野の趣き、里地里山の景観、自然。草木、森、田んぼと蛙の合唱、鳥のさえずり、梢の重なり合う音やせせらぎの音、風の香り、空気感、ゆっくりと、とうとうと流れる時の感覚・・・、感じる、観じる。均質で画一的な大量工業生産品で固められている現代の都市・住・生活環境では、ここで得られる様な、心地いいゆらぎは無い。ほっこりとした気持ちにはならない。人間が都市で生活していく為のノイズは、ここには無い。そこで何かに急かされるこころのあり様は、ここでは無い。感性が澄んでいく。おおらかな自然に包まれて。森羅万象、平衡を感じる。魂もここでは中心に還っていく。土に還っていくようだ。この環境、心地いいなぁ、ずーっと居たいなぁ、と思う。しみじみ。狭山市の自宅から125ccスクーターで30分ほど、埼玉県と東京都にまたがる狭山丘陵。そこはオ...感性が澄んでいく。心地いいなぁ、ずーっと居たいなぁ、と思う。