因幡屋 さん プロフィール

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因幡屋さん: 因幡屋ぶろぐ
ハンドル名因幡屋 さん
ブログタイトル因幡屋ぶろぐ
ブログURLhttp://blog.goo.ne.jp/inabaya2005kiyoko05
サイト紹介文因幡屋の劇評ブログです。 舞台は人生の宝。その印象をより的確により豊かに記せますように。
自由文大部分は劇評ですが、ツイッターでは映画やテレビドラマのこともつぶやいております。
https://twitter.com/inabaya_kiyoko
2年前からはじめた俳句も一生懸命!
参加カテゴリー
更新頻度(1年)情報提供88回 / 365日(平均1.7回/週) - 参加 2014/11/08 10:11

因幡屋 さんのブログ記事

  • 仙台シアターラボ三都市ツアー『特別な芸術』
  • *野々下孝構成・演出・選曲 芥川龍之介原作 劇団サイトはこちら 板橋・サブテレニアン 10日で終了 芥川龍之介の『歯車』を中心に、いくつかの短編をコラージュしつつ、古典の現代劇風上演ではなく、今を生きている人間の日常に潜む違う顔、言葉にならない言葉、自分でも気づかずにいる心の奥底をあぶりだし、曝け出すかのような80分である。じゅうぶんな理解や把握ができたか、まことに心もとないのだが、見る者を引き込む強 [続きを読む]
  • ヒノカサの虜 第10回公演『白檻に触れて、』
  • *函波窓脚本・演出 公式サイトはこちら スタジオ空洞 10日で終了  ヒノカサの虜は2013年、大阪芸術大学のメンバーによるプロデュース公演で旗揚げし、その後劇団化した。第10回公演にして初見となったのだが、新しい出会いが与えられることはありがたいことである。気を引き締めつつ、心は柔らかく。 近未来やSF風の設定の場合、作り手の考えている劇世界の構造や目論見を理解することは重要である。冒頭、白い衣装に身を包 [続きを読む]
  • 劇団民藝『「仕事クラブ」の女優たち』
  • *青木笙子原案 長田育恵作 丹野郁弓演出 公式サイトはこちら 17日まで 日本橋・三越劇場 (1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30) 戦争の足音が迫る昭和7年、築地小劇場に始まった新劇運動への弾圧も激しさを増す。生活に窮した女優たちは、女優たちによるアルバイト斡旋業「仕事クラブ」を考え出した。芝居を、生きることを諦めない女優たち。奈良岡朋子を筆頭に民藝の中 [続きを読む]
  • 2017年12月の観劇と句会
  •  12月の観劇と俳句の予定をお知らせいたします。*劇団民藝 青木笙子原案 長田育恵作 『「仕事クラブ」の女優たち』 (1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23,24,25,26,27,28,29,30)戦争の足音が迫る昭和初期、築地小劇場に始まった新劇運動への弾圧も激しさを増す。生活に窮した女優たちは、女優たちによるアルバイト斡旋業「仕事クラブ」を考え出した。芝居を、生きることを諦めない女優たち。奈良 [続きを読む]
  • 川和孝企画公演+シアターχ提携公演?第45回名作劇場
  • *日本近・現代秀作短編劇一〇〇本シリーズ 公式サイトはこちら (1,2,3)川和孝演出。オフィス樹主催 両国シアターχ 12月2日で終了 優れた戯曲、上演の機会が少ない戯曲を取り上げ、100本の上演を目指して1994年秋からはじまったこのシリーズも、今回で92本まで到達した。チラシ裏にびっしりと記載されたこれまでの上演記録に圧倒される。*秋元松代『ことづけ』 1949年「現代戯曲」に掲載され、翌1950年に劇団文化座が初演 [続きを読む]
  • シアタートラム『管理人』
  • *ハロルド・ピンター作 徐賀世子翻訳 森新太郎演出 公式サイトはこちら シアタートラム 12月17日まで 12月26,27日 兵庫県立芸術文化センター阪急中ホール 2017年最後の月にピンターの『管理人』である。劇場に入るや、舞台のあまりの汚さに圧倒される。ベッドが2台、暖炉、椅子、トランク、そして崩れ落ちんばかりに積み上げられた古紙(新聞紙か)の山、あとは何が何か判別できないほどのがらくたの山なのである。天井も [続きを読む]
  • ビニヰルテアタア第10回公『楽屋 流れ去るものはやがてなつかしき』
  • *清水邦夫作 鳥山昌克演出 公式サイトはこちら 自由学園明日館大教室としま、雑司ヶ谷・みみずく会館、愛知県・田原市権現の森 明治の商家、新潟県・新潟古町えんとつシアターを巡演 12月3日まで 前座朗読劇として、演出の鳥山が「女優 松井須磨子のこと」を読む。『楽屋』本作は日本での上演が非常に多い戯曲とのこと。自分自身もこの3月に花村雅子主宰の第三回えうれか公演を観劇し、その印象を基に「えびす組劇場見聞録 [続きを読む]
  • 板橋ビューネ2017参加 SPIRAL MOON the37th session 『みごとな女』
  • 板橋ビューネ2017参加 SPIRAL MOON the37th session* 森本薫作 秋葉舞滝子演出 河嶋政規、星達也演出補佐 板橋・サブテレニアン 12日で終了 本作はほんとうに短い一編である。ひとりの女性の生涯を数十年に渡って描いた『女の一生』や、数日間の出来事と言えど、やはり長尺の印象がある『華々しき一族』などに並ぶとあまりに短く、分厚い戯曲集から紐とく際に、短すぎてページを探せないなどという冗談のようなありさま。 [続きを読む]
  • 劇団フライングステージ第43回公演『LIFE,LIVE ライフ、ライブ』
  • *関根信一作・演出 公式サイトはこちら 下北沢/OFFOFF劇場 12日まで(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17) 劇団フライングステージは、旗揚げから25周年を迎えた。全作品の作・演出をつとめ、俳優として出演もする関根信一は、当日リーフレットの挨拶文において、一昨年、昨年に続く今年の新作までのいきさつや、新作上演のあいだを縫うように行う1996年初演『陽気な幽霊 GAY SPIRIT』、2005年初演『二人でお茶を [続きを読む]
  • 2017年11月観劇と俳句の予定
  •  今年のカレンダーもあと2枚になりました。*吉例顔見世大歌舞伎 10月の国立劇場公演『通し狂言 霊験亀山鉾-亀山の仇討-』で、冷酷無残な殺し場続きの物語で、片岡仁左衛門丈はこれ以上ない極悪非道を二役で演じながら、ことばにし尽くせないほど爽やかで充実感溢れる心持にさせてくれた。そして今月は歌舞伎座で『仮名手本忠臣蔵』五・六段目で悲劇の人、早野勘平を演じる。*板橋ビューネ2017参加(1,2) シア・トリエプロデュ [続きを読む]
  • 唐組第60回公演『動物園が消える日』
  • *唐十郎作 久保井研+唐十郎演出 公式サイトはこちら 明治大学10号館裏猿楽通り特設紅テント、雑司ヶ谷・鬼子母神、静岡・駿府城公園富士見広場、金沢市民芸術村・憩いの広場特設紅テント 11月18日まで(1,2,3,4,5)「演劇キック」より久保井研インタヴューhttp://kangekiyoho.blog.jp/archives/52037125.htmlカンフェティより、久保井、藤井由紀インタヴューhttp://www.confetti-web.com/sp/feature/article.php?aid=346 初 [続きを読む]
  • 劇団印象第22回公演『子ゾウのポボンとお月さま』
  • *鈴木アツト作・演出 公式サイトはこちら 東中野・RAFT 22日で終了 (1,2,3,4 5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19,20,21,22,23)  公演チラシには「子どもと一緒に観る演劇シリーズ第2弾!」のキャッチコピーが躍る。観劇対象は3歳からだが、公演中数回、0歳の赤ちゃんでも入場できる日が設けられている。開演前鈴木アツトは「もしお子さんが泣き止まなかったらこちらの出口からいったん出て、泣き終わったら再度ご入 [続きを読む]
  • 板橋ビューネ2017参加 サイマル演劇団 イヨネスコ作『授業』
  • ・ウジェーヌ・イヨネスコ作 赤井康弘演出 板橋ビューネ2017サイトはこちら 板橋サブテレニアン 22日まで(1) 昨年サブテレニアンにて、ちがう劇団による『授業』を観劇し(1,2)、同じ劇場で3度めの本作となった。因幡屋の『授業』歴については、1に書いております。サイマル演劇団の『授業』は、2012年に神楽坂ディプラッツで初演ののち、今年5月、韓国の礼山で行われた「礼唐国際演劇祭」で再演、今回が凱旋公演となる。  [続きを読む]
  • 劇団1980公演 vol.66『素劇 楢山節考』
  • *深沢七郎原作 関矢幸雄構成・演出 公式サイトはこちら 両国/シアターχ 15日まで その名の通り、1980年に結成された劇団1980の公演を見るのは何と今回がはじめてである。劇団主宰者である藤田傳作・演出の作品を中心に、三味線や太鼓、口三味線に歌を取り入れたオリジナル作品を幅広く取り入れ、演劇鑑賞会や学校公演など日本国内のみならず海外公演も行う。 なかでも「素劇」(すげき)という独自のスタイルは、日本 [続きを読む]
  • 日本のラジオ『カーテン』
  • *屋代秀樹作・演出(1,2,3,4,5,6,7,8,9) MITAKA“NeXT”Selection 18th参加作品 公演チラシに次のような文章が掲載されている。「わたしは わたしの 居場所がなかった。 わたしは わたしの 居場所をつくろうとした。 わたしは わたしの 居場所をこわした。」 この謎めいた詩のようなつぶやきは、次のように続く。「某国における独立派武装勢力による国立劇場占拠事件は 特殊部隊が化学兵器を用いた突入を敢行し 人 [続きを読む]
  • 板橋ビューネ2017 劇団7度『お國と五平』
  • *谷崎潤一郎原作 伊藤全記構成・演出(1,2,3,4)板橋ビューネ2017サイトはこちら 古今東西さまざまな戯曲を、独自の切り口で斬新な舞台に構築する劇団7度の伊藤全記が、今度は谷崎潤一郎作品を取り上げた。谷崎は生涯に24篇の戯曲を残したが、中でもこの『お國と五平』は上演回数が多い作品とのこと。「潤一郎ラビリンスXVI 戯曲傑作集」(中公文庫)に収録あり、歌舞伎の上演記録を調べるには、歌舞伎 on the webの「歌舞伎公 [続きを読む]
  • 2017年10月観劇と俳句の予定
  •  今年もあと3カ月になりました。まずは観劇予定から。*板橋ビューネ2017より・劇団7度 谷崎潤一郎原作 伊藤全記構成・演出『お國と五平』(1,2,3,4) 谷崎は24篇の戯曲を執筆しており、なかでも本作は上演回数がもっとも多いとのこと。「潤一郎ラビリンスXVI 戯曲傑作集」(中公文庫)に収録あり、歌舞伎の上演記録を調べるには、歌舞伎 on the webの「歌舞伎公演データベース」が大変便利です。最近では2009年の八月納涼 [続きを読む]
  • 因幡屋通信57号完成
  •  おかげさまで、因幡屋通信が57号を重ねることができ、9月30日(土)設置先各劇場、ギャラリーさまへ発送いたしました。お読みくださる方々、設置や配布にご協力いただいている皆さま、ほんとうにありがとうございます。 今回は、「あなたがハンナになる日」と題しまして、ジョン・レタラック作 鈴木アツト演出の『ハンナとハンナ』リーディング公演について書かせていただきました。 観劇後のブログ記事はこちらです。 入稿 [続きを読む]
  • 劇団民藝公演『33の変奏曲』
  • *モイゼス・カウフマン作 丹野郁弓翻訳・演出 公式サイトはこちら 紀伊國屋サザンシアターTAKASHIMAYA 10月8日まで 現在のニューヨーク、音楽理論学者キャサリンは難病と闘いながら研究にいそしむ。一方で、19世紀初頭のウィーンではやはり病に冒されたベートーベンが変奏曲の作曲に取り組んでいる。現在と過去が行き来しながら、音楽を人生の宝として与えられた人々の物語。(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18 [続きを読む]
  • green flowers vol.18『かっぽれ!締』
  • *内藤裕子作・演出 公式サイトはこちら(1,2,3,4,5,6,7)シアター風姿花伝 24日で終了 落語の今今亭東吉師匠とその一門、彼らをめぐる人々の季節ごとの大騒動を描いたグリフラの代表作は、2011年晩秋の『かっぽれ!』はじまり、翌年『かっぽれ!春』、2013年の『かっぽれ!〜夏〜』に続いて、4本めの本作をもって遂にファイナルとなった。開幕は毎度軽快な出囃子に乗って、二ツ目の吉太が明るく登場、「待ってました!」…と前 [続きを読む]
  • Straw&Berry #4『ウロボロス』
  • *河西裕介脚本・演出 公式サイトはこちら 新宿眼科画廊 19日で終了(1) 2013年、「国分寺大人倶楽部」の活動を休止した河西裕介がソロユニット「Straw&Berry」の活動を開始。2017年の今年、小西耕一、佐賀モトキ、上田祐揮、井上紗彩が新しくメンバーとなり、劇団化した。4回めの公演だが、劇団としての第一歩となる。個人ユニットやプロデュース公演などが盛んに行われている昨今においても、「劇団」を結成する、「劇団」 [続きを読む]
  • 風琴工房『アンネの日』
  • *MITAKA”Next”Selection 18th 詩森ろば作・演出・宣伝美術・衣裳 公式サイトはこちら 三鷹市芸術文化センター星のホール 19日で終了(1,2,3,4,5,6,7,8,9,10,11,12,13,14,15,16,17,18,19) 昨年の紀伊国屋演劇賞個人賞を受賞し、勢いに乗る詩森ろばの新作は、新しい生理用ナプキンの開発に挑む女性たちと、彼女ら一人ひとりの生理=人生、命をみつめた会心作である。女性の作・演出の「男芝居」(登場人物が男性だけ)と言 [続きを読む]