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雪が降って来た 17
医務室には医者は不在で千葉のみがベッドに寝ていた。 「申し訳ございませんでした!」 友梨奈は入るな否や直ぐに深々と頭を下げた。 「わかった、もういいから、頭を…
2023/05/16 00:00
雪が降って来た 16
千葉は医務室へ運ばれたが大事には至らなかった。 エースで4番であり、全国でも有名な友梨奈を重い処分にしたくない大学側は友梨奈から事情聴取した後3日間の自宅謹慎…
2023/05/15 00:10
雪が降って来た 15
何時ものように、友梨奈は彩とピッチング練習を行っていた。 監督の千葉は複数の部員に素振りをさせてフォームの矯正を行っている。 千葉が玲奈に近寄り声をかける! …
2023/05/15 00:00
雪が降って来た 14
そして1時間後にくると言っていた友梨奈が30分で大学に到着していた。 早く到着して理佐を驚かせようとわざと1時間後と伝えていたのだ。 友梨奈はキャンパスの休憩…
2023/05/14 00:10
雪が降って来た 13
それから2週間後 理佐は講義を受けるために大学に訪れていた。 講義が終わるとクラブ活動まで時間があったので一人で校庭にある休憩室で黄昏ていた。 すると、今日は…
2023/05/14 00:00
雪が降って来た 12
部活が終わり、その帰り道だった友梨奈は早速、理佐に問いかける。 「監督になにかされなかった??」 「え??どういう意味??」 理佐は不思議そうな顔をした。 「…
2023/05/13 00:10
雪が降って来た 11
日々が経過して11月を迎えていた ある部活の時間、 友梨奈は彩を座らせてピッチング練習をしていた。 すると、ふと友梨奈は理佐が素振りをしている姿が目に入った。…
2023/05/13 00:00
雪が降って来た 10
その日の帰り道、友梨奈は理佐に横浜の旅行を提案した。 「え??横浜??」 「うん、理佐の都合のいい時に 1泊2日で行きたいんだけど、だめかな??」 理佐は嬉し…
2023/05/12 00:00
雪が降って来た 9
そして、時が過ぎて4月を迎えていた。 理佐達は3回生に進級していた。 友梨奈は次の講義までの空き時間友香と校庭にある休憩所のベンチに座っていた。 理佐とは学部…
雪が降って来た 8
それから、3か月が経過した・・・ 理佐は部活前に“ねる”に呼び出されて大学の廊下にいた。 「すいません。お呼び立てて。」 “ねる”が小走りにやって来た。 「大…
2023/05/11 00:10
雪が降って来た 7
部屋から出ると友梨奈と理佐は自然と手をつないでいた。 そして、無言でエレベーターに乗りこみ。 お互い、一言も話さずにいた。 表に出ると空からは粉雪が舞い降りて…
2023/05/11 00:00
雪が降って来た 6
3人に告白された理佐も立ち上がった。 「友梨奈、“ねる”、珠理奈! こんな私のことを 好きになってくれてありがとう。 みんなが 勇気出して告白してくれたんだか…
2023/05/10 00:00
雪が降って来た 5
長濱ねるが突然渡邉理佐に告白して室内は静まりかえっていた。 「“ねる”・・・」 まさか、皆の前で告白されるとは思っていなかった理佐は戸惑っている。 “ねる”に…
2023/05/09 00:10
雪が降って来た 4
やがて、洗い物が終わり理佐と“ねる”もL字型のソファに移動した L地型ノソファの立てに縦の上から、友梨奈、友香、珠理奈横の左から“ねる”、理佐、そしてコーヒー…
2023/05/09 00:00
雪が降って来た 3
1回生の長濱ねるは別にソフトボールに興味はなかったのだが大学で理佐に一目惚れして、今年6月に入部してきた。 理佐目的と思われると避けられると考えねるは理佐には…
2023/05/08 00:00
雪が降って来た 2
この鍋パーティの席順は 向側左・菅井友香、中・平手友梨奈・右・山本彩 手前左・松井珠理奈 中・渡邉理佐 ・右・長濱ねるであった。 “ねる”と理佐は仲良く話なが…
2023/05/07 00:10
雪が降って来た 1
雪が降って来たある雪の降る夜、 マンションの一室で女性6名が忘年会を開いていた。 彼女たちは、大学のソフトボール部に所属している。 「さあ、そろそろかな??」…
2023/05/07 00:00
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―23(終)
「今日、帰国したんだよ。友梨奈になんて連絡しようか考えていたら窓の外に友梨奈が歩いているのが見えてからついてきたの。」 「いや・・・なんで、日本に居るの??美…
2023/05/06 00:10
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―22
それから2ヶ月が経過した・・・ アメリカで理佐と会って以来、私達は連絡をとっていなかった ある休日 ふと、自分の机を見ると取り寄せたリングが置いてある。 いつ…
2023/05/06 00:00
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―21
(平手友梨奈side) 私は不思議と涙がでなかった。 今度は納得したからだ。 理佐の性格はもう理解している。 私が容認すれば理佐は苦しまなくて済む。 本当に理…
2023/05/05 00:10
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―20
私は取りあえず、友梨奈を部屋に招き入れた。 今夜は父が出張で家を空けており私ひとりだ。 友梨奈をリビングに通し、私はアメリカへ来てからの経緯を全て話した。 そ…
2023/05/05 00:00
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―19
そんな時だった・・・ 「理佐!」 友梨奈の声がした・・・ 振り向くと友梨奈が笑顔で立っている。 友梨奈だ・・・ 友梨奈がいるよ。 逢いたかったよ・・・ 私は完…
2023/05/04 00:10
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―18
私は自分のしでかした罪を認識していた 美砂ちゃんを勇気づけるつもりが美砂ちゃんから再び母親を奪う行為をしていたんだ。 それに気付いた私は美砂ちゃんに言った。 …
2023/05/04 00:00
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―17
私は毎日、美砂ちゃんに応援されながらリハビリに励み、4月になる頃には完治していたのだ。 そして、これだけ毎日一緒にいた美砂ちゃんに深い愛情を抱いていた。 完治…
2023/05/03 00:10
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―16
(渡邉理佐side)滝沢さんは帰っていった・・・ 彼は私を手術してくれた外科医だ。 私はてっきり、アメリカ人の医者が手術してくれると思っていたのだがアメリカで…
2023/05/03 00:00
大千穐楽
劇団☆新感線 『ミナト町純情派オセロ 〜月がとっても慕情編〜」が昨日、大千穐楽を迎えました。 松井玲奈さんが劇団☆新感線 のヒロインとして舞台に上がる姿を見ら…
2023/05/02 00:10
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―15
私は理佐が住むアメリカのマンション前にいた。 そこに理佐が男性が運転する車で帰宅する 私は少し離れたところにいて理佐からは死角で見えない位置にいた。 車を降り…
2023/05/02 00:00
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―14
初めて立つアメリカ本土・・・ でも私には不安がなかった。 理佐の性格は私が一番よく知っている。 おそらく自分を犠牲にしている事象が発生したんだ。 そうじゃなき…
2023/05/01 00:10
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―13
そしてある夜、 私は友香の部屋をノックする。 「友香、入るよ」 「うん。」 友香は顔にパックをつけてフェイスマッサージをしていた。 「友香・・・お願いがあ…
2023/05/01 00:00
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―12
それから、4ヶ月が経過した。 理佐がアメリカへ2月に渡り 今はもう6月・・・ 理佐は3月に手術を終え無事成功した。 だが、完治するまではリハビリが必要だった。…
2023/04/30 00:10
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―11
私達は長いすに並んで座っていた。 「友梨奈、退院おめでとう。毎日ラインを送るからね!」 「うん、私も!送るよ。」 「絶対に良くなって帰ってくるからね。」 「あ…
2023/04/30 00:00
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―10
アメリカ行きを拒む理佐に私は懸命に説得していた。 「私は理佐を愛しているの・・・だから、治して欲しいの。お願い!」 その言葉を聞いた理佐は納得してくれたのか、…
2023/04/29 00:10
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―9
次の日、理佐が朝方に見舞いに来てくれる。 理佐は松葉杖をベッドの横に置きイスに座った。 「いよいよ、明日だね。やっと、友梨奈と一緒に暮らせるね。菅井さんと三人…
2023/04/29 00:00
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―8
秀喜さんはパイプイスに腰をかけた。 「3日前から、日本に帰って来てまして明後日にアメリカへ帰る予定なんですが実は平手さんにお願いがあるんです。」 「なんでしょ…
2023/04/28 00:10
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―7
やがて、退院まで2日と迫った夜のことだった、 理佐もお母さんも帰り私が一人で病室にいた時だった。 見覚えのある男性が私の見舞いに訪れたんだ。 そう、理佐のお父…
2023/04/28 00:00
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―6
(平手友梨奈side) 私が意識を取り戻して1か月が経過していた。 驚異的な回復力で左肩以外はもう完治していたんだ。 今日も病室には理佐が来てくれていた。 「…
2023/04/27 00:10
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―5
友梨奈が重傷なのかもと私が深刻な表情をしていると、友梨奈は笑みを浮かべて言葉を放つ 「私が理佐を忘れる訳ないでしょごめんね。心配かけて」 友梨奈の意識がもどっ…
2023/04/27 00:00
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―4
だが、3日経過しても友梨奈は目覚めずにいた。 4日目の朝、私は友梨奈のお母さんと交代で友梨奈に付くことになった。 今度は私が友梨奈を看病しないと 私は椅子に座…
2023/04/26 00:10
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―3
やがて、病院に到着する。 私の足が悪いため、ゆっくりと受付に行った後手術室の前に向かう。 「いい、理佐、落ち着いて聞いてね友梨奈はかなりの重傷で命の危険もある…
2023/04/26 00:00
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―2
友梨奈の事故の知らせを聞き私は我を失ていた すると私の異変に気付いた菅井さんが近寄ってきた。 「どうしたの??顔色悪いよ。」 「友梨奈が・・・友梨奈が・・・」…
2023/04/25 00:10
風に吹かれても ―永遠のBLOODS―1
風に吹かれても ―永遠のBLOODS― その知らせを聞いたのは、友梨奈が買い物にでかけて2時間後のことだった・・・ 私のスマホが鳴った。 友梨奈と表示されたの…
2023/04/25 00:00
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―22(終)
私は自転車のスピードをあげていた。 見通しの悪い交差点に差しかかった時だった・・・ 右から車が目にはいったんだ。 なんだ、このゆっくりとした感覚は スローモー…
2023/04/22 00:10
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―21
私は自転車でスーパーに出向いた 食材を買い込み、ショッピングモールに立ち寄りリングを受けとる。 このリングだ。これで理佐とやり直せるよ。 よし、戻ろう。 長か…
2023/04/22 00:00
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―20
友香が昼食にうどんを買ってきて3人で雑談しながら食べる。 食べ終わると理佐が発言する。 「洗い物は私がやるよ。それぐらいできるから」 「いいよ、私がやるから理…
2023/04/21 00:10
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―19
午前10時になると 私と今日休みを取ってくれた友香で理佐を迎えに来た。 「友香さんまですいません。」 理佐は彩に頭を軽く下げた。 「そんなに改まらないで気楽に…
2023/04/21 00:00
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―18
(平手友梨奈side) やがて、理佐の退院の日がやってきた。 父親はまだ、海外赴任中で母親は生活があるのだろうかこの日も顔を見せなかった。 私は理佐父親から当…
2023/04/20 00:10
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―17
退院が決まった日17時を回った頃、友梨奈がやってきた。 「理佐、はいるよ」 「お疲れ様」 「もう、言葉は普通にしゃべれるようになったね」 「手も普通に動くから…
2023/04/20 00:00
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―16
(渡邉理佐side) だが、私の退院は思ったより早い時期にやってきた 1月の下旬、 私は言葉をはっきりと話せるようになり 手も普通の生活には支障ないぐらいに …
2023/04/19 00:10
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―15
12月24日、クリスマスイブ 私は友人の菅井友香と同僚の山下美月を誘い 理佐の病室で静かにパーティーを開いていた。 「いいの?私らが居ても?」 友香が遠慮しな…
2023/04/19 00:00
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―14
(平手友梨奈side) 翌日、松本先生に私は呼ばれた。 「喜んで平手ちゃん、順調に回復してるよ。おそらくそのうちにしゃべれるようになるから。」 「本当ですか・…
2023/04/18 00:10
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―13
(渡邉理佐side) どれだけ眠っていたんだろうか・・・ いや、私は友梨奈といれないならもう目を覚ましたくなかったのだ。 でも、クリスマスツリーの光を見たとき…
2023/04/18 00:00
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―12
病室に到着すると私はクリスマスツリーを飾りだした。 「理佐、もうすぐクリスマスだよ。懐かしいよね。覚えている?ペアリングを交換したよね。」 装飾を終えるとコン…
2023/04/17 00:10
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―11
理佐は意識を取り戻したが口もきけず手足も動かせない。 それでも私はいつも通りに彼女の傍を離れなかったんだ。 その間、理佐のお父さんと別れたお母さんも一度見舞い…
2023/04/17 00:00
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―10
やがて3か月が経過した そして奇跡が起こったんだ!! 私が仕事中に、ある看護師が私を呼びに来たのだ。 「平手さん!理佐さんが目を覚ましました。松本先生がお呼び…
2023/04/16 00:10
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―9
そして、私は現在の理佐の境遇も知ることになった。 一緒に住んでいると思った父親は海外赴任中らしく、1回しか見舞いに来ていないらしい。 また、離婚した母親も現在…
2023/04/16 00:00
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―8
再び病室へ戻った私は膝から崩れ落ち号泣した。 「ごめんね・・・ごめんね。理佐。私のせいだ・・・私が・・・」 松本先生が後を追ってきた。 「平手ちゃん・・・」 …
2023/04/15 00:10
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―7
松本先生は取り乱した私の姿を見て驚いている 「どうした??平手ちゃん??まずは深呼吸しろ!」 私は松本先生に言われ、深呼吸して気を落ち着かせた 「理佐・・・渡…
2023/04/15 00:00
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―6
なんで・・・ どうして理佐がここに入院してるの? しかも意識不明だなんて。 理佐は何本もの管を体につけられ 見るも無惨なすがただった。 嘘だよ・・・ これは夢…
2023/04/14 00:10
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―5
翌日、職場で私は病院食の食器をかたずけるために病室を回っていた。 するとすれ違った看護師さんの何気ない会話が耳に入る。 「渡邉理佐さん、もう6か月も眠ったまま…
2023/04/14 00:00
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―4
部屋に到着するとすぐに料理を始める。 料理をしていると気が一番落ち着くよ。 だから、私は調理の仕事に着いたんだ。 「只今~~~あ~~いい匂い!」 菅井友香が帰…
2023/04/13 00:10
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―3
17時に仕事が終わり、私が病院の廊下を歩いていた。 すると、この病院で外科医として働いている 松本潤さんが近寄ってきた。 年齢が30、長身で甘いマスクをしてい…
2023/04/13 00:00
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―2
現在大学を卒業した後私は病院の調理場で病院食を作る仕事をしている。 ここは職場から歩いて5分ぐらいにある公園だ ここのベンチに座り太陽の光を浴びながらお弁当を…
2023/04/12 00:10
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら―1
風に吹かれても ―たとえば私が死んだなら― 太陽の光が肌を直撃する。 私はその温もりを感じ心まで温かくなる。 雨の日が嫌いな私はいつしか陽のあたる場所が大好き…
2023/04/12 00:00
青空片想い 12(終)
そして、その週の土曜日、私は友梨奈に近くの公園に呼び出されていた。 だいたいどんな用事か想像はついている。 私は雲ひとつない青空の下友梨奈の待つ公園に向ったの…
2023/04/11 00:10
青空片想い 11
私は友梨奈に問いかける。 「友梨ちゃんはその男の子をまだ好きなんでしょ?」 友梨奈は黙って頷く。 だったら、答えは簡単じゃない。 友梨奈はだれかに背中を押して…
2023/04/11 00:00
青空片想い 10
そして、翌日 会社を終えた私は駈け足で自宅に戻り入念にメークをやり直す。 よし、完璧。 あとは柑橘系の香水を振りかければ完了。 準備が整い。私は即座に喫茶店に…
2023/04/10 00:10
青空片想い 9
案の定会社での昼休み。 同期の白石麻衣は私の顔色を読み取って興味本位に聞いてくる。 「玲奈~~~なにか良いことあったでしょ??教えてよ!」 「別に・・・なにも…
2023/04/10 00:00
青空片想い 8
それから、1カ月が経過した。 私はあれから、ほぼ毎日友梨奈と挨拶を交わしていた。 でも、欲は怖いものだ。 今ではもう、挨拶するだけでは満足できないほど友梨奈の…
2023/04/09 00:10
青空片想い 7
そして、月曜日の朝、 私は期待と緊張で朝家をでた。 今日は挨拶をするぞ。 そして、それが当たり前のようになり、 いつしか二人でデートできれば最高だよ。 なんて…
2023/04/09 00:00
青空片想い 6
な・・・何を言ったらいいのだろう 言葉がでてこないよ。 早くお礼をいわなきゃ・・・ 「あ!!毎朝、駅前ですれ違うお姉さんじゃないですか!」 「え??私のこと知…
2023/04/08 00:10
青空片想い 5
翌日、朝,7時に起きた目覚めが悪い・・・ 彼女の涙を思いだすと辛くなってくる。 土曜日で仕事が休みだが、 私は朝食を食べると散歩に出かける。 少し歩いて、この…
2023/04/08 00:00
青空片想い 4
そして、その日の帰り道 私は午後18時に最寄りの駅に到着する。 明日は土曜日なので彼女とすれ違えるのは3日後の月曜日だ。 それまで、頭の中で挨拶するシュミレー…
2023/04/07 00:10
青空片想い 3
私が話し終えると暫く沈黙が・・・ これは、呆れて失笑されるパターンだ。 「わかる!わかるよ、その気持ち!」 「えええ??本当に??」 「だって、私も経験あるも…
2023/04/07 00:00
青空片想い 2
その三日後の金曜日、 私は何時ものように会社に行くために 駅に向かっていた。 今日も彼女とすれ違うことができる。 踏切が見えてくると私はウキウキする。 やがて…
2023/04/06 00:10
青空片想い 1
いつからだろう、君のことが好きになったのは 最初は全然気にしていなかったのに 君とすれ違うたび、私の胸はときめいた。 これは恋なんだと気付いたんだ。 名前もし…
2023/04/06 00:00
風に吹かれても ―罪と罰―24(終)
私は友梨奈の後ろ姿を見つめていたが 友梨奈は一度も振り返ることもなく去っていたのだ。 終わったんだ 本当に友梨奈とは終わったんだ・・・ 気がつけば、私は強い風…
2023/04/05 00:10
風に吹かれても ―罪と罰―23
友梨奈の想いを聞いた私は安堵していた これでやり直せるんだと。 あの頃に戻れるんだと。 だが、私は大きな誤解をしていた 友梨奈は間をおいてゆっくりと口を開く。…
2023/04/05 00:00
風に吹かれても ―罪と罰―22
2年前に時計の針が逆回りするかのような思いであった。 私が到着すると友梨奈はベンチから立ち上がり 笑顔で出迎えてくれた。 「まさか友梨奈が会いに来てくれるなん…
2023/04/04 00:10
風に吹かれても ―罪と罰―21
(渡邉理佐side) “ねる”と別れて2週間が経過した。 だが、私は未だに友梨奈とは会っていない。 もう、私にはそんな資格がないと思っている。 だが、やはり友…
2023/04/04 00:00
風に吹かれても ―罪と罰―20
私の立ち上がった姿を見た“ねる”さんは驚いていた 「ごめん・・・」 私は再び着席する。 「理佐さんはあの2年前の日友梨奈さんとやり直すはずだったんです。でも、…
2023/04/03 00:10
風に吹かれても ―罪と罰―19
(平手友梨奈side) ある1月の晴れた日 就職も決まり部屋でゴロゴロしていた時だった チャイムが鳴り、私は応対する インターホンには見覚えのある顔が・・…
2023/04/03 00:00
風に吹かれても ―罪と罰―18
「友梨奈さんには勝てないとわかったからです。私は理佐さんのことが大好きです。だから理佐さんの気持ちが手に取るようにわかるんです。」 「・・・・・・」 「もとも…
2023/04/02 00:10
風に吹かれても ―罪と罰―17
(渡邉理佐side) 9月に友梨奈と再会してから3か月が経過した。今は大晦日の夜。 共に両親が離婚して父親と暮らしているがまたも共に仕事で家を空けているのだ。…
2023/04/02 00:00
風に吹かれても ―罪と罰―16
(平手友梨奈side) なんでよ、なんで理佐と再会したの? もう、心が張り裂けそうだよ・・・ 私は就職セミナーを放り出して、マンションへ帰ったんだ。 帰るとベ…
2023/04/01 00:10
風に吹かれても ―罪と罰―15
(渡邉理佐side) なんと云う偶然だろうか・・・ 同じ就職セミナーに友梨奈が来ていたなんて 友梨奈の視線に気付いた私は逃げ出す友梨奈の後を反射的に追いかけて…
2023/04/01 00:00
風に吹かれても ―罪と罰―14
(平手友梨奈side) 夏が終わり、私は就職活動をしていた。 東京都の就職セミナーに参加していたんだ。 私は営業職で仕事をさがしていた。 150社以上の企業が…
2023/03/31 00:10
松井玲奈さん新作動画
2023/03/30 00:10
風に吹かれても ―罪と罰―12
マンションに帰ると私は夕食の用意を始める。 作っている最中いつも思ってしまうことがある それは、理佐にご飯を作ってあげておしいいって言われたらどうなに幸せだっ…
2023/03/30 00:00
東京公演千穐楽
松井玲奈さん出演舞台劇団新感線の「ミナト町純情オセロ」の東京公演が千穐楽を迎えました。 ジャニーズファンにも玲奈さんが受け入れられ大変評判がよく嬉しい限りです…
2023/03/29 00:10
風に吹かれても ―罪と罰―11
私は嘗ての恋人であった白石麻衣と喫茶店にいる 「どお、例の大切な人と上手くいってる?」 麻衣はコーヒーに砂糖を入れながら言った。 「いいや、結局つき合うことも…
2023/03/29 00:00
風に吹かれても ―罪と罰―10
(平手友梨奈side) 運命とは皮肉なものだ。 バイト帰りの時だった。 駅前の本屋で立ち読みをしていたんだ。 すると私を呼ぶ声が・・・ 「友梨奈、珠理奈じゃな…
2023/03/28 00:10
風に吹かれても ―罪と罰―9
12時近くになる頃、 私は“ねる”と初詣に出かける。 友梨奈と偶然出会う可能性があるのにもかかわらず私はその時間帯に家をでたのだ。 私はどんなに責められようと…
2023/03/28 00:00
風に吹かれても ―罪と罰―8
時間は刻々と過ぎていき 私と“ねる”は部屋で音楽を聞きながら本を読んでいた。 もう待ち合わせまで1時間を切ったよ・・・ 行かないのなら連絡を入れなきゃ。 私は…
2023/03/27 00:10
風に吹かれても ―罪と罰―7
そして翌日、“ねる”は退院した。 バイトのない時間は全部“ねる”に費やし、私は出来る限り“ねる”といっしょにいた。 少しでも彼女の心の傷を癒してあげたかったの…
2023/03/27 00:00
風に吹かれても ―罪と罰―6
私と“ねる”は暫く手を握り合っていた。 そして、“ねる”が口を開く。 「理佐さん・・・お願い!!ずーと私の傍にいて下さい。無茶を言っているのは承知してます。で…
2023/03/26 00:10
風に吹かれても ―罪と罰―5
自殺未遂をした“ねる”の病院の受付前に私はいた。 「病室へ案内するわ。」 友人の原田葵に連れられて、私は“ねる”の部屋に移動する。 部屋に到着すると“ねる”が…
2023/03/26 00:00
風に吹かれても ―罪と罰―4
病室の受けつけ前に葵が立っていた。 「葵・・・“ねる”はどうなの??」 「安心して、発作的に手首を切ったんだけど傷は浅いから明日には退院できるそうよ。」 「そ…
2023/03/25 00:10
風に吹かれても ―罪と罰―3
(渡邉理佐side) 「理佐さん~~次はあっちで写真撮ろうよ!」 「分かったから、そんなにせかさないの。」 「だって、折角久しぶりにディズニーランドへきたんで…
2023/03/25 00:00
風に吹かれても ―罪と罰―2
私は麻衣と別れて以来、誰ともつき合っていない 恋愛につかれた私は純粋に友達との気楽な生活を選んでいた。 友香はさっぱりしていて、なんでも話せるいい友人なんだ。…
2023/03/24 00:10
風に吹かれても ―罪と罰―1
風に吹かれても ―罪と罰― 「友梨奈、ごはんできたよ。」 「今行くよ。」 「今日は、トンカツよ!どぉ?美味しそうでしょ?」 「友香が作ったにしてはおいしそうだ…
2023/03/24 00:00
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