今年の名古屋の春先は寒暖差がとても激しく普段なら比較的一斉に咲く桜も木々によって開花の状況の差異が極端に異なっていた。そうなるとアミガサタケの発生も不安になってしまう。 どうだろうか・・・・・・と思いつつ何時ものシロへ。こちらはシ
どちらかと言えばマイナーなキノコや菌類の探索と観察をしています。
このblogに掲載されているキノコは、殆ど食用にならない物ばかりです。かと言って、毒キノコでも無かったりもします。 そう言う毒にも薬にも食にもならないキノコ(及びその他の菌類)の探索と観察記録です。
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今年の名古屋の春先は寒暖差がとても激しく普段なら比較的一斉に咲く桜も木々によって開花の状況の差異が極端に異なっていた。そうなるとアミガサタケの発生も不安になってしまう。 どうだろうか・・・・・・と思いつつ何時ものシロへ。こちらはシ
2023年10月の事。とある場所で探索をして居た所、こんな物に遭遇。ウルトラ怪獣ブルトンの様な、ホヤの群生の様な外見。これはオオワライタケの幼菌だ。 この幼菌は実はこんな場所に発生していた。ご覧の様に墓石の真ん前。成長が楽しみだが
何度も書いているが当方は「マダケの赤団子病」の事を追い求めている。その過程で他の竹類寄生菌や竹に関する色々な事を調べる必要が生じ日本及び中国の様々な古文献を渉猟する事にもなった(概略記事→こちら)。 赤団子病は日本でも発
こちらはフデタケ(多分)。広葉樹の落ち枝上に1.5�程度の小さな子実体が群生していた。 アップにするとこんな感じ。先端が尖った状態を筆の穂先に見立ててフデタケと命名されたのだろう。筆にしては軸に当たる部分が小さくて細過ぎる気もする
こちらはイカタケ。某公園に敷き詰められたウッドチップ上に多数発生していた。 イカタケは籾殻の積まれた場所やウッドチップ上に発生する事が多いとの事。白い胴体から触手の様な腕が伸びていて横から見るとそれこそイカの様な形状をしている。触
こちらはクチベニタケ。直径1�程の球形のキノコだ。 山中の地形の開けた部分に発生する為に山道の路面や、斜面で遭遇する事が多い。毎年行く岐阜山中でも、この様に山道際の斜面での発生が多い。 以下、画像をダラダラズラズラ列挙し
某日、何時もの様に何時もの場所をキノコ探索。ふと足元のキノコが目に入った。これはウズタケだ。 ウズタケはヒダが同心円状に広がっているのが特徴で発生の少ない珍しいキノコとの事だがこのフィールドでは安定的に発生している様で大体年に一回
こちらはキヌカラカサタケ(多分)。肥沃な土壌に発生するキノコで愛知東部のとある林内地上に発生していた。 「キヌカラカサタケ」と言えばレモンイエローのコガネキヌカラカサタケが良く知られている。室内の鉢植えやプランターに突然発生する
7月のとある日、近所のとある場所を歩いて居た所、とある斜面に目が行った。其処は起伏を削って通路にした法面に相当する場所。土が露出している部分に何かがある。これはカゴタケでは無いか!しかも干乾びている状態だ。 カゴタケについては過去
と言う訳で今年もヤマドリタケモドキの季節だ。 今年の名古屋東部は空梅雨だった。雨が降らないでは無かったが「梅雨の長雨」は殆ど無かった。そしてすぐに猛暑になってしまい地面はカラカラの状態。これではヤマドリタケモドキの発生
こちらはシロキクラゲ。広葉樹の枯れ木に発生する。外見的にはキクラゲに似ているが細胞レベルで構造が違っている為にキクラゲとは別の分類群になっている。 鮮やかな白色は森の中で良く目立つ。 こちらも良く目立った。このキノコも東大阪や滋賀
以前、マダケの赤団子病に関連して竹紅菌と肉球菌を購入した話を書いた(→こちら)。 赤団子を最初に香港で購入した際にそれお酒に漬け込んで「赤団子酒」を作っていたので今回もそれぞれを酒に漬け込んでみる事にした。 容
3月中旬、名古屋でも桜が咲き始める。今年もアミガサタケの季節がやって来た。さて今年はどうなのだろうか。不安と期待を胸に、シロを回る。 こちらはシロA。此処は何時も安定して発生してくれている。今年も発生してくれた!有難い
今回は箸休め的な内容、かな。 野外で観察をしていると色々なキノコに出逢う。色々な種類、と言うのは勿論だが文字通り「色々な形のキノコ」に遭遇するのだ。種類にもよるが、キノコは個体差が結構大きく、図鑑通りの外見を呈していな
こちらはキイボカサタケ。夏〜秋に林内地上に発生する。林の中で鮮やかな黄色はとても良く目立つ。名古屋東部ではこのキノコの発生がとても多い。 名前の由来はその見た目から。傘の先端が過剰に尖るのが特徴だ。 そのイボには個体差が
当方が追い求めているキノコは幾つかあるのだが久し振りに「マダケの赤団子病」の事を書いてみたい。以下、ズラズラと画像を並べ、かなりの大長文になってしまいましたがお読み頂けましたら幸いです。また、総集編的に過去記事をおさらいする記述をしてしまう
何度も記事にしているが当方はミカワクロアミアシイグチ(以下ミカワと略称)に関して2つの仮説を立てている。 一つは発生時期による個体の差異。当方が見る限り、ミカワクロアミアシイグチには7月と9月に発生のピークがある。そして、それぞれ
こちらはヤマギマツタケ。各種の広葉樹の枯れ木や枯死した部分から発生する。名前の通りの柳の木の他にポプラ、カエデ、ニレの木等の他、当方が見た所では桜の木からも発生していた。街中の街路樹に発生し歩行者を驚かせる事も少なくない。 近年で
前回、一年前とシロアンズタケの事を記事にした。 シロアンズタケの事 シロアンズタケの事 その2 その中で引き合いには出していたのだがそう言えばアンズタケの事を記事にしていなかった事に気付いたので今回は満を持して?アンズタケの事
昨年、友人のF氏からシロアンズタケを貰った(→こちら)。その記事でも書いたが、シロアンズタケは実は知られざる有用な食キノコだ。で、その記事の最後に書いたがシロアンズタケはアンズの香りがする、と書いているサイトが散見された(こちらと
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今年の名古屋の春先は寒暖差がとても激しく普段なら比較的一斉に咲く桜も木々によって開花の状況の差異が極端に異なっていた。そうなるとアミガサタケの発生も不安になってしまう。 どうだろうか・・・・・・と思いつつ何時ものシロへ。こちらはシ
2023年10月の事。とある場所で探索をして居た所、こんな物に遭遇。ウルトラ怪獣ブルトンの様な、ホヤの群生の様な外見。これはオオワライタケの幼菌だ。 この幼菌は実はこんな場所に発生していた。ご覧の様に墓石の真ん前。成長が楽しみだが
何度も書いているが当方は「マダケの赤団子病」の事を追い求めている。その過程で他の竹類寄生菌や竹に関する色々な事を調べる必要が生じ日本及び中国の様々な古文献を渉猟する事にもなった(概略記事→こちら)。 赤団子病は日本でも発
こちらはフデタケ(多分)。広葉樹の落ち枝上に1.5�程度の小さな子実体が群生していた。 アップにするとこんな感じ。先端が尖った状態を筆の穂先に見立ててフデタケと命名されたのだろう。筆にしては軸に当たる部分が小さくて細過ぎる気もする
こちらはイカタケ。某公園に敷き詰められたウッドチップ上に多数発生していた。 イカタケは籾殻の積まれた場所やウッドチップ上に発生する事が多いとの事。白い胴体から触手の様な腕が伸びていて横から見るとそれこそイカの様な形状をしている。触
こちらはクチベニタケ。直径1�程の球形のキノコだ。 山中の地形の開けた部分に発生する為に山道の路面や、斜面で遭遇する事が多い。毎年行く岐阜山中でも、この様に山道際の斜面での発生が多い。 以下、画像をダラダラズラズラ列挙し
某日、何時もの様に何時もの場所をキノコ探索。ふと足元のキノコが目に入った。これはウズタケだ。 ウズタケはヒダが同心円状に広がっているのが特徴で発生の少ない珍しいキノコとの事だがこのフィールドでは安定的に発生している様で大体年に一回
こちらはキヌカラカサタケ(多分)。肥沃な土壌に発生するキノコで愛知東部のとある林内地上に発生していた。 「キヌカラカサタケ」と言えばレモンイエローのコガネキヌカラカサタケが良く知られている。室内の鉢植えやプランターに突然発生する
7月のとある日、近所のとある場所を歩いて居た所、とある斜面に目が行った。其処は起伏を削って通路にした法面に相当する場所。土が露出している部分に何かがある。これはカゴタケでは無いか!しかも干乾びている状態だ。 カゴタケについては過去
と言う訳で今年もヤマドリタケモドキの季節だ。 今年の名古屋東部は空梅雨だった。雨が降らないでは無かったが「梅雨の長雨」は殆ど無かった。そしてすぐに猛暑になってしまい地面はカラカラの状態。これではヤマドリタケモドキの発生
こちらはシロキクラゲ。広葉樹の枯れ木に発生する。外見的にはキクラゲに似ているが細胞レベルで構造が違っている為にキクラゲとは別の分類群になっている。 鮮やかな白色は森の中で良く目立つ。 こちらも良く目立った。このキノコも東大阪や滋賀
以前、マダケの赤団子病に関連して竹紅菌と肉球菌を購入した話を書いた(→こちら)。 赤団子を最初に香港で購入した際にそれお酒に漬け込んで「赤団子酒」を作っていたので今回もそれぞれを酒に漬け込んでみる事にした。 容
3月中旬、名古屋でも桜が咲き始める。今年もアミガサタケの季節がやって来た。さて今年はどうなのだろうか。不安と期待を胸に、シロを回る。 こちらはシロA。此処は何時も安定して発生してくれている。今年も発生してくれた!有難い
今回は箸休め的な内容、かな。 野外で観察をしていると色々なキノコに出逢う。色々な種類、と言うのは勿論だが文字通り「色々な形のキノコ」に遭遇するのだ。種類にもよるが、キノコは個体差が結構大きく、図鑑通りの外見を呈していな
こちらはキイボカサタケ。夏〜秋に林内地上に発生する。林の中で鮮やかな黄色はとても良く目立つ。名古屋東部ではこのキノコの発生がとても多い。 名前の由来はその見た目から。傘の先端が過剰に尖るのが特徴だ。 そのイボには個体差が
当方が追い求めているキノコは幾つかあるのだが久し振りに「マダケの赤団子病」の事を書いてみたい。以下、ズラズラと画像を並べ、かなりの大長文になってしまいましたがお読み頂けましたら幸いです。また、総集編的に過去記事をおさらいする記述をしてしまう
何度も記事にしているが当方はミカワクロアミアシイグチ(以下ミカワと略称)に関して2つの仮説を立てている。 一つは発生時期による個体の差異。当方が見る限り、ミカワクロアミアシイグチには7月と9月に発生のピークがある。そして、それぞれ
こちらはヤマギマツタケ。各種の広葉樹の枯れ木や枯死した部分から発生する。名前の通りの柳の木の他にポプラ、カエデ、ニレの木等の他、当方が見た所では桜の木からも発生していた。街中の街路樹に発生し歩行者を驚かせる事も少なくない。 近年で
前回、一年前とシロアンズタケの事を記事にした。 シロアンズタケの事 シロアンズタケの事 その2 その中で引き合いには出していたのだがそう言えばアンズタケの事を記事にしていなかった事に気付いたので今回は満を持して?アンズタケの事
昨年、友人のF氏からシロアンズタケを貰った(→こちら)。その記事でも書いたが、シロアンズタケは実は知られざる有用な食キノコだ。で、その記事の最後に書いたがシロアンズタケはアンズの香りがする、と書いているサイトが散見された(こちらと
3月中旬、名古屋でも桜が咲き始める。今年もアミガサタケの季節がやって来た。さて今年はどうなのだろうか。不安と期待を胸に、シロを回る。 こちらはシロA。此処は何時も安定して発生してくれている。今年も発生してくれた!有難い
今回は箸休め的な内容、かな。 野外で観察をしていると色々なキノコに出逢う。色々な種類、と言うのは勿論だが文字通り「色々な形のキノコ」に遭遇するのだ。種類にもよるが、キノコは個体差が結構大きく、図鑑通りの外見を呈していな
こちらはキイボカサタケ。夏〜秋に林内地上に発生する。林の中で鮮やかな黄色はとても良く目立つ。名古屋東部ではこのキノコの発生がとても多い。 名前の由来はその見た目から。傘の先端が過剰に尖るのが特徴だ。 そのイボには個体差が
当方が追い求めているキノコは幾つかあるのだが久し振りに「マダケの赤団子病」の事を書いてみたい。以下、ズラズラと画像を並べ、かなりの大長文になってしまいましたがお読み頂けましたら幸いです。また、総集編的に過去記事をおさらいする記述をしてしまう
何度も記事にしているが当方はミカワクロアミアシイグチ(以下ミカワと略称)に関して2つの仮説を立てている。 一つは発生時期による個体の差異。当方が見る限り、ミカワクロアミアシイグチには7月と9月に発生のピークがある。そして、それぞれ
こちらはヤマギマツタケ。各種の広葉樹の枯れ木や枯死した部分から発生する。名前の通りの柳の木の他にポプラ、カエデ、ニレの木等の他、当方が見た所では桜の木からも発生していた。街中の街路樹に発生し歩行者を驚かせる事も少なくない。 近年で