第三百十二回 光の射す方へ

とあるよく晴れた2月の昼下り。お世話になってる船長のゆうちゃんから「トンジギ行かへん？」とお誘いが。こんな機会はそうそうないのでお願いします。とラインを送り…

第三百十一回 月が綺麗ですね

かつて夏目漱石は「I LOVE YOU」を「月が綺麗ですね」と変換したといいます。いや〜。実に日本人らしく素敵な表現ですね。今夜も素敵な満月が輝く空の下、出艇…

第三百十回 真冬のモラトリアム

真冬の早朝、出艇場所に到着。車から降りて空を見上げると星がとても綺麗で雲は一欠片も見えません。かわりによく冷えてるせいか息を吐くと顔の前に手のひらサイズの雲…

第三百九回 はじまりはいつも雨

あけおめ〜〜！ ＆ことよぴく〜いつもならとっくに初釣り済ませてんだけどさ、アレじゃんね、ずっとババ荒れだったじゃん。んで今週やっと浮けそうな天気になったワケ…

第三百八回 2022釣り納め

今年ももうあと少しで終わりですね。このところ忙しいかったり海況がよくなかったりでなかなか浮けずにいました。29日は午前中は用事をしていて午後はなんとなく体調が…

第三百七回 咳をしてもひとり

歳を重ねるにつれ時が経つのが早く感じるらしく気づけば師走。今年ももうわずかです今回はいつもの仲間に声をかけずお一人様の釣行。そしていつもの場所からではなく…

第三百六回 俺の涙は俺が拭く

晩秋の夜空を見上げると北斗七星がくっきりと空に浮かんでいた。幸いにもその脇で輝く小さな星はまだ見えない。いつだってそうだ。いつも良い釣果で終る気がするのだ。…

第三百五回 朽ちろ幸福論

前回の良い釣果から2週間。どうやらいつもの海域には沖ザワラが回ってるとの情報。「フハハハーッ！ならば俺様も沖ザワラを釣ってやろう。そしてマハタ。ついでにチョチ…

第三百三回 それはきっとトン汁の所為だよ

「ヒャッホ〜～イ！」そう、およそ1ヶ月ぶりの釣行で浮けるので浮かれてるのです。そりゃウィトルウィウスのように手や足もパタパタするってなもんです。そんなわけでカ…

第三百二回 それは秋風のせいだよ

ジリジリと身を焦がすような日差しも徐々にやわらぎ何をするにも良い季節になってきた。仕事をするのも散歩をしたり読書をするのも。そして釣りをするのもそうだ。先週…

第三百二回 満願

夜明けの時間が少しずつ遅くなりもしかして秋の足音が聞こえてくるのでは？しかしまだまだ暑いしなぁ。そのうちこの暑さを懐かしむのかなぁ。それを確かめるべくちょうど…

第三百一回 予定は未定。

お盆休みです。そうせっかくのお盆休みなのですが台風の影響かどこもかしこも海況はあまりよろしくありません。ホントは遠征する予定だったのですがなかなか計画通りにな…

第三百回 ふたりの距離の概算

今週も土曜日が休みだったので天気予報と見ながら土曜日に浮こうか日曜に浮こうか、はたまた新規開拓しようか前回と同じ場所にしようかと考えてました。すると先輩カヤ…

第二百九十九回 水平線の彼方に

久しぶりの土曜日釣行です。いつものメンバーとは予定が合わずお一人様でのんびり現地に到着。すると駐車スペースにカヤック界のレジェンドことRくんらしき車が停まって…

第二百九十八回 黄昏の街に雨

2日連続の釣り。そして3週連続のタコ釣りです。今回はいつもの仲間と久しぶりに会う仲間も参戦しカヤック4艇での出撃です。昨日とは打って変わって海も空も重い灰色に…

第二百九十七回 ハッピーアイスクリーム

チャーリーブラウンが人生を語ってたので僕もそれにならっていきます。ギラギラして焦らなくても釣れるさ！とのんびり目に現地に到着です。そんな訳で明るくなってから準…

第二百九十六回 道真公恐るべし！

アタシは好きだ。朝と夜をないまぜにした空が。だっていい事と悪い事が同時におこりそうじゃん。だから好き。さて涼しいうちに着替えよ。一度スッポンポンになる。誰も見…

第二百九十五回 タコ釣りに行ったらダメだったかと思いきや何やかんやでわりと釣れた件

前日まで雨を降らしてた雲は晴れ蜂蜜を垂らしたような空に。風はないがパドルを漕ぎ進めると湿気を帯びた空気が頬をなでていきます。本日のターゲットはタコ。今は遠慮…