大きなわんこは、おそらくセントバーナードでしょう。パピチワの明雄クンと似たような模様をしています。頭部だけでも、トイプードルのプーちゃんぐらいあります。その大きなわんこがのしのしと出て来たではありませんか。ワタシは慌てて、プーちゃんを抱きしめます。そうでないと、気の強いプーちゃんが突っかかるおそれがあるからです。お嫁さんは、というと、慌てるでもなくアキオ君のリードを引っ張るでもなく悠然としています。さすが、大物。慌てているワタシとは対照的でまさに、ちょうちんと釣り鐘です。そうこうしている間に、大型わんこがアキオ君に近づきます。アキオ君はアキオ君で、怖がることもなく興味深そうにして、その巨大なわんこを眺めています。そして、ほとんどお互いの鼻を接するまでに近づき、クンクン、と、臭いを嗅ぎ合います。ワタシだった...毎日が再放送ですその10