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2014/06/10

  • 信仰

    著者 村田 沙耶香出版社 文藝春秋  幻想に惑わされず、高級品やブランド品を見ても冷静に原価を考えてしまう永岡にとって、「現実」を見極めることはこの世で一番正しいものだった。だが、家族や友人がブランド高級品に手を伸ばそうとするたびに原価を教えて「

  • ミカエルの鼓動

    著者 柚月 裕子出版社 文藝春秋  医療用ロボットを使い手術に要する時間をより短く、かつ精確に患部を取り除く。そうすることで患者の体への負担が減り術後の回復も早くなる。最先端技術を駆使するロボット支援下手術の第一人者である西條は、自他ともに認める

  • かくして彼女は宴で語る 明治耽美派推理帖

    著者 宮内 悠介出版社 幻冬舎  19世紀後半のヨーロッパ発祥の芸術運動の会に因んで名づけられた「牧神(パン)の会」は、日本初の耽美派運動である。政治や社会問題を排除して「美とはなにか」を追究するという芸術思潮に賛同した木下杢太郎や北原白秋たちが発起人

  • パパイヤ・ママイヤ

    著者 乗代 雄介出版社 小学館  父親が嫌いだからパパイヤ、母親が嫌だからママイヤ。そんなハンドルネームの女子高生2人がSNSで意気投合し、千葉の海辺で時を過ごす。 『旅する練習』や『皆のあらばしり』でストーリーに彩りと深みを与えていた風景描写は健

  • 水たまりで息をする

    著者 高瀬 隼子出版社 集英社  衣津実はある日、夫が風呂に入らなくなったことに気づく。理由を尋ねれば水道の水が嫌だという。夫の体臭は段々強くなり、髪や肌も浮浪者めいてくる。一緒に歩くと道行く人がさりげなく避けるのがわかる。こんな状態で電車通勤し

  • ケルト人の夢

    著者 マリオ・バルガス・リョサ (野谷 文昭 訳)出版社 岩波書店  20世紀初頭のコンゴとペルーにおける先住民への虐待を糾弾したアイルランド人、ロジャー・ケイスメントの生涯を追った物語である。大英帝国の外交官として人々に尊敬されていたロジャーは徐々

  • 剛心

    著者 木内 昇出版社 集英社  小説は作家が作り上げる世界である。架空であれ実在であれ、作家が登場人物たちの骨格を作り人格を帯びさせる。読書とは、いわば作家の創造した世界に身を置いた読者が、主人公の生を追体験をすることなのだ。明治を代表する建築家

  • リバー

    著者 奥田 英朗出版社 集英社   群馬県と栃木県の境を流れる渡良瀬川の河川敷で若い女性の全裸遺体が発見される。10年前の未解決の連続殺人事件と同じ手口に、群馬、栃木両県警は騒然となる。当時、証拠不十分で容疑者を挙げられなかったことは、捜査にあた

  • デクリネゾン

    著者 金原 ひとみ出版社 集英社  シングルマザーの作家、志絵は、コロナ禍による変化を余儀なくされた日常のなかで、最愛の娘との生活を手放し、年下の恋人と同棲を始める。これまで当たり前だったものが禁止事項となり、作家仲間との会食や編集者たちとの会合

  • マイクロスパイ・アンサンブル

    著者 伊坂 幸太郎出版社 幻冬舎  猪苗代湖で催される音楽フェスティバルのパンフレットにショート・ストーリーを書いてほしい。そんな依頼から毎年のフェスティバルごとに楽しめる軽い読みものとして書かれた作品である。敵と競い合って秘密兵器を製造する組織

  • そこにはいない男たちについて

    著者 井上 荒野出版社 角川書店  夫が急死したショックから立ち直れない実日子と、すっかり関係の冷えた夫と家庭内別居状態のまり。実日子の営む料理教室にまりが行くのは、マッチングアプリで知り合った男と会うための外出の言い訳だった。一方、料理教室の助

  • はじめての

    著者 島本 理生/辻村 深月/宮部 みゆき/森 絵都出版社 水鈴社  「はじめての〇〇」というテーマで直木賞作家4人が手がけた作品集は、それぞれの作品世界に沿った歌をボーカルユニットYoasobiが歌うという斬新な企画で話題を呼んだ。小説のとらえ方や感想が人

  • ミス・サンシャイン

    著者 吉田 修一出版社 文藝春秋  昭和を代表する大女優、和楽京子の資料整理のアルバイトを始めた一心は、瀟洒なマンションで京子本人と対面する。80代とは思えぬ魅力をたたえた彼女は、本名の石田鈴として素のままに一心に接する。長崎が同郷という縁もあり、

  • リボルバー

    著者 原田 マハ出版社 幻冬舎  作品展が催されれば常に長蛇の列ができるゴッホとゴーギャン。その二大巨匠が、南仏のアルルで共同制作を試みていたことはつとに知られている。やがてふたりは訣別するが、この時期がふたりの才能を開花させたというのは世界の定

  • 孤蝶の城

    著者 桜木 紫乃出版社 新潮社  前作『緋の河』は、タレントのカルーセル麻紀をモデルに、生まれついた性とは異なる自分の居場所を求めて闘うトランスジェンダーの姿を描いた作品だった。「シスターボーイ」として東京で名を上げ、お茶の間の人気者となったカー

  • おれたちの歌をうたえ

    著者 呉 勝浩出版社 文藝春秋  日航機墜落や地下鉄サリン事件などの世間を騒がした大事件も、時の流れとともに風化する。阪神淡路大震災や東北地震などの天災ですら、直後の衝撃や被災者らの心の傷は時間が癒していく。だが、当事者たちがそれらを忘れることは

  • あくてえ

    著者 山下 紘加出版社 河出書房新社  タイトルは、甲州弁で「悪態」のこと。母とふたりで90歳の祖母を介護する「あたし」は、なにかといえば悪態をつく祖母を「ばばあ」と呼び、別れた夫の母である「ばばあ」と血のつながりもないのに献身的につくす母親を「き

  • 犬のかたちをしているもの

    著者 高瀬 隼子出版社 集英社  子宮筋腫の摘出手術を受けて以来、性行為にうしろむきな薫は、体の関係がなくてもいいと言う恋人、郁也とつきあって三年になる。このまま穏やかな関係が続くのかと思っていた薫のまえに、郁也の子を妊娠したというミナシロさんが

  • 皆のあらばしり

    著者 乗代 雄介出版社 新潮社  高校で歴史研究部に入っている少年が、研究対象の皆川城で妙な男と出会う。歴史のみならず植物や建築、多岐にわたる知識を披露する男は、少年の研究ノートにある古文書目録を見て目の色を変える。そして、少年にある調査の手伝い

  • 春のこわいもの

    著者 川上 未映子出版社 新潮社  各々味わいの異なる6作品が並ぶ。いずれも、世界中を混乱に陥れたコロナ禍が作品世界にも陰を落とすが、そこにあぶりだされるのは人が表に出さない仄暗い感情である。歯に衣着せぬ物言いが人気の美人ユーチューバーに憧れる

  • ペッパーズ・ゴースト

    著者 伊坂 幸太郎出版社 朝日新聞出版  小説のなかの人物と現実世界で出会う。それは誰もが体験してみたいことではないだろうか。ひょんなことからテロ事件の首謀者たちと関わりを持ち拉致された壇先生は、救出に来た男ふたり組が、生徒が手慰みで書いていた小

  • 李王家の縁談

    著者 林 真理子出版社 文芸春秋  戦後77年が経ち、当時を知る人たちの高齢化にともない、なまの戦時体験に触れる機会は減少の一途をたどっている。一方で、当時は極秘だったデータや生存者の証言などを頼りに、後世の私たちはかなり正確に戦争に至る社会の動き

  • 嫌いなら呼ぶなよ

    著者 綿矢 りさ出版社 文藝春秋  コロナウィルスが蔓延しはじめ、世の中は一気にリモートワークへと舵を切った。それまで当たり前だった対面での人間関係が、画面越しに行われる時間制限つきのコミュニケーションへと一転し、最初こそ感じられた違和感はすぐに

  • ミトンとふびん

    著者 吉本 ばなな出版社 新潮社  母が逝き、母娘ふたり暮らしの生活空間のあちこちに母の面影をみる日々。あるいは、イタリアで幸せな結婚生活を送るはずだった親友の急死を受け入れられず、イタリアを旅する日々。どれだけ心の準備をしていたつもりでも、失っ

  • 滅私

    著者 羽田 圭介出版社 新潮社  物があふれているのに、さらに新しい物を手に入れようとする消費社会にNOを突きつけ、不要なものはきっぱりと捨てる断捨離がブームとなって久しい。物をもたない生き方を提唱するサイトを運営し、同時にシンプルさを売りにしたブ

  • 怪物

    著者 東山 彰良出版社 新潮社  ロシアのウクライナ侵攻を機に、再び注目を浴びた名作映画『ひまわり』は、戦争によって引き裂かれた夫婦の悲しい愛の物語だ。マストロヤンニ演ずる夫は、戦傷という意図せぬアクシデントによって母国に愛する妻を残したまま、外

  • N

    著者 道尾 秀介出版社 集英社  冒頭に掲げられた「本書の読み方」が奇想天外な物語を予感させる。6つの章を読む順は読者の自由にゆだねられ、各章ごとに頁の上下が変わるので本書は右開きでも左開きでも読むことができる。かつてアルゼンチンの作家フリオ・コル

  • 夜に星を放つ

    著者 窪 美澄出版社 文藝春秋  夜空に煌めく星々を見えない線で結び、そこに動物や神の姿を見出して物語を作り上げる。古今東西、星座は人々のロマンをかきたててきた。本書に収められた5作品も、夜空の星によって哀しみや寂しさを癒す人々の物語だ。 早世し

  • 薔薇のなかの蛇

    著者 恩田 陸出版社 講談社  イギリスの環状列石の遺跡の祭壇に、手足を切り取られた胴体だけの遺体が放置されている。まるで供物を捧げたかのような事件は「祭壇殺人事件」として、イギリスのマスコミを騒がせる。遺跡からほど近いところにあるレミントン家の

  • 白光

    著者 朝井 まかて出版社 文藝春秋  東京神田駿河台に建つロシア正教会ニコライ堂。その名の由来となったロシア人修道司祭、聖ニコライに見込まれ、日本初の聖像画師となるために明治13年にロシア留学をした女性がいた。 明治維新に伴う廃藩置県により茨城県

  • ヒカリ文集

    著者 松浦 理英子出版社 講談社  ある小規模な劇団に、ヒカリという劇団員がいた。人を包み込むような笑顔で皆を魅了した彼女は、同時に、男女を問わず心を奪い、傷つけるトラブル・メーカーでもあった。劇団の解散後数年が経ち、元劇団員の裕は劇団の主宰者、

  • くるまの娘

    著者 宇佐見 りん出版社 河出書房新社  ヤング・ケアラーの問題が注目を浴びはじめたのはごく最近のことである。学校の勉強や部活などを犠牲にして家族の面倒や家事をこなす少年少女たち。彼らがひとりで問題を抱えこまないようにする取り組みも少しずつ進んで

  • 夜が明ける

    著者 西 加奈子出版社 新潮社  巨人で異形という見た目が目立つにもかかわらず、吃音で、自己主張できないアキは極端に憶病だった。そんなアキの人生は、高校生だったある日を境に一変する。映画通の「俺」に、フィンランドのマイナーな映画俳優アキ・マケライ

  • つまらない住宅地のすべての家

    著者 津村 記久子出版社 双葉社  逃亡した脱獄囚がこちらに向かっているという一報に、普段は活気のない住宅地の面々は色めき立つ。どこまでも同じような家が続く住宅地には、何代か前からの住人と新しく住み着いた人が混ざっている。古くからの人のなかには、

  • 星落ちて、なお

    著者 澤田 瞳子出版社 文藝春秋  歌川国芳を師とし、狩野家で修行を積んだ河鍋暁斎は、画鬼と呼ばれるにふさわしい貪欲さで、やまと絵から漢画、墨画までさまざまな画風を自在に操った天才絵師だった。暁斎の死後、娘のとよは、河鍋派を率いることもなく、東京

  • 長い一日

    著者 滝口 悠生出版社 講談社  著者、滝口悠生氏が7年間住んだ家から引っ越す。1階に大家である老夫婦が住むその家に滝口夫妻は結婚前から住んでいた。91歳の大家が朝から庭で作業する物音や、会社に行く妻の代わりに在宅で仕事をする滝口氏が買い物に行く近く

  • 代筆屋

    著者 辻 仁成出版社 海竜社  小説を書くだけでは生計を立てられなかった駆け出しのころ、「私」は代筆屋をしていた。手紙を書きたくてもうまく書けない、そんな人たちがうわさを聞きつけて「私」に代筆を依頼する。ラブレターや別れの手紙など、相手に面と向か

  • 悪の芽

    著者 貫井 徳郎出版社 角川書店  例年10万人以上が集まるアニメの大規模イベントで無差別殺傷事件が起きる。8人の死者と数十人の重軽傷者を出し、犯人はその場で焼身自殺する。ニュースで犯人の名を知った安達は衝撃を受ける。その人物は小5のとき、安達たちの

  • 塞王の楯

    著者 今村 翔吾出版社 集英社  戦国時代、特に本能寺の変や秀吉没後の覇権争いを扱う時代小説は枚挙にいとまがない。家の存続のために戦国武将たちは世の情勢を見極めようとする。打算や駆け引き、恩義や忠心のなかに真の人間性が浮き彫りにされる。だから興味

  • なぜ秀吉は

    著者 門井 慶喜出版社 毎日新聞出版  全国を手中に収め、晴れて天下人となった豊臣秀吉は、その地位に安住する間もなく朝鮮出兵を決意する。朝鮮を皮切りに、明に攻め入ろうという野望は、さらなる領土拡大のためか、海を隔てた広域貿易を実現するためか。なぜ

  • 新しい星

    著者 彩瀬 まる出版社 文藝春秋 大学卒業後10数年が経ち、かつて合気道部で同期だった4人はそれぞれが抱える問題に直面していた。早産の子を失くした青子と、癌に侵されて娘を思う茅乃のつながりを軸に、生きるとは何かという問題に本書はまっすぐに向き合う。

  • おいしいごはんが食べられますように

    著者 高瀬 隼子出版社 講談社  机に置いていた飲みかけのペットボトルに、中年の上司が勝手に口をつけていたと知ったら、女性社員はどんな反応をするだろうか。気持ち悪くて怒る、ペットボトルを捨てる、あるいは気を遣って、顔には出さないようにする。上司と

  • ミーツ・ザ・ワールド

    著者 金原 ひとみ出版社 集英社  数合わせで参加した合コンで悪酔いした由嘉里は、通りがかりに介助してくれたライの家にそのまま居つく。キャバ嬢のライは美人だがそっけなく、死ぬことばかり考えている。ライと暮らし、彼女の周囲の歌舞伎町の人々と接するに

  • ジュリアン・バトラーの真実の生涯

    著者 川本 直出版社 河出書房新社  2019年、日本のある大学教授が架空の学者の論文を自身の著作に「引用」したとして、懲戒解雇された。宗教思想史を専攻するその教授は、実在しない神学者を捏造し、その神学者が書いたとする論文をとりあげていた。出典を明ら

  • 小説8050

    著者 林 真理子出版社 新潮社  父の代から続く歯科医院を営む大澤正樹と妻の節子の悩みは、中二で不登校になり、以来7年間引きこもりの息子、翔太だ。折しも、近隣に住む中年男が親の死をきっかけに家から強制退去させられる。親の年金で食いつないでいたという

  • クララとお日さま

    著者 カズオ・イシグロ (土屋 政雄 訳)出版社 早川書房  人工知能を備えた人工親友(AF)のクララは、ジョジーの家に迎えられる。ジョジーと隣家に住むボーイフレンドのリックの関係に溝を作る「向上処置」問題や、ジョジーの亡くなった姉の影を、クララは敏感

  • Phantom

    著者 羽田 圭介出版社 文藝春秋  外資系食品メーカーの工場で事務の仕事をする華美の年収は200万円台。将来に備えて彼女は株取引の資金運用に励んでいる。日本時間の夜10時に開く米国株証券取引に毎晩アクセスして、こまめに売り買いする彼女の目標金額は資産50

  • ひとりでカラカサさしてゆく

    著者 江國 香織出版社 新潮社  コロナ禍や2001年9.11のアメリカ同時多発テロ、あるいは3.11東日本大震災など、世の中を揺るがす大事件が起こったとき、すでにこの世にいない親しかった人をふと思い浮かべ、あの人ならこんなときどう反応しただろう、どんなこと

  • リリアン

    著者 岸 政彦出版社 新潮社  音楽教室の講師をして糊口をしのぎながら、ジャズのベーシストを続ける男と、彼の行きつけのスナックで働く年上の女との恋が、夜の大阪を舞台に描かれる。男はもう音楽に見切りをつけようかと考えている。女とはつかず離れずの関係

  • 著者 松家 仁之出版社 集英社  不登校の高校生、薫は、現状打開策として、海辺の町に住む大叔父の兼定のもとへ行く。生真面目な人間の多い親類のなかで、唯一明るくおしゃべりな兼定に、薫は以前から好感を抱いていた。兼定が営むジャズ喫茶には、もうひとり、

  • 生皮 あるセクシャルハラスメントの光景

    著者 井上 荒野出版社 朝日新聞出版  受講生から何人もの作家を輩出している小説講座のカリスマ講師、月島がセクハラで告発される。告発したのは、7年前に月島の講座を受講していた柴田咲歩。彼女に小説の才能を見出すだけでなく咲歩自身にも魅力を感じていた月

  • ばにらさま

    著者 山本 文緒出版社 文藝春秋  昨秋の山本文緒逝去の報には驚かされた。享年58。代表作の『恋愛中毒』や『プラナリア』、近著『自転しながら公転する』、彼女の作品はどれも慈しみにあふれている。比較的初期の作品である『眠れるラプンツェル』は特に好きで

  • 血も涙もある

    著者 山田 詠美出版社 新潮社  憧れの人気料理研究家、沢口喜久江の助手になった和泉桃子は、喜久江の夫の太郎と不倫関係に陥る。喜久江より10歳下の、あまり売れないイラストレーターの太郎は、もともと浮気が絶えず、喜久江もそれを知りつつ太郎の好きにさせ

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