林間コースの立ち寄りスポット日ノ尾村跡の天狗神社へ到着。この村は大正8年(1919)に書かれた登山家 北尾鐐之助の「根子岳―雨の火の尾峠」に当時の様子が書かれている。日ノ尾峠の真下に17戸程の火尾村(日ノ尾村)があり、噴火のヨナ(降灰)にも負けず火山灰の土を耕し、少しばかりのトウモロコシやサツマイモなどを作っている寒村であったと当時の様子が記されていた。そこでガイドメンバーと2020年に訪ねたレポートがあるの...
阿蘇・くじゅう国立公園の麓、菊池からロードバイクを通じて阿蘇の魅力を伝えます。
天空の峠ラピュタを制した戌年の男、コルナゴ部長よ! 阿蘇を我が手中ににしてみせよとの希いには、 COLNAGOに打ちまたがってみせ、 いとも易々、神々の里、火塊(マグマ)の地を駆け抜ける。 ご存知、阿蘇自転車旅の名人、 カルデラの今日はどこまでいったやら。
今年の軽木さん主催のヒルクライムレースは中止、理由はコースとなる坊中線の観光客が引ける16時からのスタートだったが、インバウンドを含む観光客が異常に多くて、その時間になっても車が多いということだ。代わりにJAZZLIVEを開催される。なので時間までサイクリングを愉しんで、聴き手を非日常へと誘う音楽の聖地、カルキBARで一杯やりながらジャズに酔うなんて最高じゃない。19歳でハリウッド旅立ち、6年間在住しロサンゼルス...
阿蘇カルデラの北側、阿蘇谷のほぼ中央に独立した3個の小高い丘のような山体がある。ひょっこりひょうたん島と2つの島という感じにも見える3つの山は、本塚・北塚・灰塚と呼ばれ、総称して本塚火山と呼ばれている。昨年12月にASO田園空間博物館主催で阿蘇ジオパーク推進協議会の永田紘樹学芸員さんを講師に、阿蘇カルデラの成り立ちを学ぶ牧野ガイドスキルアップ講座が開催され、本塚で地層を見ながら屋外講座が開かれた。永田さ...
今年も年に1度だけ走ることができる南小国町の一目山と、3000匹の鯉のぼりが空にふわふわ泳ぐ「一目山ヒルクライム&杖立温泉鯉のぼりライド」を案内してきた。一目山(ひとめやま)は放牧地になり通常は立ち入ることはできない。しかし、牛が麓に降ろされ、野焼きが終わった今の時期に、地元の自転車乗りの佐々木さんが牧野組合に許可を取られ、山肌が剥き出しになった牧野の道を走る貴重な体験ができる。今回も4月1回目の阿蘇満...
5月、ミヤマキリシマの開花で山肌がピンク色に染まると仙人が酔うほど美しくなることから名が付いた仙酔峡へ行って来た。場所は高岳北麓の白い仏舎利塔が目印で道の駅阿蘇から.5kmと近い。アクセスは国道57号の仙酔峡入口交差点から仙酔峡道路か、旧道で最初の信号から仙酔峡道路に入る。仙酔峡入口交差点から標高約900mの頂上駐車場まで6.1km、平均勾配6.2%、最大斜度15.5%となる。頂上の駐車場の先で折り返しになるが阿蘇...
軽木さん主催のヒルクライムレースは今年中止となり代わりにJAZZ LIVEが開催される。理由は阿蘇観光のメインルートなる坊中線で観光客が引ける16時からスタートだったが、最近は異常に車が多く夕方になっても交通量が減らなくなったからだそうだ。それに代わる音楽イベントというのが軽木さんらしい。今までも街中コンサートなど手掛けられ演奏されることもあったが、多くは友人の音楽仲間を阿蘇に招き、自ら音響など裏方に徹して...
地元食材の料理とワインの店、コントルノ食堂が4月末をもって熊本市内に移転することになった。菊池の若手農家が作る肉、野菜、果物、小麦粉を素材にした「イタリア家庭料理の店」が、昔ながらのスナック6軒寄り添う温泉街の一角にオープンしたのは8年前の2015年9月だった。菊池の風土を活かした農業に挑戦する2代目、3代目の若き農家と、オーナーシェフ菊池健一郎さんのマリアージュは衝撃的で私はすぐにコントルノ食堂のシンパに...
今年もやるよ、一目山ライド。野焼きのあとの色彩のない一目山の道、のどかな小国の農道、おばちゃんたちが力一杯働く木魂館のランチ杖立川の宙に泳ぐ色鮮やかな鯉のぼりも行くかも。冬の間ご無沙汰だった懐かしい人との出会いも楽しみだ。弱虫ペダル愛好会の皆さんと阿蘇満喫モニターライドの共同開催、ルートは小国の佐々木さんに決めてもらい、メインは通常は立ち入ることができない一目山の牧野道。昨年の募集はそれぞれ15名だ...
韓国は釜山に行っていた。海鮮料理を食べに20年前から行っている。直近は2020年2月だったのでちょうど3年振りになった。博多港に着くと真っ赤な流線型のJR九州の新型高速船「クイーンビートル」には驚いた。世界初の80m級のトリマラン(三胴船)で、定員は従来ビートルの約2.6倍の502席、全長は83.5m、時速70km、福岡~釜山を3時間40分で結ぶ。デザインは「ななつ星in九州」を手がけた水戸岡鋭治氏。船に入るとすぐのところにス...
2019年7月から道の駅阿蘇で毎月2回、阿蘇満喫ライドを開催するようになって今まで何人くらい案内したんだろう。定員は20名で少ない時は2名の時もあったが、下城さんや井上君、ミユキさんのサポートがなければできるものではなかった。そこで以前、下城さんや自転車仲間と開催した私のホームコースの菊池・山鹿を走るライドに菊池のグルメ付きで井上君とミユキさんを招待した。前夜は菊池の食材でイタリア家庭料理を提供するコント...
菊池の旅館の頃からだから12年以上前からお付き合いしている自転車仲間が阿蘇に来られた。神戸からOさんと1週間後に岐阜の大久保さんは奥さんと一緒に寒い阿蘇に来られた。それぞれ理由があって、Oさんは定年退職の報告と阿蘇に移住を希望されていたが、空き家と農業以外の仕事が見つからなかったので、あと3年神戸で過ごして阿蘇移住の計画を立てるということだった。Oさんは救急救命士の仕事だったのでアウトドア関係の人材には...
阿蘇竹田モニターライド2日目のレポート宿泊した一竹は快適で朝食も和洋から選べて満足だった。熊本市から参加の女性は広瀬神社近くのホテルつちやだったがこちらも快適だったそうだ。天気は快晴、数日前の予報に反して見事な青空が広げっていた。この日は2名の方が加わり豊後竹田駅前に集合してブリーフィングを行った。この日も清永さんにガイドしていただいた。駅前の大きな地図で説明しながらコースを説明された。コピーした地...
明日、阿蘇山麓の野焼きがあるのか、延期なのか個人的予想。軽木さんの話で今日も雨がパラついたので明朝7時に決めるらしい。延期になったら外輪山一帯の野焼きと同じ3月5日開催となる。3月の阿蘇満喫ライドは野焼きに合わせて5日と12日。5日はミルクロードから外輪山の野焼見学の予定だったが、阿蘇山麓があればそちらに変更。仮に5日が延期でも次の12日開催なので千年の歴史ある阿蘇の風物詩に遭遇する確率は高い。FLUCTUAT NEC ...
昨年の11月末に大分県竹田土木事務所の清永さんより、阿蘇と竹田が連携するサイクルツーリズムの取り組みについて提案があり下城さんと視察に行った。結果は阿蘇市に隣接しながら竹田市をサイクリングするのは初めてだったが、岡城跡や城下町の風情、ダムや滝巡り、くじゅう連山、世界屈指の炭酸泉の長湯温泉など、竹田の観光コンテンツと組み合わせたサイクルツーリズムの連携は魅力が溢れていそうだった。連携のきっかけとなった...
私が担当するロードのコースは悩んだ。3~4度気温が下がる阿蘇の山は楽しくないので上らなかった。ただ、参加されたメンバーは何度も阿蘇を走られた方が多く、平地のサイクリングだけでは面白くないし、満足させることはできない。そこでスパークルの選手とせっかく一緒に走れる機会なのでいろいろ考えた末に3つの魅力あるポイント案内することにした。まずは2月になったものの県外の参加者が多いので、1年間自転車事故がないよう...
1月22日から雨天延期した阿蘇満喫ライドを2月5日に開催した。今回は道の駅阿蘇とスパークルおおいたレーシングチーム、そしてコギダス協議会が連携し、阿蘇サイクルツーリズムと新体制になったスパークルおおいたを盛り上げるために「阿蘇満喫ライドwithスパークルおおいた」として総勢37名で開催した。厳冬期対策として開催時間を10時、終了時間は15時過ぎると阿蘇は冷え込むため14時30分とし、ロードバイクのほかにマウンテンバ...
道の駅阿蘇に新しいE-MTB、電動アシストマウンテンバイクが仲間入りした。今回はトレックのフルサスマウンテンバイク「Rail 5(レイル5))2台と、パナソニックのハードテールマウンテンバイク「XEALT M5(ゼオルトM5)1台で小柄な方でも乗れるよう3台とも最小サイズになっている。それでもXEALT M5E-MTBは157cmが適正最低身長になっているため150cm前後でも乗れるようにショップでカスタムしてある。ではそれぞれ紹介しよう。...
昨年暮れに自身3台目のコルナゴが納車された。そこで自転車仲間が納車記念ライドを1月14日と15日の2日間企画してくれた。14日は私の自宅近くにあるイタリア家庭料理の店「コントルノ食堂」でお祝いの食事会と、15日は一般の方も募集してコントルノ食堂の弁当付き記念ライドというものだった。ところが15日は降水確率が高いため3日前にライドは中止したところ、当日の朝は嘘のように晴れたので、食事会に参加して宿泊された方と当日...
本日開催予定だった「スパークルおおいた」のみなさんが阿蘇満喫ライドにゲスト参加してくれるイベントは雨で延期した。降水確率が高くて4日前に下城さんと悩んだ末に中止の方向で黒枝監督に相談したところ...
1月9日、今年最初の阿蘇満喫ライドを7名の参加者を迎えて初詣三社巡りライドとして開催した。そのレポートの前に前回紹介した熊本に進出する台湾半導体企業TSMC関連の補足ニュースと、関西からやまなみハイウェイを走る交通機関として利用が多い「フェリーさんふらわあ」に新造船されたフェリーの情報について紹介する。昨年の12月13日、アップルのティム・クックCEOが熊本空港に降り立った。台湾半導体企業TSMCの巨大な建設現場に...
新年あけましておめでとうございます。昨年も多くの方に阿蘇満喫ライドに参加いただきましてありがとうございました。今年も阿蘇を楽しんでもらえるよう試走を重ねて案内するとともに、道の駅阿蘇が主催する安全講習等のガイド研修で学んだことを、みなさんにもフィードバックすることが出来ればと思っています。今年もよろしくお願いします。さて、私事ですが自身3台目となるロードバイクが昨年暮れに納車されました。いつも「モ...
恭賀新年今年もよろしくお願いします。年末に3台目の自転車がやっと納車されたので正月は山鹿方面を試走していました。1台目のCLXは2007年、次のM10が2012年、そして今回のV3RSが2022年12月でした。M10は2012年のツール・ド・フランスで8位になったピエール・ローランが新人賞を獲ったバイクで、その後V1-r、V2-R、そしてV3-RSと進化していったので思いは確定していました。厚生労働省による健康寿命は男性72.68歳、ツール・ド・...
2019年6月より道の駅阿蘇サイクルアドバイザーに就任して3年目となった2022年最後のレポート。昔から3年という区切りがあるが、小学校は3年を境に低学年と高学年があり中学、高校も3年と子供から大人になる教育については、3年をひとつの区切りとして生活してきた。『石の上にも三年』ということわざがある。『たとえ冷たい石の上でも三年間も座り続ければ暖かくなってくる』ことを表し、ご存じの通り、つらくても我慢強く耐えれば...
道の駅阿蘇がサポートする「スパークルおおいたレーシングチーム」のシーズンエンドパーティに参加してきた。今期チーム5勝、チーム総合は2位という堂々たる好成績を収め大に盛り上がったパーティだった。会場に入ると熱気ある雰囲気とともに、スパークルのメンバー全員がスパークルカラーの淡いスーツで決められていた。新たなアパレルメーカーのスポンサーからのもので他にもサポート企業が増え来季への期待が高まっていた。会場...
昨年、大分に誕生したプロサイクルチーム「スパークルおおいた」のサイクルイベント、『阿蘇くじゅうサイクルフェス』が阿蘇サイクルガイドと連携して11月26日・27日の2日間開催され、ガイドとして道の駅阿蘇の下城さんと私と、あそたんガイドツアーズの藤原夫妻が参加された。1日目は私が監修したチェックポイントをサイクリングで回遊するトレジャーハント、走行後は地元のシェフが腕を振るうスペシャルランチや、選手たちがバリ...
道の駅阿蘇から季刊発行している「あかうしのあくび」の最新号、冬号vol.33が完成した。その中で私のコーナーが毎号掲載されているのでブログ形式で紹介をしよう。タイトルは「感動の絶景ライド、冬の阿蘇の楽しみ方を教えます!」ひときわ寒い阿蘇になりましたが旬を迎えるのが牧野ライドです。MTB(マウンテンバイク)でも楽しめますが、阿蘇でレンタルできる電動アシスト付きのE-MTBツアーなら疲れ知らずで体力に関係なくグルー...
ツール・ド・SAIKIに初めてエントリーしてから佐伯が好きになって友達夫婦とリピートしてきた。前回は寿司だったが私が大会に出ている間、友子さんを車で案内してくれた地元自転車仲間から、肉も美味いとおすすめの店を教えてもらっていたので友子さんに行程をまかせて2度目の佐伯に行ってきた。昼に着く予定で菊池を出て菊池渓谷経由でミルクロードに出てミルク牧場の先から57号へ、そこからは国道だが車が少なく竹田からは自動車...
Italiassoの正月特別メニューが出ました。1月2日から受け取り出来るので正月にイタリアンの選択肢もいいかも。来店したホリエモンさん絶賛の肉料理は美味いよ!https://www.facebook.com/photo/?fbid=6248645275162004&set=pcb.6248645791828619FLUCTUAT NEC MERGITUR --- 漂えど沈まず ---...
元プロロードレーサーの宮澤崇史さんに、毎月開催している阿蘇満喫ライドにゲストとして参加していただき、翌日はe-MTBによる牧野ライドのショートムービー作成を道の駅阿蘇から依頼された。牧野ライドの動画はこれまで何度か撮影されているが、いずれも長さが数分間のプロモーション動画だったが、今回はスマホに特化したもので、サイクリストにフォロワーが多い宮澤さんのInstagramやTwitterに何度かに分けて投稿してもらい牧野...
阿蘇のテイクアウト専門店“Italiasso”のX'masメニュ
今年の8月、赤水駅から800mの南阿蘇村にテイクアウト専門店「Italiasso(イタリアッソ)」がオープンした。阿蘇の食材を活かしたパスタやサンドイッチなど飲み物と合わせても1000円以下と、このご時世うれしいお値段なのでサイクでリングの途中に何度か店先のテーブルでランチをした。シェフは横浜生まれでイタリアで4年間修行された西内涼輔さん。この店のオープンのきっかけは、共同経営者の南阿蘇で活躍されている久保さんとの...
2日目、長者原からは車で湯布院に移動し由布岳登山口からサイクリングを開始した。直前まで雨が降っていたので路面がウエットで滑りやすく、車も多いためダウンヒルで狭霧台展望所やその麓までの走行は危険と判断し、試走で確認した人や車がほとんどいない牧野道の高台へ案内した。上り始めるとすぐにこのような光景。残念ながら由布岳は雲に隠れている。左に絶景を眺めながらどんどん上って行く。e-BIKEだから全員同じペースが楽...
阿蘇から別府までのやまなみハイウェイ周辺を、e-BIKEとウォーキングで楽しむプログラム造成に取り組む東海大学の小林先生と、サイクリング初心者の参加者を想定した生徒さんを案内してきた。九州を横断するやまなみハイウェイを、サイクリングによって活かす観光コンテンツには、興味があると同時に20歳前後の目線による反応はとても勉強になった。コースは阿蘇から別府までは約100kmあるので、e-BIKEで走るエリア以外は参加者...
10月に飛騨・高山の観光を兼ねてFDA、フジドリームエアラインズの「スポーツ用自転車搭載サービス」の体験と自転車乗りなら一度は上ってみたい乗鞍に行って来た。11月にはアマチュアサイクリストの甲子園といわれる「ツール・ド・おきなわ」市民100kmに8回目の挑戦をしてきたので合わせてレポートする。飛行機輪行において自転車へのダメージが少ないプラスティク段ボールケース「バイクポーター」を貸し出してくれるのがFDAの「...
11月は月初めからサイクルイベントや牧野ライドが連日続き、10日からは6日間ツール・ド・沖縄のレース遠征もあったのでまとめてレポートする。まず、11月1回目の阿蘇満喫ライドは直前のキャンセルもあったが2名の参加者があり、阿蘇で唯一紅葉が見ることができる日ノ尾峠に案内した。スタート前に今日走るコースを「ミルクロードから扇谷展望所、二重の峠、南阿蘇から日ノ尾」と説明したら、よく参加されるオヤマさんから、「季節...
友人が昨年夏にギランバレーに発症した。その苦しさや発症の原因についてnoteに彼が書いている。病気ひとつしない生活から一気に死を彷徨う現実、しかし、厳しい治療を気力で乗り越えて幸運にも回復の兆しが見えてきた。現在、リハビリ中だか顔面麻痺はまだ顔の半分に残っており、内面では平静を装っているが心理的負荷も感じた。そんな彼の見舞いを兼ねて乗鞍遠征に行ってきた。私は沖縄のレースもあってまだレポートしていないが...
毎年 2月から3月にかけて牧草を得るため、阿蘇の草原(以下牧野)を焼く野焼きに備えて、森林や建物などに燃え広がらないよう草を帯状に刈り込んで防火帯を作る「輪地切り」体験を、町古閑牧野組合の協力のもと道の駅阿蘇により10月19日に開催されたので参加してきた。「輪地切り」は、夏の終わりから秋にかけて幅8〜10mほど草を刈る作業と、刈った草が乾いたところで燃やす「輪地焼き」作業がある。なぜこの時期かと言うと、まだ...
熊本の郷土のデパート、鶴屋百貨店前にいるのは、右からしゃりんかん奥村社長、「ツール・ド・おきなわ」市民50kmオーバー60で6回目の優勝を狙う福島雄二さん、市民50kmオーバーフォーティーに秘かにエントリーされる元プロロードレーサーレジェンドの宮澤崇史さん、市民210km優勝狙いのGINRINの木村君、そして市民100kmマスターズ7回目の完走が目標のワタシ。10日から沖縄入りして13日のレースあと友子さんとと合流、15日...
毎月に2回開催している阿蘇満喫ライドの11月23日開催に午後から宮澤崇史さんがゲスト参加してくれる。翌日に牧野ライドの撮影を兼ねて前入りで急きょご一緒してくれることになった。参加希望の方は道の駅阿蘇の下記サイトからどうぞ。あと宮澤さん情報だが、ツール・ド・おきなわ市民50km(フォーティー)に一般参加でエントリーされている。「全く自転車に乗れていないので」なんて言われていたがどんなレースをされるのか楽し...
今年で2回目となる、やまなみハイウェイの瀬の本から長者原までを清掃する「やまなみハイウェイ一斉清掃」に合わせて阿蘇満喫ライドを開催し、午前中は清掃に参加して午後から瀬の本周辺をサイクリングで楽しんできた。九州を横断するこの道は、別府の観光開発に貢献した油屋熊八が、1921年(昭和2年)に構想した「九州大国立公園実現提唱」が原点とされ、昨年構想から100年経ったことからやまなみハイウェイの環境や景観を守る様...
かぶと岩展望所一帯の西小園牧野をフィールドとした牧野ライドが旬を迎えた。ここは牧野の他にも森のグラベルライドが楽しめるところで、紅葉の季節は電動アシストマウンテンバイク、e-MTBの素晴らしさ堪能するこができる。紅葉には少し早かったが、色付き始めの広葉樹やカヤやモミの巨木、それに菊池渓谷の奥山の原生林の森に、福岡から牧野ライドにエントリーされた中学生の子供さん連れの家族を案内した。清々しいそよ風が心地...
第31回九州チャレンジサイクリング大分県大会「ツール・ド・佐伯2022」に行ってきた。例年の半分の募集とはいえ、コロナ禍で中止されていた本格的なサイクルイベントの幕開けともいえる1087名のサイクリストが全国から集まり、大分県最南端の佐伯市を舞台に、穏やかな漁村や険しいリアス式海岸から望む海や、アップダウンが続く山々、そして美しい清らかな川を眺めながら、規制されていると思えるくらい車が少ない道をサイクリング...
朝は涼しくなったが、9時を過ぎると真夏に逆戻りの猛暑になった。ただ、カラッとして湿度はないので日陰はすごしやすいが、自転車ロードレースの人気観戦ポイントは限られて、いつもより近く感じる太陽に5時間さらされた。10月1日・2日開催の「OITAサイクルフェス!!!2022」に行ってきた。会場はノリのいい音楽が流れ、グルメゾーンや最新自転車の試乗、自転車関連グッズブースにSparkleブース、そして大分駅前の4車線を封鎖した特...
佐賀県小城市の小城蒸留所は、文化年間(1804年~1817年)に創業した小柳酒造の酒蔵を、小城まちづくり観光プロジェクト合同会社が借り受けて、地域の魅力を発信するランドマーク施設として運営されており、クラフトジンの製造や江戸時代の酒蔵の雰囲気を活かしたカフェは多目的スペースとして利用されている。カフェと店舗の運営を担当されている縄田麻里さんは、小城蒸留所をベースに歴史的遺産や文化的景観を巡るサイクルツーリ...
2021年、大分県に発足した自転車ロードレースプロチーム、スパークルおおいたレーシングチーム(Sparkle Oita Racing Team)は、社会貢献活動のひとつとして大分県と熊本県にまたがる阿蘇くじゅう国立公園をフィールドとした選手と一緒に走るサイクルイベントを開催され、同公園を自転車によって活用する魅力を掲げられている。道の駅阿蘇もそのような活動に共感してチームサポートや選手のみなさんとの相互交流を深めている。県境...
大分ケーブルテレコムのアナウンサー工藤友美さんの自転車ぶらりバラエティ番組「友チャリ」の阿蘇取材を案内した。工藤友美さんは、大分ケーブルテレコムの「J:COM チャンネル大分(地上 11ch)」にて、自転車で大分県内を巡る番組「友チャリ」を担当されている。「友チャリ」は 2017 年 4 月放送がスタートし、これまでに県内17市町村を巡って自然や地域の方々との交流から大分の魅力を届けられている。工藤さんはYouTubeやInsta...
リバーカヤックの達人で、現在もMTBの選手であり、運営も手掛けられる「ミッチー」さんこと三井寿展さんのカヤック体験に今年の7月行ってきた。はじめてのカヤックは、延岡の川の美しさに感動すると共に実に面白くて、一緒に行ったあづささんは来年の予約をしたほど大満足だった。その際に宮崎県産和栗を使った「栗黒」という黒ビールをミッチーさんから頂いた。奇妙なデザインと英語表記のラベルの裏には、アルコール度数が高いた...
2日目、涼しくて気持ちいい朝だったので早起きして阿蘇の森の近くをサイクリングした。朝一の取材は阿蘇駅前のウソップ像。台湾でもワンピース人気は凄いらしい。このあとは坊中線で放牧の馬や牛を見に行った。道の駅阿蘇から5km行けば、時期にもよるが、このように多くの馬や牛が放牧されて道沿いに集まっている。アーチンさんも空さんも絶叫で感動を表わされていた。ここまで5kmの平均勾配4.4%の上りなので、疲れ知らずで気...
世界最大の半導体受託製造企業であり、台湾最大級の企業でもある台湾積体電路製造(TSMC)の熊本県菊陽町進出により、増加が見込まれる台湾人観光客向けの旅行プランとして、20~40代台湾人女性を対象にE-バイクを使った個人向け滞在型コンテンツを造成するため台湾人ブロガーに取材してもらった。プランはJR阿蘇駅に鉄道やバスなど公共交通機関で訪れた台湾人女性が、隣接する道の駅阿蘇からガイド付きのE-バイクによって、内牧温...
8月2回目の阿蘇満喫モニターライドは直前で数名のキャンセルが出て、よく参加される星さんとエツコさんの2名の参加となったので、新しく出来たオートキャンプ場を見に行ったり、牧野の道を探して迷い込んだりちょっと余裕で案内してきた。レポートの前に星さんとエツコさんのサイクルライフがとても魅力的なので紹介しよう。星さんは、今年迎えた定年を機に、封印されていた趣味のカメラを自転車に乗って撮影するフォトポタを始め...
阿蘇は甘くて生でも食べられるブランドトウモロコシも農作物のひとつだが、その焼くか茹でるか生食するトウモロコシを料理やデザートの素材にして、サイクリングとミックスして楽しむキッチンライドのモニター版を開催した。キッチンライドは、フランス菓子教室「ADU-kitchen」を主宰する清田あづささんのサイクリングとお菓子や料理作りをミックスしたイベントで、阿蘇サイクルツーリズムを体験する選択肢を広げて雨天対策にもな...
8月1日、南阿蘇村にテイクアウト専門店「Italiasso(イタリアッソ)」がオープンした。事前に電話で注文しておけば人数が多くても、待たずに店の前で食べることができるので自転車乗りにはとても便利だ。メニュは阿蘇の食材を活かしたパスタやサンドイッチなどイタリアン料理で飲み物と合わせても1000円以下とこのご時世うれしいお値段。シェフは横浜生まれではイタリアで4年間修行された西内涼輔さん。この店のオープンのきっかけ...
2019年6月16日に最初の「阿蘇満喫モニターライド」を開催して3年2ヶ月となった。毎月2回開催しているので雨やコロナ禍で中止もあったが、多分50回以上参加された方と阿蘇を走っているのではないかと思う。募集は20名だったが、コロナ禍以降は10名で現在は15名を定員にしている。募集してすぐに定員になるときもあれば、先日開催した8月1回目のライドはよく参加される田代さん1名だった。多い時には参加された方と接する機会はあま...
7月2回目の阿蘇満喫モニターライドは、猛暑を想定して日陰が多い南小国方面を走ってきた。道の駅阿蘇のサイクリスト専用駐車場に着くと、最近の暑さはなく、山に入ったら肌寒いかも知れないので、ウィンドブレーカーをトップチューブのバッグに押し込んだ。サイクリングする際には、天気や気温を事前チェックしてウェアや装備を準備すると思うが、阿蘇の天気予報は、阿蘇谷のほぼ中央部に位置するJR内牧駅近くの乙姫観測所の情報に...
7月1回目の阿蘇満喫モニターライドに異動で九州を離れられる自転車仲間を誘った。新たな赴任地は東北、気軽に帰ってくることはできないだろうから、最後に行きたいところを訊ねると、「定番ながら草千里」といわれた。最も阿蘇らしい景色ということだろうだろう、わかる気はする。走った後はこちらも定番ながら阿蘇の森のBBQで送別会をした。今回のライドで久しぶりにパンクをやったが、いい経験になったのでそのことについて紹介...
今から11年前、2011年7月24日開催の第13回サイクルマラソン阿蘇望のスタート直前の写真だ。阿蘇山頂、箱石峠、地蔵峠、俵山峠を越える120kmの大会は、毎年7月後半の炎天下に行われる過酷な大会から、「地獄の4峠越え」などと呼ばれて、不思議なことにとても人気の大会で九州内にとどまらず遠くから輪行で来られる方も多かった。私は2007年から自転車を始めたが、この大会はハード過ぎてやめたがいいと先輩諸氏から言われていた。...
2015年に公開された劇場版「弱虫ペダル」を見てロードバイクを始められた方は多いと聞く。あれから7年の月日が経ち、当時の弱虫ペダルファンのみなさんは、それぞれの道を歩まれているようだが、当時ロードバイクを輪行して阿蘇に来られた女性の方からトークイベントのお誘いがあった。その方は、スキルアップスクール、サイクリングツアー、合宿、トークイベント、自転車を扱った作品の聖地巡礼ツアーなど、個人が主催する非営利...
令和2年の豪雨で復旧中の球磨川沿いをサイクリングで案内してもらった八代の方が6月2回目の阿蘇満喫ライドに参加された。このように互いに交流して仲間を増やしていくことは自転車の最大の魅力だ。九州各地で開催されていたサイクルイベントも少しずつ再開されているようなので交流を深めるためにも今後は参加してみようと思っている。年間目標の「ツール・ド・沖縄」は11月13日だが、その前に10月9日の「ツール・ド・佐伯」の100...
6月1回目の阿蘇満喫モニターライドを梅雨入りの翌日、幸いにも自転車日和となった12日に開催した。今後の天気予報の雨傘マークからして、しばらくは雨で乗れなくなるだろうから少人数だからこそ、めくるめくばかりの多彩な風景を愉しみながら走ってきた。ご一緒したのは大分のいつも写真を撮ってくれる岩崎さんと合志市の方の2人を、私と井上君、所用で途中まで走ったミユキさんと下城さんで案内した。ブリーフィーングの自己紹介...
道の駅阿蘇のブログに紹介してもらった。かなり恥ずかしい。でもサイクルスポーツが好きな方、興味を持たれている方に対して阿蘇を訪ねてもらえる活動をしているのでとてもありがたい。記事の中にツール・ド・沖縄に出場するために、毎朝(実は最近時々)5時から朝練(という名の老人の徘徊)していることが紹介されている。そのことによく「凄いですね」とかいわれるが、実は朝走れなかった自分に対して走った自分がキラキラとし...
前回紹介したONE PIECE巡りライドの番外編。一緒によく走っている女性サイクリストもONE PIECE巡りをされていたので写真を提供してもらった。体力やサイクリングの時間に合わせて3~4カ所の銅像を回って全部の像を攻略されたそうだ。7月には10体目となるジンベエ像が宇土市に出来るので全部を巡る距離は200km近くなり、写真を撮る順番待ち等の時間を入れると1日ではちょっと無理なので、どこかで宿泊を兼ねるONE PIECE巡りライド...
明日、6月10日発売される「菊鹿ナイトハーベスト五郎丸2020」https://www.kumamotowine.co.jp/1697時々サボって朝練で通うのは菊鹿町の五郎丸のブドウ畑。ブドウの成長を見るのが楽しみで、それがあるから朝起きれて五郎丸に行っている。写真は2020年8月24日、明日発売のシャルドネ収穫2日目の朝、ナイトハーベストを終えた家入さんご夫妻と話していたら、「昨晩も星が綺麗だったですよ!」と笑顔の奥さん、そういえばここには街灯...
5月の後半はサイクルイベントが集中したのでまとめてのレポート。2022年、今年4月、熊本県南阿蘇村に学校法人 イデア熊本アジア学園 専門学校「イデアITカレッジ阿蘇」が開校した。企業から教育課程や採用ニーズを受けて、それに合わせた専門技術者を養成する「注文式教育」により即戦力となる人材を育成する学校になる。生徒は国内学生と国際学生(留学生)が共に学び、学科はエンジニアなどを目指す「ITソリューション学科」と...
「世界ふしぎ発見」のe-MTBによる草原ライドの取材が、5月3日朝6時、霧のかぶと岩展望所に集合して一帯の西小園牧野であった。ミステリーハンターのももいろクローバーZの玉井詩織さんは、スポーツ万能って感じで、ガンガン走られるものだからちょっと驚いた。取材が終わっても「もっと乗っていいですか?」とe-MTBで走る波打つ丘の稜線を本気で楽しまれていた。終始そんな感じでトークされた下城さんもカメラの意識もなく、玉井さ...
2016年4月に発生した熊本地震直後の4月17日、熊本県出身の漫画家・尾田栄一郎氏から「必ず助けに行く」という心温まるメッセージが届いた。そして尾田氏は自身の漫画「ONE PIECE」の主人公「モンキー・D・ルフィ」の名義で2016年度に義援金5億円、17年度にふるさと納税3億円を寄せられた。このメッセージを復興に向かう原動力としていくため、「ONE PIECE」と熊本県が連携した『ONE PIECE 熊本復興プロジェクト』が立ち上がった。...
日本各地で甚大な被害となった令和2年7月の豪雨は、熊本でも日本三大急流のひとつである人吉盆地から八代平野を潤し八代海に至る球磨川が氾濫し大きな被害を与えた。現在も球磨川流域各地で復旧プロジェクトが進むなか、人吉市では復興まちづくり計画が進んでいる。そのなかで地域経済の再生においては「豊かな自然と歴史・文化の魅力の再発信」を掲げて復興にまい進されており、機会があったら自転車で訪ねてみたいと思っていた。...
”GOYADO”で会った元シルク・ドゥ・ソレイユの宮海彦さん
自然栽培の食材を販売する自然派きくち村の渡辺君が、祖父の実家を改装した食事処「郷乃恵」の隣に一練貸簡易宿所”GOYADO” をオープンされ一緒に試泊を誘われたので行ってきた。宿に着くと渡辺君から是非会せたい人がいると元シルク・ドゥ・ソレイユの宮海彦さんと初対面し、様々な活動をされている宮さんの簡潔で力にみちたお話を聞きながら居心地のいい一夜を男3人で過ごしてきた。郷乃恵とGOYADOはHSR九州のすぐ近くだが農道か...
ここは阿蘇大観の森、私有地で普段立ち入ることはできないが景色も道も素晴らしく将来走れようになればと思う。そのためにもサイクリングの際には交通ルールを守り、事故なく良きマナーと笑顔と挨拶を忘れずに地域のみなさんに接したいものだ。さて、5月の阿蘇満喫モニターライドは以下のように開催する。1回目は22日に熊本地震の復興プロジェクトとして建てられたワンピース像9体を巡るライドで距離は160km。まだ走ったことがな...
うじきつよしさんと走るパティシエ・チャリダー清田あづささん出演の「チャリダー★快汗!サイクルクリニック」が4月30日NHK BS1で放送された。苦難の度に金峰山の峠道を走り続けた逸話には思わずウルっとなった。自分の人生を常に自分で決めることを選んだあづささん、決断は難しいほど女性を強くするのかも知れない、なんていつも会っているのにキラキラ輝いてみえた。そして「私は遅咲きだったが、人生の花は誰にでも必ず訪れる...
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林間コースの立ち寄りスポット日ノ尾村跡の天狗神社へ到着。この村は大正8年(1919)に書かれた登山家 北尾鐐之助の「根子岳―雨の火の尾峠」に当時の様子が書かれている。日ノ尾峠の真下に17戸程の火尾村(日ノ尾村)があり、噴火のヨナ(降灰)にも負けず火山灰の土を耕し、少しばかりのトウモロコシやサツマイモなどを作っている寒村であったと当時の様子が記されていた。そこでガイドメンバーと2020年に訪ねたレポートがあるの...
道の駅阿蘇主催による阿蘇満喫ライドに加えて、舗装路だけでなくグラベル(砂利道=未舗装路)をコースにして、これまでにない阿蘇カルデラの大地をダイレクトに、そしてゆったりと楽しむために『阿蘇満喫グラベルライド』を4月14日に開催した。グラベルライドには、オンロード(舗装路)・オフロード(未舗装路)のどちらでも快適に走行できる専用のグラベルロードという自転車がある。最も大きな特徴としてはワイドタイヤが装着で...
牧野ライドの整備計画をしている狩尾南山牧野へ西日本新聞の堀田さんを案内した。箱石峠の上にある町古閑牧野や、かぶと岩周辺の西小園牧野は、E-MTBを軽トラックに乗せて片道30分の場所になるが、ここは道の駅阿蘇から自走で行ける近さが便利な牧野だ。ただし、牧野入口から急勾配の斜面がこの牧野になり、道は1本だけなので急勾配はノープロブレムのE-MTBだが走るには少々魅力が欠けていた。ところが以前はもうひとつ道があり、...
牧野ガイド養成講座を箱石峠の北側に位置する町古閑牧野でフィールド調査と野焼き体験が開催されたのでレポートする。今回実施されたのは、道の駅阿蘇が取り組む阿蘇の牧野(草原)を地域資源として利用する牧野ガイド事業に対して、たいへんお世話になっている町古閑牧野の市原啓吉組合長さんから、野焼きがある前に野焼き体験をやってみないかと申し出がありフィールド調査を含めて実施の運びとなった。市原組合長さんは、『先祖...
第1回の阿蘇満喫グラベルライドを4月14日(日)に開催する。季節ごとのモデルコースを私がプロデュースして、参加した方の感想や意見を聞きながら阿蘇のサイクリングコースを作り上げていく「阿蘇満喫ライド」に加えて、ここ数年、自転車競技として急拡大しているロードレースのような舗装路ばかりでなく、砂利道や緩いダート、シングルトラックまで、さまざま路面をコースにするグラベルライドのニーズを受け、下城さんの発案によ...
雨天で延期された阿蘇山麓と、ミルクロード周辺の北外輪山の野焼きが3月3日に開催されたので、阿蘇満喫ライドとして野焼きの後の坊中線、阿蘇パノラマラインを走ってきた。北外輪山の野焼きが行われる際にはミルクロードは通行止めになる。阿蘇山麓では赤水線は通行止めになるが、道の駅阿蘇から草千里・中岳火口に通じる坊中線は、停まって見学するのは野焼きの妨げになるので不可だが、車やバイク・自転車で通行するだけであれば...
道の駅阿蘇の第2駐車場を利用したスポーツバイクの試乗会「Demo Day in 阿蘇」 を4月20日(土)と21日(日)に開催され、ロードバイク、グラベルバイク、ミニヴェロなどスポーツ自転車の最新モデルが集まる。入場・試乗無料で自由に試乗して乗り心地を確かめられるだけでなく、各ブランドの担当者から直接話を聞くこともできる。これからスポーツ自転車に乗ってみたい人、家族にも勧めたい人、お目当てのモデルの性能を体感してみ...
スパークルおおいたレーシングチームと豊後大野市の共催により、ランやサイクリングを楽しんだあとに、野外でテント式のフィンランドサウナを体験する「豊後大野サウナ&ラン・サイクリング」が大分県豊後大野市の「ロッジきよかわ」で開催されたので取材に行ってきた。薪を燃料にしたテントサウナは持ち運びが容易で、サウナの後の水風呂が確保できれば場所を選ぶ必要もなくスポーツとの相性も実にいい。アウトドアでのサウナとい...
今年のスノーライドは1回だけで終わりそうだ。標高800mを超える阿蘇の草原(牧野)では、一度雪が積もると2~3日は解けない場合もありMTBやE-MTBで雪の中の走る「スノーライド」をすることができる。しかし、温暖化なのか、今年は雪の日が少なく、1月下旬に阿蘇五岳一帯が降雪した翌日の午後遅くの隙間時間を利用して下城さんと取材に行ったので紹介しよう。場所は箱石峠の北側に広がる400haを超える広大な町古閑牧野だ。牧野は私...
4月から開催の阿蘇グラベルモニターライドの2回目試走に行って来た。今回は江戸時代に熊本藩主、加藤清正によって拓かれ、参勤交代の道として利用された豊後街道の三久保から狩尾までのグラベルと少しだけだが石畳、そして階段区間の3.2kをメインに、その先にある本格的な石畳を見学するコースを試走してきた。豊後街道は、熊本城から熊本藩の所領(飛び地)の豊後鶴崎(大分)を結ぶ全長約124kmの街道である。当時、熊本から鶴...
明日、2月4日の阿蘇満喫ライドは雨天予報のため中止します。エントリーされた方には残念ですが、2月11日はまだ空きがありますのでよろしくお願いします。さて、4月から阿蘇満喫グラベルライドを開催します。ロードでは厳しい未舗装路が阿蘇には無数にありますのでトライしてみました。また、ガイド同伴では立ち入れない牧野も案内する予定です。その際には牧野保全料のみ必要になりますが、阿蘇の草原の維持活動になりますので協力...
毎年訪ねる冬の釜山に行って来た。コロナ前のビートルは博多港から釜山港まで2時間55分で行っていたが、502席と2.6倍の収容になった新型船のクィーンビートルは、3時間40分も掛かるため友子さんの疲労を考えると飛行機も考えた。しかし、飛行機の場合の検疫や荷物受け取り、空港から釜山市内のホテルまでの時間を比較するとそんなに変わらないし、クィーンビートルは映画は以前通りないが、シートベルトが不要になって座席も旧BEET...
大分県九重町と阿蘇郡小国町にまたがる涌蓋山(わいたさん)の麓には、わいた温泉郷と呼ばれる峐の湯温泉(はげのゆ)、岳の湯温泉(たけのゆ)、鈴々谷温泉、地獄谷温泉、麻生釣温泉(あそづる)、山川温泉の6つの温泉地がひっそりとした山あいに点在し、それぞれの温泉地には一軒だけの宿、数軒の旅館と一軒の共同浴場、日帰り温泉施設があり、まさに秘湯の湯の雰囲気を醸し出している。そのなかでも至る所から音を立てて噴き出...
今年最初の阿蘇満喫ライドを令和6年1月7日に開催した。2016年の熊本地震で倒壊した阿蘇神社の楼門が昨年暮れに復旧したので、年の初めのライドの最初は安全祈願に訪ねようと思っていた。その流れであと2か所の神社に行こうと「阿蘇三社巡りライド」という内容にした。二社はサイクリングコースを取れる位置にある南阿蘇村中松の阿蘇白水龍神權現(白蛇神社)と阿蘇市赤水の赤水蛇石神社を選んだ。サイクリストは快適な走行のために...
グラベルバイクに買い替えることにしたので今持っているメリダを処分します。雪山をMTBで走ったら一発で気に入り、スノーライドの目的で内牧温泉のナオズベースさんから2018年に購入しました。それから今まで、ロードバイクがほとんどだったので、冬季の牧野を少し走った以外は林間コースが数回、泥だらけになったことは一度もありません。保管は自宅の倉庫にビニール掛けていましたのでかなり綺麗だと思います。私の身長が167cm...
6年連続日本一価格で落札された河内漁協のブランド海苔「塩屋一番特等」が、過去最高値となる板海苔一枚1000円を発売した。となると行かないわけにいかない。ということで昨年「みかん山と有明海RIDE」でお世話になった河内港の前にある有明のり研究所を再訪問した。12月30日熊日新聞よりそれがこれだ。製造した海苔ソムリエYUMIKOさんこと、有明のり研究所代表の嶋田由美子の代々続く海苔生産者に生まれ加工から販売まで一貫して...
あけましておめでとうございます。今年もよろしくお願いします。わたくし事と1月の阿蘇満喫ライドのご案内です。2024年も「ツール・ド・おきなわ」市民100km完走を目指します。この大会の100kmのカテゴリーは私の体力にちょうど良く、レースでありながら危険度が少なく、1泊2日で参加することも可能です。このことから2013年、55歳の時から市民100kmを完走することを年間目標に連続9回(コロナ禍で2回中止)参加しています。...
「特別貸切列車で行く!延岡サイクリングツアー」に参加してきた。1泊2日のこのツアーは、大分駅から特別貸切列車(キハ200系)に自転車は輪行袋でなくそのままで乗車して、秘境駅に停車したりしながら延岡駅までの往復の鉄道旅が楽しめる。延岡駅に着くとNPO法人ひむか感動体験ワールド所属の名物ガイドで、道の駅阿蘇の牧野ガイドの講習会でもお世話になっているミッチーこと三井寿展さん案内によるサポートカー付きサイクリング...
阿蘇満喫ライド&Sparkle Oita Racing Teamトークショーを開催した。今年最後の阿蘇満喫ライドを10時から2時間、13時からは座学編としてSparkle Oita Racing Teamの選手の皆さんを迎えてトークショーを開催した。トークショーは募集してすぐ定員の30名に達したが、当日は10名のキャンセルが出てそのほとんどインフルエンザ感染だった。厚生労働省が12月15日に発表した「インフルエンザの発生状況」によると、一医療機関当たりの患...
自転車仲間の投稿で「オレンジシーサイドライド」の公式写真がアップされたのを知った。無料ダウンロード出来て容量もあるのでトリミングしても画像はある程度鮮明なのが嬉しい。自転車+鉄道のハイブリッドイベントだけでなく、走行タイム、着順、完走証、それに写真サービスと、終わってからも満足度が持続して、参加者が求めることをよく考えたサイクルイベントだと思う。https://www.aso-denku.jp/rec.../2023/12/orenge-seasi...
今年の軽木さん主催のヒルクライムレースは中止、理由はコースとなる坊中線の観光客が引ける16時からのスタートだったが、インバウンドを含む観光客が異常に多くて、その時間になっても車が多いということだ。代わりにJAZZLIVEを開催される。なので時間までサイクリングを愉しんで、聴き手を非日常へと誘う音楽の聖地、カルキBARで一杯やりながらジャズに酔うなんて最高じゃない。19歳でハリウッド旅立ち、6年間在住しロサンゼルス...
阿蘇カルデラの北側、阿蘇谷のほぼ中央に独立した3個の小高い丘のような山体がある。ひょっこりひょうたん島と2つの島という感じにも見える3つの山は、本塚・北塚・灰塚と呼ばれ、総称して本塚火山と呼ばれている。昨年12月にASO田園空間博物館主催で阿蘇ジオパーク推進協議会の永田紘樹学芸員さんを講師に、阿蘇カルデラの成り立ちを学ぶ牧野ガイドスキルアップ講座が開催され、本塚で地層を見ながら屋外講座が開かれた。永田さ...
今年も年に1度だけ走ることができる南小国町の一目山と、3000匹の鯉のぼりが空にふわふわ泳ぐ「一目山ヒルクライム&杖立温泉鯉のぼりライド」を案内してきた。一目山(ひとめやま)は放牧地になり通常は立ち入ることはできない。しかし、牛が麓に降ろされ、野焼きが終わった今の時期に、地元の自転車乗りの佐々木さんが牧野組合に許可を取られ、山肌が剥き出しになった牧野の道を走る貴重な体験ができる。今回も4月1回目の阿蘇満...
5月、ミヤマキリシマの開花で山肌がピンク色に染まると仙人が酔うほど美しくなることから名が付いた仙酔峡へ行って来た。場所は高岳北麓の白い仏舎利塔が目印で道の駅阿蘇から.5kmと近い。アクセスは国道57号の仙酔峡入口交差点から仙酔峡道路か、旧道で最初の信号から仙酔峡道路に入る。仙酔峡入口交差点から標高約900mの頂上駐車場まで6.1km、平均勾配6.2%、最大斜度15.5%となる。頂上の駐車場の先で折り返しになるが阿蘇...
軽木さん主催のヒルクライムレースは今年中止となり代わりにJAZZ LIVEが開催される。理由は阿蘇観光のメインルートなる坊中線で観光客が引ける16時からスタートだったが、最近は異常に車が多く夕方になっても交通量が減らなくなったからだそうだ。それに代わる音楽イベントというのが軽木さんらしい。今までも街中コンサートなど手掛けられ演奏されることもあったが、多くは友人の音楽仲間を阿蘇に招き、自ら音響など裏方に徹して...
地元食材の料理とワインの店、コントルノ食堂が4月末をもって熊本市内に移転することになった。菊池の若手農家が作る肉、野菜、果物、小麦粉を素材にした「イタリア家庭料理の店」が、昔ながらのスナック6軒寄り添う温泉街の一角にオープンしたのは8年前の2015年9月だった。菊池の風土を活かした農業に挑戦する2代目、3代目の若き農家と、オーナーシェフ菊池健一郎さんのマリアージュは衝撃的で私はすぐにコントルノ食堂のシンパに...
今年もやるよ、一目山ライド。野焼きのあとの色彩のない一目山の道、のどかな小国の農道、おばちゃんたちが力一杯働く木魂館のランチ杖立川の宙に泳ぐ色鮮やかな鯉のぼりも行くかも。冬の間ご無沙汰だった懐かしい人との出会いも楽しみだ。弱虫ペダル愛好会の皆さんと阿蘇満喫モニターライドの共同開催、ルートは小国の佐々木さんに決めてもらい、メインは通常は立ち入ることができない一目山の牧野道。昨年の募集はそれぞれ15名だ...
韓国は釜山に行っていた。海鮮料理を食べに20年前から行っている。直近は2020年2月だったのでちょうど3年振りになった。博多港に着くと真っ赤な流線型のJR九州の新型高速船「クイーンビートル」には驚いた。世界初の80m級のトリマラン(三胴船)で、定員は従来ビートルの約2.6倍の502席、全長は83.5m、時速70km、福岡~釜山を3時間40分で結ぶ。デザインは「ななつ星in九州」を手がけた水戸岡鋭治氏。船に入るとすぐのところにス...
2019年7月から道の駅阿蘇で毎月2回、阿蘇満喫ライドを開催するようになって今まで何人くらい案内したんだろう。定員は20名で少ない時は2名の時もあったが、下城さんや井上君、ミユキさんのサポートがなければできるものではなかった。そこで以前、下城さんや自転車仲間と開催した私のホームコースの菊池・山鹿を走るライドに菊池のグルメ付きで井上君とミユキさんを招待した。前夜は菊池の食材でイタリア家庭料理を提供するコント...
菊池の旅館の頃からだから12年以上前からお付き合いしている自転車仲間が阿蘇に来られた。神戸からOさんと1週間後に岐阜の大久保さんは奥さんと一緒に寒い阿蘇に来られた。それぞれ理由があって、Oさんは定年退職の報告と阿蘇に移住を希望されていたが、空き家と農業以外の仕事が見つからなかったので、あと3年神戸で過ごして阿蘇移住の計画を立てるということだった。Oさんは救急救命士の仕事だったのでアウトドア関係の人材には...
阿蘇竹田モニターライド2日目のレポート宿泊した一竹は快適で朝食も和洋から選べて満足だった。熊本市から参加の女性は広瀬神社近くのホテルつちやだったがこちらも快適だったそうだ。天気は快晴、数日前の予報に反して見事な青空が広げっていた。この日は2名の方が加わり豊後竹田駅前に集合してブリーフィングを行った。この日も清永さんにガイドしていただいた。駅前の大きな地図で説明しながらコースを説明された。コピーした地...
明日、阿蘇山麓の野焼きがあるのか、延期なのか個人的予想。軽木さんの話で今日も雨がパラついたので明朝7時に決めるらしい。延期になったら外輪山一帯の野焼きと同じ3月5日開催となる。3月の阿蘇満喫ライドは野焼きに合わせて5日と12日。5日はミルクロードから外輪山の野焼見学の予定だったが、阿蘇山麓があればそちらに変更。仮に5日が延期でも次の12日開催なので千年の歴史ある阿蘇の風物詩に遭遇する確率は高い。FLUCTUAT NEC ...
昨年の11月末に大分県竹田土木事務所の清永さんより、阿蘇と竹田が連携するサイクルツーリズムの取り組みについて提案があり下城さんと視察に行った。結果は阿蘇市に隣接しながら竹田市をサイクリングするのは初めてだったが、岡城跡や城下町の風情、ダムや滝巡り、くじゅう連山、世界屈指の炭酸泉の長湯温泉など、竹田の観光コンテンツと組み合わせたサイクルツーリズムの連携は魅力が溢れていそうだった。連携のきっかけとなった...
私が担当するロードのコースは悩んだ。3~4度気温が下がる阿蘇の山は楽しくないので上らなかった。ただ、参加されたメンバーは何度も阿蘇を走られた方が多く、平地のサイクリングだけでは面白くないし、満足させることはできない。そこでスパークルの選手とせっかく一緒に走れる機会なのでいろいろ考えた末に3つの魅力あるポイント案内することにした。まずは2月になったものの県外の参加者が多いので、1年間自転車事故がないよう...
1月22日から雨天延期した阿蘇満喫ライドを2月5日に開催した。今回は道の駅阿蘇とスパークルおおいたレーシングチーム、そしてコギダス協議会が連携し、阿蘇サイクルツーリズムと新体制になったスパークルおおいたを盛り上げるために「阿蘇満喫ライドwithスパークルおおいた」として総勢37名で開催した。厳冬期対策として開催時間を10時、終了時間は15時過ぎると阿蘇は冷え込むため14時30分とし、ロードバイクのほかにマウンテンバ...
道の駅阿蘇に新しいE-MTB、電動アシストマウンテンバイクが仲間入りした。今回はトレックのフルサスマウンテンバイク「Rail 5(レイル5))2台と、パナソニックのハードテールマウンテンバイク「XEALT M5(ゼオルトM5)1台で小柄な方でも乗れるよう3台とも最小サイズになっている。それでもXEALT M5E-MTBは157cmが適正最低身長になっているため150cm前後でも乗れるようにショップでカスタムしてある。ではそれぞれ紹介しよう。...
昨年暮れに自身3台目のコルナゴが納車された。そこで自転車仲間が納車記念ライドを1月14日と15日の2日間企画してくれた。14日は私の自宅近くにあるイタリア家庭料理の店「コントルノ食堂」でお祝いの食事会と、15日は一般の方も募集してコントルノ食堂の弁当付き記念ライドというものだった。ところが15日は降水確率が高いため3日前にライドは中止したところ、当日の朝は嘘のように晴れたので、食事会に参加して宿泊された方と当日...
本日開催予定だった「スパークルおおいた」のみなさんが阿蘇満喫ライドにゲスト参加してくれるイベントは雨で延期した。降水確率が高くて4日前に下城さんと悩んだ末に中止の方向で黒枝監督に相談したところ...
1月9日、今年最初の阿蘇満喫ライドを7名の参加者を迎えて初詣三社巡りライドとして開催した。そのレポートの前に前回紹介した熊本に進出する台湾半導体企業TSMC関連の補足ニュースと、関西からやまなみハイウェイを走る交通機関として利用が多い「フェリーさんふらわあ」に新造船されたフェリーの情報について紹介する。昨年の12月13日、アップルのティム・クックCEOが熊本空港に降り立った。台湾半導体企業TSMCの巨大な建設現場に...
新年あけましておめでとうございます。昨年も多くの方に阿蘇満喫ライドに参加いただきましてありがとうございました。今年も阿蘇を楽しんでもらえるよう試走を重ねて案内するとともに、道の駅阿蘇が主催する安全講習等のガイド研修で学んだことを、みなさんにもフィードバックすることが出来ればと思っています。今年もよろしくお願いします。さて、私事ですが自身3台目となるロードバイクが昨年暮れに納車されました。いつも「モ...