師匠！

現在、BSで放送中のドラマ『三国志〜趙雲伝〜』、見ています。三国志好きですので。が、妻が何氏だったのか史書にも残っていない趙雲の若い頃ですので、色々な女性に惚れられて、という恋話が多すぎて本筋がなかなか進みません。なんだかな〜

実は「兄弟もの」好き

このブログもお世話になっております、「にほんブログ村」の「漫画感想」カテゴリに、『すべての実妹キャラ好きのために！！』というブログさんがあります。私は、この方のように専門のブログを運営している訳ではありませんが、「実弟キャラ好き」、「兄弟も

『VOID』 座裏屋蘭丸

多くの方々に支持されている作品のようで気になってはいたのですが、電子化されても価格の高さに読む勇気が持てず、機会をうかがっていました。が、Rentaさんのキャンペーンで期間限定48時間コースが設けられたので、ようやく読んでみました。今更私が

「フィッシュスケール」(『キラキラセブン』所収)

 「フィッシュスケール」(ARUKU[著]『キラキラセブン』所収 幻冬舎コミックス[発行] 2017年) 作品のジャンル分類としては、少女漫画、青年漫画、男性向きとされています。しかし、ARUKUさんの独特の世界観にはジ

『明日屋商い繁盛』

 —— 強く 強く 生きてね —— ＜あらすじ＞（内容紹介より引用）事故で家族を失った若草秋緒は、遠い親戚の伝手で古道具屋を貰いうけることになった。右も左もわからぬまま商売を始めてみるが、店に持ち込まれるのはいわくありげ

ヘンゼルのかまど4：キッカのカステラ

 『明日屋商い繁盛』(ARUKU[著]) (作品タイトルにリンクがあるものは記事に飛べます。) 古道具屋の「明日屋」には、からかさおばけのキッカが棲み付いている。店主の秋緒になにかとちょっかいを出してくるが、怪

ヘンゼルのかまど3：英家の最中

「黒猫亭雑記帳」(ARUKU[著]『黒猫亭雑記帳』所収） ＜あらすじ＞（内容紹介より引用）「先生、あの小説を書きました？」ある日、偶然手に取った小説「黒猫の庭」。そこには、自分と思しき主人公と男やもめのいかがわしき情交が赤裸々に綴

ヘンゼルのかまど 2：エリー・チェーシーのプリン

『アンダーグラウンドホテル〜KISS＆KILL〜』 『アンダーグラウンドホテル LAST DINNER』(定広美香[著]) (作品タイトルにリンクがあるものは記事に飛べます。) アンダーグラウンドホテル レベル3のシャッ

ヘンゼルのかまど1：青木課長のレアチーズケーキ

『課長、結婚しましょう!!』（せいか著） 本社から出向してきた、有能だけど不愛想な水野さんが、実はお菓子好きだと知って自宅に招いた青木課長。お菓子作りが趣味の課長が最初にふるまったのが、一番得意なレアチーズケーキ。一口食べた水野さ

「ヘンゼルのかまど」

N○Kの番組で、作家や芸術家の好物や作品に登場するスイーツをテーマにした「グレーテルのかまど」というのがあります。そのパロディで、BL作品に登場するスイーツをテーマにしたコンテンツを作るとすれば････という、想像というか妄想が楽しくなって

ものすごい偶然

昨夜、定広美香先生の『アンダーグラウンドホテル LAST DINNER』の感想をアップしましたが、久しぶりに定広先生のブログを見てびっくり。UGHの原画のオークション出品が告知されていました。→詳しくはこちら 『LAST

『アンダーグラウンドホテル LAST DINNER』

 ——エリーは私の生きる糧だ—— ＜あらすじ＞（内容紹介から引用）地下30Mに造られた最高警戒レベルの重犯罪刑務所「アンダー・グラウンド・ホテル」レベル4。受刑者の8割が終身刑ゆえに人はここを「セメタリー」と呼ぶ。その中

『アンダーグラウンドホテル〜KISS＆KILL〜』

『アンダーグラウンドホテル』シリーズの新作、『アンダーグラウンドホテル〜CROSS OVER〜』の第1巻が配信・発売されました。作者さんのブログによると、これが最終章かもしれないとのこと。ソードと潜が主人公の本編も面白かったですが、その後日

「ウルトラマリンブルーシティー」「アクアマリンブルーウォーター」（『極東追憶博物館』所収）

 この作者さんは、短編も独特の味わいがありますが、やはりある程度の長さがあった方が話の厚みが出ると思います。長編までいかなくても中編くらいの分量があれば、独自の世界の構築がなされていると思わされるのが、今回取り上げる「ウルトラマリ

『課長、結婚しましょう!!』

今日はホワイトデーですので、お菓子をテーマにした作品を。 ＜あらすじ＞（作品紹介から引用）妻に先立たれ、一人娘と暮らす課長・青木（あおき）の趣味は、お菓子作り！作ったお菓子を会社で配っていたら、本社から出向してきたエリートでいつも

『猿喰山疑獄事件』

——来世で俺のこと 迎えに来てくれるんだよね？—— 火曜日が楽しみ。火曜放送のドラマにはまっていますので。「嘘の戦争」から「カルテット」ときて、「ブシメシ！」まで。「ブシメシ！」はこの前終わってしまったけど。「嘘の戦争」は草�さん

『ぼくらが恋を失う理由』

—大丈夫 ぼくらはきっと 失える ハッピーエンドを考える ぼくとあなたにとっての 最良の これからを— この前アップした『雪解けの恋』のスピンオフ作品です。予想ではもう少し連載が続くのかと思っていましたが、本日配信でendマークが

『恋に落ちる花』

話としては、既婚男性同士の恋愛なのですが、それ以上の含蓄を感じる物語で、妙に心に残る作品でした。 ＜あらすじ＞(「内容紹介」から引用) 妻との関係が冷え切っている花岡は、取引先の真壁という青年から熱烈に求愛される。真壁も

『雪解けの恋』

—「普通の幸せ」を奪われて手に入るなら オレは先生といることを選ぶよ— 配信の時から読んでいましたが、読み直しても胸が熱くなる作品でした。若くて曇りのない真っ直ぐな気持ちは美しい（笑）。そして、単行本化された際の表紙の二人が配信の

はじめに

こちらでは管理人が「何か言いたい！」と思った作品について感想を述べています。ネタバレがありますので、その点をご了承ください。