ありがとうございました

令和4年7月ご無沙汰していますはよはよ星人が地球からいなくなって3ヶ月が経ちましたはよはよ星人の四十九日法要も済みましたはよはよ星人のいなくなった家はというか町は実はとてもとても静かだったことに気付きましたはよはよ星人の出す声や音テレビの音気配すべてがずっとうるさかったのですこんなに心穏やかに暮らせる日が来たことが信じられません介護の最中に夫も私も追い詰められていてひどいことを言いあいましたがそれはどちらも触れません蒸し返さないのが正解だと思いますはよはよ星人の介護が始まってから一度もお見舞いも、私たちへの気遣いの電話もなにもなかったのに葬式にきて涙を流して私たちを驚愕させた義妹文句も言わない代わりに何もしなかった義弟死後押し入れで見つけた大量の服と旅行やカラオケで歌う様子の写真の数々好きなことができるだ...ありがとうございました

さよならはよはよ星人⑪

令和4年4月はよはよ星人は星に還りました昨年の秋からの出来事をお話したいと思います4月上旬昼食を済ませて休憩していたときでした夫の携帯電話に担当医から電話がかかってきましたはよはよ星人の血圧が下がってきたという連絡でした来れるなら病院へ来てくださいと言われ夫私春休み中だった娘で病院へ向かいました夫の弟にも連絡しました実は前日も血圧が下がったと呼ばれていました早朝に呼ばれ病室で数時間過ごす内血圧が上がってきたので帰宅していました病院についたばかりのときはまだ目をあけて口を動かしてなにかを言いたげなはよはよ星人でしたが次第に血圧が下がり夕方に亡くなりました間際まで付き添えたのですが一旦それぞれの家に帰った私と娘、夫の弟は臨終に立ち会うことはできませんでした夫が一人ではよはよ星人を看取りましたさよならはよはよ星人⑪

さよならはよはよ星人⑩

令和4年4月はよはよ星人は星に還りました昨年の秋からの出来事をお話したいと思います令和4年3月2月末に10数回目のステント交換をしたはよはよ星人手術は成功しましたが退院することができませんでした食欲がなくなり起き上がれなくなりました黄疸で体は黄色になりましたがんのせいか、肝硬変のせいか痛みに顔を歪めていましたそのうち声も出なくなりましたあんなに重かったのにやせ細り体重は30キロ台になったそうです最後の半月は少人数で短い時間ならいいですよと面会許可が出ましたさよならはよはよ星人⑩

さよならはよはよ星人⑨

令和4年4月はよはよ星人は星に還りました昨年の秋からの出来事をお話したいと思います令和4年2月施設に入所したのが2月上旬これからは施設と病院の往復になる予定でした半月後ステント交換のための入院の日が来ました私達夫婦が施設へ迎えに行くとぐったりしたはよはよ星人がいましたなんとか車に乗せて病院へ連れていきました胆管炎の再発でしたそれが最後の入院になりましたさよならはよはよ星人⑨

さよならはよはよ星人⑧

令和4年4月はよはよ星人は星に還りました昨年の秋からの出来事をお話したいと思います令和4年1月から2月はよはよ星人が入院、ステント交換の手術をしたのが年末年明けに内科からレスパイト病棟へ移り一年ぶりの介護度の認定調査を受けたのは1月上旬でした結果を待っている間に私達夫婦はケアマネさんの紹介してくれた施設の見学に行きました空きがありいつでも入所できることになりましたはよはよ星人への説得をするため病棟で面会させてもらいました私達なりに言葉を選んで説明したつもりでしたが結局はよはよ星人はよくわかっていませんでした介護度は要介護2でした2月上旬にはよはよ星人は入所しました病院から直接施設へ連れていきました食堂のテーブル前の車いすに座っていたはよはよ星人が帰ろうとする私たちに「帰るのは家じゃないの？」と言いたげな表情をし...さよならはよはよ星人⑧

さよならはよはよ星人⑦

令和4年4月はよはよ星人は星に還りました昨年の秋からの出来事をお話したいと思います令和3年12月早朝の鍋をつまみ食い事件を夫に告げ「もう、家でみるのは無理」と言うと夫はそうだなとあっさり言いました内心驚きましたがあとで考えると夫も限界だったのかもしれませんその日はデイサービスでクリスマス会だったので普通に送り出しました大好きなカラオケができて上機嫌で帰ってきましたその翌日はよはよ星人はH病院内科に入院しましたその日に入院すれば年内に内視鏡手術をして容態が悪くなければ退院して年末年始を家で過ごせると担当医が考えてくれたからです前回のステント交換から考えて何もしないで年を越すのは危険だったのです私達夫婦はそのまま施設に入所してもらう心つもりではよはよ星人を病院へ連れていきました内視鏡手術は成功しましたが今までよりす...さよならはよはよ星人⑦

さよならはよはよ星人⑥

令和4年4月はよはよ星人は星に還りました昨年の秋からの出来事をお話したいと思います令和3年12月年内最後の入院の前日朝私が階下へ降りて行くとはよはよ星人が台所のガス台の前に立っていましたいつもは4点杖を持って歩いているのに杖はありません薄暗がりの中でしっかり立って前夜の私達の食べたお鍋の残りをお玉ですくい直に口をつけて食べていたのですお鍋は塩分が多いので宅配ののおかずと私の作った味噌汁やはよはよ星人の欲しがる漬物などを出していましたはよはよ星人は私に気づくと勝手に食べてごめんと謝りました私はもし自分がもうすこし遅く降りていったら盗み食いに気づかす自分が食べていたのかもしれないと思い激しく動揺しましたはよはよ星人に介護が必要だと感じた時から私ははよはよ星人を一度も叱ったことがありませんでしたがこの時は静かに怒りま...さよならはよはよ星人⑥

さよならはよはよ星人⑤

令和4年4月はよはよ星人は星に還りました昨年の秋からの出来事をお話したいと思います令和4年12月はよはよ星人はデイサービスでのおしゃべりと機械浴が大好きでした家ではベッドで横になっているのがほとんどでしたがデイサービスでは介護士さんが横になって休むように声かけしても聞かなかったそうです体を動かしたりおしゃべりしたりときにはカラオケしたり気持ちが張っていたので元気に過ごせたのかもしれません10月からは毎月胆管炎を起こしていました年末年始を無事過ごすために、と12月21日に入院することになりましたさよならはよはよ星人⑤

さよならはよはよ星人④

令和4年4月はよはよ星人は星に還りました昨年の秋からの出来事をお話したいと思います令和3年11月手持ち無沙汰になるとお茶を飲みたがったはよはよ星人説明してもなぜ水分量を減らさなくてはならないのか理解できないようでしたこっそり洗面所で空のペットボトルに水を入れようとしていることがありましたさよならはよはよ星人④

さよならはよはよ星人③

令和4年4月はよはよ星人は星に還りました昨年の秋からの出来事をお話したいと思います床に倒れて起き上がれず寝たまま粗相した一件のあとケアマネさんに教えてもらい人を床から起き上がらせるコツをおしえて貰いました10月、11月、12月ははよはよ星人は毎月入院しました全て病名は胆管炎でした暇さえあればお茶を飲みたがり水分の取り過ぎで体が浮腫んでいたので軽い水分制限をすることになりましたすると体がすっきりして体重が減りコツも覚えたので扱いやすく起き上がらせられるようになりましたさよならはよはよ星人③

さよならはよはよ星人②

令和4年4月はよはよ星人は星に還りました昨年の秋からの出来事をお話したいと思います令和3年10月シモのお話なので苦手な人は読まないでくださいね10月から年末にかけて私達夫婦の仕事は繁忙期です夫の外回りの予定が夕方や夜に入ることが増え私一人ではよはよ星人の様子を見ることが増えましたある日の夕方またはよはよ星人がベッドのそばで倒れ込んでしまいました「トイレに行きたい」と言います私だけではどうにも動かせず夫はあと二時間は帰ってこないのですパニックになった私は夫に電話しました電話の向こうで夫は「放っておけ」とキレながら言いましたはよはよ星人は肝性脳症を防ぐためお腹が緩くなる薬を飲み腹水を減らすため強い利尿剤を飲んでいました我慢していましたが横になったまま尿も便も出てしまいましたリハパンから色々滲み出てきて匂いが部屋中に...さよならはよはよ星人②

さよならはよはよ星人①

令和4年4月はよはよ星人は星に還りました昨年の秋からの出来事をお話したいと思います令和4年9月この頃からはよはよ星人は発熱を繰り返すようになりました熱があると足がふらつくようになりベッドから足を下ろすときや段差などで足が踏ん張りきれずそのまま滑って尻もちをついたり体が横になってしまいましたバタリと倒れるわけではなかったからか骨折は一度もしませんでしたさよならはよはよ星人①

はよはよ星人、星に還る

令和4年4月はよはよ星人は宇宙に還りました胆管炎を繰り返し黄疸、腹水、癌の痛みに苦しみました60キロ以上あった体重も最期は40キロを切り痩せ細っていましたが最期の日まで彼女らしさいっぱいでしたこの半年通院や身の回りの世話が辛くてここで打ち明ける気力もなかったのですがせっかく作った場所なので振り返り書き記したいと思いますはよはよ星人、星に還る

発熱

令和3年9月胃カメラ検査は保留のままですはよはよ星人は9月中頃から発熱を繰り返すようになりました朝は平熱ですが午後から熱が上がって夕方からよるにかけてが高く高い時は8度台です暑いのに寒い、寒いと言って服を着すぎるせいか癌による腫瘍熱か繰り返した胆管炎の治療で胆管が広がっているので軽い炎症を起こしているのかどれが原因かわかりませんでも言葉がはっきりしてて食欲があるのでそんなに心配していませんデイサービスも発熱初日は早退しましたがその後は「風邪の発熱ではないようなので預かります」と対応してくれています発熱

胃カメラ検査の話⑤

令和3年8月胃カメラ検査当日お茶と水以外は何も口にしてはいけないのに牛乳を飲んでいたはよはよ星人それがわかったのは本人の長年の悪癖ちぎったゴミをその辺に捨てることからでした夫に「牛乳飲んでしまってるから病院に電話して検査できるか聞かないと」と伝えるとはよはよ星人に確かめに行った夫が激怒して戻ってきましたというのも朝の飲み薬は飲まさなくていいかと話していたのに夫は朝6時に起きて薬だけ飲ませていたのでしたしかもはよはよ星人の牛乳を飲んだ言い訳が「薬を飲んだら喉が渇いたから牛乳を飲んだ」だったのです病院に電話すると胃カメラは延期となりました中止ではなくて延期して○日にしましょうと看護師づてに言ってくる担当医「家族が絶食させるのは無理だ、検査するなら前の日から入院させたい」という夫吐血は怖いけどもう検査しなくていいと思...胃カメラ検査の話⑤

胃カメラ検査の話④

令和3年8月胃カメラ検査当時の朝燃えるゴミの日だったのでゴミ出しをした後いつものようにゴミ出しのついでに敷地内に落ちているはよはよ星人が過去二十数年間にポイ捨てした小さなゴミがないか探しているとはよはよ星人の頼んでいる宅配牛乳のビニールの蓋の切れっ端が落ちていましたそれは昨日にはなかったゴミでした私は軽くキレて注意しに行きましたはよはよ星人に牛乳瓶の蓋の切れっ端を見せて「私はあなたが捨て続けたゴミを毎日拾っているんですよどうしてこういうことするんですか?ゴミはゴミ箱に捨ててください」言葉は抑え気味だったものの言いたいことを言ってスッキリし洗濯物を干そうと2階に行って数秒・・・はよはよ星人、牛乳飲んじゃった!?胃カメラ検査の話④

胃カメラ検査の話②

令和3年8月半月後の胃カメラ検査のために朝晩の検温をすることになりました忘れないように2週間朝晩検温するのは結構面倒でした検査までに吐血すれば静脈瘤ができているのがわかるから検査しなくて済むのになんて酷いことを考えていましたいよいよ明日が胃カメラの検査の日夜8時から絶食です夫は「お茶と水以外は口にするなよ」とよくよく言い聞かせていました胃カメラ検査の話②

胃カメラ検査の話①

令和3年8月月頭の内科での診察で担当医が「前回から一年以上経っているのでそろそろ胃カメラを撮りましょう」と言いました医者が定期的な検査を勧めるのは当然ですし検査しないことで突然吐血されても怖いのですが私は内心検査すれば何か見つかってまた新しい治療が始まってしまうかもと思い検査を断ればいいのにと思いましたが夫は検査の日を半月後にとお願いしてしまいました後で家では「あの医者はなんで検査勧めてくるんだ、もうしなくていいのに」と言うのですもう80前でどのみち肝硬変は末期肝臓に癌もある積極的な治療はしないという選択もあると以前話したのになぜその選択をするのか自分が選んでおいてなぜ医者に不満を言うのかでも私が強く言ってやめさせる勇気もないのです二週間朝晩検温することになりました胃カメラ検査の話①

ご無沙汰しています、はよはよ星人は元気です

しばらくブログを書く元気がありませんでしたはよはよ星人は腹立たしいほど、元気です正確に言うと口だけが元気でまともに聞いていると不愉快だったり意味のよくわからないことを言ってます足のむくみがひどくなってきました食欲が少し減ってきているように感じます黄疸はまだ出ていませんトイレは一人で行けています夫ははよはよ星人に深く関わるようになって3ヶ月かなりストレスがたまってきています私ははよはよ星人に直接関わることは極力避けてます洗濯やデイサービスの支度食事や薬の用意はしますが「ベッドから起き上がらせて」と言われても「最初に足を下ろせば一人で起き上がれますよ」と返して触れないで済むよう逃げています「腰が痛くなってしまうから」と言いますが元気なはよはよ星人に嫌悪感がわいて体に触るのはよほど体調の悪いときしかしませんはよはよ星...ご無沙汰しています、はよはよ星人は元気です

やっぱり染めたがる

令和3年7月下旬はよはよ星人が最後に美容院に行ったのは今年の1月でしたその時は携帯電話を使って美容院に電話ができたのです美容院の店員さんが車で迎えに来てくれていましたその後は肝性脳症のせいでちょっとぼんやりしていた時は髪は染めずに真っ白にすると言ってデイサービスで申込むカットのみだったので真っ黒に染めた髪の毛が赤茶色に変色した部分と白髪が混在していました5月から肝性脳症の治療がなされたおかげで頭がしっかりしてきたはよはよ星人「やっぱり頭を染めたい」と毎日しつこく言うようになりました病院の送迎とデイサービスへの身支度薬や食事の世話洗濯さえもできないのに以前のはよはよ星人の性格そのままです遠慮や我慢を知らないのですやっぱり染めたがる