何だかそんな気がしています違う景色の見える人生の帰り道昨日で77回目の誕生日を迎えた。年を重ね高齢者の仲間入りをしても、本人にしてみれば日常的にはそんな意識はほぼ無くいたって平穏無事?な日常を過ごしている。とは言え、記憶力や集中力などを含め老化による身心的な劣化の実感は多々ある。最近は人生の帰り道が気になりだしている。若かりし頃は当然、仕事や子育てなど物的生産活動が中心の人生である。人生の往路は当然ながら殆どの人が、希望に満ちた「足し算人生」を送る。そして、折り返し点をとうに過ぎた人生の復路はまさに物心共に不要なものを切り離すべく、「引き算の人生」になる。出来ること、必要なものが一つづつそぎ落とされ最後に残るものがあるのかもしれない。最終的に残るものの中に、違う景色が見えるのだろうか。子供を産み育て、仕事...何だかそんな気がしています