お地蔵さんと帚木蓬生『安楽病棟』集英社文庫
病いと加齢を得て少し働いて少し遊んでおお方は体を休めるようにしている。これはこれでかなり充実感のある日々で、毎日仕事に励んでいる人たち、励まざるを得ない人たちには恐縮せざるを得ない。まあ、その代わり体はふらつき、駅などではエスカレーター、エレベーターを必死に探している。最近の地下鉄は深さが半端じゃなく、延々と地下深くに向かって下降するエスカレーターには途中から脚がガクガクし出し、かなりの恐怖感と戦う事になる。筋肉の衰えとともに三半規管か小脳がいかれちまっているようだ、、、。先日、群馬の桐生市に行った。路線バスの終点まで乗って、道中の景色を楽しみ、終点駅辺りをうろつき廻るというのが最近の徳さんの旅行パターンだ。名久木という終着停留所周辺には集会所と数件の家があるだけだった。道沿いに放置された墓所があった。他にも苔...お地蔵さんと帚木蓬生『安楽病棟』集英社文庫
2019/08/18 17:02