ブログを初めて作りました。はてなブログのブログチャレンジ通りにやってます。よろしくお願いします。
徒然なるままに、面白いことを書いていけたらなぁ、と思っています。よろしくお願いします。
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「〇〇ダイエット」とかうだるほどありますよね~。 どうしてそんなに痩せたいのかは、それぞれ理由があると思うが、とにかくその手の本は紀伊国屋書店当り行けば、小さな書店ができるんじゃないの?と思うぐらいにある。 売れるから書く人が多い。興味のある人が多いから書く人が多い。 まぁ、商売の基本ですな。 しかし、私は個人的にこの「〇〇ダイエット」が売れる理由がわからない。 どーーーしても痩せないといけない患者さんを見る機会が多い。しかし、それは、命がかかっているので、「あら最近太っちゃったわ、ちょっとダイエットでもしようかしら」的なうちのオカン程度の本気度ではない。 そういう、本気度の高い人が痩せるので…
20代から理学療法士の世界に足を突っ込んで20年余り、リハビリテーション一筋で生きてきた。 障害とはなんぞや障害を障害でなくする方法とは? 日々悩み、患者のために何ができるのか?理学療法とは?リハビリテーションとは? を考え抜いてきた日々だったように思う。 病院の中に鍼灸師さんや柔整師さんがたくさんリハビリテーション部におられた時代からすると、本当に医療(リハビリテーション)の世界は目まぐるしく変化した。介護保険制度発足時は、ケアマネってなんだ?から始まり、疾患別リハビリテーションの発足。本当に制度が変わるごとに、患者さんのニーズからどんどん医学的リハビリテーションは離れていったような気がする…
先日の会議で、理事長兼病院長様からのありがた~い、お言葉をいただいた。 「認知症がなくて、病状の悪くない手のかからん元気な高齢者を老人保健施設や療養型施設に入れろ!!外来や通所施設に通っている元気な高齢者を根こそぎ入所させるようにせんかい!!入所させて車いすに乗せていたらすぐに寝たきりなるやろう、介護度も重度になって儲かるやないかい。リハビリテーション部の奴らは何を治してくれとんねん、売上上げる邪魔ばっかりしやがって!!チラシでも配って、早急に入所させーーい!!!」 要約すると、そんな感じ。 怒髪天を衝く勢いで院長様にお叱りを受けた。 医療職の私としては、不幸にも病になられて、障害を負われた方…
障害を負われた患者さんのご家族に病気の特徴や特性、生活上の注意点や工夫を我々理学療法士は伝えるというお仕事がある。 例えば、「家の上がり框に手すりがあると便利ですよ。」「お風呂は手すりだけじゃ心もとないので、こんな道具を使いましょう」「外を歩くときはこんな道具が〇〇さんにはあってますよ~」等々 起き方から話し方聞き方に至るまで、その患者さんが便利にかつ身体能力が落ちないように、ご家族に伝える。 このことは「家族教育」「家族指導」等の言葉で表されることが多い。 身体機能を上げる方法として「家族教育」のエビデンスレベルはトリプルA。つまり、とっても有効な手立てであるという事です。 先日他事業所の介…
リハビリスタッフ男子たちがなにやら、楽しそうに笑っていた。 話の内容はよくわからなかったが、あきらかにエッチな匂いのする、笑みを零していてる。 私がワカランチンの顔を彼らに向けると、話をしていたリハ主任が若い2年目スタッフを指さして 主任「部長聞いてくださいよ。こいつがとんでもないことを・・・」 と、恐れと茶化しをないまぜにした口調で声を震わせた。2年目スタッフは、両手で自身の体を抱きしめるようにして、腰をくねらせ、よじれるように悶えながら、 二年目「インフルエンザの予防接種行ってきたんです。」 と言うのだった。 気持ちが悪い。 何より、若くてくそが憑くほど真面目で、男前で仕事のできるできるス…
大手介護系企業の講習会で、嚥下リハビリテーションを在宅で積極的に行っておられる先生。という触れ込みで紹介されて壇上にお立ちあそばしたのは、なんと「訪問リハビリマッサージ」という業態でお商売している。按摩・マッサージさんだった。 おいおい。突っ込みどころ満載である。 嚥下リハにおいては、言語聴覚士という立派な国家資格があって、日々嚥下と闘っているリハビリテーション専門職が居られるのを差しおいて、按摩さんが嚥下の講習。専門性もへったくれもあったもんじゃない。 会場にお集まりの介護支援専門員さん達もこぞって、医療のことはほとんど知らないので、 「嚥下のリハビリは按摩さんがするのか~。ふむふむお勉強に…
「病と闘う医師には3つの武器がある。まずは言葉の武器。はじめに言葉ありき、言葉は神とともにありき。できることなら言葉の力で病気を治すのが一番。2番目に薬の武器。どうしても言葉だけでは治らないときにやむを得ず薬を使う。そして3番目がメス。どうしても言葉や薬だけでは治せないときにやむを得ずメスをふるうべき。この、言葉・薬・メスはその順番に大事なものであり、その順番を決して間違えてはいけない。」 慈恵医科大学内科教授「阿部正和」先生の至言である。 これじゃ~。お金にならないじゃ~ん。って声が聞こえてきそうですよね。 検査、薬、手術。とにかく金、金!!お金が欲しくて医者になったのだから、当然でしょ!!…
そもそも、 リハビリテーション治療とは? リハビリテーションとは? リハビリテーション専門職とは? 理学療法とは? 的なそもそも論をする療法士が多い。私的には今更感がぬぐえないが、とにかく、なぜか、理学療法士たちは、そもそも論が好きなのである。 語源は?とか元々的なやつが大好物である。 で、その議論から結局何が生まれてくるかと言うと、どうせ俺たちは・・・的な議論に終始する。 なんじゃそりゃ? 知り合いに相談すると、そもそも論をする人たちは、壁があった時に立ち返る作業をする。立ち返えって、壁を俯瞰するためにそもそも論をするのだ。という。 ふむふむなるほど。と思って話を聞いていたが、話には続きがあ…
紆余曲折あって、私は、現在、鍼灸の勉強をしている。 クラスメイトが声を合わせて 「リハビリテーション概論の授業が意味がない。役に立たない」 と言っていたので、理学療法士の私としては、聞き捨てならないではないか。 私は、リハビリテーション専門職なので、リハビリテーション概論の授業は既得なので、受けていない。 そこで、いったい、どんな勉強をしているのかとクラスメイトに聞いてみた。 ノートをペラペラと読ませてもらうと。 ICFやBI、FIMと言った、リハビリテーション治療を行う上での基本的評価だった。つまり、それらは、簡単に言うと、人の生活を構成している行為を分析するツールである。 人の生活を分析で…
「ハメマラ」「ハメマラ」と連呼しながら、男性患者さんたちが何やら、にやにやと笑みを浮かべていた。 「ハメマラ?」 私は、頭上にはてなを浮かべて、小首をかしげていると、一人の患者さんが、 「ハメマラや、先生知らんのか?男はみんな知ってるぞ」 と言うのだ。 「すみません。語彙がないもので。初めて聞きました」 と答えると。患者さんは、 「ハメマラや。よう考えてみ。歯、目、」と言いながら、自分の歯や目を指で刺していき。最後に私の股間に手を伸ばし。 「マラや!!!」 と言って股間をつかむのだった。 「なんなんですかそれは?」 いきなり股間をつかまれて動揺を隠せないまま、何とか聞き返した。 「男があかんよ…
今日、判定会議の結果。介護度4から要支援1に判定が降りた利用者さんがいた。 寝たきり状態から歩いて畑仕事ができるようにまでなって、私達療法士たちはこぞって、 「よかったね。良くなって」 と賛美したが、ご本人は、不満たらたら。 本人も家族もケアマネもみんな、 「リハビリのせいで、介護度が軽くなってサービスが受けれなくなった」 と、ご立腹。 ケアマネは生き込んで 「もっと悪く書きますので、すみません。再判定してもらいますので!!」 とのこと。 (おいおい、そこは謝るところじゃないでしょ。あなたは正直に認定調査したのだから、褒められることをしたのだよ。どうして、そこで謝る?) 年寄りも年寄りで、 「…
またまた、悲しい話を聞いてしまった。 リハビリテーションに力を入れていて、自立支援型介護を実践している通所介護事業所の管理者さんが、 「うちは、利用者を良くしてしまうので、介護支援専門員から疎まれて、人気ないんですよね~。」 と言うのだった。 高齢者の状態が良くなると、介護支援専門員は書類を書き直して、ケアプランを作成しなおさなければならない。非常にめんどくさい。また、介護度が軽くなると受けられるサービスが減るので、ケアマネはとても嫌がる。とのことだった。 なんだかなぁ~である。 ならば、ケアマネと言う職業は、サービスをたくさんはめ込んで、高齢者の生活力をそぎにそいで、寝たきりを作ることが使命…
オカンと居酒屋に飯を食いに行った時の話である。 居酒屋に入ると、30人ほどの若人たちが、やんややんやの宴会をしていた。若人たちは、ことあるごとに「そーりゃ、そーりゃ」の大合唱をしていた。 私の住む地域は大阪でもだんじりバカ(ダン吉と私は呼んでいる)の多く住む地域である。 今は、9月10月のお祭りラッシュが終わり、一息ついた頃合いである。なのになぜ? 「なんで、祭り終わったのに、ダン吉らこんなんやってんねん?」 と私がオカンに聞くと 「打ち上げや、祭り終わって、次の週はなんやかんやあんねん。せやから、祭り終わって2,3週間後ちょうど今の時期に打ち上げしよんねん」 とのことだった。(私は若いころか…
今日も今日とてQ&Aのお時間です。 ご質問 メガネ屋さんに聞いた話で、補聴器ってお客さんがいかに積極的に「聞こえたい!」と思ってるかで調整の仕方や商品の進め方が違うって。家族から半ば無理やり「耳遠いから」と連れて来られた人はあかんそうです。 リハビリテーションも、本人の前向きな気持ちあるかないかでも効果違うんでしょうね本人参加の戦いってことなんやろか。 お答えしましょう。 治療には投薬治療や手術等の治療法がありますが、これらは、受動的に「してもらう」治療法ですね。 薬は飲むだけ。手術は寝てるだけ。ほとんど努力はいりません。 しかし、リハビリテーション治療だけは、患者さんの「元の生活に近づきたい…
今日スパにきていたら、交流磁気療法というのの体験会をやっていて、試してみました。自然治癒力を高め、脳梗塞の後遺症も治るとか、どうなんでしょう? とご質問をいただいたので、今日はQ&A的にやってみよう。 あの手の電気治療器の宣伝文句というのは、薄い関係性を拡大して宣伝するもんなんです。例として認知症で説明してみましょう。 青魚に含まれる、DHAとEPAは認知症予防に役立つ!!なので、DHAとEPAのサプリメントを買うのだ~。と宣伝文句をつけます。あたかも、DHAとEPAを摂取すれば、認知症にならないように聞こえますよね。そこが、宣伝文句を作る人の上手い所です。しかし、実際は、日本人は海に囲まれた…
耳が聞こえにくくなってきておられる、患者さんに。 耳が聞こえにくくなってきているんじゃないですか? と聞き、テストをするとやっぱり聞こえ辛そうだった。 私:耳鼻咽喉科行って補聴器考えてみたら? 患者さん:補聴器は持っているが聞こえ辛いんだ。壊れてんだよ。 私:修理したら? 患者さん:嫌だ 私:どうして? 患者さん:金がかかる。 何故か補聴器の調整を嫌がる人が多い。歯もそうだが、高齢者は、目、耳と歯にお金をかけたがらない。 車に関しては、固執度が高く、車、車と大騒ぎするが、目、歯、耳に関しては、極端に嫌がる。 私:車をやめたら、お金が浮くんじゃないですか? 患者さん:車はいるんだよ!! と、ご立…
みんなで、飲みに行ったとき、知人の40代女性が、 「最近、耳が聞こえにくいんだぁ。病気かな?」 と私に聞いてきたので、 「若いのに聴神経衰えちゃってんだね。加齢決定!」 と、お茶目に答えると。 びーーっくりするぐらい怒られた。 どうどう、と何とかなだめて、 「ほ、ほら!宇治抹茶ソフトだってよ。竹村かな?上林かもよ。とにかく。すげー。すげー。食べる?」 と話をはぐらかすと、ソフトクリームを食べて機嫌がすっかり御治りあそばしたので一件落着。 いやー。女性と話すときは慎重に! こういうところが、私が女性にモテない理由なんだろうな。反省(笑)
肩が痛い。足が痛い。腰が痛い。歩きにくい。起きるときにふらつく。等々。 アラフォー世代になると、周りの人たちも同じように年を取り、体の不調を訴えるようになる。 私が、理学療法士をやっているのを知ってか、知らずか、飲みに行っても同じような体の不調を聞くことが多い。 こんなところで、愚痴ってないで、治せばいいのに。 といつも思う。なぜ人は、不具合を人に言うだけ言って、治そうとしないのか? いつも不思議に思っている。 足が痛い。痛い。と訴えて、何もしない人は、なぜだろう? 痛いのが趣味なのだろうか? つい先日も、知人が足の小指が痛い。とあまりにもしつこく言うので、 「趣味で痛みを飼っているんじゃなか…
私が、「あの患者さんの障害は強いね。勝てるかな~?」と漏らしていると、 それを聞いていた、新しく入ってこられた介護福祉士さんに「勝負なんですか?」と不思議そうに聞かれた。 「勝負です。患者さんの抱えている障害を取り除くことができるかできないかは、療法士と障害の戦いなのです。」 と答えると。介護士さんは驚いた表情を見せていた。 なるほど、介護士さんたちは障害と戦うという意識が無いんだな。と改めて納得した。 療法士たちは医療職であるがゆえに障害を取り除くために日々戦いを挑んでいる。 障害は本当に手ごわい。痛み、痺れ、麻痺、疲労、拘縮、骨変形、胸脇苦満、意欲低下、自殺願望、認知機能低下、嚥下機能低下…
とあるブログで、理学療法士や作業療法士の敬称は「先生」か「さん」かで、アンケートがとられていた。 先生か先生でないかの議論が近年多く聞かれるようになってきているが、私の持論では、やっぱり「先生」である。 何故か? 知らないことを教えてくれる人が先生でしょ? お花の先生も、お茶の先生も習い事に行けば、お料理教室だって先生ですよね。 その理屈でいけば、障害を負ってできなくなったことを、「できる」ように教えてくれるのが療法士なのだから、やっぱり、患者さんからしたら、「知らないことを教えてくれる先生」と言うことになる。 理学療法士のことを「運動屋」・「体操のお兄さん」と定義すれば、「さん」になるのかも…
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