庭で宇宙船を見つけた。 宇宙船といっても、とても小さい。よくできたプラモデルみたいだ。 中から、宇宙人が出て来た。 宇宙人もとても小さくて、可愛いお人形みたいだ。 何か言っていたけど、声が小さい上に宇宙語だからちんぷんかんぷん。 どうやら宇宙船が壊れてしまったみたい。 宇宙人は、なかなかの美少年だった。 エメラルド色の瞳がとてもステキ。 私は、宇宙人と暮らし始めた。 小さなお部屋にベッドを作り、ミニチュアの椅子や食器を買ってきて与えた。 料理を小さく切り分けてあげたら、あっという間に平らげた。 ペットを飼っているみたいで楽しかったけど、宇宙人はちっとも私に懐かない。 そもそも言葉が違うから、意思の疎通ができない。 少しでも地球の言葉を覚えさせるために、本を読んであげようと思った。 だけど私の部屋にはマンガしかない。 「名探偵コナンとちびまるこちゃん、ど..