榎並和春個展「日々賛々」 4月25日~5月12日 西千葉 山口画廊 同時期に企画画廊「くじらのほね」にて ドローイング展を開催 画家・榎並和春さんが先日こ…
猫の後ろ姿 2245 榎並和春個展 「夢のまにまに」 企画画廊「くじらのほね」
榎並和春さんの個展「夢のまにまに」が、西千葉の山口画廊と企画画廊「くじらのほね」で同時開催されています(5月14日まで)。 「くじらのほね」の飯田未来子…
「安心して住める家があり職があり、 手仕事で社会とつなが」る暮らしのその厚み。 この一文、ああその通りだと心から思う。 人として生きることの、最…
2023年4月25日 NHK 「ニュース7」 今日4月25日の夜7時のNHKテレビニュースを見た。 ああ日本…
日曜日朝のNHKテレビ「小さな旅」がとてもいい。 16日は、「春待つ山里で 信州新町」。 おのれの仕事につとめながら、春を待…
猫の後ろ姿 2241 どっこい生きている 『あいだ』262号 発行
『あいだ』第262号(2023年3月20日)が今日届いた。この発行を喜びたい。ぼくはこれに、「戦時下日本の美術は、<空白>だったか」という一文を載せて頂いた…
奈良岡朋子さん(劇団「民芸」代表)が93歳で亡くなったという新聞記事の最後に、「父は洋画家の奈良岡正夫さん。」とあった。えっ、あの奈良岡正夫の娘だったんだと遅…
毎年、桜の花が開くと、思い出す言葉がある。司馬遼太郎の『古往今来』で読んだ、歌人・安田章生の言葉。 「桜が陽の中で散ってゆくさまを見ますと、花びらの一枚…
猫の後ろ姿 2238 「3sokuの布」展 中村奈津美さんへ
中村奈津美さん、展示会の案内をありがとう。素材に向かう丁寧で正直な姿勢が伝わってきます。こうして作られたまっすぐなものが僕らの暮しを支えてくれます。奈津美…
人待ち顔のベンチ バスはまだか2009年10月 山梨県長坂にて 画家・榎並和春さんが昨日のブログで、「2011・03・ 18の日記」を、大震災・原発事…
3月2日。初美さん、誕生日おめでとう。 オクノ修さんのアルバム『唄う人』の中の「できたら僕は」の詞を僕の気持ちに代えて贈ります。(オクノ修さん、勝手をご容赦…
画家・榎並和春さんが23日のブログでこう書いておられた。 私は絵のようなものを描いて生業にしていますが、純粋な意味で絵を売っているのではない気がするな。「絵…
今度の三月、三年ぶりに京都に出かけます。京都の桜に出会いたいと思います。 国立近代美術館で「甲斐庄楠音展」を観ます。そして、榎並和春さんの個展を拝見しま…
深夜11時に開店して、夜明け前の3時に閉店する古本屋が 尾道にあるそうです。その名は、「弐拾dB」(にじゅう デシベル)。藤井基二さんがその御主人。 京都…
どうです、これ。なんだか、むねがざわざわします。 甲斐庄楠音。 かいのしょう・ただおと。 名前を呼ぶだけで、この世ならぬ何者かがそこに姿を現すようです。…
2月の冷たい空気を肌に感じると、半世紀が過ぎ去ったにもかかわらず、大学受験が目前に迫った張りつめた気持ちを思い出します。 1973年僕は京都大学入学試験に…
猫の後ろ姿 2230 Abdullah Ibrahim BLUE BOLERO
アブドゥーラ・イブラヒム Abdullah Ibrahim 。1934年南アフリカ共和国生まれの黒人ピアニスト、ダラー・ブランドという名で知られたこの人…
今日はもう19日。ああ、あの声が聴きたいな、とふと思った。映画「パリ、テキサス」の中で、主人公の一人を演じるハリー・ディーン・スタントンがメキシコの古い歌…
お世話になっております妙石庵から今年も恒例の「御札」を頂戴いたしました。 私、歳を重ねたからでありましょうが、神仏のご加護を願う気持ちが急に深くなり、今年…
スウェーデンのヴォーカリスト「ザ・リアル・グループ」と指揮者エリック・エリクソンのアルバム「スタムニング」に耳を傾ける。静かに心に染み入るような声。 先…
「命がけで活動していれば必ず誰かが見ている。 作家の姿勢が正しければ誰かが必ず見つけてくれる だろう。」 榎並さんの覚悟を記したこの言葉。 …
伊良湖に行ってきた。島崎藤村の詞による「椰子の実」で知られるこの地を一度は踏んでみたいと思っていた。 高台にある宿の窓から伊良湖の海辺を眺めて、「椰子…
榎並和春さんの甲府での個展が明日からはじまります。 ことしはどんな絵に会えるでしょうか。楽しみです。 榎並さん、また無駄話をしにうかがいます。よろしく。
画家・榎並和春さんのブログ「あそびべのHARU・ここだけの日々」を毎日、拝見している。11月6日の「晩秋の午後」と題された回の写真には見入ってしまった。静か…
旅寝の夜話 人生は帰るあてのない旅に似ている。日々どう生きるか。ただ生活できればいいのか、有名になるとか、地位や名誉が欲しいのか。そうじゃないわけだ…
https://youtu.be/uKH0fO6Nb34 高田渡の「鉱夫の祈り」をひさしぶりに聞いた。…
「ウクライナが汚い爆弾を計画していることをわれわれは把握している」。今月26日、ロシアのプーチン大統領は国営ロシアテレビで、こう述べた。 「汚い爆弾…
今月19日、夜7時のNHKのテレビ・ニュースの本当に最後の部分で驚くべきことをごく短くたんたんと伝えていた。他国からの武力攻撃を想定 離島住民の本土避…
昨日の散歩は非常に気持ちがよかった。 空気が澄んでいて、気温もほどほど。 千塚公園にも沢山の人がそれぞれに楽しんでいた。 男の子が真剣な顔で自転車乗りの…
詩歌のなかに、かつて自分が訪れた土地の名前を見ると、思いが胸に満ちてくる。朝日新聞短歌壇の2022年9月18日に、「伊根」と「抜海」(ばっかい)を読み込んだ歌…
榎並さんの個展「旅寝の夜話」が、11月19日~27日、 いつもの「ハーパーズ・ミル」で開かれます。 「ぎりぎりのところから発信したメッセージでなければ…
安倍晋三の国葬に反対する。 産経新聞Web版 2013年4月27日 21:04 <「自衛隊、在日米陸軍」を訪れ戦車…
9月1日、たくさんの子どもたちが自殺する日なんだそうです。 夏休みが終わって、また学校が始まる。またあのいやな日々が始まる。 そう苦しんで、自死する…
猫の後ろ姿 2213 「戦時下、日本の美術は<空白>だったか」
小絲源太郎 「鏡」 新美術1942年7月 川上澄生 「はつなつのかぜとなりたや」 『月刊 あいだ』に掲載していただくためにこの一文を書きました…
Kokoro - ANN SALLY"It is a sad song of love that kind of female heart sing.""…
伊東君が経営する「伊東工務店」の暑中見舞いをいただいた。 「ぼくにも、おなじ夏があった。」 遠く懐かしい夏の日を思い出しました。 大変な変革期の直前の、…
今月17日、近藤信行さんが亡くなられた。享年91。 山梨県立文学館長を2013年3月までしておられた。 その年の6月2日、近藤さんの館長退任をおくる会があ…
水木亮さんの脚本・演出によるミュージカル「輝くブドウの母の国」が上演されます。 7月10日(日)、敷島総合文化会館 大ホール、午後2時開演(1時30分開…
猫の後ろ姿 2208 榎並和春個展 「旅寝の夜話」 阪急うめだ本店
榎並和春「ジェルソミーナ(サーカスの少女)」 2020 F20榎並和春さんの絵画展「旅寝の夜話」が、今日から7月5…
中込靖成さんが、『The room with a Landscape』と題された最近作の画集をお送りくださった。生活空間の中に作品がかかっている。美術館や画…
今日は僕の誕生日。68歳になった。白川静『漢字百話』の言葉をあらためて書き写し、今後の我が生を深めたいと思う。 <あらゆるものは生命の連続のなかに生き…
近所の公園の南の田んぼが鋤返されて、水が張られたのでそろそろ「お田植え」 だなと待っていた。昨日散歩に行ったらもう田植えがすっかり終わっていた。 …
秋山令一さんの作品の前に立って、ぼくは「命」という漢字をめぐる白川静先生の言葉を反芻する。「命」という字は、「礼冠を着けた人が跪(ひざまず)いて、しずかに神…
冬のスフィンクス 2011 個人蔵 視ることの意味(セリーヌの場合) 1984 山梨県立美術館 比喩から引喩へ Ⅰ 1986 山梨県立美術館 微笑曲線 199…
北海道 稚内に行ってきました。 北の海は深い青でした。 海沿いを車で走ると、利尻富士がよく見えました。 …
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榎並和春個展「日々賛々」 4月25日~5月12日 西千葉 山口画廊 同時期に企画画廊「くじらのほね」にて ドローイング展を開催 画家・榎並和春さんが先日こ…
18日、朝7時のNHKテレビのニュースで、悲痛な声を聞いた。UNRWA(国連パレスチナ難民救済事業機関)の保護局長・清田明宏さんがガザで聞いた声。 看護…
相変わらず、性懲りもなく毎日、「戦時下日本の美術」のことを調べ、考えている。今日はふとこんなことに気が付いた。図版をご覧いただきたい。 上は、194…
1966年10月公開 監督:恩地日出夫 脚本:山田太一 音楽:武満徹 ゴンチチのFM番組を録音しておいたのを毎日少しずつ聴いている。 …
不染鉄 秋色山村 昭和初期 奈良県美 不染鉄 廃船 1969 京近美 中村君、奈良県美での「不染鉄」の展覧会のこと、お知らせいただきありがたく存じます。 こ…
幸徳秋水の甥・幸徳幸衛の人と画業を探求している。 幸衛の作品「室戸岬の風景」(1931年)が、平塚市美術館に寄託されていることを神奈川県立近代美術館の方に…
https://youtu.be/R0xoMhCT-7A Israel Kamakawio'ole ハワイの歌手 What …
ウイリアム・モリス 柳の枝 1887 菅季治と鹿野武一、この二人のシベリヤ抑留者のカラガンダ第十一分所における稀有な出会いを記した菅の文章を再読し、今年一年…
幸徳幸衛 風景 1927神奈川県立近代美術館蔵 幸徳幸衛と幸徳秋水 塩谷さん、こんばんは。 先日、葉山の神奈川近美で、幸徳幸衛の「風景」を再見しました。こ…
今年も暮れつつある。 今年は、アガサ・クリスティーを文庫でいくつも読んだ。 登場する人物たちの、自分の人生への懸命なあがきがとてもよかった。 この『ポ…
「 出逢い 」 玉置浩二×デイヴィッド•ガルフォース×東京フィルハーモニー交響楽団youtu.be 玉置浩二「出逢い」古いテレビ・ドラマの最後にこの曲…
毎日新聞 2020・06・29 「金子文子研究会」の世話役を長くつとめて来られた佐藤信子さんが先日亡くなられ た。追悼文集に、私もごく短いものではあるが次…
「100年前の未来 移動するモダニズム 1920⇒1930」。 神奈川県立近代美術館(葉山)でこの展覧会を観てきた。 幸徳秋水…
榎並和春さんの個展会場の一番奥にあるのが、国展出品作「泉にて」。 岩の割れ目から清冽な水が湧き出している。 思いは、<水>という特別な存在へとうながされる…
11月16日のNHKテレビ「おはよう日本」でこれを知った。ウクライナのオデーサ州に住む若い女性オレーナ・イワネンコは兵士となることを決めた。 老いた両親のも…
永田紅歌集 『いま二センチ』 永田紅さんが、第28回若山牧水賞を受賞されたとのこと。 永田さんの歌と言えば僕はこの歌を思う。 毎日が休暇のようだ 鴨川の流…
11月7日朝7時のNHKテレビニュースで、空爆下のガザで生きる20歳の画家を志す青年のことを知った。 その青年から7枚の絵がネットを通じて日本に届いた。空…
宮城 与徳(みやぎ よとく、1903年~1943年) 洋画家、アメリカ在住中に左翼運動に参加する。帰国後、ゾルゲ諜報団に参加。 ソ連のスパイとし…
榎並和春さんの甲府での個展が今年も、いつもの場所で いつものように始まります。 いつものところで、いつものように会えることが、 こんな不安な時…
山梨県 現代美術作家の作品 ふるさと納税の返礼品に NHK TVニユース 2023年10月11日 07時42分 今朝、NHKテレビのローカ…
榎並和春さんの個展「夢のまにまに」が、西千葉の山口画廊と企画画廊「くじらのほね」で同時開催されています(5月14日まで)。 「くじらのほね」の飯田未来子…
「安心して住める家があり職があり、 手仕事で社会とつなが」る暮らしのその厚み。 この一文、ああその通りだと心から思う。 人として生きることの、最…
2023年4月25日 NHK 「ニュース7」 今日4月25日の夜7時のNHKテレビニュースを見た。 ああ日本…
日曜日朝のNHKテレビ「小さな旅」がとてもいい。 16日は、「春待つ山里で 信州新町」。 おのれの仕事につとめながら、春を待…
『あいだ』第262号(2023年3月20日)が今日届いた。この発行を喜びたい。ぼくはこれに、「戦時下日本の美術は、<空白>だったか」という一文を載せて頂いた…
奈良岡朋子さん(劇団「民芸」代表)が93歳で亡くなったという新聞記事の最後に、「父は洋画家の奈良岡正夫さん。」とあった。えっ、あの奈良岡正夫の娘だったんだと遅…
毎年、桜の花が開くと、思い出す言葉がある。司馬遼太郎の『古往今来』で読んだ、歌人・安田章生の言葉。 「桜が陽の中で散ってゆくさまを見ますと、花びらの一枚…
中村奈津美さん、展示会の案内をありがとう。素材に向かう丁寧で正直な姿勢が伝わってきます。こうして作られたまっすぐなものが僕らの暮しを支えてくれます。奈津美…
人待ち顔のベンチ バスはまだか2009年10月 山梨県長坂にて 画家・榎並和春さんが昨日のブログで、「2011・03・ 18の日記」を、大震災・原発事…
3月2日。初美さん、誕生日おめでとう。 オクノ修さんのアルバム『唄う人』の中の「できたら僕は」の詞を僕の気持ちに代えて贈ります。(オクノ修さん、勝手をご容赦…
画家・榎並和春さんが23日のブログでこう書いておられた。 私は絵のようなものを描いて生業にしていますが、純粋な意味で絵を売っているのではない気がするな。「絵…
今度の三月、三年ぶりに京都に出かけます。京都の桜に出会いたいと思います。 国立近代美術館で「甲斐庄楠音展」を観ます。そして、榎並和春さんの個展を拝見しま…
深夜11時に開店して、夜明け前の3時に閉店する古本屋が 尾道にあるそうです。その名は、「弐拾dB」(にじゅう デシベル)。藤井基二さんがその御主人。 京都…
どうです、これ。なんだか、むねがざわざわします。 甲斐庄楠音。 かいのしょう・ただおと。 名前を呼ぶだけで、この世ならぬ何者かがそこに姿を現すようです。…
2月の冷たい空気を肌に感じると、半世紀が過ぎ去ったにもかかわらず、大学受験が目前に迫った張りつめた気持ちを思い出します。 1973年僕は京都大学入学試験に…
アブドゥーラ・イブラヒム Abdullah Ibrahim 。1934年南アフリカ共和国生まれの黒人ピアニスト、ダラー・ブランドという名で知られたこの人…
今日はもう19日。ああ、あの声が聴きたいな、とふと思った。映画「パリ、テキサス」の中で、主人公の一人を演じるハリー・ディーン・スタントンがメキシコの古い歌…
お世話になっております妙石庵から今年も恒例の「御札」を頂戴いたしました。 私、歳を重ねたからでありましょうが、神仏のご加護を願う気持ちが急に深くなり、今年…
スウェーデンのヴォーカリスト「ザ・リアル・グループ」と指揮者エリック・エリクソンのアルバム「スタムニング」に耳を傾ける。静かに心に染み入るような声。 先…
「命がけで活動していれば必ず誰かが見ている。 作家の姿勢が正しければ誰かが必ず見つけてくれる だろう。」 榎並さんの覚悟を記したこの言葉。 …