遠見書房より11月10日に念願の書籍を出版することができました。読んでいただければ幸いです。 ...
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ポリヴェーガル理論について初めてこのブログで書いたのは2年前の夏でした。そして、最後にこのブログに記事を書いたのは昨年の11月でした。それ以降アウトプットは、「ポリヴェーガル理論をベースにした発達支援」の本を書くことだけになっていました。ようやくそのアウトプットが形となって世に出る予定です。 もしまだ、このブログを目にしているあなたがいるのでしたら・・・乞うご期待です!! ...
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遠見書房より11月10日に念願の書籍を出版することができました。読んでいただければ幸いです。 ...
ポリヴェーガル理論について初めてこのブログで書いたのは2年前の夏でした。そして、最後にこのブログに記事を書いたのは昨年の11月でした。それ以降アウトプットは、「ポリヴェーガル理論をベースにした発達支援」の本を書くことだけになっていました。ようやくそのアウトプットが形となって世に出る予定です。 もしまだ、このブログを目にしているあなたがいるのでしたら・・・乞うご期待です!! ...
今年も市の「初任者研修会」でルーキーたちにお話をしました。テーマは同じですが、今年はポリヴェーガル理論メインでお話ししました。最初に「こどものしあわせってなに?」を全員に発表してもらいました。 楽しみがあること安心して暮らせること褒めてもらう、守ってもらえることやりたいことができること命が脅かされることがないこと笑顔があることいい友だちがいることわかる、できる、自分のことを好...
スクーカンセラー(SC)として訪問している学校の相談室で、多くの家族合同面接を行っています。家族の問題は家族で解決するのが1番です。家族だからこそ、言えない、聞けない、会話が多いのは日本だけでしょうか?SCが間に入ることで、急激に家族関係に変化が訪れることもあれば、じっくり漢方のように変わることもあります。担任とSCとご家族でのオープンダイアローグは、初心者の私も、初めての担任も、ご...
心理的境界線のことを「バウンダリー」と言います。「個人の境界線」とか「他者との境界線」ということです。どの程度か、どんな境界線かはもちろん、「個人が作成する、ガイドライン、ルール、制約」なので、その人ごとに違います。「親しき仲にもバウンダリー」なので、知人・友人はもちろんのこと、家族間でも必要だと思います。支援者は特に「自分もクライアントも大切にする」ために必要だと思うのです。しんどい思...
本年度の保育園の巡回相談を終えました。園によって子どもたちの活動や様子もそれぞれですが、集団活動を全く行っていないところもあれば、毎日きちんとサークルタイム(教室での集団活動)をもうけているところもあります。サークルタイムでベテランの保育士さんは、上手に子どもたちを盛り上げて(ちょい薄ピンク)から、きゅっと集中(めちゃ薄ブルー)させることが上手です。そんな保育士さんの「お部屋」では、子どもたち...
パーツ心理学については、最近そこここで話題にのぼるようになってきました。きちんとまとまった書籍としては、これが1番のお勧めです。トレーニングマニュアルなので実践者向きですが、「DSMは、常にクライアントの最も恐ろしい、そして最も病理的な行動に注目を向けるように書かれており、私たちのキャリア、評判、および訴訟の可能性に対する懸念が喚起され警戒状態を強めます。」(P2)なんて私が常々強く思っていること...
ニューロセプションについて新しい理論には、新しい言葉がつきものです。その新しい言葉によってより理解が深まることが多いのですが、とっつきにくさを感じることもあります。ポリヴェーガル理論を理解するときに大切な言葉として、「ニューロセプション:Neuroception」があります。これはポージェスの造語で「神経Neuro」と「知覚Perception」を合わせたものです。彼は、環境や自分の状態が安全...
ポリヴェーガル理論についての前回の記事は、8ヶ月前でした。その後、日本でも関連書籍がずいぶん発行され、本場アメリカでもより具体的な取り組みも分野ごとにまとめられているようです。(書籍に関しては当相談室の「ブクログ」を参考にしてください。)先日、私の住んでいる市の「特別支援教育指導者養成講座」でお話をさせていただいたことがきっかけで、また久しぶりに記事を書いてみようと思いました。で、今日のテー...
「もっと臨床がうまくなりたい」のご縁で、「スクールカウンセリングワークブック」と「解決志向ブリーフセラピー」の2冊を読み直しました。臨床経験を積んでからの再読では、今まで扱ったケースが山のように浮かんできました。その中には、もちろん「うまくいったケース」もあるのですが、「後悔が先に立つケース」もあります。自分の中でさらに「ブラッシュアップ」しなければならない部分に気づいたこともあり、有意義な「再読...
「システムアプローチの東豊さん」と「ソリューションの黒沢幸子さん」からSVを受けた精神科医の著書です。SVの内容が詳しく書かれているので、それぞれの「再入門書」としても、ある精神科医の「成長の記録」としても読むことができます。どちらのバイザーの著作も何冊か読んでいたのですが、もう一度読み直してみようと思いました。カウンセラーにはお勧めの一冊です。 <br /> ...
当相談室のFBの記事です。詳しいことはこちらのブログでアウトプットしていく予定です。「恥(Shame)」について最近の欧米の心理学ではよく取り上げています。自分の中に生まれた「恥」がいろいろな感情を抑えこんでいることに気づくことも大切ではないかと考えています。 新しいスタートを迎えられずにいる子どもたちへのアプローチもこのあたりのことを踏まえながら考えていきます。 自分の中の「パ...
自分の「心とからだ」をどう理解していくと、より「おだやか」に暮らせるのか、より「幸せ」になれるのか、を明らかにしようとしているのが「心理学」だと私は考えています。「神経生物学的パーツアプローチ」も新しい考え方・手法の1つです。ポリヴェーガル理論と共にもっと詳しく、さらに実践的に学んでいく予定です。 <br /> ブログランキングに参加しています。...
「わたしたち」は論理的・合理的な考え方や、行動規範によって生きているのではなく、「気持ち・想い」といった、不安定で、バラバラで、そのときの状態・状況によって振り回される情緒的なものをベースにして生きている。だから、気分が悪かったりのらなかったりすれば、身動きがとれない存在だ。「いつも」「同じように」できるわけではない。にもかかわらず、「常にできること」を求められてきた。「できない」ことはよくな...
「パーソンセンタード」という言葉や「クライエントファースト」という言葉がいっぱい頭の中を巡った、昨晩のZOOM勉強会でした。カウンセラーにとって「理論や療法」はもちろん大切ですが、その前提として、「相手も自分も大切にすること」なのだと改めて気づかされる2時間でした。来年度も先生方対象の初任者研や指導者研でお話しさせていただく機会があります。その、どちらでも「子どもを中心に据えた支援を”生き生きと”...
10数年前から「家族関係模式図」を用いていたのですが、最近「ホロニカル・アプローチ」を知りました。その技法の中に、「場面再現法」がありました。家の間取りをかいた紙の上で、家族の日常的でよくあるシーン(食事や余暇)を人形などで再現する方法です。「家族関係模式図」よりもより具体的に家族関係を「俯瞰」できるものです。再現(ホームシュミュレーション)することによって、その家族の一人一人の「気づき」...
教室に入れなくなっている生徒さんを連れて、段階的なエクスポージャーを行っていたときに、カウンセラーの私がかなり「苦しく」なるということがありました。次の週にそのことを話すと、「僕はそれほどでもありませんでしたよ」と平気な顔・・・「そっかあ~、それでは次のステップやね」ということで、彼は超久しぶりに教室に入り、少しだけ学習に参加できたのでした。 それにしても、私の「情動感染」力はか...
「不登校」と呼ばれているお子さんの「箱庭」でのことですずっと、ゆっくりと砂を刷毛でならしているAさん(家置く?と私)真ん中に家を置き、小さな人形を家の中に入れたら砂をどんどんかけていきます埋まっても、もっとかけていきます取り外した屋根を入り口にバリケードのように立てます自動車でそのバリケードをさらにふさぎます(私は観ているだけです)しばらくするとバリケードは取り除かれ人形は入り...
小中学校で、不登校や登校しぶりの子どもたちに、徹底したスモールステップでの「エクスポージャー(暴露法)」を実施しています。たくさんの子どもたちが、「今ここから」スタートして「勇気ある前進」を見せてくれています。私は、前衛として引っ張っていってあげたり、後衛として背中を押してあげたりするだけです。少しずつ「レベルアップ」していく子どもたちは、RPGの主人公のようにさえ思えます。「ドキドキメー...
SC勤務校で、ケース会議を行いました。関連機関の方々も、支援に関わる教師や管理職も、おやごさんや本人の「願い」を最大限尊重しながら、できる限りのことをしていこうと真摯に話しあわれていました。リソースを最大限に活用するために一番大切なことは、「寄り添う気持ち」なのかもしれないと感じたのです。困難なケースだからこそ、こうゆう根源的な人の感情が必要なのだと思うのでした。 ブログランキン...