東の春日奥山を眺めれば一気に「山笑う」中国北宋の山水画家「郭煕・かくき」が画論『臥遊録』に生き生きとして明るい春の山を擬人的に言い表し「春山淡冶 (たんや) として笑うが如し」からでそれに続き、それぞれの季節の山を表現する言葉が生まれたとされる「夏山蒼翠(そうすい)にして滴るが如し・・・・「山滴る(夏)」秋山明浄にして粧うが如く・・・・・・・・「山粧う(秋)」冬山惨淡(さんたん)として眠るが如し」・・・・「山眠る(冬)」残り少なくなった四月最後のお稽古は五人揃うので花月をせっかくの透木釜の季節まずは炭付き花月をと考えているこの花月、四月に入って二回目になります先日の一回目は『廻り炭』『濃茶付花月』と予定をしていたのですが・・・あまりに久しぶりの花月にまずは〝平花月をいたしましょう"と始めましたが、スム-ズ...炉最後のお稽古は花月