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お茶が大好き。中国茶、日本茶、日本茶道など書いています。毎月の茶会情報も。中国語、中華料理も

北京生まれ北京育ち。来日してから20年以上経ちます。2児の母。趣味はお茶。また船橋で小さな中国語教室と毎月一度中国茶茶会を運営。今年4月景徳鎮を旅しました。ただいまその様子を掲載中。

悠々茶館
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習志野市
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船橋市
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2013/08/13

  • 安徽省の茶と歴史②叙城県の舒城小蘭花(舒城蘭花茶)

    清の頃からあった安徽省の釜炒りだそうで定かな史料がない。安徽省の名優緑茶の一つではあるが、知名度が低い。舒城県は『茶経・八之出』の舒州の北部にあたる。(唐代の…

  • カナムグラの葉っぱ

    カナムグラの中国名は葎草。よく見かけるつる性の草。鎌倉・朝比奈切通しにて@20230422中文の别名:拉拉秧、拉拉藤、五爪龍。

  • 長崎そのぎ茶生産農家・大山製茶園の玉緑茶(蒸し製)

    午後のお茶。美味しい和菓子があるので美味しい日本茶を飲みたくて長崎彼杵地区の茶農家さん・大山製茶園の玉緑茶を淹れました。 外観。品種はさえみどり。細かいなと思…

  • 六浦~朝比奈切通~鎌倉駅ハイキング

    朝比奈切通しは朝夷奈切通(あさいなきりどおし)とも書く。先週末に友人と一緒にその周辺を散策しました。六浦(横浜市金沢区)側から「朝比奈切通」を歩く。六浦駅から…

  • 茶器撮影講座⑤景徳鎮歳寒三友圧手杯(压手杯)

    臨古圧手杯。歳寒三友。仿蘇麻離青染付。口径8.5cm。湯呑サイズです。煎茶用に主人が大変気にいっています。 

  • 青白磁&白磁@東博・考古展示室

    先日東博特別展・東福寺に行った時、1階の常設考古展示室も見学しました。”平安時代の貴族に愛好された中国の青磁・白磁・黄釉陶・三彩と、それを模倣した日本の緑釉・…

  • 日本の青白磁(影青)作家:井倉幸太郎

    日本の青白磁作家、井倉幸太郎さん。井倉さんの青白磁茶器は奈良の日本茶、中国茶そして素敵な茶器も勢ぞろいの「心樹庵」で販売しています。リンクはこちらへ。展示会が…

  • 景徳鎮焼き物の原点:青白磁・影青(インチン)

    現在、景徳鎮では高級ブランド茶器のお値段がますます高くなる一方である。有名なブランドと言えば、春風祥玉、小雅、九段焼、陶人臨古、芸林堂、まだまだ沢山ある。これ…

  • 令和5年6月4日第19回【『茶経』を読む茶会】のお知らせ

     時間が経つのが早いもので今年の2回目の茶会のご案内です。日時:2023年6月4日日曜日 午後13時30分~内容:前半→『茶経』八之出。淮南茶と浙西茶について…

  • 安徽省の茶と歴史①歙県の珠蘭花茶(老竹大方ブレンド)

    今日は安徽省歙県(しょうけん)産の「珠蘭花茶」を淹れました。生産地は有名な安徽省黄山の周辺。「珠蘭」(じゅらん)はセンリョウ河の植物で日本語ではチャランと書く…

  • 雲南永徳県の蒸し製緑茶ー「銀竹蒸青緑茶」

    徹夜のお茶。雲南の蒸し製緑茶。雲南臨滄に行った時購入したもの。コロナの前のことでずいぶん時間が経ちました。資料用に保存していました。眠気に効くお茶です。外観は…

  • 2023早出し新茶@牧之原小栗農園

    昼下がりに今年の新茶を頂きました。牧之原の早出し新茶です。すこし温度を下げて宝瓶(ほうひん)で淹れました日本茶特有の新芽の爽やかな味、美味しかったです。感謝感…

  • 景徳鎮の薄胎白磁ガイワン@逸沁堂

    日本では純粋な白磁茶器は染付や色絵より少ないと思うが中国茶には白磁ガイワンは欠かさないもの。最近よく使う「薄胎」ガイワン。白磁を一口に言ってもいろいろな「白」…

  • 最好流光是三月...蘇州東山の碧螺春摘み基準

    散歩道にて芒鞋破鉢无人識 踏過桜花第几橋コノテガシワの花???名前すぐ出てこないモチノキも開花 利休梅イロハモミジ開花ハナカイドウ三月三十日 題慈恩寺 白楽天…

  • 動画転載~天台宗の『天台小止観』とは

     北京のお茶友人と何年か前にこのような話をしたことがあります。私:雲南の〇〇さん、元気ですか友人:元気ですよ。他在修止観呢(彼は今「止観修行」をしていますよ)…

  • リブログ~狭山茶を訪ねて①喜多院、中院と狭山茶発祥地の石碑

    ずっと勘違いしていることがあります。川越の喜多院と中院は天台宗の寺院。禅寺ではないです。先日橋本素子先生の日本茶の歴史オンライン講座を受講したらこのことにはっ…

  • 茶経八之出の原文(ピンイン付)と和訳③浙西の茶

    平戸富春庵跡の裏庭。浙江省寧波天童寺の鳩坑種茶樹。********************************************* 茶経八之出の原文…

  • 茶経八之出の原文(ピンイン付)と和訳②淮南道の茶

    天竜区春野の煎茶*********************************茶経八之出の原文(ピンイン付)と和訳②淮南道の茶原文淮南:以光州上,生光山县…

  • 茶経八之出の原文(ピンイン付)と和訳①山南道の茶

    『茶経』八之出(簡体字)原文山南,以峡州上,峡州生远安、宜都、夷陵三县山谷。 shān nán,yǐ xiá zhōu shàng,xiá zhōu shēn…

  • 夕食は粟粥とナズナ饅頭~

    城中桃李愁風雨春在渓頭薺菜花(宋代・辛棄疾)3月はナズナを食べたくなる季節。通販で「ナズナ饅頭」を取り寄せました。夕食は粟粥とナズナ饅頭でした。 

  • 浙江省の茶と歴史③古代名茶:越州「日鋳茶」(紹興市)

    『茶経』の歴史背景について重要な予備知識の一つは唐代の「貞観(じょうがん)十道」と「開元十五道」である。特に今回の茶会で読む「八之出」は茶産地の話なので唐代の…

  • 浙江省のお茶と歴史②温州黄湯を淹れる

    閩北(福建省の北部)と浙江省の南東地域は地理的環境のつながりのゆえ、製茶伝統の面では共通点が多いです。そのため浙江省北部の上品な碧螺春や龍井茶と違った味わいが…

  • 浙江省の茶と歴史①浙東『温州府志』の茶記録(《瓯江逸志》の甌地茶etc)

    乾隆25年(1760)『温州府志』中に記載されている温州地方の茶。転載。(青字)巻十五・物産・茶”五县俱有,楽清雁山龙湫背者为上,瑞安胡嶺、平陽蔡家山产者亦佳…

  • 福建省の茶と歴史⑪正山堂の陳年竜眼香ラプサンスーチョン(正山小種)

    週末の茶会に皆様に飲んでいただくお茶の一つは閩北紅茶ーラプサンスーチョン。正山堂出品。製造は2017年。微燻製あり。ラプサンスーチョン、特に燻製工程を経たもの…

  • 愛知県陶磁美術館見学③復元された古窯ー古窯館等

    愛知県陶磁美術館は愛知県瀬戸市に位置する県立博物館。旧名称は愛知県陶磁資料館。建設の経緯は猿投山麓の猿投窯跡の資料を保存するために、愛知県陶磁資料館が1994…

  • 愛知県陶磁美術館の見学②現在の本館と南館の常設展示

    本館現在の常設スケジュール 2022年4月1日(金)-2023年3月31日(金)2階の第3、4、5、6展示室は常設展 日本と世界のやきもの地下1階 第7展示室…

  • 愛知県陶磁美術館見学①駅から本館まで

    名古屋駅周辺のホテルで一泊して次に向かったのは「愛知県陶磁美術館」。後でわかったのですが、”美術館の敷地面積は280.480.47㎡”という超広大な敷地。見学…

  • ノリタケの森@名古屋駅周辺の観光スポット

    名古屋駅周辺の観光と言ったらまずノリタケの森が紹介されるでしょうか。先日行ってきました。携帯撮影。入口。園庭は広々としていてお茶を飲みながら友人と過ごしたい場…

  • 絵付け~瑶族婦人の絵

    絵付けを習っているわけではないですが、旅先でそういうチャンスがある時、やってみたくなります。先日名古屋に行った際絵付けを体験しました。というより事前に絵を書い…

  • 九秋風露越窯開~仿越州窯秘色(ひそく)青磁飲杯

    宋代青磁とまたすこし違った雰囲気でこれは晩唐~五代の越州秘色青磁を再現する現代作。文化人かつ收藏家、古美術家の馬未都氏が創設した私営博物館ー「観復博物館」の出…

  • 支釘焼青磁飲杯~仿南宋官窯・砧青磁(粉青ふんせい)

    もっとも気に入った粉青青磁飲杯のひとつ。支釘焼。窯元は龍泉市にある「南窯筆記」。雨過天晴の南宋官窯に如何に近づき、宋王朝の美意識を再現する、、というコンセプト…

  • 胡適の名言:「大胆假設 小心求証」(大胆な擬古 小心の考証)

    胡適(1891-1962)は中国民国時代の哲学者・思想家・外交官。私のおじいちゃんと同じ世代の人。著書は沢山ある。胡適の本はあまり読んでいないが、この名言が好…

  • めしべが長い数奇屋侘介椿

    今朝から咲き始めた数奇屋侘助。昨年購入したもの。雌蕊が突出しているようで驚きました。淡い桃色の花弁に小輪先。はっぱも小さい。

  • 陶片①青磁

    3月茶会のテーマのひとつは青磁。家にある青磁関係のものを整理しました。昔、龍泉に行った時購入した陶片。明代龍泉窯の青磁と言われました。私には鑑定能力がゼロなの…

  • 瑶族基礎史料⑧:『瑶族簡史』(1983版)等より「ヤオ族呼称の初見と史料一覧」

    テレビが雪で騒いでいるけど、千葉は今日は小雨でした。昨年三月(2022/3)の記事のリブログです。ブログってイイメモになりますね。**************…

  • 申時茶@源吉兆庵ひいなあそび

    三時のティータイムはお薄。京の抹茶の老舗「奥西緑芳園」の千代昔。近くに源吉兆庵の支店があり、散歩の帰りに運動したご褒美にいつも季節のお菓子を買って帰る。今日は…

  • 聴聴歌:李玉剛「水墨丹青」@2023元宵節

    元宵節快楽~焼き物動画のBGMによく使われる歌、「水墨丹青」。丹青不知老将至富貴於我如浮雲 by 杜甫 

  • 睦月最後の日に肉桂を淹れて

    2023年睦月最後の日に仕事の打ち合わせがあった。夕食後に頂いた岩茶・肉桂を淹れた。「清香型」でしょうか、香りも焙煎も軽め。急須は宜興「思亭」壺。美味しかった…

  • 糯米紅棗点心with抹茶

       冷的時候不想出去,自己用糯米做了点小甜点。兔碗是十二年前買的,日子過得太快,轉眼間又是一个兔年。

  • 令和5年3月第18回【『茶経』を読む茶会】のお知らせ

    「『茶経』を読む茶会」開催のお知らせです。今年の初開催は3月5日午後13:30~。場所はいつものところです。昨年12月のNo.17回から『茶経』八之出に入りま…

  • 製茶の歴史①餅茶(団茶)の歴史について中国茶学者朱自振氏の『茶史初探』より

     (広西省竜勝各族自治県ヤオ族の農家茶。製法は六堡茶荒茶に近い) 製茶の歴史①餅茶(団茶)の歴史について中国茶学者朱自振の『茶史初探』より昨年ニュージーランド…

  • 虎年最後一天@丸久小山園抹茶

    今日は壬寅歳最後の日、お晦日です。三時のお茶は丸久小山園抹茶を点てました。大徳寺髙田明浦管長のお好みで銘は「 一滴翆」。いってきすい、綺麗な茶銘ですね。翡翠の…

  • 山雞椒(アオモジ)の実をいける

    近くの花屋にアオモジの実がいっぱいついている切り枝が売られていたので初めて買った。アオモジの別名はショウガノキ。クスノキ科クロモジ属で、3-4月に花を咲かせる…

  • 茶器撮影講座④大彬虚扁

    Yixing Zi Ni Clay teapot "Xu Bian"(虚扁)210ml。Dabin style, also called "Da Bin Xu…

  • 兎年吉祥~2023新年快楽

    Happy New Year 2023~~祈祷2023年一切安好,家人健康,吉祥如意。「稽古照今」の気持ちをもって多様多種な茶文化をより深く探求できる一年にな…

  • 年夜飯~タラの中華風煮込み(甘酸っぱソース)

    作り方:タラを両面焼く。形が崩れないように気を付けるソースを作り、タラにソースを入れて煮込む出来上がり。冷たくしてなお美味しいので昨日作って冷蔵庫にいれてお正…

  • 年夜飯~冰糖肘子(豚スネ肉の氷砂糖煮込み)

    今日からお正月料理の準備。午後から豚のスネ肉を使った煮込み料理を作った。出来上がりはこんな感じ↓レシピ:豚のスネ肉は以前ネットで買ったが、今回は新小岩の「友誼…

  • 令和4年12月第17回【『茶経』を読む茶会】レビュー後半

    今回は閩北と閩南の烏龍茶を中心に飲むことにした。 ★ウエルカムティーはほのかな酸味を持つブッシュカンストレートティー。ティーポットで淹れた。後半の飲み会はまず…

  • 令和4年12月第17回【『茶経』を読む茶会】レビュー前半

     令和4年12月第17回【『茶経』を読む茶会】レビュー前半 2022年の【『茶経』を読む茶会】は2回だけだった。2回目は12月18日に無事終了。以下は茶会前半…

  • 儿子做饭その5:焼きナスの煮浸し

    お昼は帰宅した次男坊が焼きナスの煮浸しを作ってくれました。まずナスを焼いてそれから煮汁を作り出来上がりの感じ。お正月は私とナス料理バトルをする予定です  

  • 福建省の歴史と茶⑩大紅袍も緊圧茶@武夷星蘊蔵小金条

    よい岩茶は高すぎる!と悲鳴をあげたい岩茶市場だが、「武夷星茶業」の岩茶はコストパフォーマンスが良いとの評判を呼んでいる。この緊圧大紅袍は近年の商品。最近餅茶タ…

  • 福建省の歴史と茶⑨良質な福建ジャスミン茶

     "福建省のジャスミン茶は、中国のジャスミン茶の中でも最高級品とされている。それは、ジャスミンの花を遠方まで運ぶことは不可能なため、最高の生育適地で造られるジ…

  • 福建省の歴史と茶⑧漳平水仙茶

    「漳平水仙茶」の産地は福建省西南部の竜岩市管轄下の漳平市(しょうへいし)。市と名乗っているが、行政レベルは県。中国の行政用語には「地級市」と「県級市」がある。…

  • 客家料理酿豆腐(肉詰め豆腐の煮込み料理)

    私は北京生まれ北京育ちなのでこの料理は両親が作ったことがなかった。この料理を知ったのは中学校同級生の家に遊びに行った時同級生のお母さんが作ってくれたのはきっか…

  • 頂き物~

    ちょっと前のことですが、お稽古場の大先輩から抹茶碗を頂戴いたしました。秋模様の赤蔦がとても綺麗に書かれています。今日は初使い。お菓子は教室の生徒さんから草津旅…

  • 福建省の歴史と茶⑦名人作りの永春佛手茶(清香型)

    前回の続き。【非遺伝承人の永春佛手茶】清香型。産地:泉州市永春県玉闘鎮 製作者:永春県玉闘鎮雲台村茶農家何志江外観。昨日の永春佛手茶より茶粒の揃いと艶がワンラ…

  • 福建省の歴史と茶⑥閩南烏龍茶・永春佛手茶

     福建省の歴史と茶⑥閩南烏龍茶・永春佛手茶外観。閩北烏龍茶・岩茶と違う形状をしている。所謂「蜻蜓頭」。閩南烏龍茶の外観は「蜻蜓頭」という表現をする。閩北烏龍茶…

  • 動画:長江惣吉の曜変天目

    「曜変天目」は天目茶碗制作の最高位と言われている。中国では孫建興氏など代表的な曜変天目の研究者がいる。日本も林恭助氏(1962~ )や長江惣吉(1963~ )…

  • リブロク~2013天目茶碗勉強の旅~吉州窯探訪記⑬九江個人収蔵家呉鳴天先生

    吉州窯探訪記(13)九江個人収蔵家呉鳴天先生個人収蔵家にお会いするのは、初めてだった。九江収蔵家呉鳴天先生。昨年の五月、九江市で他の個人コレクター二人と一緒に…

  • 茶器撮影講座③油滴建盞(主人杯)

    独特の光沢と結晶が青い宇宙を感じさせる福建省建陽の建盞。宋の時代から天目茶碗の一種としてもてはやされていた。ところで国に帰る度、茶人達の建盞への熱い情熱を感じ…

  • 代購商品が到着~

    コロナで中国へ行けませんので書籍や茶を買いたい時、最近Panliという買い物代行サービス会社、中国語で「代購」サービスを利用しています。この会社は海外輸送代理…

  • 宋子安『東渓試茶録』試訳5~序章④好者亦取壑源口南諸叶

     前回の続きです 宋子安『東渓試茶録』試訳5~序章④好者亦取壑源口南诸叶,皆云弥珍绝,传致之间,识者以色味品第,反以壑源为疑,今书所异者,从二公纪土地胜绝之目…

  • 夫の誕生日料理~今年も長寿麺

    リモートワーク三年目に入った夫は今日お誕生日。夕食は我が家の定番の蕎麦長寿麺。具が沢山私はパクチーが大好きです。夫が以前苦手と言っていましたが、最近食べられる…

  • 茶器撮影講座茶器②白岩大佑急須

    メモ:とても使いやすい急須です。胴は薄く熱湯で淹れると取っ手まで熱く感じますので発酵系のお茶にはやや向かない気がします。中国緑茶、煎茶には重宝です。 

  • 宋子安・『東渓試茶録』4~序章④次出壑源嶺高土沃地茶味甲於諸焙

    「宋子安・『東渓試茶録』3序章②独北苑連属諸山者最勝」の続きです。***************************宋子安・『東渓試茶録』4~序章④次出壑…

  • 茶器撮影講座

    茶道の先生から頂い宝瓶。先生が"もう二十年以上使っていたけどまだまだ使えるわ”と私にくださいました。あれから十年が経ちました。とても使いやすくて今も愛用してい…

  • 宋子安・『東渓試茶録』3の序章②独北苑連属諸山者最勝...

     宋子安・『東渓試茶録』3の序章②前回宋子安・東渓試茶録試録2(著者宋子安)の序章①の続きです。 【原文】(青字)独北苑连属诸山者最胜①,北苑前枕溪流,比涉数…

  • 福建省の歴史と茶⑤地図から見る宋代団茶の製造所ー北苑御茶園の場所

    来月(12月)18日茶会の一品は、福建茶のゆかり地ー建甌市東峰鎮の烏龍茶である。さて北苑御茶園の跡地と言われている建甌市東峰鎮はどこにあるのでしょうか。武夷山…

  • 我行其野蔽芾其樗~ニワウルシ(シンジュ)の話

    ウルシの木に似ていて庭に植えられているから「ニワウルシ」という名前になった説があるが、個人的に庭に植えるような身近な植物かなと疑いたくなる。樹高は20メートル…

  • アカシデも黄葉

    この時期にシデ類の木やケヤキの色付きも綺麗だ。アカシデの黄葉。5枚。幹はイヌシデと似ているので、この時期だとアカシデの実、長い果穂をみて判断する。シデは、カバ…

  • クヌギvsコナラ

    違いは比べてみれば一目瞭然。クヌギの葉っぱは細長い。クリの木も細長い。クヌギの中国語は「麻栎树」。そして コナラの中国語は「枹栎树」。  

  • 美しいラクウショウの紅葉~

    ラクウショウの別名はヌマスギ(ヌマスギ)。スギ科ヌマスギ属。北アメリカ原産。落葉針葉樹。ラクウショウの花は4月ころだそうで、まだ見たことがない。秋に大きな紫色…

  • 月全食(皆既月食)

    6枚紅月亮。今宵は月の宴。お茶を淹れてゆっくりお月見をしました。  皆既月食の中国語は「全月食」。月が食べられてしまうみたいな言い方です月が赤いのは何故でしょ…

  • 西尾茶の軌跡150年展@西尾市資料館

    四日市の水沢茶訪問の後に、西尾市資料館に寄ることにした。只今「西尾茶の軌跡150年-茶どころ西尾になるまで-」という企画展を見るために。着いたのは4時過ぎた頃…

  • 伊勢茶を訪ねて④四日市市指定史跡「冠山茶の木原」

    "水沢町に古い茶の木がありますか”とSさんに聞いたら「冠山茶の木原」を案内してくださった。「冠山茶の木原」というのは、水沢町にある最古の自生茶園ともいえるだろ…

  • 朝食with2019年試作の黒毛茶@梅ヶ島

    黒団茶(安化や広西黒茶方式)を作ってみたいと思ってまず黒毛茶からスタートをしなければならない。今のところは成功とは程遠いものである。水色は透明感があるが、味は…

  • 伊勢茶を訪ねて③北勢水沢茶(すいざわ茶)ゆかりの寺ー一乗寺

    すいざわ茶は三重県の北勢にある水沢町で作られているお茶。昔から宇治など茶産地のブレンド用に使われ、「すいざわ茶」という地域ブランドはあまり広く知られていないか…

  • 伊勢茶を訪ねて②伊勢ヤマチャの記録とセキレイ釜での製茶

    伊勢茶を訪ねて②伊勢ヤマチャの記録"2飯高町伊勢神宮から北西に五、六分くらい、奈良県境に近い三重県飯南郡飯高町も、かつては全域が照葉樹林で被われていたはずであ…

  • 伊勢茶を訪ねる①伊勢茶の史料

    伊勢茶を訪ねる①伊勢茶の史料“南北朝時代の「異性庭訓往来」には、産地として伊勢河居、伊賀八鳥(服部)をあげている。「煎茶仕用集」によれば川俣茶をあげている。ま…

  • ガイワンと手揉み煎茶

    結構合います。慌ただしい一日でした。幸福をもたらしてくれる「三多九如」(さんたきゅうじょ)ガイワンで休憩中。このガイワンはお正月に良く使うものです。早いもので…

  • 飯盛山初登山と秋の高山植物

    昨日長野県の飯盛山登山ツアーに参加してきました。木の葉も色づき始め、お天気も恵まれ、山頂の景色は360℃パノラマビューを堪能してきました。飯盛山(南牧村)の標…

  • 令和4年12月第1回【『茶経』を読む茶会】のお知らせ

    「『茶経』を読む茶会」開催のお知らせです。開催日は12月18日。師走の季節となりますが、ご興味のある方、ぜひいらしてください。いよいよ「『茶経』を読む茶会」は…

  • 2022年静岡世界お茶祭り

    コロナのこともあって三年一度の静岡世界お茶祭りは前回よりすこし人が少ない気がしましたが、人気のある講座は前日からも満席でやはり熱心の方が沢山います。場所は東静…

  • 昨日のレッスンティー:手揉み煎茶

    昨日は中国語講座の日でした。コロナでしばらくお茶を飲みながらの勉強をやめていましたが、昨日は2年ぶりでしょうか、教室で皆様にお茶を淹れました。記念に貴重な静岡…

  • 宋子安・東渓試茶録試訳②(著者宋子安)の序章

    宋子安・東渓試茶録試録2(著者宋子安)の序章① 原文(青字)堤首七闽,山川特异,峻极回环,势绝如瓯。其阳多银铜,其阴孕铅铁;厥土赤坟,厥植惟茶。会建而上,群峰…

  • 宋子安・東渓試茶録試訳①提要(出版者前書き)

    宋子安・東渓試茶録①青字は転載。提要 《東溪試茶録》一卷,原本题宋宋子安撰,載左圭《百川学海》中,而晁公武《郡斋読書志》又作朱子安。未詳孰是。然《百川学海》…

  • 甜白釉白磁小梨壺(景徳鎮)

    在宅ワークの主人が久しぶりに出社。一人で何を飲むかなと考えながら、十二月茶会後半の茶は福建省がテーマ。淹れる茶器は紫泥の急須もいいですが、景徳鎮の茶壺を使うこ…

  • 壑源とは、、、陳宗懋【中国茶葉大辞典】壑源山の解釈と訳

    壑源とは壑源:he4-yuan2。古代福建省建甌地方の地名。宋代には福建省の有名な茶産地の一つ。近くに壑源山がある。北宋の茶学者・宋子安の『東渓試茶録』に壑源…

  • 福建省の歴史と茶④福建省の山脈:武夷山、鷲峰山脈、戴雲山脈、博平嶺山脈、太姥山脈

    福建省全体の地勢は西北部は海抜が高く、東南部は低い。省内に西北部の武夷山脈があり、中部に鷲峰山脈、戴雲山脈、西南部に博平嶺山脈、北東部に太姥山脈など6つの山脈…

  • ベルギービールと香菜あえ豆腐

    ベルギー出張から帰ってきた長男がベルギービールを持ってきた。重いのにありがとう~早速頂くことに~と~~ても美味しいおつまみにパクチー、香菜を刻んで豆腐とあえた…

  • 寒露、、、「大悲咒」を聞きながら

    寒露驚秋晩朝看菊漸黄 (唐・元稹《咏廿四節詩·寒露》10月10日。暦ではまだ9月。寒露が過ぎて散歩道に秋明菊が綺麗に咲いています。名前にキクが付くが、キクの仲…

  • 四川省の歴史と茶①古夔城、夔州と香山貢茶

    「夔kui2」(き)という地名について①湖北省宜昌市秭帰県には古代の夔国の遺跡が発見されたことで秭帰県に「古夔城」があると確認されている。史料としては、『読史…

  • 地鶏料理レシピ:広東風清湯スープ

    三連休。息子たちが帰ってくるので久しぶりの家族団欒。早めに夕食を作っておいてご飯の時、ゆっくりおしゃべりをしたいです。地鶏の中国語は「走地鶏」。あらこち歩き回…

  • 安化黒毛茶で手作り小団茶

    令和9月(2019年)、三年前に自宅で作った小団茶。しばらく置いてから今日ガイワンで淹れて味見を~123456原料は湖南安化・高馬二渓の黒毛茶。安化の中で最も…

  • 福建省の歴史と茶③「内安渓」と「外安渓」

    今は安渓烏龍茶の生産地域は福建省各地にあるが、清・雍正年間に生まれた安渓烏龍茶製法は当時主に県内の内山(内安渓)と外山(外安渓)に作られていた。すこし時間をか…

  • 動画~香港の作家&美食家蔡瀾が堯陽茶行を訪ねる

    香港在住の作家、映画製作者、美食家、つまり香港メディアの大御所的な存在である蔡瀾。彼がお気に入りの茶荘がある。その名は堯陽茶行。広東語はわかないが、字幕がある…

  • 《茶の民族誌》page273安渓縣内の茶産地「常楽」と「崇信、崇善」

     "閩南地方の茶は、福建省の茶史としては近世のものではあるが、日本においては「鉄観音」の名のもと、烏龍茶産地として、中国を代表する茶産地のように知れている。福…

  • 福建省の歴史と茶②烏龍茶の故郷ー安渓県の歴史沿革

    福建省の歴史と茶②烏龍茶の故郷ー安渓県の歴史沿革 『福建通志』巻2第26頁 (青字は引用)安溪县本隋南弊系渠地唐成通中析置小溪场五代周显德二年南唐始立为清溪县…

  • 福建省の歴史と茶①「閩越国」と「古閩人」

    福建省の歴史と茶①「閩越国」と「古閩人」1 福建省は「閩」の地。福建省は漢字一文字で表すと「閩」。門構えの中に「虫」(「閩」)という漢字の由来は、その地域の人…

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