chevron_left

メインカテゴリーを選択しなおす

cancel
LOVE NEVER DIES 司♡つくし http://loveneverdie.blog.fc2.com/

花より男子の二次小説。オトナつかつくのラブストーリー。現在司は、奥さんを熱愛中です。

natsu
フォロー
住所
未設定
出身
未設定
ブログ村参加

2015/07/27

arrow_drop_down
  • 公も私も、ボロボロ中・・・^^;

    皆さま、いつもお世話になっております・・・先ほどまで仕事をしていたもので、ビジネス文書の様な書き出しになってしましました^^;暫く更新止まっておりますが、年度末のバタバタでちょっと無理をしていたところに家族が一人インフルで寝込み、次々にそれが飛び火して酷い事になっております。続きを楽しみにして頂いている皆さまには申し訳ないのですが、とても落ち着いてストーリーを考えられる状態ではなく・・・(T_T)再会のめ...

  • サクラサク頃には 10 オコチャマの出番って?

    終日同行は、かなり辛い。何十年か遅れの新婚さんは、特にオヤジの方がべた惚れで、いい加減見ていられない。行く所行く所でモテモテの道明寺HDの跡継ぎ息子は、心の中でそんな憎まれ口を叩きながら、花沢コーポレーションを司・つくし・Tという『トリプル道明寺』で訪問中だった。シニア・レジデンスの方には先日つくしと二人で行ったが、大手町のオフィス街の一等地にそびえる、この本社ビルは初めてだ。高層階の会議室から皇...

  • 終りの見えない夜でm(__)m

    本日の更新ですが、やはりかなりはまっていて、23時前になってもまだ仕事終りが見えない状態で、更新のめどもたちません。なんとか明日夜はアップしたいと思いますので、よろしくお願いします。ナツ...

  • サクラサク頃には 9 冬月が覗く夜のコト

    今回は濃いめです。設定の都合上パスはかけておりませんが、18歳以下の方、そういうお話が苦手な方は、こちらから御退出いただけます様よろしくお願いします。**************************************************人でも食べ物でも、・・・でも。この歳になると、一度苦手意識を持ってしまったら、スキになるのは難しい。こういう事は技術よりもメンタルの問題が大きいなぁと、赤ワイン風味でホワイトチョコ味という、なんだか複...

  • 更新遅れます…(T_T)

    本業が立て込んでいて、さきほどやっと帰り着きました。ちょっとこれからではお約束の深夜の更新は難しいので、明日、いつもより早めにアップするつもりです。お立ち寄り頂いたのに、すみませんでしたm(__)m...

  • サクラサク頃には 8 化学反応は予測不能だから

    チョコ味のキスは、初めてだ。司はコーヒーだってブラックのくせに、わざとらしく自身の舌にたっぷりのカカオを馴染ませてから、猫がカラダをスリ寄せる様に舌全体を絡ませるキスをする。一気に口腔に拡がる、ダークチョコレートの薫香。舌の根基の苦味が、自分でチョコレートのかけらを含むより力強く、男性的に感じる。ふたりの唇が離れ、オンナがゆっくりとそのほろ苦さを飲み下したのを確認してから、オトコは口を開いた。「も...

  • サクラサク頃には 7 チョコの箱には、カカオと希望

    週末の夜は、とても穏やかに過ぎて行った。せっかく世田谷に移ってきたというのに、Tは夕方から何処かに遊びに出かけてしまい、二人は早めに夕食をとり部屋に戻った。司はいつものようにPCに向かい、つくしも読みかけの本を開いた。そんないつもの夜が、ちょっと違う様子を見せ始めたのは深夜を回った頃。日付が2月14日なると、つくしは何かを隠し持つ様にしながら近づいて来たのだ。「はい、コレ。アタシからのバレンタイン...

  • SS11 USスタイルのバレンタイン

    来日中の若き道明寺SVPは、社内でも取引先でも、お嬢さんたちに大人気だった。事前に日本のメディアで大きく取り上げられていたせいもあるのだろうが、行く先々で連絡先を渡されたり、写真を取られたり、まるで芸能人かモデルのような扱いで、本人もびっくりしていた。さすが道明寺の跡取り息子、サラブレッドである。彼は目つきが優しいせいか、面差しは良く似た父子なのに、お父さんよりももっと女子たちを魅きつけるようだった...

  • サクラサク頃には 6 両腕を大きく拡げて

    東の部屋で赤ワインを飲みながらまだ思い出し笑いをするオトコを、つくしは気味悪そうに横目で見る。「もう、止めなさいよ。大人気ないんだから」「そう言うけど、あいつの顔、ほんっとうに可笑しかったんだぜ?ポカンとしてよ」「あんたたち親子、そういう意地悪なトコそっくり。遺伝って怖いわ〜」司が先ほどから何度も思い返して笑っているのは、Tの事だった。昼下がりの代表室で小僧が生意気な事を言うから、オレ以上につくし...

  • サクラサク頃には 5 父になるのは(司サイド)

    西田はまた、ドアの所で困っていた。午前中までは、デレデレムードでこそこそと何かを眺めていた代表が、奥様とのランチから戻られてからは一転、何やら考え込んでいらっしゃる。至急確認をしたい事があるのだが、代表室のドアは開け放たれていても、声をかけるきっかけが掴めない。「だから言ったろ?入るんなら、入ってこいよ、西田」「お邪魔ではありませんか?」「ちょっと考え事してただけだから、大丈夫だ。どうした?」「は...

  • サクラサク頃には 4 『大きな家族』から始まった(つくしサイド)

    司とのランチタイムは、短かったが十分につくしの心を癒してくれた。ホテルから車に乗り込み花沢のシニアレジデンスに向かったつくしの表情は、春めいた日差しの中で和らいでいた。『オマエがオレの家族なんだからな、間違えんなよ?』そう言ってくれた司の言葉と、握ってくれた手の優しさが本当に嬉しかったのだ。ドクターと話した後は、自分から言い出した事なのに暗い発想しか浮かばなかったのだけれど、司と話して息が楽になっ...

  • サクラサク頃には3 その温もりがあれば

    ホテルのエントランスでいささか長すぎるハグをし、ついでとばかりに口づけまでしようとするオトコをぐぐっと押し返しながら、パパラッチ!と注意喚起をすると、頬に小さなキスをしてから腕の中から離してくれた。もう何度もメディアに出たというのに、あちこちの美女と浮名を流した道明寺代表のハイスクール・スイートハートとの4度目の結婚は、今でもかなりのニュースバリューがあるようで、アメリカでも日本でもゴシップ誌やネ...

  • サクラサク頃には 2 夜までは待てない

    サイン済みの書類の山を秘書に渡してから代表室のドアを閉めた時、司は周りに誰も居ない事をすばやく確認した。西田たちは皆、確かに自分のデスクで忙しそうにしていた。つくしからのラインには、バイバイと手を振る可愛いんだかなんだか良く話からない動物キャラクターのスタンプと合わせて、『さっき先生とのお話が終わった。このまま花沢支配人との会議で白金に向かうので、8時くらいにはウチに戻れると思うわ。結果は夕食後に...

  • サクラサク頃には 1 挙動不審なオトコたち

    西田企画室長は、今日も代表室に入りづらくて困っていた。二月に入ってから、どうにもこうにも道明寺代表の様子がおかしいのだ。仕事中、隙をみては隠すように何かを見て、にやにやしたり、ほ~っとため息をついたりしている。コレはきっと奥様がらみの案件には違いないとそこまでは予想がつくのだが、いったい何があったのか、さすがの西田にも見当がつかない。昨年、奥様と再会されてからご結婚に持ち込まれるまでは、こんなほん...

  • 最終話:Love Letters 5 いつまでたっても強がりで(41歳司へ)

    恋文も最終話、ここまでおつきあい、ありがとうございました。このお話はタイトルだけではご記憶に無い方がほとんどかと思いますので、ちょっと前説を。このふたりは短編パラレルワールドの第六話『決断は誰の手に』のCPです。司の41歳のお誕生日、深夜に読まれた短い『恋文』からお話は始まります・・・◇ ◇ ◇ 道明寺 司さま、とりあえず、お誕生日おめでとう。でも、もうこんな状態には耐えられないの。このストレスから...

  • Love Letters 4 甘すぎるのは反則 (イタ司へ)

    1月31日。今日もワイキキは晴天で、朝から気持ちが良い。ダイアモンドヘッドが見える、モダンなペントハウス。司がラナイでのんびりと午後の時間を楽しんでいると、ドアベルが鳴りバトラーが郵便物を持って来てくれた。受け取ってみると何通かの会社関係の封書や地元のパーティの招待状に交じって、中に和紙の細長い封筒が1通混じっていた。日本式に裏に差出人が書いてある。道明寺つくし、奥さんからの手紙だった。アイツは珍...

  • Love Letters 3 心の声が愛を告げる (イカレ司へ)

    シマッタ!入籍したばかりのつくしは、いつもの癖でつい「ねぇ、道明寺?」と呼びかけてしまった。すると待ってましたとばかりに、大きな手で軽くほっぺを抓られる。「オレの奥さんになったのに、いいかげん道明寺はやめろって言ってるだろ?」オトコはちょっと眉をしかめて見せるが、本当はそんな初々しさも可愛くて堪らないって言うのは、そのデレた顔でバレバレだ。娘ののはらに言わせると、イチャイチャしすぎてバカらしくって...

  • Love Letters 2 限られた言葉の中で (心中司へ)

    マンハッタン、道明寺HD本社。拡げた便箋を前に、西田はかなり戸惑っていた。それは思わぬ人からの、思わぬ手紙だった。◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ 道明寺HD 西田企画室長様ご無沙汰いたしております。牧野つくしです。お忙しい所申し訳ありませんが、もしも可能なら、この手紙を道明寺さんに渡していただけませんか?ニュースで拝見していますと裁判の様子はかなり厳しいようですし、私には今彼が、何処にいるのかも見当が付き...

  • Love Letters 1 Happy 50th!(ヤバい司へ)

    道明寺 司 様 こんな風に手紙を書くのは初めてなので、なんだか恥ずかしいな。でも今回のお誕生日だけは、きちんと自分の手でメッセージを残したくてペンを取りました。最近はメールばかりだから、手紙を書くなんてすごく久しぶりな気がするし、なんだか字もヘタになってるけどあまり笑わないで下さいね。さて本題に入ります。50歳のお誕生日、おめでとうございます!記念すべき半世紀目を一緒に祝うチャンスをもらえて、すご...

  • お待たせしました!

    ごぶさたしております。長らくお休みを頂いていおりましたが、かなり目の調子も良くなってきたので、今夜から再開させていただきます。まず最初に、今日から数話だけなのですが、1月31日の司のお誕生日に向けて、事前に用意していたプチシリーズのアップを予定しています。お誕生日はとっくに過ぎておりますが、このまま一年寝かせておくのもアレですので、少し遅れましたがお付き合いくださいませ^^;まず最初は、22時すぎに更...

  • 本日の更新、お休みさせていただきます。

    いつもお立ち寄りいただき、沢山の応援のポチもいただいて、本当にありがとうございます。本日火曜日の深夜に、次回更新をアップさせて頂く旨ご案内を致しておりましたが、昨日より体調が思わしくないため今日の更新はお休みさせて頂きます。お待たせして申し訳ありませんが、2,3日で復帰できるとは思いますので、どうぞ宜しくお願いします。ナツ...

  • No Other Choice 8 『罰ゲーム』で上書きを

    今回のお話は、やや濃いめのオトナ系です。設定上パスはかけておりませんが、念のため18歳未満の方、そういった方面がお好みでない方はこちらから御退出頂けますよう、どうぞよろしくお願いいたします。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆納得のいかないお仕置き宣言から始まった、長い夜。つくしも忘れていたわけでは...

  • No Other Choice 7 その罪には極甘の罰を

    ピチャ・・・クちゅ・ん・・ふぅ・・・。バスタブの中、どちらからともなく合わさった唇は、離れることがなかった。そのまま深くなったキスに湿った音が混じるのだけど、その音が二人の唇から発せられているのか、それともお湯の中も外もあちこち忙しく動いているオトコの手によるものなのか、良く解らなくなってきた。いつもはあまりしない息継ぎが苦しくなる様な口付けを、それも何度も繰り返すオトコに『なぜ?』と聞きたいのだ...

  • No Other Choice 6 思い出を抱いて、先へ

    大小のキャンドルライトに揺らめく、東の寝室のバスルーム。司は大きなバスタブにゆったりとカラダを伸ばしながら、絶対他では見せない柔らかい表情でつくしをやんわりと背中から抱きしめ、お正月休み最後の夜を惜しんでいた。明日は仕事初めで、東京本社では新春役員会も予定されている。暫く留守にしていた日本の仕事もそれなりに溜まっているし、バタバタする前に春のパーティ関係のもろもろを終わらせておこうと、今夜は桜子に...

  • No Other Choice 5 司の憧れの・・

    1月4日、東の寝室でつくしは頭を抱えてうなっていた。昨日の様に、熱が高かったからではない。司の看病の成果か生来の頑健さのおかげか、一日休めば体調は完全復活していたのだが、今日の頭痛の原因は目の前にずらっと並んだ写真だった。二人は桜子プロデューサーから、早急に春のパーティの案内状を印刷する為に、何十枚もある結婚式の写真から一枚選べと厳命されていたのだ。正式なご招待状となれば道明寺家として外に出るもの...

  • SS10 守るべきモノに誓う

    全くこの奥さんは、やらかしてくれる・・・。汗まみれのパジャマを着替えさせると、サッパリと気持ち良くなったのだろう。つくしはすぐにまた、子供の様にスヤスヤと眠りについた。30年経ってもその寝顔は、あの安アパートで見たのとほとんど変わらない。理性ではそんなはずねェだろとは思うが、これが惚れた弱み…いや違うな。アバタもえくぼってヤツか?どうしようもない自分に苦笑しながらも、かなり楽になって来ているつくしの...

  • SS9 ずっと、寂しかったの

    司はベッドサイドに腰を降ろし、大きなため息をついていた。だからぁ、世田谷のスタッフ全員に休みをやって本当に大丈夫かと、あれほど念を押したのだ。オマエも疲れてるんだから、何度も考え直せとも言ったのだ。それなのに初めてのお正月なのだから、特別にしたいと、コイツは言い張った。つくしは、何時も何時もオレのために無理をしすぎる。昔から…そうだ。そんな苛立たしい思いからまた結構大きなため息をつき、司はつくしの...

  • 再開の予定につきまして♪

    お正月のご挨拶以降、ぷっつりと音沙汰なしにお休みを頂いてすみませんでした。休載中にメッセを頂いたみなさまには、お返事もできず申し訳なかったですm(__)mハイ、皆さまの予想通りと言いますか何と言いますか、年末年始のリアルが忙しかったのもあり、疲れがたまっていたのもあり、ダウンしてしまったらついにPC禁止令が出てしまいました。本日やっと仕事も通常運転に戻り無事にPCも奪還出来ましたので、お話の方もぼつぼつ...

  • SS8 つくし奥様のお正月

    奥様、お正月はいかが致しましょうか?「はぁ?」お誕生日12月28日の夜、金沢から世田谷に戻ったら、待ちかねたように料理長さんに聞かれたのだが、意味が良く解らず顔中にクエスチョンマークを浮かべているとタマ先輩が助けに来てくれた。「つくし奥様。お帰りなさいませ」にっこりと笑って、丁寧なお辞義をしてくれる。「タマ先輩まで、恥ずかしいからやめてくださいよ。それでなくても、さっき玄関でスゴイお出迎えで・・・」「...

  • お礼と後書きm(__)m

    三万拍手キリ番企画から、怒涛の更新ラッシュでここまでお付き合いただき本当にありがとうございました。特に『牧野・・』の時には、読んでいただく皆様と一緒にマラソンを走らせてもらっている様な不思議な一体感を勝手に感じ、時間的にはもう限界でしたが、書き手冥利に尽きる様な、ものすごく楽しい時間を過ごさせていただきました。本当に感謝しております。再度お礼を言わせてください。本当にありがとうございました。またあ...

  • 最終話:愛と血の呪縛がどーした!18

    つくしが翌朝、泣き腫らした目で下に降りて行くと、もう暖炉の部屋には全員集まっていた。「どうしたの、こんなに朝早くにみんな集まって?」「だって牧野、今日病院行くんでしょ?」「そうだぜ、自分が早く出なきゃって言ったクセにもう忘れたのか」「それに先輩、クリスマス休暇は御親戚の所に行かれるんでしょ。あまりお邪魔しちゃ悪いし」「つくし、また来るよ。でもその時はうちの工事のヒト連れてくるから、アンテナ立てさせ...

  • 愛と血の呪縛がどーした!17

    愛しているのか・・という類の問いかけの真意を司が測りかねていると、いつの間にか足元に伏せをしていたシーリアが、つくしに語りかけて来た。『右耳の下から、少し血が流れているよ。綺麗な目の男が、気付いた』その心話を捉えたアルデアル候はいきなりつくしの肩を引き寄せて、ツッと流れ出た血を指先ですくってから、類に見せつける様にゆっくりと自分の口元に運んだ。つくしは慌ててその手を押さえて止めようとしたが、間に合...

  • 愛と血の呪縛がどーした!16

    足を軽く肩幅くらいに開いてドアの所に立ちはだかり、両手を腰に当てているその姿は、たった一人赤紙に立ち向かってきたあの頃の牧野つくしを思い出させるものだった。ただ今は制服ではなく白いネグリジェにガウンを羽織っているという結構セクシーな姿なのだが、その燃える様に怒りに満ちた両眼はあの頃と全く変わっていない。司は、あれほど啼かせて気絶するように眠らせたはずの思いがけないオンナの乱入に慌てて立ち上がったが...

  • SS7 バースデイ・イブ 道明寺つくしの受難 後編

    このお話の前段にはSS6 総二郎の発見 和三盆のような女がございます。お話が繋がりますので、もしまだでしたらぜひご一読下さいませ。 ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇ ◇司にバースデイ・イブ宣言をされてから、あっという間に金沢に居た。このオトコは仕事が早い。羽田からジェットで飛べば、1時間程だ。空港に用意されていた“司的には小さめの車”に乗り込むと、車は真っ直ぐ金沢市内に向かう。「オマエは食い物にしか興...

  • SS7 バースデイ・イブ 道明寺つくしの受難 前編

    目覚めれば世田谷、懐かしい東の寝室。今日は12月27日、日曜日。道明寺つくしは、かなり疲れていた。あの短期間でも、さすがの桜子が万全の準備を整えてくれた神前結婚式と小さなランチパーティは、昨日、12月26日に無事に執り行われた。お義母さまの白無垢と綿帽子をお借りしたアタシと、年齢のせいもあるのだろうが予想よりすごく和装の良く似合う道明寺は、元のアタシの氏神様と言っても良い花沢のレジデンスの近くの神...

  • 愛と血の呪縛がどーした!15

    司の人外の赤い目を見せられた後、総二郎とあきらには言葉が無かった。類は最初の衝撃から立ち直ると、なるほどね・・とちいさくつぶやき、「ちょっと一緒に飲もうよ。今も、酒飲めるんでしょ?」テーブルのスコッチ指さした。「それは、どう言う意味だ?」司と呼ばれたアルデアル候はキャビネットからワインを出し、挑戦的な目で自分のオンナの初恋の男を睨みつけそれを飲み始めた。赤い目に良く似合う、血の色のワインだった。そ...

  • お礼と次の更新予定です

    みなさま、今年もお宅のサンタさんは良いお仕事をされましたでしょうか?我が家は暫くサンタさんが来てくれていないのですが、クリスマスはもう良いので、大掃除だけは活躍して欲しいと願っております。さてそれは置いといて、『牧野・・・』の怒涛の更新以降振り返ってみますと、なんだかずっと次へ次へとトンデモない設定のお話にばかりお付き合い頂いているように思います。申し訳なくも、ここに御礼申し上げます。今回のいきな...

  • 最終話: そして繋がる。愛と小さな奇跡はいつもあなたの周りに

    クリスマスの朝、司サンタがくれたホヌとの出会いにとっても感動したアタシに、後からオトコは少しバツ悪そうに種明かしをしてくれた。「もともとこの島のビーチには、ウミガメが甲羅干しにくる所があるんだ。オマケにこのホテルのブライベートビーチは餌付けもしているから、ヤツらがやって来る確率も他所よりもかなり高いわけだ」「でも、自然の生き物だもの。毎朝絶対、あの時間に見られる保証は無いわけじゃない?アタシはやっ...

  • 5: 最後の小さな奇跡は、トナカイが連れて。

    慣れと言うものは恐ろしい。長いブレイクを挟んで、このオトコと暮らし始めて7年。あっちでもこっちでも隙あらばベタベタぎゅうぎゅうされるため、もう少々の事では照れなくなった。でも慣れたのはあくまで自分達だけで、娘の(本当は弟のだが)のはらも含めギョッとしている事があるのを見ると、周りはさほど慣れてなかったりするんだろうなと思う。今の信号待ちのキスもそうだ。オープンカーだもんなぁ、この車って…。信号が変わっ...

  • 今夜の更新予定(T_T)

    遅くなりました!今、22時15分、やっと戻って来てPCを立ち上げました。これから、大急ぎでクリスマス特番を仕上げたいと思います。早くても23時半以降になると思いますので、どうかよろしくお願いします。ああああ~クリスマスが終わってしまう~~~(T_T)...

  • 4: 第四の小さな奇跡は、海沿いの交差点で

    ホノルルは快晴。曇天のNYからやってくると、風は甘く肌を包む空気も柔らかく、まるでパラダイスの様。今日は、クリスマスイブだ。ワイキキは日本人観光客が多い事もあって、クリスマスイブでも殆どのお店が営業している。NYからやってきたあのカップルも、朝はのんびりとコンドの近くのホテルで、海を眺めながら朝食すませ、その後はホテルのプライベートビーチのチェアに席を移して、食後のフレッシュコーヒーを楽しんでいた...

  • メリーXmas!・・とちょっとご説明をば~(*^_^*)

    皆さま、良いクリスマスイブをお過ごしのことと存じます。まだブログの方では聖夜のつかつくたちを訪ね歩いている途中ではありますが、頂いたコメからひょっとすると私の腕の問題で設定がわかりにくいかなぁと感じましたので、クリスマス本番を前に少し雑談を挟ませて頂きたいと思います。日本で『クリスマスを祝う』と言えば断然イブのイメージが強いですが、拙宅のお話の舞台になっているアメリカやヨーロッパ各国では、25日です...

  • 3: 第三の小さな奇跡は、空港のVIPラウンジで

    ねぇマミ、これでメッセージ読めるかな?出かける直前になってやっと、リビングダイニングの一番大きな窓を全部使った、我が家のリトルプリンセス渾身の超大作、クリスマスイルミネーションが完成した。「綺麗に出来たね。だけどこんなにぎりぎりまで頑張るなんて、アンタも誰に似たのか凝り性だわね」つくしは特殊な窓飾り用のスプレーでさっきまでメッセージの鏡文字と格闘していた、娘の努力を褒めた。「だって衛星から見えるか...

  • 2: 第二の小さな奇跡は、デコレーションの窓から

    女の子の手を引いた新米ママは、お兄ちゃんが自分の元に走り寄ってくるのまで、立ち止まって待っていた。「これ落としちゃった・・・」少し心配そうに司にソックリなくるくる巻き毛を揺らしたおチビが、グロッサリーの入ったエコバックをつくしに見せる。タマゴはこっちに入れたから大丈夫よと安心させてから、軽いけど大きめなエコバックはつくしが持ってやり、代わりに妹の小さな手を渡した。「いつも言うけどね、ありがとうは良...

  • 1: 最初の小さな奇跡は、東京からNYへ

    もう12月23日だ。道明寺代表はデスクの上に山の様に摘まれた書類を呆然と見つめ、深いため息をついていた。年が明けたら、オレに絡むケースの裁判が始まる。あれから八方手を尽くしているが、まだ勝算があるとは言い難い。目前に迫ってきた最悪の判決、終身刑という言葉が何をする意欲も奪ってゆく。このところ司は眠れず、また酒量が増え、心身ともに疲れ切っていた。その時西田が一通のカードを持って、部屋をノックした。「...

  • クリスマス企画発表♪

    みなさま、こんにちは。毎回の更新に足を運んで頂き、そしてたくさんぽちぽちの励ましも頂いて、本当にありがとうございます。さて『愛と血・・・外伝』の14話のあと書きでも軽く触れましたように、23日夜から25日にかけまして、クリスマス特番『聖夜を巡る奇跡たち』をお届けしたいと考えております。そのため外伝の次の更新は26日になります事、ご了承くださいませm(__)m実は皆様からリクエストを頂く中で色々考えている...

  • 愛と血の呪縛がどーした!14

    予定どおりにつくしを気絶させ寝室から抜け出したアルデアル侯こと道明寺司は、一人で階下に向かった。気付いたシーリアが司の供をしようとしたが、お前はつくしがもし気付いてオレを探したら、すぐに知らせろとその場に止めおかれた。もう深夜を過ぎた時間にもかかわらず、暖炉の部屋にはまだ男たち3人全員が揃っていた。どうやら彼らは持ちこんだ上物のスコッチを楽しみながら、静かに何かを待っていた様だった。オトコはドアの...

  • 愛と血の呪縛がどーした!13

    今回はオトナ系の表現がございますので、R18にさせて頂きます。設定の都合上パスはかかっておりませんが、18歳以下の方、そう言う表現の苦手な方は、こちらから御退出いただけますようお願いいたします。 ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ◆ ...

  • 愛と血の呪縛がどーした!12

    滋の言葉に、今度こそマジで梅干しのカメを落としそうになりながらドアを開けたら、大笑いしているシーリアがいた。『笑い事じゃないでしょ!』その美しい獣に一言心話で怒ってから滋の方を振り返って、今度はゆったりと笑って見せた。「滋さん、かなり疲れてる?このコが話す訳ないでしょ」「それは確かに。滋さん、此処に来るまでもムリしてたし。ちょっと横になりますか?」「その方が良いよ。また食事の時に呼びに来るから、ゆ...

  • 愛と血の呪縛がどーした!11

    よう、牧野!慌てて階下に戻ってみると、今まさにコートを脱いでいる二人のイイ男に明るく挨拶をされた。あまりにも当たり前のようにあきらと総二郎がそこに居て、つくしは言葉が出なかった。やられた・・・というのが、その瞬間の正直な気持ちだ。拡声器とクマさんに急襲されたのもまだ昨日の朝の事なのに、何故こんなに急に勢揃い?と、つくしの頭の中にはクエスチョンマークがずらっと並ぶ。すると心の声が聞こえたのか、類は真...

arrow_drop_down

ブログリーダー」を活用して、natsuさんをフォローしませんか?

ハンドル名
natsuさん
ブログタイトル
LOVE NEVER DIES 司♡つくし
フォロー
LOVE NEVER DIES 司♡つくし

にほんブログ村 カテゴリー一覧

商用