「裕次郎」今はあまりつけない名前だ。おそらく石原裕次郎世代の父ちゃん、母ちゃんの好みだったのだろう。といっても今の30代以降の世代には全くピンとこないであろう。石原裕次郎は芥川賞作家石原慎太郎(元、都知事)の弟で、慶応大学在学中に慎太郎原作の映画化作品『狂った果実』で主演。後に石原プロダクションを創立し、『太平洋ひとりぼっち』や『黒部の太陽』を大ヒットさせた。映画が斜陽になった後はTVに出演。『太陽にほえろ』や『西部警察シリーズ』などで高視聴率を稼いだ。歌手活動も活発で日活時代の『銀座の恋の物語』など、今の70代以上のおっさんのカラオケソング、デュエットソングをヒットさせ、1977年発売の『ブランデーグラス』は、先の『西部警察』の中で裕次郎が歌うと、152万枚を売り上げとなった。さて、わが社の裕次郎はどん...R-50ライフデザイン:「裕次郎、やめるってよ」(2)