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睡蓮
歳時記より「多年草の水草、7月頃に茎の先に直径5センチほどの清楚な花を水面に浮かべて咲かす。未の刻(午後2時頃)に花がひらくということで、「未草」というが実際はもっと早くひらく。」水面に浮かんで咲くのが良いな。部屋に入る睡蓮の絵に入るごとく 川崎展宏睡蓮の
2024/05/20 10:36
新緑
緑が美しい五月。きき飽きた言葉だが、やはし美しいとしか言えない。空気も澄んでいるので、緑が輝くのだろうか。でも今日は曇空で、昼過ぎから雨だった。なのに新緑。雨に洗われて綺麗かな。新緑やまなこつむれば紫に 片山由美子気がつけば街は緑やカフェテラス 小山
2024/05/19 17:00
ジャスミン
香たかきジャスミンの花。何故か近頃匂わない。コロナで鼻がおかしくなったかな。コロナにはかかっていないが。茉莉花へ虫の貌して近づけり 谷口ふみ子ジャスミンの風にほどける銀の髪 たかはしすなおジャスミンが蕾をつけて誕生日 林田麻裕これは5月2日に撮ったジ
2024/05/18 17:00
薄暑
気温の定まらない初夏だ。寒い日があったり、急に暑くなったり。一日の気温差もすごい。薄暑とは夏になって少し汗ばむくらい心地いい暑さのことなのだが。そよ風の涼しさを楽しむ季節らしい。そよ風ね~~。着流しの力士に出合ふ街薄暑 落合 晃読みかけの本重ねおり夕薄
2024/05/17 17:00
青嵐
今朝起きた時は太陽がギラギラして晴天だった。それが8時ごろ急に曇って大粒の雨が。テレビの声が聞こえなかった。そして嵐のような風が吹いた。青あらし神童のその後は知らず 大串 章この土塀新薬師寺へ青嵐 畑田ほずみ木登りの好きな猫なり青嵐 松井季湖お昼近く
2024/05/16 17:14
薔薇
昨日中之島薔薇園へ行って来た。行ったといっても、用事のついで。きれいに咲いていると聞いたので。綺麗はきれいだったが、花がくたびれているのが多かった。蕾がまだあったので、切り戻したらまだまだ見頃が続くのでは。薔薇園の香を搔き混ぜて虫が飛ぶ 西宮 舞筆跡は
2024/05/15 17:00
青梅
青梅の傍題は「梅の実・実梅・実梅もぐ」など。硬くて青い実を青梅と呼び、梅雨時に黄色く熟した実を実梅と呼ぶ。青梅は梅酒に、実梅は梅干にむいている。青梅の一つが見えてあまた見ゆ 岡本圭岳さやさやと葉かげに育つ実梅かな 種田果歩梅の実のほのかに古里の話
2024/05/14 17:00
五月雨
昨日の夜から雨が降りだして、今日は朝から雨。昼過ぎだがまだ降っている。いつまで降るのかな。旧暦五月に降る長雨を五月雨という。ほぼ梅雨のことだ。まだ梅雨には早いけど、何故か梅雨の気分なので五月雨。梅雨はその時期のことも含むが、五月雨は雨のみをいうそうだ。駅
2024/05/13 13:34
母の日
今日は母の日。我家の子ども達は何も気にかけない。私は姑が生きているので、そう言う訳にはいかない。元気に過ごしてもらっているので、本当に感謝だ。母の日の母を泣かせてしまひけり 黛まどか母の日や亡き娘を思ふ日となりて はしもと風里母の日や亡き娘を偲ぶ日と
2024/05/12 10:13
芍薬
立てば芍薬座れば牡丹歩く姿は百合の花の芍薬。今年我が庭に芍薬が咲いた。牡丹が咲いていた所に。義母は薔薇が咲いたと喜んでいたが。芍薬のなかばねむりてゐるかたち 片山由美子じゃんけんで芍薬出されたら負ける 林田麻裕芍薬の水切り横に佳奈もゐて はしもと風
2024/05/11 17:00
五月
五月になって10日。夏に入って5日。日にちが過ぎるのが早い。充実しているから?今日は七十二候の「蚯蚓出」で(みみずいづる)だ。温かくなり、蚯蚓も出てくるとのこと。でも今朝は寒かった。水荒く使ふ五月となりにけり 伊藤通明キャタピラー乾いた土のまま五月
2024/05/10 11:45
麦青む
昨日に続き今日も春の季語。なんと藤も春の季語なのだ。毎年同じことを言っているような気がするが。藤と五月人形はお似合いだ。なので夏と思っていたが。五月の始めは春なのだ。藤なのになぜに「麦青む」なのか。そこは色々な事情で。青麦に沿うて歩けばなつかしき 星野
2024/05/09 17:00
躑躅
もう五月も八日になったのに、春の季語に逆戻り。折角綺麗な写真があったので、それと私が「躑躅」を夏の季語と勘違いしていた。杜鵑花(サツキ)は夏なのだ。少し前から、躑躅が枯れてきているので、調べたら春の季語だった。バス曲るたび山つつじ山つつじ ふけとしこ平
2024/05/08 17:00
粽
柏餅と粽は端午の節句の和菓子というイメージがある。柏餅はいつでも売っているが粽は五月の初め頃だけ見かける。素朴な美味しさがある。一つづつ分けて粽のわれに無し 石川桂郎粽解くぷるんと遠い日の香り 佐藤千重子粽の俳句は「瓔」では一句しかなかった。ちょっと
2024/05/07 17:00
若葉
ゴールデンウィーク最後の日。みなさんお疲れかな。この時期は何処へ行っても緑がきれい。若葉が出てくるからかな。わらんべの洟もわかばを映しけり 室生犀星本堂に眠る赤子や樟若葉 武智由紀子グランドの歓声運ぶ若葉風 松田ひむれこれはたぶん椿の新芽。これは山
2024/05/06 17:00
立夏
今年は5月5日が立夏だ。立春から冬の季語に戻ることなく、春の季語で頑張ったので春が長かった。夏になったら、どうだろう春に戻らないかな。路地に子がにはかに増えて夏は来ぬ 菖蒲あや風の香をつけて立夏のストッキング 粟津さくら大丸の自惚れ鏡夏に入る 火箱ひ
2024/05/05 17:00
みどりの日
昭和天皇の誕生日が4月29日で、昭和の時代は天皇誕生日で祭日だった。平成ではそれがみどりの日になった。そして平成17年(2007年)に4月29日が昭和の日になり、みどりの日は5月4日になった。飛び石連休が、最低でも三連休にはなったのだ。パンケーキほどよく焼けてみどりの
2024/05/04 17:00
行く春
これは歳時記より「〈暮の春〉と比べてひとしお惜春の感慨が深く、 詠嘆がこもっていて主観的です。」だそうだ。春が行ってしまう~~~って感じ!そうだ、今日は憲法記念日だ。そして夏のような青空。家に居ると静かだが、行楽地は賑わっているのかな。ゆく春の試合の行
2024/05/03 17:00
夏蜜柑
夏蜜柑だけど、春の季語。今はほとんどが甘夏だ。昔の本当に酸っぱい夏蜜柑が懐かしい。今日は朝から晴れていて清々しい。初夏って感じだ。夏みかん酢つぱしいまさら純潔など 鈴木しづ子読みすすむ邪恋のページ夏蜜柑 辻 水音甘夏のたわわ目医者は休診で 辻 響子
2024/05/02 17:00
春の雲
今年の立夏は5月5日。子どもの日だ。なので今日はまだ春。今年の夏は例年より暑いと言っている。例年っていつ頃のこと。去年が基準だと嫌だな。ふるさとを離れる靴と春の雲 松本秀一二十年キャンセル待ちの春の雲 林田麻裕春の雲競輪場のある街へ 波戸辺のばら25日
2024/05/01 17:00
蝶
春と言えば、何を思い浮かべる。さくら、たんぽぽ、すみれ、れんげなど花が多いかな。うぐいす、蝶々も春らしい。今年は蝶々を見かけるのだが、撮れない。ひらひらとよく動く、そしれ例年より小さいような気がする。昨年の猛暑のせい。初蝶の越ゆべきものに牛の胴 正木浩
2024/04/30 17:00
蛍烏賊
蛍烏賊は深海に棲んでいるが、3月~6月に産卵のため沿岸にやって来る。やはり深海では産卵しても育たないのだろうか。海の中で螢のように光るのは綺麗だろうな。蛍烏賊目玉も墨も食うてけり 辻 桃子ぢいちやんの死ぬほど好きな蛍烏賊 松井季湖蛍烏賊一億アンチエイジ
2024/04/29 17:00
春落葉
落葉と言えば秋を思い浮かべる。あれは落葉樹が葉を落としている。椎、樫、檜などの常緑樹は晩春に古い葉を落とす。だから今頃落葉が凄い。春落葉えたいの知れぬものも掃く 鍵和田秞子春落葉深々月光スタジオに 火箱ひろ春落葉小さきものにはちさき音 松井季湖23日
2024/04/28 17:00
蜂
先日パステルでいちごを描こうと買いに行ったら、いちご売り場が縮小されていた。いちごの旬はこれからだろう。本当は子どもの日の頃だろう。売り場には、西瓜が並んでいた。相棒は梅雨の西瓜はまずいの一言。なんでも早ければ良いのではないと思うが。蜂のとぶグラバー邸を
2024/04/27 17:00
暮の春
「暮の春」は春の終わり、四月下旬の頃。「行く春」ほど詠嘆的ではなく、惜春の情を叙景などで淡々と表すことが多い季語。どこでどう線引をすれば良いのやら。こういう事は、苦手だ。余命とは暮春に似たり遠眼鏡 中村苑子缶蹴つて缶のゆきつく春の果て 火箱ひろ暮の春
2024/04/26 17:00
下萌
今日は朝から天気が良い。花粉も少なく絶好の洗濯日和なのに洗濯するものが少ない。ところで下萌とは、春になって土の中から草の芽が萌え出てくること。出てきた草花や野菜などの芽は「ものの芽」だ。「下萌ゆる」と動詞にもなるらしい。草萌えてドボルザークが聞きたき日
2024/04/25 17:00
春疾風
昨晩より風が強く吹いてきた。今朝は雨戸がガタガタいうぐらいに吹いている。低気圧がふたつ来ていると天気予報のお姉さん。そして肌寒い。先日は暑かったのに。春荒や封書は二十四グラム 櫂未知子春疾風ロカ岬まで飛ばされて 岡崎禎子春嵐女子高生の笑い声 林田麻
2024/04/24 10:57
野焼き
この近くでは、淀川の河川敷の芦焼きが有名だ。草の生育を促し、害虫を駆除するために野や土手などの枯草を焼き払うこと。虫たちも害虫を言われ大変だ。半鐘を打つて野焼の始まれり 太田土男火の気まま許さず土手を焼きにけり 太田悦子海へ行く列車の窓に野火の色
2024/04/23 17:00
桜蘂降る
八重桜は咲いているが、染井吉野はほぼ散った。萼に残った蘂が散って落ちること。「桜蘂」だけでは季語にならないらしい。何故?首塚の荒れ桜蕊降るばかり 加古宗也桜蘂降るむかうより君がくる はしもと風里桜蘂降る同意同意の初期設定 笹村ルルもうすっかり花は散
2024/04/22 17:00
風光る
風光るとは、春になってだんだん日差しも強くなり、吹きわたる風が眩しく感じられることをいう。確かに日差しが強くなる。ここのところ、もう日差しは夏だ。夏と思っていたら、今日は朝から肌寒い。身体がついていけない。頬杖は夢見るかたち風光る 長嶺千晶風光る四人家
2024/04/21 17:00
紫雲英
田んぼに紫雲英の花が咲き始めた。こんな時期に咲き始めたかな。この間桜が散ったのに早くない。今年は桜が咲くのが遅かったのでそう思うのかな。タラップを降りて紫雲英の風の中 西村和子げんげ野へ勝手に足が動き出す 火箱ひろれんげ野にプライドなんて捨てちまえ
2024/04/20 17:00
落花
咲かない咲かないと言っている間に満開になり、もう桜の季節は終わり。なんと味気ないことか。でもそれなりに楽しませてもらった。昼の部を呼びこむ寄席や花の塵 宇沢圭作さくら散る目隠し鬼さんまあだだよ 平田和代花吹雪自分を好きになる呪文 はしもと風里さくら
2024/04/19 17:00
霾
一昨日から黄砂が飛び出している。目が痛いのは黄砂のせいかな。遠くの山が黄砂で霞んでいる。ジンギスカン走りし日より霾れり 有馬朗人猫はもうをらず黄砂の降りにけり 松井季湖つちふるや釣り船の犬吠えもせず 畑田保寿美近所の墓地の道から。いつもならくっきり
2024/04/18 14:48
蒲公英
何故か今年はたんぽぽを見かけないうちに、春が過ぎ去りそうと思っていたら。昨日田んぼ道を歩くと、たんぽぽが咲き、たんぽぽの絮まであちこちに。今年は巡りあわせが悪かったのかな。顔じゆうを蒲公英にして笑うなり 橋 閒石新井真紀の絵本にたんぽぽを挟む 辻 響
2024/04/17 17:00
春愁
歳時記によって書き方は違うと思うけど、「そこはかとない哀愁。春ゆえの気だるさを伴う愁い」らしい。なんとなく、ぼーっとしてやる気がないのはそのせいかな。春愁もなし梳く髪のみじかければ 桂 信子飼ひならす春愁てふ静かなデビル 松井季湖サクサクと食べていき
2024/04/16 17:00
種蒔
水に浸しておいた種籾を苗代に蒔くこと。そうなんだ、ローゼルの種をそろそろと思って書いたが。種蒔といえば稲だけをいい、穀類や野菜、草花全般の場合は「物種蒔く」という。「花種蒔く」は秋咲きの花の種を蒔くこと。そうだったんだ。なんとなく違うと思っていたが・・・・。指
2024/04/15 17:00
仏生会
釈迦の誕生日といわれる日にちなんで新暦4月8日にその降誕を祝って各寺院で行われる仏事。花祭ともいわれる。少し遅いけど、今日は仏生会で。そう言えば子どもの保育園では旧暦の4月8日に花祭をしていた。園児が張り子の白い象をを引っ張っていたようだ。ぬかづけばわれも善
2024/04/14 13:46
花
花といえば桜の花。春咲く一般の花を言う事もあるが、主として桜の花をさす。日本人にとって春はやはり桜だ。奈良の吉野はさくらが奥へ奥へと進んでいるらしい。綺麗だろうが、人混みの事を考えると・・・・。花びらの出て又入るや鯉の口 渥美 清生後約三万日ぞ花の中 辻
2024/04/13 17:00
菜の花
菜の花も春を代表する花だ。京都伏見では、桜と菜の花が同時に見える所がある。行った事はないが、「十石舟」に乗ったり、「酒蔵」めぐりをしたり。菜の花や渡しに近き草野球 三好達治菜の花のリゾット君と同じ午後 火箱ひろ笑まひつつ五十年過ぎ花菜風 升田 貞こ
2024/04/12 17:00
チューリップ
春はさくらの季節。いや菜の花かな。チューリップも忘れてはいけない。イメージだがチューリップは小学校一年生に似合うような。保育園の卒園式に毎年チューリップを贈っていたからそう思うのかな。いちにちを怠け足長チューリップ 寺井谷子髪切りぬ鬱金香に思ひ告げ
2024/04/11 17:00
花曇
桜は青空の下で撮りたいのに、今年は一度も撮れていない。桜が咲きだしてから、晴の日が少ない。一昨日は雨、そして昨日は北風。もう青空に桜は無理かな。折り紙のピアノかたむく花ぐもり 大高 翔花曇り湖岸に立ちし白馬かな 畑田保寿美養花天転入届受理致す はし
2024/04/10 17:00
花の雨
昨日は夕方からの雨のはずが、朝も降り、夕方早くに降ってきた。そして夜には本降りに。今朝は九時前に止んだ。これでさくらは終わりと思っていたが、案外しつこく残っていた。花の雨白山の雷ともなひ来 新田祐久花の雨相合傘で大股で 火箱ひろ花の雨本棚のある喫茶店
2024/04/09 16:44
椿
冬の間に咲く椿もあるが、やはり旬は春。我家の椿も次々に咲いている。椿落つかたづをのんで他の椿 上野 泰花椿ひらく地の息吐くやうに 火箱ひろ木の椅子に尻が納まり紅椿 辻 水音白い椿、いやになるほど咲いた。これはやっと綺麗。下を向いて咲いている紅椿。枝
2024/04/08 17:00
黄水仙
いつも書くかもですが、水仙は冬の季語。寒い潮風に吹かれて群生しているイメージだ。黄水仙や喇叭水仙は春の季語。水平に母の声来る黄水仙 鈴木節子文箱に妣の手紙や黄水仙 中川久仁子暗がりに戦艦大和黄水仙 稗田夏子これ我家の庭なのだが、喇叭水仙咲いてた?っ
2024/04/07 17:00
春
もうとっくに春だ。今年は急に暑くなったと思っていたら寒くなったり。桜の開花も一週間ぐらい遅れた。人の身体も気候に合わせるようになるのかな。今日何も彼もなにもかも春らしく 稲畑汀子故郷の端麗辛口瀬戸の春 太田沙良ワイン含むまったり春の地中海 田邉好美
2024/04/06 17:00
桜
今年の桜は本当に遅い。4月2日に天満橋に行った時もちらほらだった。小学校の入学式が満開かな。老いる意味少しはわかる桜かな はしもと風里さくらさくら父さんが子を追い越して 鈴木みのり夕桜ざわざわ剥製動物園 火箱ひろそろそろ咲いているかと花見に来ている人
2024/04/05 17:00
啓蟄
二十四節気のひとつ。新暦の3月6日頃。えっ!一か月も遅い。ごめん。3月31日に蜥蜴を見つけたので。今日は清明だそうだ。啓蟄の貌で出て来た十円玉 近藤美好啓蟄や鴨川ウオークジャンプして 采野久美子啓蟄や集合時間触れ歩く たかはしすなおほらほらキウイの木の根
2024/04/04 17:00
この時期はなんといっても桜。まだまだ桜をアップすると思う。今年は急ブレーキをかけられ、週末が見ごろと言っているが。桜咲くカレー丼ふたつ来て 辻 響子奥の坊中の坊あり路地桜 畑田保寿美このさくら狂気のやうなもの放ち はしもと風里これは毎年早くに咲くさ
2024/04/03 17:00
磯遊
旧暦3月3日前後の大潮のころ、磯辺で一日を過ごす風習。磯干狩はここから始まった。今では行楽についてもいう。私は磯干狩に行った事がない。小さい頃も老人になっても。浜の近くで育った父母からも磯遊びのことを聞いたことがないな。空を航くごとく船見え磯遊 高田風人
2024/04/02 17:00
三鬼忌
今日はエイプリルフールだ。四月馬鹿の俳句をと思っていたが、もう使いきっていた。そこで三鬼忌。新興俳句の旗手といわれた西東三鬼の忌日だ。昭和37(1962)年4月1日没。桃缶に缶切りなき夜三鬼の忌 堀本祐樹尻深く沈んでゐたり西東忌 辻 水音不可のなき血液検査三鬼
2024/04/01 17:00
花見
29日の金曜日に花見舟に乗ってきた。今年は桜の開花が遅いので枯木を見に行ったみたいだ。いやいや枯木ではない、これから咲こうというエネルギーに満ちた桜の樹だ。花見舟とほき巷の風が見ゆ 大野林火お花見や細き手足を投げだして はしもと風里買ひ物に出るやたちま
2024/03/31 17:00
草餅
茹でた蓬の葉(餅草)を搗き込んだ餅。餡を包んだものが多い。かつては御形(母子草)も用いられた。清々しい緑と独特の香が特徴。今は香が少ないような気がする。てのひらに昔がありぬ草の餅 村越化石蓬餅国道一号線渡る 火箱ひろうどん屋の大きな大きな蓬餅 林田
2024/03/30 17:00
鞦韆(しゅうせん) ブランコのこと
今ごろブランコの事を、鞦韆とかふらこことか言うのは俳人だけだと思う。なんなら古い歳時記には「秋千」とか「半仙戯」とも載っている。公園でブランコを見かけなくなった。ぶらんこを大きく漕いで反抗期 才木寿美子ふらここを漕ぐおばさんになつてゐる 火箱ひろふら
2024/03/29 17:00
桃の花
雛祭には桃の花。たぶん3月3日には関西では桃の花は咲かない。本来は旧暦だから4月3日が雛祭。それなら咲いているかも。ハモニカに埃のひほひ桃の花 中嶋鬼谷或るときの母はこはくて桃の花 はしもと風里桃咲いて百四歳のおばあさん つじあきこ3月14日はこんな膨らみ
2024/03/28 17:00
霞
春になって空気中に立ち込める水蒸気のこと。遠くが霞んだり、山麓などに帯状の薄雲のように棚引いたりする。同じ現象が秋なら霧と言う呼び名になる。夢の尾を曳きずつてゐる春霞 大石悦子夕霞スキップで来るおばあさん 波戸辺のばら山が霞んでいる。こうやって見ると
2024/03/27 17:00
春の雷
今朝方の雷は大きかった。寝ていても起きてしまった。その前に雨の音で起きていたのかもしれないが。温かい冬が暑すぎる春になり、また冬に逆戻りしたかと思うと、雷で夏到来。いやいや春の雷だろう。虫出しやささくれだちし水の面 岸田稚魚ほたほたと食紅溶くや春の雷
2024/03/26 16:27
踏青
きっと以前も書いてるが、「もともとは中国の習俗で旧暦3月3日に青々と萌え出た草を踏み、宴を催すことでしたが、今では春になって野山の青草の上をぞろぞろ歩きしたり散策することをいう。」3月3日と言えば雛祭の日だ。旧暦だから4月頃だ。良い気候だから外へ行きたい。みづ
2024/03/25 17:00
余寒
もう三月も終わりで四月になると言うのに、余寒って!本当は立春を過ぎた頃の、冬の寒さがまだあとを引いている感じの事だ。でも今日も寒い。二月の温かさは何だったのだろう。聖堂の余寒あつまる膝頭 田口紅子梅昆布茶ゆらりとろりと余寒かな 桐村日奈子榾ひとつくべ
2024/03/24 16:10
涅槃西風
涅槃西風とは「お釈迦様がお亡くなりになった日、旧暦二月十五日に行われる涅槃会前後に一週間ほど吹き続く西風のこと。時期的には春の彼岸前後のころ。」冬の低気圧になるそうで、寒の戻りがあるらしい。涅槃西風とかいて「ねはんにし」なら風は要らないのでは。でも風のこ
2024/03/23 17:00
日永
日が暮れるのが遅くなった。気が急かなくなるので嬉しい。一日の時間が長くなったわけではないのだが。永き日のミサ普段着の人ばかり 片山由美子ふくらはぎだるくて日永をだらしなく はしもと風里寺町の小路へ紛れ日永かな 畑田ほずみどんより曇っている日の空。ち
2024/03/22 17:00
雪の果
昨日は寒い春分の日だった。枚方では時々雪が舞っていた。きっと日本海の雪雲が飛ばされて来たと思うのだが。近くの郵便ポストまで行くのに寒くて寒くて。涅槃雪渚に蒼くつもりけり 山本洋子つま先を合はせてねむる雪の果 太田悦子野良猫の眠るよに死に戻り雪 桐村
2024/03/21 10:20
今日は春分の日。昼と夜の時間が同じ。これから昼が長くなる。嬉しいな。寒椿もあるが、最盛期は春だ。父は出身が熊本なので「肥後椿」が好きだった。肥後椿を我家に持って来たが、どこにあるのやら。「一重平咲き梅芯」らしいが、今年は探してみるかな。ことば置くごとくに
2024/03/20 17:00
木の芽
そろそろ木々も新しい芽を出し始めている。木々が一斉に芽吹くのはもう少し後かもしれない。でも芽吹いてからは、駆け足で夏になりそう。鬼胡桃ごつんごつんと芽吹きたり 茨木和生極彩の襖ちよと開く木の芽風 辻 水音軽やかにもの噛む音や薔薇芽吹く 笹村恵美子芽
2024/03/19 17:00
昨日ラジオで、去年の今頃東京では桜が開花したと言っていた。今年はまだらしい。2月に桜が咲く頃の気温になったけど、3月になり寒くなったのでまだなのだろう。我家の近くの早咲き桜は咲きだした。襁褓ほす教会のあり朝ざくら 石川文子亡き夫と愛でし桜の変わりなく
2024/03/18 17:00
沈丁花
沈没(チンボツ)と読むよね。なのでチンジョウゲと調べたら「ジンチョウゲ」だった。毎年懲りずにやっているような。今年は早い目に気がついた。来年はどうかな。さっきから雨が降り出した。昨日はあんなに晴れて気温も高かったのに。鍵穴を鍵が嫌ひぬ沈丁花 ふけとしこ
2024/03/17 17:00
麗か
今日は朝からぽかぽか陽気。こんな日をうららかと言うのだろう。何処へも行く用事がなかったのに図書館へぶらぶらと行った。うららかや杭より長き杭の影 久場俊子うららかやいちごみるくは三角形 本西一代うららかや白紙の朝の空がある 山田くみこもう鴨はいないと
2024/03/16 17:10
昨日も春らしい気候だったが、今日は朝から春だ!空もぼんやりした水色。ぐずぐずと春が蛇口の奥にいる 河西志帆春の湯に目つぶれば寝てしまいさう はしもと風里あたらしい薬罐に映る春の部屋 火箱ひろ今朝の神社下の畑。上の瓔の俳句は、創刊号に載っている。2001
2024/03/15 13:42
馬酔木
今日もまだ寒いが昨日の事を考えると温か。強風が吹くと寒いね。馬が食べると酔うと言うので馬酔木。だが何を食べるのか、花かな実かな葉っぱか。耳許にふくよかなこゑ花馬酔木 斧田綾子花馬酔木森へ入るとき少し折る おーたえつこ瓔珞のように揺れよ花馬酔木 波戸
2024/03/14 17:00
百千鳥
百千鳥は、固有の鳥の名前ではなく、春の小鳥たちが群がって飛んだり囀ったりしている様子を言う。確かに春は小鳥たちも忙しい。今日は風が強くて寒かったけど、小鳥たちは大丈夫だったかな。百千鳥雌蕊雄蕊を囃すなり 飯田龍太百千鳥ちょっと予定を変えてみる たかは
2024/03/13 17:00
春寒
今日は朝から雨が降って寒い一日だった。温かくなったと思ったら寒さが戻ってくる。そんなことを繰り返しているうちに、本格的な春になるのだろう。料峭や家焼けて門のこりたる 宮下翠舟春寒しショーウインドーのニューモード 中川久仁子春寒の友だち風の通り道 つ
2024/03/12 17:36
鳥交る
交差点の交と書いて「さかる」と読む。ホントウカ!春から初夏にかけては鳥の交尾期。そうか交差でなく交尾の交だ。山里の橋は短し鳥の恋 三橋敏雄鍵付きの日記を買ふや鳥交む 種田果歩御所にある秘密の通路鳥の恋 辻 水音何の鳥だろう。ちょこちょこと飛び回る。
2024/03/11 17:00
三月
もう三月も3分の1を過ぎた。早いな、「三月は去る。」だね。卒業式ももうすぐあるのかな。当たり前の卒業式が出来るのかな。三月や知らない人の片えくぼ 坪内稔典三月をガッツポーズのピーターパン 鈴木みのり猫の真似して猫を驚かす三月は 林田麻裕たぶん椿。ど
2024/03/10 17:00
梅
また梅って言われそう。家の梅はほとんど散ってしまったし。でも昨日梅を見つけてしまった。それに梅の俳句は多いのです。春のさきがけの花だからかな。くつきりと影の寒さよ梅日和 島谷征良百畳の十畳句会梅屋敷 畑田ほずみ下足札六番梅は八分咲き 火箱ひろ池の近
2024/03/09 13:30
アスパラガス
我家の畑のアスパラガスが少し伸びてきた。やっと頭が出てきた感じ。古い歳時記では「松葉独活、西洋独活」なんて書いてある。確かに独活っぽいかな。ぶっきらぼうアスパラガスは空を指す 小西雅子海鳴やアスパラガスのほうと伸び 太田悦子アスパラガスにぽうとねむた
2024/03/08 17:00
ミモザ
3月8日はミモザの日で、国際女性デーでもある。イタリアでその日に、女性に感謝を込めてミモザの花束を贈ったそうだ。イタリアの男性はやさしい。ミモザも贈って欲しいけど、なによりも平和な日々が欲しいと思っている人が多いのでは。ありふれた生活が続く事は当たり前では
2024/03/07 17:00
雀の子
雀は春に生まれるのかな。雀の巣ってあるのか。舌切り雀では、雀のお宿になっている。親鳥は雛に青虫などの昆虫を与えるが、後には稗などの穀物に替える。肉食から草食に変わるのだ。今日は雨が降らなかったが、風が強く寒い一日だった。雀はどうしていたかな。とび降りて影
2024/03/06 17:00
春の風邪
一昨日の夕方から胸がむかむかする。熱はないのだが、食欲もない。夕飯はほとんど食べなかった。早めに寝たが、すっきりしなかった。風邪かな。コロナになってからほとんどひいてなかったけど。春の風邪足が遠くにあるごとし 正木ゆう子春の風邪ソファーのへこみすぐ戻り
2024/03/05 14:56
冴返る
土曜日も昨日も寒かった。昨日の朝は真冬並みの温度だった。今年は二月に初夏のような暑い日があったりと大変な春の始まりだ。今日は平年並みだが、冴返るで。冴かへる日は塵もなし漆塗り 福永耕二お点前の背中しんと冴え返る はしもと風里抹茶碗ゆっくり回し冴え返る
2024/03/04 17:00
雛祭
♪あかりをつけましょ雪洞に・・・・♪と口ずさみたくなる雛祭。今日の夕飯はちらし寿司かな。(我家は違うけど。)それともおむすびを雛人形にしたものかな。母はよく作ってくれた。私は二度ほど作ったかな。カステラがかすかに乾く雛祭 早瀬淳一てのひらにのす雛箪笥雛の夢
2024/03/03 17:00
蠟梅も終わり、白梅、紅梅も盛りを過ぎた頃に梅って。我家の梅は今年は元気が良い。昨年カイガラムシをおびき寄せる紙を枝に付けていたので、カイガラムシの被害が少なかったせいかな。梅匂ふかつて遊女の町たりし 井上 雪梅を見るひとりとっぷり老いており 火箱ひろ
2024/03/02 17:00
山笑う
春は山が笑っているように見える。いえいえ、春の山は明るく生気に溢れたさまを言う。私は冬と違ってほんわかしている感じだと思うのだが。のぼり二時間といふ山笑ひけり 山本洋子山笑ふ吾子の生命線太し 種田果歩山笑う「生まれました」の手紙きて おーたえつこ枯
2024/03/01 17:00
二月尽
今日は四年に一回の2月29日。ラジオで今日は何の日を流していた。そらそうだ、2月29日にも色々な事があっただろう。新暦二月の終わり。短い月が慌ただしく過ぎゆく感慨と同時に、寒さがゆるみ、春本番に向かうほっとした気分もただよう。これが二月尽だ。真直なる幹に雨沁む
2024/02/29 17:00
雲雀
少し歩けば田畑がある地区に住んでいるので、雲雀の声は聞く。でも姿を見る事はほとんどない。一度だけ杭に止まっているのを見たが。目にしみる空の青さよ揚ひばり 木下夕爾モラトリアム終了宣言告天子 井上曜子揚雲雀無性にちちに会いたき日 松井季湖この田んぼの
2024/02/28 17:00
春の雪
昨日はれたり雨が降ったりと忙しい一日だった。今日は朝からどんよりとした日。でも時々晴れた。出かけていたら、天満橋駅に着く一歩手前で雪のような霙のようなものが降った。赤信号を待っている間、ビルの玄関で待っていたら止んだ。春の雪キリンに長きまつげあり 涼野
2024/02/27 16:48
浅蜊
貝の季語は春が多い。春の頃に貝はおいしくなるそうだ。本当かなと疑ってしまうのだが。夕日だるし浅蜊を量る音こぼれ 松村蒼石元気よく伊勢湾の潮吹く浅蜊 小山佳栄浅蜊泣く最後のキスはいつだつけ 松井季湖浅蜊でなく牡蠣。牡蠣は冬の季語だ。やはり冬が美味しい
2024/02/26 17:00
朝から雨の一日。もうすぐ雛祭だが。昔は雛壇を飾ってもらっていた。娘が生まれた時、私の雛人形を実家から引き取った。でもあまり飾らなかったな。娘に悪い事をした。雛飾る四五冊の本片寄せて 山本洋子くらき灯をともしつづけて雛の間 はしもと風里雛の間に寝て雛の
2024/02/25 17:00
蕗の薹
春スキーに行くと、リフトの上から雪が溶けた所に蕗の薹を見る事があった。見るのだが、採りに行くことはなかったな。雪が溶けている所は滑れないから。ところで今日はお日様が出たが、寒かった。ふきのたうおどろきやすき水流る 関戸 靖子昨日よりちょっと背伸びの蕗の
2024/02/24 17:00
利休忌
今日は天皇誕生日なのに、利休忌です。すみません。利休は陰暦2月28日に切腹した。表千家では3月27日、裏千家では3月28日に忌を修している。今の暦では3月だが。山椿さはに見たりき利休の忌 森 澄雄井戸水をざんと手に受け利休の忌 太田悦子白湯一杯ゆっくり注がれ利
2024/02/23 17:00
鶯
今年は鶯がまだ鳴かないなと思っていたら、19日の朝に初音が。相棒はその前の日に聞いたと言っていたが。今年は温かい日が多いので早いのか、それとも平年通りなのか。鶯の一声朝を広げゐる 甲斐由紀子たつぷりと鶯聞かせ夫の里 畑田保寿美初音して玉座といふは昏きも
2024/02/22 17:00
陽炎
今朝は9時頃から雨。10時過ぎには本格的に降ってきた。昨日の方が雨が降ると思っていたら、昨日はほとんど降らず、今日の方がよく降っている。昨日の朝、かすみを見たので、季語を霞にしようと思ったが、俳句が少なくて、季語が近かったの陽炎にする。ギヤマンの如く豪華に陽
2024/02/21 10:50
遅日
遅日とは日永の事だよな。でも暮れそうでなかなか暮れないといった趣に重きをおくそうだ。日が長くなってきたのを実感する今日この頃。今週は雨が多いらしい。両の手をもて余しゐる遅日かな 柿本多映暮れ遅し大きな文字の哲学書 いろはうるさくて静かな音楽遅日かな
2024/02/20 17:00
菠薐草
ほうれん草はたぶん法蓮草と書くだろうが、何故に菠薐草なんだろう。根っこの近くの赤い所が美味しいらしいが。恋ポッとほうれん草の根のところ 寺田良治ちよさんが来るほうれん草に花が咲き 火箱ひろほうれん草の赤いところの夕間暮れ おーたえつこなんか葉が一本
2024/02/19 17:00
水仙
昨日に続き冬の季語。水仙!春を告げる花のような気がするが水仙は冬の季語。黄水仙は春の季語だが。水仙を剪ってこと足る誕生日 飴山 實「岐路」という像水仙の芽がつんつん 火箱ひろ水仙の香り時々止まるバス つじあきこ散歩をしていると時々、水仙に遭遇。水仙
2024/02/18 17:00
藪巻
昨日は寒かった。今日は温かいと言うが、私の部屋は寒い。そこで今日は冬に逆戻り。藪巻とも菰巻とも言う。雪折れを防ぐために竹や樹木に筵などを縄で巻きつける。兼六園の雪吊もある。菰巻いて松は翁となりにけり 大石悦子薦巻きの蘇鉄に光さしそむる 福本美佐菰巻い
2024/02/17 13:06
薄氷
春になってから寒さが戻って薄く張る氷の事。薄く溶け残った氷は「残る氷」うすらひの下さざなみのとほりけり 辻 桃子薄氷レインシューズでひとっとび 井元ナミヱ薄氷の奥薄氷回復期 中井保江水面に皺が寄ってると近づくと、氷が張っていた。薄くてちょっと触ると
2024/02/16 17:00
寒明
寒明っていつ?そら立春の頃だろう。それならもうとっくの昔だな。ところで昨日はバレンタインだった。私も一応もらったよ。バランタインのプレゼントをもらったので「寒明」。意味がわからないね。寒明けしのちの陽気の定まらず 稲畑汀子あぶり餅あぶつてあぶつて寒の明
2024/02/15 15:59
バレンタインデー
今日はバレンタインデー。最近は以前ほどチョコレート合戦がないような気がするが。ただ私が気にしないだけかな。西洋ではこの日から鳥の恋が始まると言われるらしい。鳥の恋ね・・・・。連名のバレンタインのチョコレート 吉年虹二猫の目の一途が刺さるバレンタイン 松井季
2024/02/14 17:00
春暁
寒い日が続いているが、今週は4月初めの陽気になると言っている。枕草子曰く、「春はあけぼの」らしい。夏の朝も涼しくて良いけど、それとは違うのかな。春は眠くて、朝はまだボーっとしている。春暁や眠りのいろの哺乳瓶 河野友人丸美屋ののりたま色の春の朝 太田沙良
2024/02/13 17:00
春塵
春塵は春の埃だ。これが天文の項に入る何故。「雪や霜が解けて地表が乾燥して風が吹くと、塵や砂埃が舞い上がる。家の中まで埃っぽくなる季節」だから天文。確かに冬より埃っぽいか。花粉も飛ぶし。ピノキオの赤い帽子や春の塵 伊藤雅子亡き夫の靴に積りし春埃 小山佳
2024/02/12 17:00
水洟
空気が冷たいと鼻水がタラーッと垂れることあるよね。お洒落している時に、こんなことになると恥ずかしい。だから寒い時はマスクをしよう。今日は建国記念日なのに、水洟でごめん。水洟を貧乏神に見られけり 中原道夫まぎらなくアジアの赤子水っ洟 火箱ひろ鼻水の垂れ
2024/02/11 17:00
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