パピヨンパパ さん プロフィール

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パピヨンパパさん: 空のように海のように
ハンドル名パピヨンパパ さん
ブログタイトル空のように海のように
ブログURLhttps://papi4883.exblog.jp/
サイト紹介文リタイアしてペットの2頭の愛犬の事とこれからのセカンドライフの事を綴ります。
自由文スポーツドッグのエクストリームというアジリティー競技にパピヨン2頭と出場。近くの多摩川で走っています。仕事は20数年前にレディースファッションブランドを立ち上げ、最後はトップも経験しました。これからは肩書なく生きるからもっと自分を磨き、地域の活性化に役立ちたいと思います。失敗ありの世界になると思いますが前向きにパピヨンパパの気持を伝えます。
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供50回 / 365日(平均1.0回/週) - 参加 2011/06/05 18:58

パピヨンパパ さんのブログ記事

  • 「極上の孤独」「家族という病2」(読書no.263・no.264)
  • 「極上の孤独」「家族という病2」(著・下重暁子) NHKのアナウンサーだった後の下重さんは歯切れがいい。評判の「極上の孤独」を電子版で読んで合点して前作の「家族という病」の続編も読んだ。直ぐに理解を示すのは男の人が多いと著者はいうがその男の人であることは多分に漏れない。誰でも年を重ねればそれだけ孤独という言葉が身に染みてくる。孤独でいいじゃないかと開き直ってくれる本との出会いが心を強く... [続きを読む]
  • 「さらば甘き口づけ」 (読書no.262)
  • 「さらば甘き口づけ」 (著・ジェイムズ.クラムリー) 引き続き犬の出てくる本。そのブルドッグは酒場でビールを飲んでいた。アル中の隣に私立探偵スルーが探すトラハーンもビールを飲んでいた。スルーに依頼したのはトラハーンの元妻、連れ戻して欲しいというものだった。犬が出てこなければ読まないいわゆるハードボイルド小説、暴力と酒と女が小説を構成する。意味が分からなくて同じ個所を行きつ戻りつしながら読み... [続きを読む]
  • 「悪徳警官はくたばらない」 (読書no.261)
  • 「悪徳警官はくたばらない」 (著・デイビッド・フェルト) 引き続き犬が出てくる本だが、タラと言われるゴールデンレトリバー♀の出番はほとんどない。主人公は弁護士アンディー、恋人ローリーが殺人犯として逮捕されその弁護の展開が痛快だ。外国文学によくある皮肉なユーモアが時に鼻を突き物語が進む、アメリカの裁判のやり方がよくわかるから言葉遊びも許す気になる。有罪か無罪は12人の陪審員が決める、ローリ... [続きを読む]
  • 「バベルの犬」(読書no.260)
  • 「バベルの犬」 (著・キャロイン.パークハースト)  これも動物が出てくる推薦書。「バベルの塔」は言葉にまつわる旧約聖書の話だ。「神の国に行くために全ての民が同じ言葉で協力して塔を築いていた。神に民が達する事を恐れた神は人々が違う言葉をもつようにした、人々はそれから争うようになった」というのが創世記の中で書かれている。言葉が持つ繋がりを断ち、争うことになった人間はもはやバベルの塔を築... [続きを読む]
  • 「老人と狩りをしない猟犬物語」(読書no.259)
  • 「老人と狩りをしない猟犬物語」 (著・西村寿行) 動物が出てくる書の中で迷わずこの本を選んだ。著者自身が長い間しまい込んだと明かしたこの小説は著者の原点がしっかりと根付いている。発行にあたり手を加えたいこともあったがそのままにしたという思いはそのまま読む人の心を打つ。老人は村里から離れ自給自足の生活をしていた。冬になれば雪に閉ざされる山中で畑を作り、猟をした。孤独を愛したが家族がいた... [続きを読む]
  • 「それを愛とは呼ばず」(読書no.258)
  •  「それを愛とは呼ばず」(著・桜木柴乃)この著者が気に入って2冊目にこの本を選んだ、正論では解せない愛の姿を描く。「私たちの世界ではそれを愛とは言わない」、検事の言葉この本の主題だ。言葉を持つようになった人類はそのまま愛の物語の歴史を持つことになった。衣食住とは違った心を埋めるものとして愛はある。家族愛、人類愛、自己愛、等、愛の対象は様々であっても最もエンターテーメントなのは異性愛だ... [続きを読む]
  • 「容疑者」(読書no.257)
  • 「容疑者」(著・ロバートクレイズ)  犬好きのボクならとスポーツジムの友人から面白い本だと読後に頂いた。アメリカの警察小説、警察犬が活躍する。K9という言葉が犬の世界ではよく使われる、人間のことをホモサピエンスというように犬はケイナイン(canine)といい,生物の種の呼び方でここからくる。アメリカでは訓練を受けた警察犬がK9と呼ばれている。美しいシェパード犬の名前はマギー、相棒の刑事... [続きを読む]
  • 「氷の轍」(読書no.256)
  • 「氷の轍」 (著・桜木柴乃) 北海道釧路の海岸で老人の死体が発見される、お嬢と呼ばれる婦人刑事と定年間近の老刑事キリさんが死因を解明していく。 北原白秋の「ふたりで居たれどまだ淋し、ひとりになったら尚淋し、事実ふたりはやるせなし、事実ひとりは尚耐え難し」の詩に触れてこの物語は時を行き来する。白秋の詩は誰の心にも響くものがある。ふたりとは恋人同志でもあり、家族を構成する基でもある。生まれ... [続きを読む]
  • 「KAGEROU」(読書no.255)
  • 「KAGEROU」 (著-斎藤智裕)俳優水嶋ヒロとして活躍する人が著者だと友人に教えてもらってこの本を読んだ。TVドラマになっただけあってテーマは深淵だがストーリーは単純だ。自殺を図るために閉鎖されたデパートの屋上に立ち、飛び降りるばかりの主人公ヤスオを止めたのは臓器移植コーディネーター京谷だった。リストラによって失った職はなかなか決まらない、結婚相手もいない。ヤスオにこの世への... [続きを読む]
  • 「あきない正傳金と銀」・2・3・4(読書no.252 no.253 no.254)
  • 「あきない正傳金と銀」・2(早瀬篇)・3(奔流篇)・4(貫流篇)(著・高田郁)高田郁の書は「みをつくし料理帖」で有名だがこの本もNHKの朝ドラ風の正しい道を記す小説だ。初本の源流編を読んだ後、一冊の間を置いて、発刊されている3篇を読み通した。朝ドラ風のさわやかな流れに長く触れていたい気持ちになる。物語は大阪天満の風情を織り込みながら主人公幸の運命を綴っていく。村の子供たちに学問を教... [続きを読む]
  • 「あきない世傳金と銀・源流編」(読書no.249)
  • 「あきない世傳金と銀・源流編」 (著・高田郁) 高田郁氏の本「あい」に感動して次をこの本にした。主人公「幸(さち)」は武庫川近くの津戸村に生まれる。貧しい農村地帯ではあったが海や山の幸に恵まれた所だった。父親は私塾を開いて村の子に学問を教えた。女の子に読み書きはいらないという母親だったが父親は幸が学ぶ事を止める事はなく、優しい兄も幸が学問に興味を抱いている事を知って、色んな事を教えた。幸... [続きを読む]
  • 「シッダールタ」(読書no248)
  • 「シッダールタ」 (著・ヘルマンヘッセ) 1922年に出版されたヘルマンヘッセのこの著は42か国語に翻訳され、発行部数も1000万部を超えている。日本でも大正14年に初翻訳され、ボクが手にしたのは2005年の岡田朝雄氏による最近のもの、まさに名著だ。世界が善から悪に向かっているという有識者の認識が年頭に多く視られ、もう一度善というものを見直したいという思いが沸いた。仏教がめざしているも... [続きを読む]
  • 「あい」(読書no.247)
  • 「あい」 (著・高田郁)永遠に在り  読書好きの友人から勧められただけある感動の書である。表題の「あい」は主人公の名前であり「愛」であり「逢」であり「遭」でもある。人生に何度も訪れる「遭」をあいは「逢」に変えて乗り切る、そこには常に前向きで決してひるまない力がある。あいは幼い頃、藪の中を佇む少年の姿を見た。山桃の木が幼くして死別した母となって少年の悲しみを受け止めていた。養父母は優しい... [続きを読む]
  • 「青空としてのわたし」(読書no.246)
  • 「青空としてのわたし」(著・山下良道) 年頭に手にしたのは仏教の本。著者は曹洞宗に籍を置いたがブッダの本質を追求して世界を巡り、小乗の地でも修行を積み大乗と小乗を統合した考えを持つに至りその教えを説いている。誰でも知っている仏教の流れは、ガンダーラに西進しシルクロードを通って日本に伝来した大乗仏教とインドから東南アジアに広がったのが小乗仏教だ。ボクが大乗は小乗よりも寛容で日本は良かっ... [続きを読む]
  • 「鳥類学者だからだって、鳥が好きだと思うなよ」(読書no.245)
  • 「鳥類学者だからだって、鳥が好きだと思うなよ」 (著・川上和人)今年最後の読書ブログになった。一年を遡ってみれば、読書記録は50数冊、一週間に一冊のペースはほぼ目論見通りだった、友人の中には100冊を超える強者もいるが、ボクのペースが平均値だ。ボクは乱読で読んだ本も忘れる事が多い、読書ブログをはじめた理由だ。本の種類をざっと見ると初期の頃は文芸書と動物関係だったが最近増えたのは近... [続きを読む]
  • 「碁を打つ女」(読書no.244)
  • 「碁を打つ女」 (著・シャン.サ) 世界24か国で翻訳された在仏中国女性作家の本。満州の娘と日本人士官の叶わぬ恋の物語。わたしの娘と私の士官が碁を打つために満州の街で出会い、名前を教えあうこともなく生い立ちを語ることもなく交互のそれまでのそれぞれの出来事を「わたし」と「私」で物語る。士官は天皇陛下のために命を捨てる覚悟でこの地に赴任した。士官だから給与も高い、毎晩のように気に入った娼婦の... [続きを読む]
  • 「老いの歌」(読書no.243)
  • 「老いの歌」 (著・小高賢) 新しく生きる時間老いということを考えるようになった。その字が持つイメージも「若」とは明らかに違う。明治から大正にかけて平均寿命は44歳、その頃の歌人たちは恋愛、挫折、流浪、生活、家族、国家との対決などものすごいスピードで生涯を駆け抜けた。石川啄木、与謝野晶子、正岡子規、若山牧水、といった人たちは老いというステージを想定していない。老いとは静であって動ではな... [続きを読む]
  • 「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」(読書no.242)
  • 「鳥類学者 無謀にも恐竜を語る」(著・川上和人)  6600万年前に恐竜は絶滅した。人類の歴史はたかだか20万年、恐竜時代は1億年も続いた。著者は若き鳥類学者、恐竜学者ではないが、鳥類は恐竜の子孫とも考えられる、鳥以外の恐竜を恐竜として本は書かれている、テラノザウルスやイグアノドン、スピノザウルスなら知っているが、なかなか鳥と恐竜が結びつかない。鳥と同じように空を飛んだ翼竜が鳥になっ... [続きを読む]
  • 「わたしを離さないで」(読書no.241)
  • 「わたしを離さないで」(著、カズオ・イシグロ) 引き続き、ノーベル賞作家のカズオ・イシグロの書。「浮世の画家」とは全く違うシュチエーションだが飾らない文章が淡々と続きいつの間にかイシグロワールドにポツンと置かれたような気になる点は変わらない。あわてないで出口を探る、この人の書はそれがおもしろい。主人公キャシーは介護人、患者が提供者と書かれて、その世界がイシグロワールドの中にある事を読... [続きを読む]
  • 「浮世の画家」(読書no.240)
  • 「浮世の画家」 (著・カズオ、イシグロ) ノーベル文学賞作家の書である。今年の受賞者に村上春樹氏の名はまたも無かったが予想されない人の名があった。時の人になって特集なども組まれ、カズオ・イシグロ氏の人物なりをボクは知った。その中でさすがと思ったのは真実と小説の関係を氏がドゴール大統領の発言を例に出して語ったことだ。「フランスがドイツに占領された時、多くのフランス人がドイツに協力し... [続きを読む]
  • 「蝦夷地別件・上・中・下」(読書no.239)
  • 「蝦夷地別件・上・中・下」 (著・船戸与一) 和人とアイヌの人たちの歴史は謎に満ちている。縄文にさかのぼればこの人たちが日本人の主流だったのかもしれない。以前読んだ「琉球処分」と同じように日本人として知っておかなければならないアイヌの人たちの歴史の一編を史実を踏まえて著者は長編に記した。時は江戸末期、田沼意次が退いて松平定信が幕政を握る、蝦夷地にロシア艦隊が現れ、交易を要求される。北海... [続きを読む]
  • 「閉じてゆく帝国と逆説の21世紀」(読書no.238)
  • 「閉じてゆく帝国と逆説の21世紀」 (著・水野和夫) 世の中が変わって来ていると思ったのはいつの頃だろうか?成長が止まって、失われた20年と東日本大震災、原子力が人類進歩の象徴だったが崩れた。エネルギーの見直しが直ちに行われるかと思ったがそうはいかない。安倍政権に元内閣官房審議官の著者が異を唱える。著者は「資本主義の終焉と歴史の危機」(集英社新書)で一世を風靡した、この著書はその後に起... [続きを読む]
  • 「マチネの終わりに」(読書no.237)
  • 「マチネの終わりに」 (著・平野敬一郎) 大人の恋愛小説である、芥川賞作家だけに言葉の連なりを洞察する簡単ではない文章が続く。蒔野聡志は天才と言われたクラシックギター演奏者、小峰洋子はパリに本部がある通信社に籍を置く美しいジャーナリスト。ふたりは蒔野のコンサートで出会いお互いに惹かれるようになる。洋子にはアメリカ人の婚約者がいた。 ヴェニスに死す症候群とはこの小説が生んだ言葉だ。「中... [続きを読む]
  • 「タオ・老子」(読書no.236)
  • 「タオ・老子」 (著・加島祥造) 世の中が選挙モードになってボクはたまらく言を発してしまっている。あまりにも理不尽なことが行われ、人の心が分断され、日本が人の道を外れた世界に導かれていくことがどうしても腹立たしいのだ。自分の中に自分が否定する戦闘モードがひろがる。相手の立場に立つことを訴えながら立場に立てない人の立場になれない自分がいる。この矛盾を先人はどう考えただろうか。無為自... [続きを読む]