企業情報システム50年 日本で最初の独立系ソフトウェアハウスの誕生が
1966年、現存する会社では日本で最初のソフトウェア制作の専門会社が誕生した。その名は株式会社コンピュータアプリケーションズ(現CAC)。それまでコンピュータメーカの資本の入ったソフトウェア会社はあったが、メーカから独立の、ユーザ指向の会社は無かった。設立の志は、ユーザの為のソフト開発に徹すること。メーカからは一切仕事はもらわない。ユーザから直接仕事を受ける、だった。私が電機メーカの情報システム部門からこの会社に途中入社したのが1970年、創立から4年目だった。私はNECのコンピュータで育ったが、当時のCACのユーザは、みなIBMユーザだった。なぜかというと、コンピュータの価値はほとんどハードウェアの価値で、ソフト開発はハードを売るための添え物として扱われていたため、国産メーカはSEをハードに付けて無償で1,2...企業情報システム50年日本で最初の独立系ソフトウェアハウスの誕生が
2015/11/01 08:19