてくれました。ズアカアオバトさらに森の中からは、主に南方の島嶼に分布する天然記念物カ...
11月15日から、初めて奄美大島に行きました。奄美大島は大変多くの固有種・希少種の生物が分布し、2021年に世界自然遺産にも登録されています。奄美大島を代表する固有種ルリカケスは、今回トップランクで会いたい鳥です。天然記念物で絶滅の危機に瀕していましたが、今はその危機も脱して会うことはそう難しくないと聞いていました。しかし、奄美大島は発達した照葉樹の森で暗くて見通しも悪く、ルリカケスはそのような森に棲むの...
9月14日、西多摩の丘陵地で細い作業道を歩いていると、目の前にまた出ました、ニホンマムシです。30年程マムシには遭遇しなかったのに、今年は西多摩で2回も遭遇しました。東京都のレッドリストではかなりランクが高いので、こうして健在が確認できるのは喜ばしいことです。ニホンマムシ...
8月10日、連日の酷暑の中、ちょっぴりましな多摩西部の山地の渓流には、大きなトンボのコオニヤンマがいました。コオニヤンマ...
大雪山系では氷河期の依存種と言われるエゾナキウサギが生息します。環境省レッソリストに記載される希少種ですが、生息地では足元に姿を見せてくれることもあります。名前のとおりピキッという鳴き声が目立つ小さなウサギです。エゾナキウサギエゾナキウサギエゾナキウサギ...
この時期の大雪山系では、カラフトルリシジミ以外にもいろいろな蝶が観察できます。本州では高山蝶とされる種でも、北海道ではそれ程標高が高くなくても分布するものがいます。コヒオドシはそのうちの1種で、ちょうど発生期で新鮮な個体が比較的よく見られました。コヒオドシそしてもう1種、ベニヒカゲを1個体だけ見ることができました。これから発生期を迎えるようです。ベニヒカゲ北海道特産種は、会えたのは3種と物足りない...
北海道2日目の19日は曇り空で、山の上の方は雲に隠れ気味でした。しかし、翌日の天気予報も芳しくないので、山の上では晴れ間が覗くことを期待して、最大の目標の天然記念物カラフトルリシジミに会いに行くことにしました。大雪山系の生息域に到達しても曇ったままでこれでは蝶は出てきません。他の生き物を楽しみながら陽射しが出るのを待つことにしました。しばらくすると雲に裂け目ができ、待望の待望の陽射しが出てきました。...
7月18日、今年初めての遠征です。北海道ならではの原生花園で鳥を撮影したく、帯広から太平洋沿岸に向かいました。しかし、この時期によくあるように、海岸付近は濃い霧が立ち込めていました。花々をバックにきれいな写真が撮れたらと思っていましたが、囀りがしても姿が見えません。確実に撮りたいと思っていた北海道の初夏を代表するノゴマも、霞んでしまってこれが精いっぱいでした。ノゴマ日本では北海道のみで繁殖するシマセ...
6月20日、西多摩の渓流沿いを探索していると、美しく輝く宝石のような甲虫がいました。アカガネサルハムシです。体長1cmにも満たない小さな虫で目立たないせいか、一般には知られていませんがタマムシに負けない美しさです。アカガネサルハムシ小さなきれいなカミキリもいました。ラミーカミキリです。小学生の時に友人と裏山(大阪)にこのカミキリを探しに行ったことがありました。残念ながら外来種と言われていますが、当時...
5月29日、西多摩の山地の渓流ではミヤマカワトンボがよく見られました。日本特産種でカワトンボとしては世界でも最大級の大きさです。ミヤマカワトンボ(右がオス)...
5月27日、東村山MF北山公園で春のトンボはどうかなと探してみました。最初に池の水際を見てみると産卵中の複数のイトトンボペアが。あー、最近増えているアオモンイトトンボがちょうど産卵かと思いました。でもなんか違和感があります。もう一度よく見ると、今まで見たことがなかったホソミイトトンボでした。もともと東京地方ではほとんど見られない南西日本の種ですが、私が仙台にいたこの10年くらいの間に、東京への進出がかな...
4月20日、東京西多摩地方の山中で林道を歩いていた時のこと、目の前の路上にマムシが横たわっていました。まだ子どもでしたが、未舗装路面では目立たなかったため、全く気付かず危うく踏みつけるところでした。マムシは毒蛇として恐れられていますが、東京都では絶滅寸前で、私は東京のみならずここ30年程全国どこでも見たことがありません。マムシ沢の上に張り出した植物にヤマカガシの子どもが乗っていました。このヘビも毒を持...
4月1日、東村山MFでミラーレス一眼カメラの練習をしてみました。今までは基本的に1台のデジタル一眼レフボディーで鳥と蝶を撮っていましたが、これからはミラーレスの時代と予想されることもあり、昆虫撮影はミラーレスに切り替えようかなと思っています。液晶モニターを見ながらの撮影に慣れが必要ですが、普通種ながらきれいな蝶ベニシジミが問題なく撮れました。ベニシジミ...
2月4日、東村山マイフィールドで、所属する北川かっぱの会の野鳥観察会を行いました。まずは北山公園の池で、マガモのオスの金緑色の輝きに感嘆しました。池の奥の小さなオギ・ヨシ原には、ホオジロが見られました。ホオジロは1年中見られる留鳥ですが、ここでは冬にのみ時々見られます。ホオジロ八国山に向かうと、すぐにイカルが姿を見せてくれました。硬い木の実も食べられる大きな黄色い口ばしが印象的です。イカルも留鳥で...
2023年、最初の鳥見は1月2日にまずは東村山の都立公園狭山公園に向かいました。多摩湖水面の東村山市域には、東京都レッドリスト記載種ホジハジロが10羽程潜水しながら採餌していました。ホシハジロ♂ホシハジロ♀ハジロカイツブリも1羽だけ、岸辺近くで見ることができました。ハジロカイツブリ堤防の草地にはタヒバリがいました。冬鳥ですが、東村山ではこの堤防付近がほぼ確実に見られる所です。この寒い時期でも餌の昆虫をしっ...
12月31日、今年の鳥見納めに東村山MFに行ってみました。公園に着くとすぐ、雑木林の向こうから大きな鳥が飛んで来ました。タカの一種ノスリですが、MFで見るのは珍しいことです。欲を言えば、縁起物なので正月になってから見たかったな。ノスリ池ではいつものようにアオサギが岸辺で休んでいます。アオサギ今シーズンもマガモが池の最多勢力で冬の主となっています。マガモ毎シーズン同じ個体なのか、今年も1羽のオオバンが冬越し...
北海道東部では海獣も見られます。岬の上から海上の鳥を探していると、何やら鳥ではないものがいます。絶滅危惧種のラッコが、ぷかぷかのんびり浮かんでいました。大きく口を開けてまるで叫んでいるかのようです。ラッコラッコゼニガタアザラシは所々で海面から顔を出しているのを見かけます。ゼニガタアザラシ海辺の草地を歩いていると、陽当たりの良い雪の上でキタキツネが丸くなって昼寝をしていました。キタキツネ...
北海道東部の海辺では、なかなか見ることができない鳥たちがいろいろ生息しているので、それらに会うのも大きな目的の1つです。天然記念物で絶滅危惧種のコクガンの小さい群れがいました。コクガンは北極圏のツンドラで繁殖しますが、当地が日本では最大の渡来地となっています。コクガンコクガンコクガンオオハクチョウが目の前を横切って行きました。オオハクチョウカモ類ではコオリガモやクロガモといった海辺の種が近くで見れ...
冬の北海道東部の鳥と言えばワシです。しかし、この時期はまだ本格的な渡来前で個体数は多くありません。それでも時折道路沿いの電柱に止まっている個体を見ることがあり、車でかなり近くに寄っても逃げません。翼を広げると約2.4m、日本の猛禽類で最大のオオワシは、近くで見ると圧倒される貫禄ですが、天然記念物で絶滅危惧種でもあります。オオワシオオワシよりも若干小さくなりますが、オジロワシも堂々たるものです。わず...
12月の中旬、冬の北海道東部に鳥たちを探しに行きました。日本でもこの地域でしか見られない鳥がいます。ユキホオジロは冬鳥として北極圏から渡って来ますが、ごく限られた浜辺などでしか見られません。今回は運良く20羽程の群れで、雪から顔を覗かせている草の種などを食べているところに遭遇しました。ユキホオジロユキホオジロユキホオジロ可愛すぎる鳥・雪の妖精として知られるシマエナガは、北海道のみに生息しますが比較的...
11月26日、八国山たいけんの里の自然観察会が、東村山MFの雑木林で行われました。コナラの枝先にきれいな緑色の不思議な物がくっ付いていました。東京都レッドリストに該当する希少種ウスタビガの繭です。この繭は「やまかます」と呼ばれ、わらで作ったむしろを二つ折りにしてつくった袋が名前の由来となっているそうです。成虫はモスラのような姿で、秋遅めに出現します。ウスタビガ蝶たちはまだこの時期にも見られる種がいくつか...