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Kazuaki Koseki Photo Blog https://blog.goo.ne.jp/isseycraft

写真家/WPC2018日本代表/山形/ネイチャーフォト/ポートレート

PhotoStudio KOSEKI/普段ポートレート撮影をしながら、今を生きる山形で四季を「五感」で感じ風景を写し撮っております。

issey
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住所
山形市
出身
山形市
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2008/09/12

  • Awarded Travel Photographer of the Year 2022 Awarded (TPOTY)

    イギリスの国際旅行写真賞TravelPhotographeroftheYear2022(TPOTY)受賞者が発表され4枚組のポートフォリオがHighlyCommended,単写真が2部門でSpecialMentionを受賞致しました。【GreenPlanet,BluePlanetCategory】HighlyCommended(部門3位)SpecialMention【DesertstoRainforestsCategory】SpecialMention今年で21年目を迎えるTPOTYには世界152カ国から約2万点の応募があり、専門家からなる審査員団の審査によって選ばれました。TPOTY並びに審査員の皆様に感謝いたします。そして、日頃から応援いただいている皆様と家族に深く感謝致します。[TravelPhot...AwardedTravelPhotographeroftheYear2022Awarded(TPOTY)

  • 新しき年

    ちょうど1年前の今頃写真集「霧幻の水森」そして個展準備と身も心も全力でそれに加えて写真展中に店舗を留守にするため、本業も前倒しで全てを進めていたので全く時間がなかったのが少し懐かしい記憶です。無事写真集を出版する事が出来、東京、大阪、山形での個展では延べ1万人以上の来場者が訪れナショナルジオグラフィックはじめ、いくつかの雑誌掲載。ワイルドライフフォトグラファーオブザイヤーの受賞作品はWorldEconomicForum(世界経済フォーラム)で展示された。どれも、国内外の関係者の方々にお世話になり、沢山のつながりの中で多くの事を終えることが出来たこと、関係者の皆様に感謝申し上げます。20年かかっても達成する事の困難な目標を持ち、5年が経ちました。まだまだスタートに立っているかすら分かりませんが、その中で、手...新しき年

  • 朝の色

    山に囲まれながら暮らす僕にとって山で迎える朝は特別な時間。普段、山から昇る日の出より遅れてやってくるはずの朝日と同じ太陽のはずなのに変化に富んだ色合いや光景を見せてくれる。地球の地表を僅かに漂う大気を長く通ることで、ある一定の波長の光が吸収され僕の目に届くからなのだろう。染まる大地を観る僅かな時間、とても豊かな惑星にいるのだと心がどこまでも遠くへ届きそうな、そんな気持ちに包まれる。豊かな時間と光景がいつも何かを与えてくれるようです。最近ふと思うことがあります。こんな光景の中で多くを感じ、観ている自分はある意味マイノリティなのだろうなと。KazuakiKosekiPhotographywebsite写真館コセキPhotoStudioKOSEKI山と森と川の形「ホタルノキセキ」Project〜Yamagata...朝の色

  • つながり。

    ポートレート、ストリート、スナップなど写真のジャンルは多々あれど自然は人の過ごす営みほど身近な存在ではないかもしれない。一件、分かりやすいようで、気候変化、自然の摂理、植物学や生物学、さらに民俗学や歴史など様々な知識ばかりでなく、まだまだ解明されていない事象まで深く読み解こうと思えば、一筋縄ではいかない。最も一般的な分野であるにも関わらず日本の現代写真の分野で、全くでてこない分野が自然写真でもある。自然は時折気づきをくれる事もあるが深く分からない事ばかりで、とても難しく、突き詰めて見識を深めるには並大抵なことでは無い。読み解く専門家ならなおさら、知らない分からない事は読み解けない事も残念ながら多いのだろう。それが、日本の現代写真で日の目を浴びて来なかった1つの理由なのではないかと思う。自分の見てきた自然は...つながり。

  • 爪痕

    八月の豪雨水害から3ヶ月様子を見ようと車を走らせた秋晴れの日。山並みは紅葉に染まり繁忙期の疲れが癒される様である。渓谷沿いを歩くと流木や瓦礫も残り10m以上高いこの場所も川の1部となったことを物語っている。そして一番気になったのは、いくつかあるダムの下流河川の多くの川の濁りが消えていない事。濁りは数年に及ぶかもしれないと、以前の別河川の経験から不安がよぎる。ダムに濁流が留まり続け、その濁りは下流河川へ流れ続ける。渓流の食物連鎖濁りや砂や泥は植物プランクトンをはじめ、水生植物の生育に影響をあたえ、次の生物へと連鎖を繰り返してゆく。自然は私たちに見える形でいつかサインを出すのだろう。もしかすると、自然はいつもサインを出しているかも知れないけれど、私たちには気づけない、気づかないサインなのかもしれない。15年ほ...爪痕

  • 足音

    午後から紅葉時期の様子を伺いに山の中腹へと車を走らせる。今年の季節の進みは1週間から10日遅い。昨年は雪が多かったのだが、春先の雪解けはスムーズにもかかわらず春先の天候のグズつきが落ち着かずそのまま進んでいった。ここ数年温暖化による暖かな年が続いていたが、むしろ平年どおりで植物が生き生きしていたのが嬉しかった。そうそう気象庁も読めなかった今年の梅雨季節がずれ込んでいたとすると合点がゆく。不安定で極端な気候は、このままつづくのだろうか。紅葉は山の7合目ほどまで降りてきていたが、秋の温かさもあり気によってバラツキもあるが、綺麗な色に目を奪われた。秋は良い。過ごしやすく変化のある季節。寒さ厳しい冬に向けて、さまざまな生き物がいそいそと身支度を整えるのだろう。お店の繁忙期でもあって、紅葉の撮影は少なめになっていた...足音

  • 小関一成 写真展「霧幻の水森 - Lake Shirakawa -」を終えて~issue3~

    話が数年前に戻りますがそもそもどうして、東京六本木富士フイルムフォトサロンという場所での写真展を望んだのかと言うこと。選択肢として、会場やギャラリーの種類はいくつかあったのですが無名な新人の私が多くの来場者に来ていただいて作品を発表する事を第一として、作品を世に出すこと。もちろん、それが撮影地や地域へと与える影響も理解しながらでしたけれども、そこで地元を含めレンタルギャラリーなどでの自主開催は選択肢から外れました。コマーシャルギャラリーや美術館などは、今後は別としてその段階ではまだ先のこととして必然的にメーカーギャラリーでの写真展開催を目指すこととなりました。その中で、東京六本木富士フイルムフォトサロンは写真展会場としては日本一の来場者をほこる場所しかも、写真愛好家の方から美術館鑑賞する方、専門職の方、業...小関一成写真展「霧幻の水森-LakeShirakawa-」を終えて~issue3~

  • イギリスへと想う。

    2022年9月19日イギリスのエリザベス女王の国葬が首都ロンドンで行われる。数年前までは無縁だったイギリスも、昨年、王室とも所縁の深いロンドン自然史博物館が主催するワイルドライフフォトグラファーオブザイヤーの受賞にともなってロンドン自然史博物館の方々や、展示を見てくれた方、そして、作品を買っていただいた方もいらっしゃって様々やり取りをさせていただく中で自分の中で少しだけ身近な国になっていたこともあり、ニュースを見ながら胸にグッとくる気持ちでいる。2022年はこの国にとって大きな年。そんな年に、ロンドン自然史博物館をはじめ様々な国内の様々な美術館、そして世界の多くの場所で展示されてきた事はとても光栄な事だと改めて思います。ここ1週間のイギリス国内の映像を見ると、国民の様子もとても素晴らしく少し先のことになり...イギリスへと想う。

  • 小関一成 写真展「霧幻の水森 - Lake Shirakawa -」を終えて~issue2~

    2021年春、富士フイルムより通知があり富士フイルムフォトサロン東京での2週間の写真展開催が決定した。その時を振り返ると嬉しさはあったのだけれど、妙にホッとしたのをよく覚えている。自分で決めた、この場所との約束・・・「伝える」という事を果たせるという点でずっと抱えていたストレスから少し解放されたからだろうと思う。しかしながら、これまでの日本の風景写真の概念からすれば個性的ではあるだろうけれど、海外では別として果たして日本で受け入れられるのか?そういった点においてはもちろん不安は消えずに残り続けた。きっとそれは、展示を終えた頃に少しだけ解消されたり、課題として残ったり、やっと見えてくるものなのだろう。実際、展示することは恐怖であって見られることで全てが判断される。東京での展示が始まり多くの来場者の方々とお話...小関一成写真展「霧幻の水森-LakeShirakawa-」を終えて~issue2~

  • 岩を抱き山を抱く。

    夜明け前から水辺での撮影を終え山の中腹へと車を走らせた。晴れのち曇り。8時前には気温が上がり秋晴れという言葉よりは、残暑という言葉がふさわしい。先日、7年間撮影してきた白川湖の水没林をモチーフにした写真展「霧幻の水森」を終え、ひとつの区切りがついたこともありこれまで白川湖へと費やしてきた春先の撮影の時間を、そのほかの場所へと費やすことが時間的にも精神的にもできる様になった。もちろん白川湖の撮影を終えた訳ではないのだが、やっと通うことができるとしばしば通っていた場所がある。その時期にたどり着けなかった場所があり、ふと行ってみることとした。登山道はぬかるみ、今年の天候を物語る。ブナの広がる森へ太陽の光が射し込み、次第にブナの葉と下草が生き生きと光を浴びはじめる。植林された杉の森と違い、地上に見える樹や枝と同じ...岩を抱き山を抱く。

  • Awarded PX3 2022 GOLD Winner - Summer night Fairies

    PRIXDELAPHOTOGRAPHIEPARIS2022PX32022Professional/Nature/SeasonsPrizeGOLDTitleSummernightFairies🏆PX32020GOLD受賞🏆フランス・パリの国際写真コンペティション「PX32022(PRIXDELAPHOTOGRAPHIEPARIS)」においてProfessional/Nature/SeasonsGOLD受賞致しました。2018年に国際コンペでSILVERを初めて受賞した想い出深いコンペティションのPX3で遂にGOLDを受賞することが出来たました。これまでSILVER2回、BRONZE2回と中々壁が厚くGOLDまでは届かずにいたので大変嬉しく思います。受賞された皆様、誠におめでとうございます。PX32022wi...AwardedPX32022GOLDWinner-SummernightFairies

  • Published LensCulture Critics’ Choice 2021 Photobook / Summer Fairies Series

    LensCultureから昨年受賞したLensCultureCritics'ChoiceAward2021の受賞者全てを掲載したPhotobookが出版され届きました。LensCultureCritics'Choice2021での受賞詳細はこちらレンズカルチャーで年に何度か行われているコンペでは、パリフォトなどの期間中に写真展を開催するのが通常で昨年2021年は未だコロナ渦でもあり、様々なイベントが開催を中止する中でしたので、展示は行われずこちらのフォトブックの出版掲載が受賞特典の一つとなっていたのです。しばらく前に送る旨のやり取りをしていたので楽しみにしていたのですが、手に取ると柔らかなゴムの手触りの様な表紙でとても触り心地の良い写真集。写真の印刷も良く、きっとこの中からこれから羽ばたく方も出てくるので...PublishedLensCultureCritics’Choice2021Photobook/SummerFairiesSeries

  • 小関一成 写真展「霧幻の水森 - Lake Shirakawa -」を終えて~issue1~

    小関一成写真展「霧幻の水森-LakeShirakawa-」Tokyo富士フイルムフォトサロンスペース22022.2.18(金)ー3.3(木)10:00-19:00Osaka富士フイルムフォトサロン大阪2022.7.1(金)ー7.14(木)10:00-19:00Yamagata山形市悠創の丘悠創館展示室1.22022.8.19(金)-8.25(木)9:00-17:00(最終日15:00まで)おかげさまで東京、大阪、山形、全会場での会期を盛況の中終えることが出来ました。全ての会場でご来場いただいた皆さま、そして、携わって頂きました多くの皆さまに感謝申し上げます。関係者やお世話になった皆さま方には、まだまだ不勉強な私に多くの事を与えてくださりとても充実した時間を過ごしながら写真展へと進むことが出来ましたこと感謝...小関一成写真展「霧幻の水森-LakeShirakawa-」を終えて~issue1~

  • 建物の記憶

    今年新校舎が完成し来年取り壊しとなる小学校。現在、山形県内で最も多い児童数となっている小学校は私の母校でもある。取り壊しまで半年となり、しばらく前から建物内観外観を含む撮影の依頼をいただいていた。新校舎の撮影とは異なり、撮ることが出来るのは最後となる。人で言うところの遺影写真である。撮影するにあたって、もうなくなってしまう小学校をどういった気持ちで撮ってゆくのかとても難しい撮影である。ただ綺麗に撮るのでは足りない。老朽した壁も床も建物も全てを映しながら、のちの時代に遺さねばならない。プレッシャーである。胃が少々痛くなるような時間が随分あった。これまでこの小学校を撮影したことはなく、初めての撮影へ随分と痛んだ床や壁を観続けた。校舎新築へ難色を示し続けていた前市長から新市長に変わり新校舎建設が進み、これからの...建物の記憶

  • ホタルノキセキ

    近年、写真愛好家の間で撮影が増加を続ける森に住むヒメボタル。これまで海外での展示やAwardでの発表を続けながら、ヒメボタルの生息域や生態調査を山形県内の森林で続けて来ました。あまり知られていない事ですが、本州でのヒメボタルには遺伝子レベルでの違いから二種が存在しています。体長7.8ミリほどのヒメボタルと体長5.6ミリほどの小型ヒメボタル(以降小型ヒメボタル)それぞれ、大きさや生息域、発行間隔に僅かに違いがありますが、一般の方がみるぶんには大きな差はあまりありません。小型ヒメボタルは西日本型とも呼ばれ、東北ではあまり多くはないという調査がされて来ましたが、ヒメボタルの生態はまだまだ調査が進んでおらずまだまだ未知の部分が多い種です。その双方の種の調査を続けていますが、主にこれまでの山や森や川への関わりから推...ホタルノキセキ

  • 山の日

    この荒涼とした山の尾根に荘厳とした光景を見るたびに、自然の厳しさや尊さを感じる。蔵王山の記憶の始まりは40年前の幼稚園児の頃に遡る。全行程徒歩で山形側の蔵王刈田リフトから御釜へ登り、熊野岳から地蔵岳そして蔵王温泉まで泣きながら登山をした。3つ年上の姉にずっと励まされながら、高校で登山部だった母に連れられ今でも記憶に深く残る経験だった。蔵王温泉に降りると、私だけ元気に温泉に入りたがり、疲れ切った母と姉の分の稲花餅一箱まるごと食べてご機嫌だったのだそうだ。少ない休みの中、幼稚園児にとっては通常ではあり得ない程の行程を経験させてくれ、その後も山への親しみを感じさせてくれた母にはとても感謝している。この経験がなければ、山への繋がり、そして蔵王を撮り続けることは無かったと強く思う。その後、小学生の頃に訪れた蔵王の御...山の日

  • Nature History Museum Instagram collaboration / ロンドン自然史博物館Instagramコラボレーション

    ロンドン自然史博物館とのコラボレーションが始まりましたNatureHistoryMuseumが運営するWildlifePhotographeroftheYearのInstagramアカウント@nhm_wpyイギリスでの現地6月10日より一週間に渡り一日数回、キャプション付きで写真を紹介いたしますロンドン自然史博物館からお話を頂いた際に、どんな写真、どんな構成にしようかとても迷いました。以前のコラボした方の投稿など見たりしながら、同じ様な構成にしようかとも思いましたがまたとない機会ですし、チャンスでもあります。自分らしい投稿にしよう!とそう決めました。撮影を続けている山と森と川が織りなす世界、山形、東北の豊かな四季の移り変わりを15点の作品で構成しました。四季を追いながら、日本の美意識を意識した構成で組んだ...NatureHistoryMuseumInstagramcollaboration/ロンドン自然史博物館Instagramコラボレーション

  • World Economic Forum Davos 2022 Exhibition / 世界経済フォーラム2022 作品展示

    photobyWorldEconomicForum/SandraBlaser私の作品"Upliftingdawn"がスイスのダボスで開催された2022年の世界経済フォーラムで展示されているのを見て、とても誇りに思います。2022年5月22日〜26日にスイスのダボスで3年ぶりに開催された世界経済フォーラム2022.通称ダボス会議で写真が展示されました。コロナ渦の中で開催が延期されていたダボス会議が行われた事は、世界がまた進み出す大きなきっかけとなることを願わずには入られません。ダボス会議は、スイスの小さな街ダボスに世界の首脳や経済界のリーダー、選ばれたジャーナリストなど3000人弱が毎年開催されていましたが、コロナ渦により開催が延期され、今年はコロナ渦からの先の世界の始まりとなる大きな意味のある年でした。環境問題...WorldEconomicForumDavos2022Exhibition/世界経済フォーラム2022作品展示

  • National Geographic Japan , May 2022 issue 【 ナショナルジオグラフィック日本版2022年5月号.写真掲載 】

    ナショナルジオグラフィック日本版2022年5月号において「春を告げる霧幻の森」と題して山形県飯豊町にある白川湖の水没林を7年に渡り撮影してきた写真が巻頭7ページにわたり掲載されております。白川湖の光景に出会った7年前から、自然と人工物が創り出した「美しさ」を写し続けながら、人と自然の関わりを深く考えて来ました。「自分に出来ることは何なのか?」「自分のやるべき事は何なのか?」その答えを今も探し続けながら「自然」を写し続けていく事が、自分なりの答えでもあります。今回の掲載の最後のページには、撮影に対する思いも掲載されておりますので、合わせてご覧いただければ、嬉しいかぎりです。KazuakiKosekiPhotographywebsite【JapaneseeditionofNationalGeographicMaga...NationalGeographicJapan,May2022issue【ナショナルジオグラフィック日本版2022年5月号.写真掲載】

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