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小心者だけど晩成を夢見る http://2012h240401.blog.fc2.com/

半世紀に及ぶidentity crisis(自己喪失)の果てに見つけた私とは何か

自分の正体=「自閉症スペクトラム」+「社交不安障害」+「強迫性障害」+「うつ状態」であると、 やっと認識できたのは齢50歳を過ぎてからだった。これまでの数多の失敗と心身の疲弊を、思いのままに綴り昇華させて、これからの人生をなるべくお気楽に過ごしたいと願ってやまない一人の女の半生記。

春待つねこやなぎ
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北海道
出身
北海道
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2016/03/08

  • ままならぬ

    先週土曜日は家事と、用事を済ませるために外出してそれなりに過ごした。日曜日に母から連絡があり、父が入所している施設が年末までに規模を縮小する方針であるとの話を聞いた。理由はわからないが、介護福祉業界の人手不足なのではないかと推測している。コロナウイルス感染症の影響等で、さまざまな条件をクリアしないと面会できない。規模縮小の準備が加わると、更に面会の機会は限られてしまうのではないか。また転院になる場...

  • 現状維持

    週末から気温が下がって寒さに震えていた。今年の桜の開花は例年より早いと聞いたのに、裏切られたような冷たい雨に気分が沈んだ。日々の気がかりは老いた両親のこと。施設のベッドで寝たきりだと思っていた父だが、先日母が面会に行った際は上半身を起こして言葉を交わしたそうだ。日によって時間によって、意識がはっきりしているときがある。少しだけほっとした。しかし父は誤嚥性肺炎を起こしていて口から食事を取ることができ...

  • 覚悟の途中

    昨年の晩秋、怪我をして入院・転院を繰り返していた父だが食事が取れなくなり点滴で栄養補給する状態になって、1ヶ月以上が過ぎた。会話が出来ていた状態から言葉が出なくなり、体を動かして反応していたがそれもなくなり、直近では目を閉じたまま寝たきりだったと聞いた。それでも入浴はさせてもらえるそうで、風呂好きだから言葉や表情に出せなくても嬉しいと感じていると思う。少しずつ体力が失われていく。遅まきながら、私も...

  • 赤と青と黄

    本格的な始動は明日(月曜日)からだけれど、新年度になった。私の環境は変らないが、新たな環境へと踏み出す方々は希望と緊張を抱いていることだろう。施設に入所中の父の容態は少しずつ悪化しているようだ。新型コロナウイルス感染症の軽症化や患者数の減少で、マスク着用等の制限は緩和された。父の面会に行きたい気持ちはあるのだが、仕事の都合や施設独自の制限があるなか叶わないでいる。どうしたものか。今のところ、家族・...

  • 感謝を込めて

    季節の変わり目で体調を崩したが安静にしていたら、まもなく回復した。年度替わりで周囲の人が転勤や定年退職する。毎年のことながら寂しくなる。お世話になりました。人生に出会いと別れはつきものだ。とりわけ感慨深いのは10年近く交流があった、就職支援機関のベテランカウンセラーさんだ。最初の転職先を解雇されてひどく落ち込んでいた私の話に丁寧に耳を傾けてくれた。割と速く就職活動を再開することが出来たのも、彼女のお...

  • 脇まくら猫

    春めいて年度替わりが近づいて、周囲に慌ただしい雰囲気が漂う。この春から新しい環境に変る人も従来と変らない人も、長いコロナ禍からほぼ解放されて、ほっとしていることだろう。日射しを感じても風が強いと体感温度は下がる。物価高は気になるが、暖房費を削るのは難しい。父の容態は厳しい状態が続いている。施設から呼び出しがあって、近日中に弟が説明を聞きに行くことになった。母の健康状態も日によってばらつきがあり、逆...

  • きれいな手指

    雪解けがどんどん進んでいる。見通しが良くなって車の運転がしやすい。雨や強風で外出したくない日もあるが、気温が下がって雪に変ったとしても雪かきの必要はなくなった。父の容態の悪化を受けて、平日に休みをもらって日帰りで帰省した。所用も含めて合計8時間くらい車を運転していた。普段の私なら腰痛に耐えられずに2時間弱で休憩するところだが、ノンストップで乗り切れた。1月に雪かきで腰をひねって以来、週2回程度整骨院に...

  • うろたえる

    3月に入って暖かい日もあれば肌寒い日もある。春は確実に近づいているが風はまだ冷たい。今日の昼頃に母から電話があった。電話を受けて以降、何も手に付かない。過日、父は旧施設から新しい施設へと転居した。旧施設での父の不可解な行動が、職員さんたちを疲弊させてしまったことが原因らしい。私の主治医(精神科)に相談してみた。主治医から「直接診ていないから明確ではないが、“せん妄”かもしれない。」との返答があった。...

  • 大中小社会

    2月最後の土日は強風を伴い雪が降り続いた。風の音に気を取られていたら地震が起きた。北海道での地震は珍しいことではないが、寒空の下に放り出される心細さを想像した。トルコ地震の映像を思い出した。ウクライナ侵攻で破壊された街並みを想起した。大きな社会は世界。中規模は国内。小規模は地域や身辺のこと。このように区分しないと、考えさせられることが多すぎて頭がごちゃごちゃになる。不安をもたらす原因は何か。自分で...

  • 本が読みたい

    ロシアによるウクライナ侵攻から1年が経つ。戦闘終結の兆候は見えない。民間人を含む多数の犠牲者と、更に多くの人生を狂わされた方々の心労を思うとき深いため息が漏れてしまう。もっともらしい正義の名の下に戦争は始まるけれど、その正義は時間の経過と共にいびつな形へと変化を繰り返し、戦争をやめない口実にしか聞こえなくなる。ウクライナのほかミャンマーやシリア、世界のあちこちで紛争の種は尽きることなく人権侵害が続...

  • 非情

    トルコで大地震が起きてしまった。トルコと隣国シリアの被災者数は日に日に増えていく。何気ない日常が突然崩壊する。大自然の脅威になすすべもない。支援の手が一刻も速く届くことと、犠牲になった人々の冥福を祈る。突然の災害や事故や病気で人生が一変する。明日は我が身かもしれない。誰もが一定のリスクを負っている。病院から施設に移って間もない父がまた転院することになった。手術するほどの怪我を負って半年も経たない間...

  • 見当違い

    道路脇の雪山が高くなって見通しが悪い。厳冬期の見慣れた光景。むしろ大雪だった昨年より低いことがありがたく思える。春が待ち遠しい。父が入院先の病院から施設に転居した。昨秋の怪我により手術・リハビリを続けていたが施設に移されたことで、もうこれ以上の回復は望めないと無言の宣告をされたに等しい。丈夫な人だから杖をついて歩けるようになるかもしれないと、淡い期待を抱いたが無理だった。杖をついて立つことは出来る...

  • 雪の晴れ間

    厳しい寒さと荒天が続くなか、腰痛の治療や外せない用事等でブログの更新が滞ってしまった。整骨院での治療(保険適用)に励むも、雪が降れば雪かきしなければならず症状は一進一退といったところだ。同居猫の病気(高カルシウム血症)は先月劇的な改善を見せたが、今月の通院ではぶり返していた。猫には毎日服用の薬と、週一回服用の薬が処方されている。推測に過ぎないのだが、週一回服用の薬の効果が薄れる頃に(5~6日経過)通...

  • ヒヤリの連続

    今週の私は身体の機能低下(加齢による場合も含む)について不安が強くなり、ネガティブに固まっていた。一つ目は腰痛。雪かきで腰をひねり、痛みでヨタヨタしながら自室に戻った。湿布を貼って一夜を過ごすも改善しない。意を決して整骨院を訪ねた。「これは酷いわ。」と言われながら、治療を受けた。健康診断で心電図検査を受ける際に体に付けるような小さなパッドを、数箇所に貼られ電流が流された。その上に温熱クッションのよ...

  • 現実逃避

    新しい年が明けてもう7日めだ。仕事と猫の世話と雪かき以外のすべてから、ずっと逃げていた。ブログの更新さえ、こんなに間が空いたのは初めてだ。コロナウイルス感染症やインフルエンザに罹患した訳でもない。帰省もしなかった。入院中の父は病院の判断で、いずれは施設に入所する予定となっている。父の怪我等で動揺が続き、母は一気に老け込んで弱気になっている。家計管理はずっと父が担ってきた。父の帰宅が半永久的に難しく...

  • 荒天のクリスマス

    全国的に荒天が続いている。雪害のニュースが深刻だ。停電した地域もある。荒天のクリスマス。ウクライナの映像を報道で観た。多くの人命が犠牲になったが、戦闘は終結しない。世界でも国内でもコロナ禍は続いている。実家には仏壇と神棚がある。仏教徒でありながら神道にも手を合わせてきたが、実態は無宗教に近い。従ってクリスマスといっても特別なことは何もしない。季節のイベントの一つとして受けとめている。今年は世間的に...

  • 聞き分けがない

    土曜日は外せない用事が重なって外出した。日曜日はどっと疲れて横になってばかりいた。年末に近づくとその年の出来事が頭を駆け巡り、現在抱えているさまざまな事柄が加わって、余計に混乱し落ち込んでしまう。ほっとすることや良いこともある。先月から始めた本格的な薬物療法により、同居猫の病気(高カルシウム血症)が劇的に改善し始めた。正常値よりはまだ高いが、食欲が増して体重も戻りつつある。体調を見ながら減薬してい...

  • 父の背中

    今年もあと20日間で終わるのだな。コロナウイルス感染症が発見されて、もう3年が経つ。コロナ禍での3度目の年末年始。最近では少し減ってきたが、私の周囲でも感染者や濃厚接触者の情報が耳に入ってくる。インフルエンザとの症状の違いが、正直言ってよくわからない。マスク・消毒・換気等、従来通り予防に努めるしかない。母が5度目のワクチン接種を受けた。父は怪我で入院治療中なので、接種の有無はわからない。コロナ禍で面会...

  • 雪の顔

    今年も一面の雪景色を見る時が来た。12月、冬だから当たり前だ。私が10代だった頃(40年くらい前)は、初雪がもっと早くて12月には根雪になっていたと思う。寒がり、凍傷、あかぎれ、冷え症に運動音痴(スキー学習は義務)な私は雪も冬も大嫌いだった。冬生まれなのに生まれた季節が嫌いと言う人間は、たぶん少数派だと思う。そんな私も小心者ながら人生の半分以上を多くの失敗を重ねつつ生き抜いた。また冬の到来を迎えることが出...

  • 元気 でも病気

    11月もあと数日で終わるのだな。季節の巡りが遅く感じたり、あっという間だったりと気分次第で感覚が変化する。入院中の父に胃潰瘍の兆候が出たそうで、怪我の療養と平行して治療することになった。入院中だから早期発見できたのだと思う。家にいたら自覚症状が出るまで気付かない。よく食べよく動きよく眠る、体が丈夫な人だ。コロナ禍で面会ができないから、母からの電話で様子を聞くだけ。良かったと捉えよう。話は変って、同居...

  • 副次的な仕事

    遠くの山に雪が積もっているのがわかる。平地に雪が舞い吹雪き積もる日も近い。平日、父が近隣の病院に転院した。たとえ面会できなくても、必要な物を届けるには楽になった。北海道の医療機関はコロナ感染者の急増で感染防止対策に、てんやわんやの状態にあるらしい。転院にも手間取ったが、病院や医師からの詳しい説明もないままリハビリを始めているそうだ。転院したばかりだし、リハビリの進み具合にもよるのだろう。とにかくコ...

  • 口も手も出す

    先週は文化の日から日曜までの4日間、平日に休みをもらって実家に帰っていた。春からずっと精神的に不安定な状態で、お盆もシルバーウィークも帰省しなかった。軽自動車の冬タイヤを実家に預けてあるため、今回は必ず帰省しなければならない。久々にタイヤ交換を一人でやってみた。いつも頼まなくても手伝ってくれる父は、先月下旬に怪我をして手術・入院している。父も高齢だから、これからは一人で交換する。タイヤを持つ体力が...

  • せっかちだから

    紅葉が平地に降りてきて落ち葉の量が多くなった。冬の足音がひたひたと迫ってくる。毎年のことだが、冬至前のメンタル低迷期が近づきつつある。今年はずっと低調が続いている。更なる低下を防ぐために、この頃はその日に出来たことを数えている。買い物した。通院した。洗濯した。掃除した。この際、何でもかまわない。横になってばかりいた → 十分休養した眠りすぎた → 睡眠たっぷり期限が迫っていないこと以外は、考えないこ...

  • 一瞬一瞬

    10月下旬に入り、ハロウィンの装飾があちこちに施されている。世界でも国内でも重苦しい空気が漂うなか、少しでも楽しい雰囲気に浸れるなら自然と口角が上がるかもしれない。仕事と猫の世話は手を抜かないが、その他は無気力・ずぼら・ものぐさを決め込んでから自分に甘々な日々を過ごしている。たまに心がチクリと痛むが、今のところ誰にも迷惑かけていないと強引に思い込むことにした。猫と遊んでから添い寝するぬくもり。この一...

  • 物は試し

    だんだん秋が深まっていく。職場では雪虫の出現が話題になっていた。日が短くなる、気温が低くなる、雨がみぞれに、みぞれが雪になる。北海道の冬は長くて寒い。昨シーズンのような大雪は勘弁してほしいが、どうなることか。一人暮らしが長い私だが、食べ物に執着がないので調理は上達しない。空腹が満たされて、必要な栄養素が取れていればいいと思っている。まずいよりは美味しい方が良いけど。今日、考え事をしていて思いついた...

  • 秋の散歩

    先週は精神科通院、胃カメラ検査、動物病院通院と外せない用事があり、淡々と行動して過ごした。強迫性障害の確認強迫症状が出てしまうので、外出するには時間がかかる。それが面倒で出不精になってしまい、メンタル不調の現在は明確な用事や目的遂行のために気合いを入れないと外出できないでいる。精神科通院では、主治医に来年春まで仕事と猫の世話、雪かき以外は手抜きしてゆるゆると過ごしたいと告げると、おおむね理解を示し...

  • セルフ給油

    かねてから予想されていたことだが、10月に入って物価が更に高騰した。可処分所得が減っていくのに、冬に向かって暖房費も気になるところだ。さて、ガソリンスタンドでの給油にセルフ方式が導入されて久しい。現在では、スタッフ給油よりセルフ給油が主流になっているように思う。多少の手間はあるが、セルフ給油の方が圧倒的に安くなる。かくいう私は、一度もセルフ給油の経験がない。私だって給油代は安い方がうれしい。しかし、...

  • 猶予期間

    今月末で転居してから丸二年が経過する。当初の計画では、もっと地域になじんでいるはずだった。実際はせいぜい生活に必要な程度の地理しかわからず、日が短くなったこの頃はもし脇道に入ったら最後、迷子になってしまうだろう。コロナ禍がこんなに長引くとは思わなかった。転居する半年以上前から始まって、ウイルスは変異を繰り返し終息の見込みはまだ不明だ。ワクチン接種を3回受けたが、4回目の接種を年内には受けることになる...

  • シルバーウィーク

    前例がないと言われる強い台風が日本列島に上陸した。大々的に注意喚起されていたから、防災対策は施されていると思うが、被害が最小限で済むことを祈る。北海道も強弱を繰り返しながら、雨が降り続いている。明朝はぐっと冷え込みそうだから、膝掛けを持って出勤しよう。お盆休みはコロナ感染者の激増と同居猫の体調不安のため、帰省を見送った。今年は「敬老の日」と「秋分の日」が平日を挟んで、それぞれ連休になる。どちらかに...

  • 別の扉

    このところ残暑が続いている。気温は高いけれど湿度が低いので、不快感はない。だんだん空が高く見えて、日暮れが早くなっている。季節は確実に進んでいるのだ。秋から冬へと日照時間が短くなるにつれ、私の気持ちは沈みがちになる。特に冬至前1ヶ月は、うつ状態が最も強まるパターンを毎年繰り返している。ここで焦りが出てきた。今年は頓服薬を増やしたまま、初秋を迎えてしまった。このまま冬を迎えるのが怖い。何とかしなくて...

  • 無音の中で

    9月最初の週末は、またしても無気力に過ぎてしまった。果たすことの出来ない約束を思い出し、どうにもやるせない気持ちになった。心が疲れているのか、体が疲れているのか、それとも両方なのか判別不能。私はネガティブな気持ちを忘れたくて、横たわっていたら眠ってしまった。もう数ヶ月も断続的に易疲労・易消耗状態に陥り、過眠気味だ。眠っても眠っても疲れが取れない気がする。眠ることで自分の正直な感情から逃避しているか...

  • 緊張が緩む

    原因不明の病気(高カルシウム血症)を発症した、同居猫の治療を始めて1ヶ月余りが経った。春の定期健診で血中カルシウム値が高いとの結果が出て以来、ずっと心配と緊張が続いていた。一時的な高値であってほしいとの願いもむなしく、再検査・精密検査では更に悪化していた。この度、治療の効果を確認するため動物病院に連れていった。採血後、検査結果が出るまでの数分間が長く感じた。治療の効果は明確に出ていた。まだ正常値よ...

  • 移ろう季節

    8月下旬になり、スーパーの棚に秋の商品を見かけるようになった。まだ夏と秋が混在しているが、徐々に夏の商品が撤去され秋の商品が増えていく。9月は本州以南では「夏」で、北海道では「秋」という感覚が強いのではないかと思う。全国各地で猛暑と豪雨、北海道では地震が起きている。コロナ感染者は高止まりが続いている。ウクライナ侵攻の長期化と物価高、国内外の政情不安がもやもやした閉塞感を漂わせる。気分を変えたい。元気...

  • 正解がない

    8月も半ばとなり、近所の草地から聞こえてくる虫の声に例年にないほど風情を感じる。心が敏感になっているのか。雲の動きを見上げ、鳥のさえずりがどこからなのか耳をそばだててみる。コロナ禍での3回目の夏。それ以前の日常が戻る日はいつなのか。誰か教えてほしい。夏季休暇と土日を合わせて帰省する予定だったが、迷った末に取りやめた。先日、コロナ感染症がいよいよ身近に迫っている気配を感じる出来事があった。私も両親も通...

  • 上昇と下降

    8月に入ったが、今のところ猛暑は単発的に訪れている印象がある。北海道では熱中症の報道をあまり聞かないが、本州以南では体温以上の気温が観測される地点が珍しくなくなっている。高温とコロナ感染者の増加、加えて大雨の被害に大変な思いをしている人たちも多いことだろう。北海道も明日から雨模様が続くらしい。雨量が気になる。他人事とは思えない。私の心模様は上昇と下降を繰り返している。「うつ病なんてそんなものさ。」...

  • 心の特効薬

    今日で7月が終わる。最近は日が短くなってきたと感じる。高温多湿にマスクは辛いけれど、最近の感染者激増を考えると自分のためにも他人のためにも外せない。コロナ感染症が怖いこともあるが、休日は用事を足す以外には出掛ける気になれない。大きな失意と悲しみに見舞われてから2ヶ月余り。私は少しずつ動けるようになった。精神科で処方される薬はきちんと飲んでいるが、頓服薬を減らせる程度には至っていない。不意に現われる心...

  • 猫と車と私

    祝日(海の日)を含む先週末の三連休は、用事で毎日外出していた。今週末は平日がやや慌ただしかったこともあり、同居猫とゆっくりまったり過ごした。今週から同居猫の「高カルシウム血症」に対する治療を始めた。治療と言っても、粉末状のサプリメントをフードに混ぜて食べさせているだけ。猫によっては、フードが気に入らないと拒否する可能性があると聞いていたので心配していた。幸い、嗜好に合ったようで普段通りに食べてくれ...

  • その日のタスク

    今週末は雨が降り続いている。気温は高くも低くもないが、まとわりつく湿気で肌寒いような感覚がある。今回の定期通院でも、頓服薬の量は減らせなかった。心身の絶不調状態から脱しつつあるが、減薬すると元に戻りかねないとの不安が消えない。物心ついた頃から、気分転換が下手だった。現在も過去を引きずりまくっている。引きずりたくて引きずっているのではなく、忘れたいのに突然フラッシュバックするからだ。思い出したくない...

  • つながり

    暑い夏がやって来た。強い日射しにクラッときて汗が噴き出す。季節に置いてけぼりにされていた私の心身。大きな失意と悲しみと心配に支配されて、うつ状態が強まっていた。今週末、周囲の人たちとそれらを共有することができた。失意・悲しみ・心配等の規模は変らないけれど、ずっと立ち尽くして動けなかった心身が一歩だけ前に進んた感覚が得られた。過去を変えることは不可能だ。人生で辛い記憶・苦しい気持ち・挫折等を一度も経...

  • 逆戻り

    一年の後半に入った。日本各地で猛暑に見舞われているが、北海道はまだそれほどでもない。これから暑くなっていくのだろう。花と緑が鮮やかなこの季節、ドライブや散歩に出掛けるには最適だと思う。大きな失意と悲しみからのうつ状態が強くて、休日は引きこもっていた私。ようやく用事等で外出できるようになったが、またもや不安が増幅する事態に見舞われた。先週、同居猫が血液検査を受けた。2ヶ月程前に一つの項目で異常値が出...

  • 無力感

    気付かないままに夏至が過ぎていた。一年のほぼ半分が終わったことになる。この1ヶ月余り、ゆらゆらしたような感覚で過ごしている。いつまで続くのか、ため息が出る。失意や悲しみには明確な区切りが無いから、時間の経過に頼るしかない。本州在住の叔母が、がんで亡くなった。最後は自宅で家族に看取られて逝ったそうだ。母は四人姉妹の末妹の死に衝撃を受けている。コロナ禍なので内輪の葬儀となったが、高齢で出席できなかった...

  • 肯定と否定

    先日は精神科の定期通院日だった。「立ち直れません。」と答える私に、主治医からのアドバイス。「(精神的に絶不調な状態でも)仕事を普段通りに出来ていることを肯定的に考えましょう。」休日はやる気が起きず、横になっている時間が多い私。「(心が不安定な状態で仕事をしているので)普段より消耗が激しいため自然なことです。そのことを否定的に捉える必要はありません。」少し心が軽くなった感じがした。現在の私には休養が...

  • うわの空

    この半月余り、仕事はともかく私生活では「うわの空」で過ごしている。それを自覚しているから、自信が持てずに確認強迫症状が悪化している。うっかり失敗や迷惑や誤解を招くことをしでかすのではないかと不安で仕方がない。玄関ドアや車のドアを毎日、半端ない回数引っ張っている私を見かけた人がいたら、奇異に思われるに違いない。わかっていて止められない。もし訳を尋ねられたら正直に答えようと思う。「強迫性障害という心の...

  • 底から見上げる

    最近10日間ぐらい気温が低い日が続いている。6月だというのに暖房をつける日もある。私のモチベーションもずっと低いままだ。低調のまま春を迎え、先月下旬の出来事にトドメをさされた。事実を受けとめて理性では納得しているが、心が追いつかない。失意と悲しみで涙が涸れる程泣いたけれど、新しい状況に慣れるのに人より時間を要する私は、どん底からやっと顔を上げたところだ。前回の通院で処方された頓服薬を飲みきり、イレギ...

  • 涙雨

    もうすぐ亡き同居犬の4回目の命日が来ると思い出に浸っていた平日の夜遅く、想定外の知らせを受けた。私にとって生きる支えの一部となっていた、かけがえのない存在が突然もう会えないところへ行ってしまった。私はパニック状態に陥り、勝手な行動に出た。あらぬ言葉を口走って、周囲に迷惑を掛けた。少し時間が経って落ち着いてくると、悲しみがこみ上げてずっと泣いていた。泣いているうちに一睡も出来ぬまま朝になった。私はよ...

  • 話し方の問題

    前回の記事で綴ったこと。「中高年になった現在でも、私は自分のことをすべて知らない。」図らずも今週、「知らない自分」について知ることとなった。精神科にほぼ月一度のペースで通院している。現在の主治医は4人目で、付き合いは約9年間。それ以前にかかった医師たちより長くなり、これからもお世話になるつもりでいる。長く通院してきたとはいえ、診察の際はどうしても緊張してしまう。主治医には諸手続の際に、何度も診断書を...

  • 錯覚

    飛び石のゴールデンウィークが明けて、通常勤務に戻っただけなのに週末は眠ってばかりいた。眠らないまでも同居猫を撫でたりして、ぼんやり考えごとをしていた。この頃は気分が上がったり下がったりで変動が激しい。原因は明確なのだが、自分では解決できない。先月、メンタルダウンした原因と同じだ。自分では解決できないから成り行きに任せるしかないのだが、ずっと気がかりだ。多分この気がかりは、数年続くかもしれない。この...

  • 桜を探して

    ゴールデンウィークも今日で終わり。暦通りに連休の谷間で一日ずつ仕事をした。仕事は通常通り。そこそこ家事をしては、ゆっくり休む。半年ぶりに帰省した。老いた父にタイヤ交換を手伝ってもらう。ありがたいことだと思う。1泊・2泊程度なら同居猫に留守番させることは可能だ。むしろその方が猫にとってはストレスが少ないと想像する。しかし私自身が同居猫と離れたくないのと、連れて行くと両親がとても喜ぶので、猫には申し訳...

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